柴田勝頼がイッテンヨン復帰宣言/16日(木)18時ドーム全カード会見
15日、新日本プロレスが年内最終ビッグマッチとなる両国国技館大会を開催した。流れを受けての『WRESTLE KNGDOM 16 in 東京ドーム 全対戦カード発表会見』は16日18時より予定されている。
大会結果 新日本プロレス WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28 12月15日(水)両国国技館
■ 新日本プロレス WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28
日時:12月15日(水)18:30
会場:東京・両国国技館 観衆3,215人(主催者発表)
<第1試合>
〇DOUKI
TAKAみちのく
鈴木みのる
6分07秒 イタリアンストレッチNo.32
●藤田晃生
中島佑斗
田口隆祐
<第2試合>
エル・ファンタズモ
〇石森太二
2分31秒 サドンデス(ファンタズモ)→片エビ固め
●大岩陵平
タイガーマスク
石森&ファンタズモが試合後暴走するも、ロビー、田口が駆けつけてタイガーを救出。そのあと田口が一転、タイガー、ロビーにヒップアタック発射。IWGPジュニアタッグのベルトを掲げることで挑戦を表明した。現王者のロビー&タイガーが第68代であり、田口は「第69代」戴冠にこだわった。
【浮上カード】
IWGPジュニアタッグ(3WAY)ロビー&タイガーvs.田口&ロッキーvs.ファンタズモ&石森
<第3試合>
金丸義信
エル・デスペラード
〇ザック・セイバーJr.
タイチ
9分16秒 レフェリーストップ
マスター・ワト
●本間朋晃
真壁刀義
矢野通
金丸が矢野の頭にウイスキーをぶっかけ、KOPWのトロフィーを手に宣戦布告。矢野はバックステージで「年末にふさわしいKOPW、題して『忘年会マッチ日本酒コース』だコノヤロー!」と呼応した。日本酒vs.ウイスキーで投票!?
【浮上カード】
KOPWマッチ 矢野vs.金丸
<第4試合>
●チェーズ・オーエンズ
バッドラック・ファレ
タンガ・ロア
タマ・トンガ
9分25秒 サムソンクラッチ
永田裕志
小島聡
天山広吉
〇棚橋弘至
試合後にVTRでKENTAが「反則裁定なし、なんでもありのノーDQマッチだったらやってやる」と棚橋にメッセージ。棚橋は「トコトン、トコトン、ひとつのことをやってみようと思います。なので、まだ中途半端に終わったUSヘビー、もう1回挑戦します!」とマイク。ベルトを巻くポーズをとった。
【浮上カード】
USヘビー KENTAvs.棚橋
<第4試合後>
柴田勝頼が来場して「1月4日、試合するぞ! 以上!」と復帰宣言。
<第5試合>
グレート-O-カーン
●ジェフ・コブ
9分30秒 ウラカン・ラナ
SANADA
〇内藤哲也
SANADAがオーカーンにパラダイスロック。さらに弁慶髪を引っ張って挑発。内藤はコブを丸め込み、それぞれ遺恨が勃発した。
【浮上カード】
内藤vs.コブ
SANADAvs.オーカーン
<第6試合>
ロビー・イーグルス
〇オカダ・カズチカ
11分32秒 レインメーカー→片エビ固め
●BUSHI
鷹木信悟
既にイッテンヨンでのIWGP世界ヘビーでの対戦が決まっている鷹木とオカダ。シングルを思わせる攻防もあった。
<第7試合/ダブルメインイベントI 「WORLD TAG LEAGUE 2021」優勝決定戦>
[リーグ戦2位]
●高橋裕二郎
EVIL
19分58秒 奈落⇒片エビ固め
〇YOSHI-HASHI
後藤洋央紀
[リーグ戦1位]
※後藤&YOSHI-HASHIが「WORLD TAG LEAGUE 2021」を制覇
後藤&YOSHI-HASHIが20分熱闘で勝利して制覇。バレットクラブの介入劇を止めに入った石井にEVILが対戦要求。
【浮上カード】
IWGPタッグ タイチ&ザックvs.後藤&YOSHI-HASHI
NEVER6人タッグ EVIL&裕二郎&SHOvs.後藤&石井&YOSHI-HASHI
NEVER無差別級 石井vs.EVIL
<第8試合/ダブルメインイベントII 「BEST OF THE SUPER Jr.28」優勝決定戦>
[リーグ戦2位]
●YOH
38分30秒 TIME BOMBⅡ→片エビ固め
〇高橋ヒロム
[リーグ戦1位]
※ヒロムが『SUPER Jr.』を制覇(2連覇)
SHOがYOHにもヒロムにもショックアローを見舞う“第2回IWGP決勝での長州力”状態。ノーコンテスト狙いだったが、両陣営のセコンドも入り、レフェリーも両者の回復を待つ判断で続行。
ビッグマッチのシングルメインを担ったYOHが持てる技と力をぶつける。
ヒロムがBOSJを2連覇。鷹木、内藤を交えたコント風のやりとりも。バックステージではヒロム「デスペラード、俺にIWGPジュニアヘビー級のベルトに、挑戦させてくれ。俺は諦めてねぇぞ。1.4、1.5、どっちでも構わない。メインイベントを要求する。俺の夢は変わんねぇ。いつの日かジュニアのタイトルマッチを、東京ドームのメインイベントでやるんだ」。SHOは試合後のYOHをバックステージで再襲撃。
【浮上カード】
IWGPジュニア デスペラードvs.ヒロム
SHOvs.YOH
浮上カードまとめ。年末大会とイッテンヨンとイッテンゴに割り振られる!?
