田村潔司「ここだって思ったのは・・・」 2008年に桜庭和志戦を受けた理由
当時はガラケーから速報をブログにアップしていた。思い入れも強かっただけに、報道を見る前に自信の言葉で率直に総括しようと決めていた。ボクはさいたまスーパーアリーナの地で「運命の一戦は大凡戦で幕」と入力する。
田村はこのように試合後にコメントしたとされる。
2008年12月31日、Dynamite!! 〜勇気のチカラ2008〜のメインイベントで桜庭和志と12年半ぶりに対戦し、判定勝ちを収めた。試合後、「お客さん向けの試合ができなかった。個人的には終わったかなと。」とコメントした。また、この試合中に右手を骨折した。
(田村潔司 – Wikipedia)
ボクらと田村のキャッチボールはうまくいかない中で、不本意な見解ではあったが“一致”をみせる。
今回の動画前半では、リングス(スタイル重視)と総合(勝敗重視)の違いが語られた。桜庭戦については総合寄りに位置づいてもよさそうだが、試合直後のコメントからはリングス寄りの思考で闘おうとして闘い切れなかったことを悔やんでいるようでもある。このあたりを噛み砕いてくれる日は来るだろうか。
頑固者との対話は困難であり続ける。だけれども、わずかながらにYouTubeという入り口が開いている。長い目で『一人UWF放送室』を追っかけたいと思う。