木谷氏「マジですか?」 フロリダ州などが“有観客”プロレスを5月再開か
新型コロナウイルス感染拡大により、米国でも大幅なサービス実施の制限がる。そんな中、プロレス・格闘技をはじめとするスポーツイベントの“無観客”収録を「必要不可欠なサービス」としたフロリダ州を4月に話題にした。
【💪プロレスは不要不急じゃなかった💪】
国民に気晴らしを 米フロリダ州知事がWWEを「必要不可欠」と認定#wwe_jp #stayhome #うちで過ごそう
フロリダ州知事が定める「必要不可欠なサービス」に食料品店や病院、銀行、公共インフラなどとともにWWEが認められた。
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— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) April 14, 2020
密にならない範囲での観客動員を検討? フロリダ州がさらに“有観客”に踏み込むとの報道。@omasukifightさんのツイートより。
密にならない範囲での観客動員を検討? フロリダ州、オクラホマ州
目下UFCとWWEとAEWをまとめて面倒見ているフロリダ州が、何と会場にファンを動員してのスポーツイベント開催を許可する方針であると報じられている。5月4日から収容可能数の最大25%まで、5月18日からは最大50%まで動員可能とする。大歓声は意外に早く戻ってくるかも?https://t.co/1p5naOuohA
— OmasukiFight (@omasukifight) May 2, 2020
これには、新日本プロレスの木谷高明オーナーも驚く。
これ、マジですか? https://t.co/OkJe9DtlRQ
— 木谷高明 (@kidanit) May 2, 2020
オクラホマ州も検討中。
オクラホマ州もプロレス、MMA、ボクシングの観客動員イベント解禁を検討中であるとレスリングオブザーバーが報じている。州税確保を目的に、主流メディアでの注目が高くなく、かつ組合がないスポーツが狙われている面もあるとはオブザーバーの分析。復興に向けた危険な競争が起きる可能性もある。
— OmasukiFight (@omasukifight) May 2, 2020
広い意味で感染防止と経済再開の両立へのアプローチであるし、政界の主要人物がスポーツ・エンターテインメント界とつながっていることも背景となっている。賛否は必至であるし、実施方法によっては大きなリスクともなる。今後の続報を確認していきたいところ。
スポーツイベント対応方法の王道案は無観客とはなっている
こちらはNBAについての残り試合消化方法について。
ラスベガスに13のリゾート施設を保有するMGMは、ストリップ(Strip)地区にある同社の施設の一部を外界から遮断して、選手とその家族、試合運営に欠かせないスタッフにはエリア内のホテルに滞在してもらい、施設内のコートで練習と試合を行うことを提案している。
計画では、施設をバスケットコート24面に改装し、うち五つに中継用のカメラを設置する。選手はコートと直結もしくは隣接するホテルに滞在し、報道関係者とともに滞在中は指定エリア内のリゾート施設も使えるという。
米スポーツ専門チャンネルESPNによれば、NBAも、フロリダ州オーランド(Orlando)のテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(Walt Disney World Resort)」の外界との接触を断ったエリアにホテルやコートを用意する案を温めている。
米メディアで浮上しているどの案も、試合は無観客が前提で、選手を隔離された空間に集めて居住やプレーを行うことを目指している。また、一般の人が十分に検査を受けられる体制が整い、関係者全員を調べられるだけの検査キットをNBAが用意できることも条件となる。
(AFPBB News)
やはり対応方法の王道案は無観客とはなっている。書かれているような選手、スタッフ、報道関係者の検査方法やケアについては、プロレス・格闘技においても確立しなければならないだろう。
国内プロレスの“無観客試合”関連で気になったものを拾っておく。