血で血を争う4・23横アリ決戦 ワールドは赤くワンダーは黒く染まるのか
いよいよスターダム史上最大決戦の全貌が明らかに。3日、スターダムが『ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023 Powered by Softbank NFT LAB』4・23横浜アリーナ大会の記者会見を行い、既報含む全11カードを発表した。
(対戦カード&会見)スターダム ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023 Powered by Softbank NFT LAB 4月23日(日)横浜アリーナ
【★フワちゃん登場★】4・23『ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023 Powered by Softbank NFT LAB』横浜アリーナ大会記者会見【4/3(月)17:00生配信】 – YouTube
ロッシー小川EP「女子プロレスとして20年ぶり9回目の横浜アリーナ。終電がなくなる興行もあった。今回もオールスターと銘打ち、ふさわしい選手が新しい伝説をつくってくれると思います」
■ スターダム ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023 Powered by Softbank NFT LAB
日時:4月23日(日)16:00
会場:神奈川・横浜アリーナ
※以下はこの日の会見順
◆横浜ランブル(第0試合)
中西百重参戦決定
(※その他参戦選手は後日発表)
◆タッグマッチ
フワちゃん&X vs. 林下詩美&天咲光由(Queen’s Quest)
◆8人タッグマッチ
テクラ(Donna del Mondo)&マライア・メイ&ジーナ(Club Venus)&X
vs. 刀羅ナツコ&渡辺桃&鹿島沙希&琉悪夏(大江戸隊)
◆タッグマッチ
駿河メイ(プロレスリング我闘雲舞)&X
vs. スターライト・キッド(大江戸隊)&星来芽依
※スターライト・キッドのタッグパートナーは元マーベラス星月芽依の改名・星来芽依(せいらめい)と発表
◆ひめか引退試合
ひめか(Donna del Mondo) vs. 舞華(Donna del Mondo)
◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合
《第26代王者》高橋奈七永&優宇(7Upp)
vs. 《挑戦者》MIRAI&壮麗亜美(THE NEW ERAS)
※奈七永&優宇が3度目の防衛戦
◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合
《第28代王者》世羅りさ&鈴季すず&柊くるみ(PROMINENCE)
vs.《挑戦者》KAIRI&安納サオリ&なつぽい(REstart)
※世羅&すず&くるみが3度目の防衛戦
◆シングルマッチ
朱里(God’s Eye)
vs. 橋本千紘(センダイガールズプロレスリング)
◆IWGP女子選手権試合
4・23時点での王者
vs.《挑戦者》岩谷麻優(STARS)
◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合
《第16代王者》上谷沙弥(Queen’s Quest)
vs.《挑戦者》白川未奈(Club Venus)
※上谷が16度目の防衛戦
◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合
《第15代王者》ジュリア(Donna del Mondo)
vs.《挑戦者》中野たむ(COSMIC ANGELS)
※ジュリアが3度目の防衛戦
◆横浜ランブル(第0試合)
中西百重参戦決定
(※その他参戦選手は後日発表)
中西百重「20年前の横浜アリーナではメイン出場でした。感謝の気持ちをもって頑張るぞ!! 呼ばれることが嬉しいじゃないですか。全女イズム、プロレス楽しんだぞ、そういうパワーを後輩たちに教えられたら。出るからにはオフザケやめて残ります。お母さんは強いんだぞと見せたい。(小川EP「お子様もレスラーとして…というのが見たいですよね」)こんなところでズルイ小川さん」
奈七永「質問が届いてます。ナナモモの復活もあり得るんでしょうか? (中西が驚きつつ受諾すると)期待してます」