年末後楽園またはイッテンヨン・イッテンゴ周辺大会と目される浮上カードのまとめ。
(既報)
1・4 IWGP世界ヘビー 鷹木vs.オカダ
1・5 IWGP世界ヘビー 前日勝者vs.オスプレイ(浮上)
IWGPジュニア デスペラードvs.ヒロム
IWGPタッグ タイチ&ザックvs.後藤&YOSHI-HASHI
USヘビー KENTAvs.棚橋
NEVER無差別級 石井vs.EVIL
NEVER6人タッグ EVIL&裕二郎&SHOvs.後藤&石井&YOSHI-HASHI
IWGPジュニアタッグ(3WAY)ロビー&タイガーvs.田口&ロッキーvs.ファンタズモ&石森
KOPWマッチ 矢野vs.金丸
内藤vs.コブ
SANADAvs.オーカーン
SHOvs.YOH
柴田vs.未定
『WRESTLE KNGDOM 16 in 東京ドーム 全対戦カード発表会見』は16日18時より予定。
柴田「復帰宣言です。俺は死にに行くんじゃなくて、生きるためにリングに行く」
予告通り柴田勝頼が来場。第4試合後にテイクオーバーの旋律。
パン・パン・パンでシ・バ・タを表現する万雷の手拍子に感極まる柴田。
どういう意味の涙なのかファンが心配する中で、、、
意を決した柴田が口を開く。
1月ぅ4日ッ。1月4日。試合するぞーッ!!
以上ッ(マイクをボンッ)
柴田は観客の拍手に応えながら会場を後にした。
(バックステージ)
柴田「ハイ。お願いします」
――試合をするということでしたが?
柴田「そうですね。1月4日、試合をします。そうですね、今日言えることはそれぐらいっすかね。ハハッ。何か?」
――それ以上は?
柴田「いや、聞いてくださいよ、なんでも答えられる部分は答えます」
――前回はグラップリングマッチという限定された形の試合でしたが?
柴田「そうですね。まあ、自分としては、この前はエキシビジョンという形だったんで、次のね、1月4日は、まあ、どういう形になるかまだわからないです。まだわからないです。俺もわからないです。まあ、会社とも話を詰めて、ルールだったり、いろんなやり方あると思うんで。ただ、俺はあの1月4日のドームに……上がると、いうことは間違いなく約束します。」
――これは復帰宣言?
柴田「復帰宣言です!(キッパリ)。後は、会社に任せます」
――ちなみに現段階で、闘いたい相手、もしくは試合形式みたいなものは?
柴田「うーーん。まあ、やっぱりいま状態が状態というか。なんだろうな、一つ言いたいのは、俺は死にに行くんじゃなくて、リングに死にに行くんじゃなくて、生きるためにリングに行く。みんな、みなさん心配してくださって、本当にありがたいというか。……俺の状態ってハッキリ言って、俺しかわからないんで、あとはお医者さんともずっと相談して、いまやってきて。って感じですね。ま、あとはルールとかは任せるんで、俺はただ変わらず、プロレスのリングに上がるっていう。新日本プロレスのリングで試合をする、ただその志というか。それは変わらないですね。まあ、長かったですね。4年、5年近くかかって……。ま、前回のエキシビジョンがやっぱり、ちょっと確認じゃないですけど、そういうのもありました。まあ~、ちょっと話はちゃんと詰めて、誰も心配しないようにやっていきたいと思うんで。みんな、みなさんの頭の中で、たぶんけっこう凝り固まった、なんだろうな? 『こうじゃなきゃダメ』みたいのがあるんですけど、俺もさすがに4年、何もしていないわけじゃないんで。何もしていないわけじゃないんですよ、ハッキリ言って。俺の状態って言うのは俺しかわからないし。まあ、見て……見てもらえばいいんじゃないですか」
――柴田さん的に、「準備が整った」という形
柴田「そうですね。まあ、そうです。じゃないと、何も、こんなことはしないですし。まあ、ホントはね、ちょっと俺のやり方とは違ったけど。ハハハ! 語ることは同じだったんで。何かありますか? 大丈夫ですか? じゃあ、1月4日、リングでお会いしましょう(一礼して控室へ)」
正式に発表されたのは「1月4日に柴田勝頼が試合をする」ということだった。試合直後に倒れてから4年9か月。ここまでたどり着いたことへの感慨を柴田は隠すことなく、それでも前をしっかり向いた。
「この前はエキシビジョンという形だった」とした柴田。相手もルールも不明だが、会社OKが出れば柴田は“その先”を見据える。「ちょっと話はちゃんと詰めて、誰も心配しないようにやっていきたい」ともした柴田。
かつて告白したように、柴田は「実際のところ助かる確率が18%以下だった」ところからスタートしている。
【👊喧嘩を売り続ける人生であれ👊】
柴田勝頼が42歳バースデー オカダ戦2017年4月9日からの4年半を刮目せよ#柴田勝頼 #KatsuyoriShibata #THEWRSTLER #njpw
その“先”があるのかは誰にもわからない。それでもボクらは柴田と一緒に歩み続ける。 pic.twitter.com/IjJwDhdmT5
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) November 16, 2021
バックステージコメントからわかるように、ファンの複雑な思いも柴田はしっかりと受け止めていた。これは『KAMINOGE』インタビューにも共通であり、柴田の姿勢は一貫している。
柴田の相手を含めて16日の会見発表となるのか。待ちましょう。