傷だらけの天使たちが結成6か月でつかんだもの 塗り替えた記録と記憶
ノンストップのラリーが中野となつぽいの間で続くも、、、タイムアップ。
中野に寄り添う白川とウナギ。
ロッシー小川プロデューサーから授与されたベルトを抱きしめた。
フルタイムドローながらコズエンが防衛。
ひめか「おい、コズミックエンジェルズ、まさか、このドローで防衛したーとか喜んでるつもりじゃねえだろうな、おい。決着のつくまで、やりませんか?」
中野「最多防衛記録更新は、うれしい。ありがとう。でも、絶対またやろう」
大江戸隊がリングサイドへ。
ナツコ「あのさあ、熱くなってるとこ申し訳ないんだけど、こんなクソつまんない試合、もう一回やるつもり? 大江戸隊のなかでさあ、どうしても、もう一回アーティスト挑戦してえって言ってるヤツがいるんだよ。だから挑戦させてくんねえ? っていうか、挑戦決定だから、よろしく。DDMは、そのあとかな」
中野「私たちをスターダムをこれからも信じてついてきてください」
中野「なんか、言いたいこと言って帰っちゃったけど、私たちはいつでも誰の挑戦でも受ける。名古屋のみなさん、こんにちは。今日はご来場いただきありがとうございます。コズミックエンジェルズ、アーティスト・オブ・スターダムチャンピオンシップ最多防衛記録更新しました! チャンピオンとしてドローで悔しいけど、でも、喜んでもいいですよね? 私たちコズエンは、どんなにカッコ悪くても、ボロボロになっても、まだまだこの最多防衛記録に甘んじず、もっともっとスターダムの歴史を、みなさんの記憶をいいものに塗り替えていきますので、どうかこの生きづらい世の中ですけど、私たちをスターダムをこれからも信じてついてきてください。よろしくお願いします」
白川「たむさーん、ホント、スターダムにきてたむさんと一緒にウナギと一緒になってよかった、ありがとう。元気に締めましょう。レディース・アンド・ジェントルメーン。メイアイハブアテンションプリーズ。ウエルカム・アボード。コズミックエンジェルズ」
「私たちもアナタたちもデリシャース」
「ウ~~ン」
「マ!」
名古屋大会1日目(15日)終了後に「たらこくちびる」とツイートしていた中野。この2日目も口元に血を滲ませた。ボロボロになりながらも3人がかりでトロフィーを抱き寄せる。
ロープにまたがっての3人ショットタイムをファンに提供した。
トロフィーごしに天井を見上げた中野。
リングに戻ると、もう一度、見上げる。会議場独特の天井はリングからどう見えたのか。
エプロンに中野とウナギが座る。ファンに視線を送る。
そこに白川が合流しようとするも、お尻がエプロンに乗り切らず、ズッこける。軽く蹴ってからかう中野だが、白川は嬉しそう。
3人が守り抜いたベルトがライトで輝いた。
バックステージでは会見スペースに座り込む。
中野「ドロー、悔しいとうれしいが合わさって…」
ウナギ「なんで30分なんですかあ?」
中野「うれしいけど、なんか喜んでいいのか」
白川「なんか新記録作った先にはすごくうれしい気持ちが待ってると思ってたら、つらい! つらい。これなあに? アー。アー」
中野「これからまた、今日はドローだけど」
ウナギ「これでたむさんがずっとずっとネチネチネチネチ言ってきてた『アーティストの最多防衛記録は私と鹿島沙希と岩谷麻優だから!』って言ってたのはやっと超えられたし、全ユニットから、ドローだったけど今日は、でも、ベルトを守ったので2週目に入りましょうか」
中野「コズミックエンジェルズだからウナギとチャンミナがいてくれたから記録を更新できた。この3人じゃなかったら、ここまでこれなかったから、これからもっともっと、もっといい記録に塗り替えていけばいい」
白川「たむさんと出会ってから、このベルト取ってから、ホントにホントにしあわせ●△※×…」
中野「なに言ってるかわかんない。なんて?」
白川「ホントにね、不思議なくらいしあわせな思い出がどんどん増えるの。ここ(ベルト)にホントにハイエストマジックって書いてあるからホントに魔法のベルトだよ、これ。魔法のベルトなの、しあわせになる魔法のベルト。ホントによかった! コズエンで3人でよかった」
ウナギ「モヤモヤするのでセカンドシーズン、2周目に入りましょう、3人で」
中野「3人でスターダムの歴史、塗り替えてくぞ!」
ギリギリ、ギリギリ守った。
チャンピオンとしてはめっちゃかっこ悪かったかもしんない。
けど、ベルトは今ここにある。
アーティスト・オブ・スターダム、最多防衛記録更新しました。3人でなら、記録も記憶も、もっと幸せなものに塗り替えていける!
スターダムに来てくれて、ありがとう。 pic.twitter.com/pFNPSU8g8A
— 中野たむ Tam Nakano (@tmtmtmx) May 16, 2021
最多防衛記録。
ドロー
最高に喜べるって感情じゃないけど
たむさんが
スターダムに来てくれてありがとう。
その言葉が聞けただけで
そう思ってくれただけで
いいや🦖
オラオラ!!!!!!!!
2周目いくぞ!!!!!!!!
