オスプレイ「すべてに感謝」前倒しAEW登場 移籍フラグさわやかに終止符
かねてから「時間がない」などの言葉で新日本プロレスからの移籍を示唆していたウィル・オスプレイ。日本時間19日、AEWマットに登場を果たした。
「俺はすぐにはどこにも行かない。まだ先はある。戻ってこれないわけじゃない」
AEWジャパン公式Twitter(@AEW_jp)より。
「チームの一員になれて嬉しいよ。でもまだなんだ。22歳で新日本プロレスに入って、俺はいま30歳。8年間専念してきたんだ。最後までやらせてくれ。そのあと俺はみんなのものになる。… pic.twitter.com/u066mnltWQ
— AEW ジャパン (@AEW_jp) November 19, 2023
リング上でオスプレイ「チームの一員になれて嬉しいよ。でもまだなんだ。22歳で新日本プロレスに入って、俺はいま30歳。8年間専念してきたんだ。最後までやらせてくれ。そのあと俺はみんなのものになる。
トニー・カーン、頼むからウェンブリー・スタジアムでは最高のメンバーを揃えてくれないか。なぜならここにいる奴らは俺がすべてを見せようとしていることを知ってるからな」ウィル・オスプレイから、日本のファンの皆さんへのメッセージです。
「日本の皆さん、お元気ですか?
ニュースを聞いてちょっと心配になっちゃんじゃないかな。全然心配いらないよ。
俺はすぐにはどこにも行かない。まだ先はある。皆がしてくれたことすべてに感謝してる。22歳のときからずっとみんなの前でレスリングをしてきた。俺は今30歳。新しいことも探したいけど、戻ってこれないわけじゃない。
俺はいつでも皆のためにここにいる。皆の前で成長できたし、感謝の気持ちは言葉では言い尽くせない。
東京ドームで会おう。
アリガトウゴザイマシタ」
オスプレイは契約期間内は新日本プロレスに出場。その後にAEWに参戦することになる。WWEとは違って新日本と親交があり、ケニー・オメガ、ジョン・モクスリー、クリス・ジェリコのように新日本へのゲスト登場も可能だろう。
これまでの新日本離脱パターンを踏襲せず…お別れは無言でも追放でもなく
大物所属選手が新日本プロレスから離脱する場合、移籍先に正式に登場するまで伏せられるのが多くのパターンだった。退団意思についても、例えば中邑真輔はギリギリ、12月に伝えたとされる。
ブログ更新:中邑真輔の1月末新日退団、WWE入りを東スポが伝える~先月退団の意思を伝え了承済み、今月中にも正式発表 https://t.co/zLTOC9Xvhf #njpw #wwe_jp pic.twitter.com/Gs4DdCDo8F
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【ブログ更新しました】ケニー・オメガがエリート新団体AEWと正式契約! いきなりクリス・ジェリコと乱闘 5・25ラスベガス旗揚げ大会で対戦か#njpw #AllEliteWrestling #AEW #オールエリートレスリング
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— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) February 8, 2019
オスプレイのコメントといい、このタイミングでの前倒し登場といい、円満に話が進んでいることがわかる。
かくして、お別れは無言でも追放でもなかったところがさわやかすぎる。これ以上のザワザワを遮断、立てた移籍フラグを年始月の前々月に終わらせたのだ。これがオスプレイ流のカッコよさであり、感謝表現なのだろう。
この件についての新日本プロレスからの発表は現状なし。東京ドーム大会が最後なのか、1月いっぱいまでの参戦となるかは不明だ。
(決定分カード)新日本プロレス WRESTLE KINGDOM 18 in 東京ドーム 1月4日(木)東京・東京ドーム
■新日本プロレス WRESTLE KINGDOM 18 in 東京ドーム
日時:1月4日(木)16:30開始
会場:東京・東京ドーム
<NJPW WORLD認定TV選手権試合>
[挑戦者]
棚橋弘至
(1/15)
ザック・セイバーJr.
[初代王者]
※ザックが17度目の防衛戦
<NEVER無差別級選手権試合>
[挑戦者]
タマ・トンガ
(1/60)
鷹木信悟
[第41代王者]
※鷹木が2度目の防衛戦
<IWGPジュニアタッグ選手権試合>
[挑戦者/SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023優勝]
フランシスコ・アキラ
TJP
(1/60)
ドリラ・モロニー
クラーク・コナーズ
[第73代王者]
※コナーズ&モロニーが4度目の防衛戦
<IWGPジュニアヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
エル・デスペラード
(1/60)
高橋ヒロム
[第93代王者]
※ヒロムが8度目の防衛戦
<IWGP US(UK)ヘビー級選手権試合3WAYマッチ(1/60)>
[挑戦者]
デビッド・フィンレー
vs.
ジョン・モクスリー
[挑戦者]
vs.
ウィル・オスプレイ
[第18代王者]
※オスプレイが4度目の防衛戦
※3選手同時に試合を行い、いずれかの1選手が勝利した時点で決着とする
<スペシャルシングルマッチ>
ブライアン・ダニエルソン
(1/60)
オカダ・カズチカ
<メインイベント IWGP世界ヘビー級選手権試合>
[挑戦者/G1 CLIMAX 33優勝者]
内藤哲也
(1/60)
SANADA
[第7代王者]
※SANADAが5度目の防衛戦