◆タッグマッチ
フワちゃん&X vs. 林下詩美&天咲光由(Queen’s Quest)
フワちゃん「呼ばれてやってるんじゃなくて、プロレスラーとしてのプライドを賭けてやりたい。芸能人としてじゃなく。必殺技はまだなんですけど、練習中です。(小川EP「いろいろ見てきたがあんなスゴイデビュー戦初めてだった」)え、マジで!? それでも勝てず、勝つにはいいんだろうと考えてる。この先? いったんは2戦目、そこから考えます」
(ここで対戦相手が初めて明かされる)
林下詩美「初勝利したいという気持ちを受け止めた上で勝ちます」
天咲光由「私たちが負けるわけにはいかないです」
フワちゃん「林下詩美と天咲光由、来たか!! という感じ。プロレスラーとして負けられない向こうの気持ちもわかるので…ヤバイ。でも、ファンとして研究してるので、どういう闘い方をするか分析して、負けないです」
◆8人タッグマッチ
テクラ(Donna del Mondo)&マライア・メイ&ジーナ(Club Venus)&X
vs. 刀羅ナツコ&渡辺桃&鹿島沙希&琉悪夏(大江戸隊)
テクラ「おーい、ロッシー。なんで!? サイアクやめて。DDMのテクラ、クラブ・ヴィーナスじゃない」
マライア「テクラは私たちクラブ・ヴィーナスに入りたがってるんでしょ? X加えた4人でトップを獲る」
テクラ「この2人にはアタマが足りないと思うわ」
マライア「バカにしてるの」
ジーナ「お願いしまーす」
刀羅「フワちゃんのXのあと、知名度あるX呼んでこれるの? 誰がいい?(と盛り上がる)ビリー・アイリッシュでお願いします」
◆タッグマッチ
駿河メイ(プロレスリング我闘雲舞)&X
vs. スターライト・キッド(大江戸隊)&星来芽依
※スターライト・キッドのタッグパートナーは元マーベラス星月芽依の改名・星来芽依(せいらめい)と発表
芽依「大江戸隊とは関係ないですよね?」
キッド「今はね。ビッグサプライズのパートナーだけど、私はハイスピード卒業。芽依がハイスピード戦線に加わるんじゃない!?」
◆ひめか引退試合
ひめか(Donna del Mondo) vs. 舞華(Donna del Mondo)
ひめか「引退発表から2か月。終わりが近づくのを実感してます。たくさん語ってきたので新しいエピソードはない!? ひとつ言えるとしたら復帰は100パーセントないので壊れるまで叩き潰してください」
舞華「ひめかとはずっと一緒にいて引退ロードも見てきて、愛されてると感じたとともに私が一番愛していることを証明したい。花を持たせるつもりはありません。よろしく(と握手)」
◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合
《第26代王者》高橋奈七永&優宇(7Upp)
vs. 《挑戦者》MIRAI&壮麗亜美(THE NEW ERAS)
※奈七永&優宇が3度目の防衛戦
MIRAI「自分たちニューエラズが新しい時代へページを進める瞬間を、魂とパッションの闘いを制したうえでお見せします。魂込めて!! お楽しみに」
壮麗「思いは挑戦表明したときに長々と喋らせていただいたので、今日は簡潔に、奈七永、優宇、お前らをぶん投げる。以上」
優宇「このスターダム最大のビッグマッチで闘うのがこの2人。いいですけど、4回も挑戦してるらしいじゃないですか。チャンスばかりでうらやましいばかり。対戦楽しみにしてます」
奈七永「2年7か月負け続けた女に負けた女、高橋奈七永です。20年ぶりということで嬉しく思います。参戦させていただけることも嬉しい。女子プロレスを継いでいく使命もある。それには相手が重要。MIRAIと壮麗亜美、地味なお利口ちゃんという感じ。もっと感情ってもんを出して来いよ」
MIRAI「横浜アリーナで感情爆発するところを見せてやるよ(奈七永と口論になる)。魂の上にパッションがある」
壮麗「後悔させるくらいの闘い見せる。あと優宇、挑戦はこれまで3回」
王者組が魂を込めた芸を要求。挑戦者が逆要求。さくらんぼ(王者組)とKISSの世界(挑戦者組)の応酬。
◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合
《第28代王者》世羅りさ&鈴季すず&柊くるみ(PROMINENCE)
vs.《挑戦者》KAIRI&安納サオリ&なつぽい(REstart)
※世羅&すず&くるみが3度目の防衛戦
