G1公式戦の制限時間が30分から20分に あるか5年ぶり時間切れ引き分け
真夏の最強戦士決定戦『G1 CLIMAX 33』についてはエントリー選手が発表されていたが、10日に新たにブロック分けならびに公式戦日程が新日本プロレスから発表となった。同時に明らかとなった大会規定の変更が話題となっている。
昨年の4ブロック化で総当たりが薄れ、今年は決着までつきにくくなる?
昨年までの「公式リーグ戦はすべて30分1本勝負」が「公式リーグ戦はすべて20分1本勝負」へと変更に。昨年は22年ぶりの4ブロック化(2021年までは2ブロック)が話題となったが、さらなる変更となった。4ブロック化で総当たりが薄れたわけだが、今年は決着までつきにくくなる可能性も。
特に理由は明かされていないが、選手のコンディション維持を含めたものであると推察される。
このほかの変更では、昨年はブロック1位の4者による決勝リーグで覇者が決まったが、今年はブロック1・2位の8者による決勝リーグとなる。20分1本勝負の導入により“直接対決で優劣がつかない(公式戦のほかに優勝決定戦進出決定戦を行う)”可能性も高まった。
【注目の“ブロック分け”発表! 】
『G1 CLIMAX 33』は今年も4ブロック制!なんとAブロックにSANADA、“新世代”海野翔太、成田蓮、辻陽太、そして清宮海斗(ノア)が集結!!
詳細https://t.co/f1w5lmR6mE#G1CLIMAX33 #njpw pic.twitter.com/KqWb51em1I
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) June 10, 2023
■大会規定
●32選手がA・B・Ⅽ・Ⅾの4つのブロックに分かれてリーグ戦を行う。
●公式リーグ戦はすべて20分1本勝負。
●全ての勝ちは2点、全ての負けは0点、全ての引き分けは両選手1点、無効試合は両選手0点とする。
●8/10船橋大会においてA1位とC2位が、B1位とⅮ2位が、C1位とB2位が、D1位とA2位が時間無制限1本勝負を行う。
●8/12両国大会においてA1位とⅭ2位の勝者とB1位とⅮ2位の勝者が、C1位とB2位の勝者とD1位とA2位の勝者が、時間無制限1本勝負で準決勝を行う。
●8/13両国大会において、8/12両国大会の勝者同士が時間無制限1本勝負で優勝決定戦を行う。
●1位と2位の選手が同点の場合はリーグ戦の直接対決の勝敗で順位を決定する。
●2位の選手が複数で直接対決の優劣がつかない場合は優勝決定戦進出決定戦(ルールは状況に応じて決定)を行う。
2018年公式戦の棚橋vs.オカダ戦でフルタイム 発生なら5年ぶり時間切れ引き分け
2018年公式戦の棚橋vs.オカダ戦で時間切れ引き分けがあった。この試合は、棚橋が優勝決定戦を決めた一戦ともなった。
▼2018年8月10日(金)東京・日本武道館
第10試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦
棚橋弘至(7勝1敗1分=15点)
30分00秒 時間切れ引き分け
オカダ・カズチカ(6勝2敗1分=13点)
※棚橋が優勝決定戦進出
今年に発生するならば5年ぶりとなる。引き分けに限れば、最新は2021年の鷹木信悟と高橋裕二郎による両者リングアウトとなっている。
引き分けが星勘定にどう影響するかも『G1 CLIMAX 33』の楽しみの一つになりそうだ。
投票アンケート 新日本「G1」あなたが応援する選手は?
※1端末から1回有効。やり直しは可。複数回投票の場合は最新回分の選択肢・コメントに上書きされます。2023年6月21日(水)24時までの受付で実施します。
応援する選手を決めて観戦すればもっと楽しい!! 投票アンケートへの多くの方のご参加をお待ちしております。