また全ユニットから防衛する🦖
私たち3人でCOZMIC ANGELSだ!!!!!!!! pic.twitter.com/z9diIsGSkA— ウナギ・サヤカ🐯🦊🦖 (@unapi0902) May 16, 2021
チャンピオンとして、また名古屋いくからね♡待っててね❣️
今日も沢山の応援をありがとう。
生なごやんってめっちゃ美味しいね😍
(頂いた後w) pic.twitter.com/15vQ0IjWAT— 白川未奈 Mina Shirakawa (@MinaShirakawa) May 16, 2021
立ち止まることがないゴズエンのメンバー自身は気づいていないかもしれない。名前が伏せられたメンバーとして3人目であるウナギが加入したのは、2020年11月14日のこと。
【✨追っかけ観戦レポート✨】
中野たむが宇宙旅行をアテンド 強いとカワイイの両方に貪欲という面白さ#stardom #スターダム #CosmicAngels #宇宙一の天使 #中野たむ #白川未奈 #ウナギサヤカ
中野たむと白川未奈の動きにウナギ・サヤカが合流!! 何が起きるのか pic.twitter.com/POzJm6c5x1
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) November 15, 2020
2020年12月16日には初戴冠を果たし、、、
【📸ウ〜ンマな35ショット📸】
コズミックエンジェルズ初戴冠の日に密着 宇宙、ついて行ってイイですか?#中野たむ #白川未奈 #ウナギサヤカ #スターダム #STARDOM #COSMICANGELS #コズミックエンジェルズ
宇宙一の写真たちで振り返る12・16後楽園と12・20大阪展望 pic.twitter.com/NWdaImCOdC
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) December 18, 2020
2020年12月20日には初防衛、そしてSTARSから独立した。
【👼天使の答え合わせ👼】
星を包み込む宇宙であれ コズミックエンジェルズが勝ってスターズから独立#スターダム #STARDOM #中野たむ #白川未奈 #ウナギサヤカ #COSMICANGELS
本隊STARSに“残る”のか“独立する”のかが問われた12・20大阪大会・・・何が起きた!? pic.twitter.com/o52QegZ1u8
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) December 20, 2020
白川の負傷欠場からの復活を挟んで、3月7日には2度目防衛。
【✨夢をみてよどんな時でも✨】
おいかけるのさ全員2冠 トランク一つだけで宇宙旅行へ飛びまわれコズエン#スターダム #stardom #中野たむ #白川未奈 #ウナギ・サヤカ #コズエン
写真25枚📸3・7後楽園。ウナギ「偉い人。もう一つ、お願いが」 中野「全員2本持ちに?」 pic.twitter.com/pXQgDB0hsn
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) March 13, 2021
3月26日には3度目防衛。
【🚀宇宙一詳しくレポート🚀】
苦しくったって悲しくったってリングの中では平気なの コズミックNo.1#stardom #スターダム #中野たむ #白川未奈 #ウナギ・サヤカ #コズエン
写真30枚📸3・26後楽園!! アーティスト王座「最多防衛」に王手、「全ユニット制覇」に前進 pic.twitter.com/Ob0yjgBSAI
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) March 28, 2021
4月29日には、宮城・仙台PITで4度目防衛。そして5度目防衛は、中野の地元・名古屋で達成。14・15・16日の3連戦でコズエンは結成6か月を迎えた。
サイトのニュースだけでは気づけないことかもしれないが、試合後バックステージ。コズエンから溢れたのは涙だけではない。言葉までがとことん溢れた。
メインでは異例。段取りに構っている余裕がなく、記者質問を受けずに去っていったのだ。ボクはいくつか質問を用意していたが、聞かずとも、溢れる言葉の中に答えのほとんどがあった。
塗り替えた記録(最多防衛)と記憶(悔しさ・つらさ・モヤモヤ・うれしさ・しあわせ)がある。そして、もっと塗り替えたい記録と記憶があるのだ。全ユニット相手に防衛を果たし、コズエン物語は2周目へ。
印象に残ったマイク。中野は観客の前で「どうかこの生きづらい世の中ですけど、私たちをスターダムをこれからも信じてついてきてください」と言った。
運だけじゃ無かったな
あの3人の粘り強さはホンモノだった
やれるんなら最初からやってろよ。
馬鹿野郎。まぁ、でもこんなヌルッとした結果じゃお互い満足いかんやろ?
私たちは1ミリも諦めてねーからな!#stardom #スターダム #DDM #舞ひめぽい pic.twitter.com/MfQt05rtAU
— 舞華 (@_Maika0324) May 16, 2021
非常に無念だな。
まあ、ベルトは巻けなかったが
舞ひめぽいは負けてない決着つくまでやろうぜ。#STARDOM #スターダム #舞ひめぽいしか勝たん pic.twitter.com/Rr8LM3ZGac
— ひ め か (@himeka_art) May 16, 2021
立ちはだかるドンナデルモンドがまた強烈でもあったが、この日のメインの6選手は全員が“スターダム生え抜きではない”選手である。輝ける選手が出会い、お互いに輝いて認め合う。だからこその「私たちをスターダムをこれからも信じてついてきてください」ではなかったか。
5度目防衛という実績と、結成6か月という積み重ね。得られたのは、「自分たちが信じられる場所」と「とことんやり合える広い意味での仲間」だったのではないか。そんな読後感の残る名古屋決戦だったことを、ここに記しておきたい。
改めて、、、おめでとう、コズミックエンジェルズ!!