安納サオリ「絶対不屈彼女、安納サオリです。やっと立つことができました。今までがあったからこその今。昨日の歓声を聞いて間違いじゃなかったと思った。スターダムではベルトを巻いたことがないどころか、挑戦したことがない。6年3か月ぶりのスターダム、安納サオリのプロレスを見せます」
なつぽい「今のなつぽいは全力疾走です。赤はたむちゃん、白はみなちゃん、私はアーティスト、コズエンに持ち帰る気持ちで獲りにいきたい」
KAIRI「昨日お披露目、波乱を呼ぶ女、安納サオリクンでした。7年前の、スターダム選手会長だったころ、1日2試合やってた苦しい時期に『出させてください』と言ってきてくれた2人。今のスターダムがあるのも、この2人のパワーや思いが必ずある。この3人でチーム名、REstart(リスタート)でやっていく。世羅りさクン、竹刀で滅多打ちにされたことがある。ムズムズしちゃってるんでお返しさせていただきマンモス」
世羅りさ「われわれがプロミネンスです。トーナメント頂点であり王者。大事なのは今。7年前を持ち出す即席タッグには負けない。KAIRI、ただ…竹刀じゃなくて木刀な。同期として正々堂々やりあいましょうや」
鈴季すず「どうも広瀬すずです(まわりツッコミ)。山之内すずです(まわりツッコミ)。鈴季すずです。昨日防衛して気持ちよく帰りたかったのに、まさかあのたん、安納サオリとは思わなくてビックリしちゃったなぁ。とてつもなく思い入れがある、世話になった」
安納「わかってる。十分見てる、どんだけあんたがスターダムで輝いてるか」
鈴季「即席タッグに獲られるベルトじゃねぇから」
柊くるみ「自分は誰一人と接点ないし、思いっきりぶっ飛ばせるな。防衛したいと思います」
◆シングルマッチ
朱里(God’s Eye)
vs. 橋本千紘(センダイガールズプロレスリング)
橋本VTRに続いて朱里「まじわることができないと思っていた相手。素直にすごく嬉しいです。3年間でお互いどう進化したのか、ひめかの闘いは絶対に無駄にしない。強さを競うだけでも勝ち負けでもない、すべての面で勝負だと思っています。目に焼きつけてください。(橋本のお株を奪うようにポーズ)ぎゅん! ぎゅん! ぎゅん! 以上です」
◆IWGP女子選手権試合
4・23時点での王者
vs.《挑戦者》岩谷麻優(STARS)
岩谷「挑戦させていただくことが決定しました。初代を決めるトーナメントで負けてしまって、挑戦は早いんじゃないかという方もいらっしゃると思います。でも巻きたいと思い続けてきて、いちばん巻きたいベルトです。4・8新日本プロレスさんのリングで3WAYが行われるんですけども、誰が王者になっても、両国で挑戦表明をさせていただきたいと思っています。会見の場にベルトがない、海外に流出しているということなので、自分が巻いて世界に飛び立ちます」
◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合
《第16代王者》上谷沙弥(Queen’s Quest)
vs.《挑戦者》白川未奈(Club Venus)
※上谷が16度目の防衛戦
白川未奈「あの日(2022年11月3日・広島、上谷戦で負傷)、私は肩を上げてまだ闘う意志がありました。でも試合は終わってしまった。あの日の続きをしに行きます。絶望? 地獄? そこから這い上がる姿をみんなに約束しました。その約束をかなえにいきます、果たしにいきます」
上谷沙弥「あの日から飛んでいないフェニックススプラッシュを飛びたいです。相手が白川だから。自分の限界を超えたいから。あの技を飛んだうえでゴールデンフェニックスを名乗る」
白川「口の中がドス黒い血の味でいっぱいなんだよ!! あの日、広島であんたの勝利の入場曲聞きながら、激痛と血の味感じながら天井見る事しか出来なかったあたしの気持ちがわかる?」液を口から吐きやりとり。乱闘。
◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合
《第15代王者》ジュリア(Donna del Mondo)
vs.《挑戦者》中野たむ(COSMIC ANGELS)
※ジュリアが3度目の防衛戦
中野たむ「ふー。やっと、やっとだ。ジュリア。私はあんたはこの世で一番だいっきらい。(持参したものを取り出す)これ、2年前の髪の毛。あんたから髪もベルトも奪ったけど、ホントの意味でアンタに勝ったと思ったことは一度もない。丸坊主のジュリアが注目された。みんながジュリア、ジュリア、ジュリア。ノイローゼになりそうだ。そのあと桜井(まい)まで引き抜いて。どれだけ奪う!? こんど赤いベルト。今度こそ完全にぶっ潰して、何のよどみもない景色を見たい。いいかげんめざわり、消えてくれ」
