大会タイトルは『禁断の扉(Forbidden Door)』AEW×NJPW 6・26シカゴ
15日ごろに複数メディアが先行して報じていた新日本×AEWメガイベントが正式に米AEW大会内でアナウンスされた。大会タイトルは『Forbidden Door(禁断の扉)』であり、6・26シカゴのユナイテッドセンターにて開催される。
『AEW DYNAMITE』の番組内に、大張高己社長、ジェイ・ホワイトが登場して発表
その瞬間は『AEW DYNAMITE』の番組内。日本時間21日の朝だった。
「オオバリサーン!!」と呼びこまれ、AEWマットに新日本プロレスの大張高己社長が登場。そしてジェイ・ホワイトもマイク。
日本時間・6月27日(月)新日本プロレスワールドの日本語実況PPVライブで配信
日付としての日本時間では6月27日(月)。新日本プロレスワールドの日本語実況PPVライブで配信となる。
【電撃決定!】なんと日本時間・6月27日(月)シカゴにて、AEWと新日本プロレスが“合同興行”を開催! 新日本プロレスワールドにて日本語実況PPVライブ配信!!
現地時間・4月20日、『AEW DYNAMITE』の番組内に、AEWのトニー・カーン社長、新日本プロレスの大張高己社長が登場。さらにAEWのアダム・コールがヴィジョンでメッセージ、BULLET CLUBのジェイ・ホワイトもステージに登場。
現地時間・2022年6月26日(日)、日本時間・6月27日(月)イリノイ州シカゴのUnited Centerにて、両団体の合同興行を行うことを電撃発表した。
その名も『AEW x NJPW: Forbidden Door』と題されたこの大会。過去、AEWマットにKENTA、永田裕志、小島聡、石井智宏、鈴木みのる、ロッキー・ロメロらが出場し、新日本プロレスのアメリカ大会にジョン・モクスリー、ランス・アーチャー、THE FACTORYが参戦するなど、部分的な選手の交流は行っていた両団体。
大々的な合同興行は初の試みであり、全世界のプロレスファンに衝撃を与える、タイトル通り“禁断の扉”を開く歴史的ビッグマッチが実現する。
なお、今大会の模様は、新日本プロレスワールドの日本語実況PPVライブで配信が決定。参戦選手、対戦カード、など、詳細は後日発表となる。
■トニー・カーン社長(CEO, General Manager & Head of Creative of AEW)のコメント
世界がコロナ禍を脱し再開を始める中、世界がどよめく“禁断の扉”が開こうとしてます。今日、我々AEWとニュージャパンプロレスリングはファン待望の究極ドリームイベント『Forbidden Door』の発表に至りました!
この大会を開催する会場はAEWのホームとも言えるシカゴで最も歴史のあるUnited Centerです。昨年、『The First Dance』大会でCM パンク選手が7年ぶりにプロレスマットに復活を果たした記念すべき会場です。この夏、世界中のファン必見のAEWとニュージャパンによる史上空前の大イベントを是非ご期待ください!■大張高己社長(新日本プロレス)のコメント
新日本プロレスは創業以来50年にわたり、皆様の夢を叶え続け、元気をご提供し続けて参りました。特に現在、それは我々だけではなく、プロレス業界全体にとって極めて重要な使命です。我々は単に扉を開けるだけではありません。我々新日本プロレスは、「禁断の扉」の向こう側で、本物のストロングスタイルをお見せします。■大会名:『AEW x NJPW: Forbidden Door』
・開催日:6月26日(日)※日本時間:6月27日(月)
・会場:イリノイ州シカゴUnited Center
※チケット発売日:5月6日(金)11時AM(アメリカ東部時間)■新日本プロレスワールドにて、日本語実況ライブ配信をPPVにて独占配信。
※参戦選手、対戦カード、など詳細は後日発表。(新日本公式)
単なる“コロナ明け”にとどまらない仕掛け、歴史の転換点となるか
当サイトの配信内でもワイワイしていたところとはなるが、単なる“コロナ明け”にとどまらない仕掛け、歴史の転換点となるか。もちろん現時点では米国内での動きに過ぎないが、まずはプロレスの本場で大きすぎる一歩だ。
新日本とAEW勢のジョイント自体も画期的だが、新日本もAEWも目指す“WWEに取って代わる存在”への道のりの大きな一手となる。かつて新日本内で共闘していたAEWレスラーズ(ケニー・オメガらが2019年1月まで新日本マット出場)と再び合流するという興奮。この動きに飯伏幸太やSANADAの復活も間に合えばベターではあるが、どうなるか。
新日本公式は「大々的な合同興行は初の試みであり、全世界のプロレスファンに衝撃を与える、タイトル通り“禁断の扉”を開く歴史的ビッグマッチが実現する」とした。この言葉にたがわぬカードを揃えることができるのか。発表が待ち遠しい。
2021年にはフライング的なものもありました。
【👊日米決戦でコロナ吹っ飛ばせ👊】
飯伏幸太「全面対抗戦をしたい」 新日本とAEWの間に何が起きてる!?#njpw #aew #ImpactWrestling #飯伏幸太 #ケニー・オメガ
AEWと接近したインパクト・・・キャリス副社長は元新日英語解説者でありケニーの古くからの友人 pic.twitter.com/HjDwJeTMWU
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) January 29, 2021
現地ファンの声も含む2021年での考察。
【🌎KENTAのAEW参戦正式決定🌎】
世界プロレス戦争2021展望 AEW・新日連携への米国ファンの期待とは#NJPW #njpwSTRONG #AEW #AEWDynamite
ジェイ・ホワイトのWWE行きを米国ファンも心配した!? WWE・AEW・新日はどう見られているのか pic.twitter.com/okRYvacWsL
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) February 7, 2021
それにしても、こうしたメガイベントと日常大会を、話題性・集客とともに両立していくことは本当に大変。団体にとってもプロレスは「ゴールのないマラソン」であり、ファンにとっては本当に追いかけがいのあるものなんである。