ジュリア「気づいてるかわかんないけど、気色悪いストーカーなんだよ。2年前も、いつもジュリアから何か奪ってやるって。そういう考えしかできないの? アイドルでも一流になれず逃げてきたクソ。目障り、こっちのセリフ」
(口論、乱闘がエスカレートする。中野が流血してグロッキーに。ジュリアは中野を残して去った)
※ワンダー・オブ・スターダム選手権試合とワールド・オブ・スターダム選手権試合の調印式は、4月22日(土)新横浜プリンスホテルにて開催予定、「ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023前夜祭Welcome Party」(「ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023」横浜アリーナ大会・エグゼクティブ VIP 席特典)にて実施いたします。
全員集合ショットに戻ってこれなかったジュリアと中野たむ。中野インタビューは延期に
血で血を争う4・23横浜アリーナ決戦。会見ばりにワールドは赤くワンダーは黒く染まるのか。
全員集合ショットに戻ってこれなかったジュリアと中野たむ。配信終了後に、メディア用に座席間を詰めたショットを撮ることになり、スターダムから「ジュリア選手と中野選手も加わります」とのこと。されど少し時間を置き断念となってしまう。
カクトウログが申請していた中野インタビューは延期に。
横アリ会見ラスト試合はワールド戦。#中野たむ「どれだけ奪えば気が済む?」#ジュリア「やってる事気色悪いストーカー」
口論から乱闘に。状態から最後の集合📸には戻れず。中野の流血は頭突きかアクセサリー衝突の際のようだ。カクトウログで申請していた中野インタビューは延期に。#stardom pic.twitter.com/hkwGfKBXn4
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) April 3, 2023
(対戦カード)スターダム REALIVE360 presents CINDERELLA TOURNAMENT 2023~優勝決定戦~ 4月15日(土)国立代々木競技場第二体育館
2日には、『REALIVE360 presents CINDERELLA TOURNAMENT 2023~優勝決定戦~』4・15国立代々木競技場第二体育館大会の対戦カードも発表となっている。
■ スターダム REALIVE360 presents CINDERELLA TOURNAMENT 2023~優勝決定戦~
日時:4月15日(土)16:00
会場:東京・国立代々木競技場第二体育館
◆CINDERELLA TOURNAMENT 2023~準決勝~
桜井まい(Donna del Mondo) vs. 月山和香(COSMIC ANGELS)
◆CINDERELLA TOURNAMENT 2023~準決勝~
壮麗亜美(God‘s Eye) vs. MIRAI(God‘s Eye)
◆CINDERELLA TOURNAMENT 2023~優勝決定戦~
桜井まい(Donna del Mondo)/月山和香(COSMIC ANGELS)の勝者
vs. 壮麗亜美(God‘s Eye)/MIRAI(God‘s Eye)の勝者
◆ひめかラストDDM&横浜アリーナ前哨戦 8人タッグマッチ
中野たむ&なつぽい(COSMIC ANGELS)&白川未奈(Club Venus)&SAKI(COLOR’S)
vs. ジュリア&舞華&ひめか&テクラ(Donna del Mondo)
◆シングルマッチ
朱里(God‘s Eye)
vs. 小波(God‘s Eye)
◆タッグマッチ
林下詩美&上谷沙弥&AZM&レディ・C&妃南&天咲光由(Queen’s Quest)
vs. 刀羅ナツコ&渡辺桃&スターライト・キッド&鹿島沙希&琉悪夏&吏南(大江戸隊)
◆6人タッグマッチ
岩谷麻優&飯田沙耶&羽南(STARS)
vs. 高橋奈七永&優宇&水森由菜(7Upp)
◆タッグマッチ
葉月&コグマ&向後桃(STARS)
vs. マライア・メイ&ジーナ&X(Club Venus)
◆シングルマッチ
HANAKO(新人)
vs. さくらあや(新人)