4・9を超えてゆけ 柴田勝頼「1年経つ前にアクションしたかった。一つケガには打ち勝ったかな」キャンプ後もロス道場コーチ継続
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あの日「4・9」から1年。ちょうどレッスルマニア開催に沸く国に、あの男はいる。
現地時間3月19日からの新日本プロレス米ロサンゼルス道場でのスプリングキャンプの開催にあたって、柴田勝頼はヘッドコーチに就任した。
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おお、道場生で揃って柴田得意の“腕組み&あぐらをかく”ポーズ。柴田の首には赤タオル、手元には竹刀。赤タオルはアントニオ猪木を彷彿させ、竹刀は「鬼コーチ」「鬼軍曹」と言われた山本小鉄を想起させる。まぁ、実際に使っているわけではないんでしょうが、カタチから入るのも大切(笑)。
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▼new! 週刊プロレス 2018年 4/18 号 [雑誌] 【4月4日発売!3月に正式オープンしたロサンゼルス道場でコーチに就任した柴田勝頼にインタビュー。欠場から一年、道場のコーチ就任に至るまでの思い、さらには道場での練習内容、目指すべきものなどについて、たっぷりと語った】
ここまで挨拶や会見、サイン会こそあったが、メディアによる単独取材というと1年前(2017年4月9日)のオカダ・カズチカ戦後初となる(救急搬送されて急性硬膜下血腫で手術、長期欠場)。柴田のインタビューが4日発売の週刊プロレスに掲載された。また、新日本プロレス公式サイトも有料会員向けにインタビューを配信している。
まず柴田は、「苦痛の1年」の振り返りを冒頭で拒否。毎日リングで練習をし、練習生の練習を毎日見るという新しいスタートを説明した。ヘッドコーチは要請されたのではなく、自ら立候補して会社と合意したんだという。日本での環境には「マイナスなこと」「雑音」「ストレス」があったと言い、トレーニングキャンプ自体はハードながらロス道場はノーストレスであると強調した。
カクトウログが「(竹刀を)実際に使っているわけではないんでしょうが、カタチから入るのも大切」と記した観点も、週プロは質問している。同様の質問を他からも聞いていたのか、柴田は「恰好から入っているわけではありません」とピシャリ。頭を叩くということはないが、強制力(「この竹刀にぶつかったら、やり直し」という要領)を働かせるアイテムとして使用していることを明かした。メニューについては基礎体(根性練習)は必要なものとしながら、プラスで柴田の経験を生かして瞬発力・持久力等の発揮につながるものとの“いいとこ取り”で組んでいるという。
ロス道場コーチを担う目標を「自分の遺伝子を残したい」とした柴田は、新日道場生vs.ロス道場生全面対抗戦も視野に。新日本の発表で「当面の間」とされていた期間については「キャンプが終わった後も?」との質問に「もちろんこっちが拠点ですから」と回答した。今回のキャンプがトライアウトの位置づけで、キャンプで見つけた有望株にロス道場で練習を教えていくことになるという。
一方で柴田自身の“復帰”はあるのか? 柴田は自身のケガを「皆さんが思っている以上に時間がかかるもの」「自分もよくわかんねえよ」とした半面、「1年でここまでの回復って医者もビックリするレベル」なんだという。このくだりで「1年経つ前にアクションを起こしたかったっていう部分では、目標というか、一つケガには打ち勝ったかなと思っております。これも自分の中のプロレスなんですよ」との言葉が出た。
ロス道場コーチ就任の第一報にボクは「復帰とは言わなくとも、(2017年)8月に口にした『シッカリしたかたちで会えるようにがんばります』とのセリフを一つのかたちにしてくれた」と記した。「1年経つ前にアクションを起こしたかった。これも自分のなかのプロレス」という柴田のセリフからは、タイミングとして“1年以内”に強くこだわっていたことに気づかされる。
とはいえロス道場の行方も、柴田自身の今後も、保証されたものは何もない。だからこその<挑戦>という本人の見解に、多くの柴田ファン読者は涙した。インタビューでの柴田節、内容詳細を各自でチェックしていただければと思う。
タイトルの「4・9を超えてゆけ」はボク自身への言葉でもある。この1年、どこかで自分のプロレスファン人生のひとつのオチをつけられないできた。ただ、いつかロス道場の地を踏み、看板だけでも写真に収められないか。そんなことを考えていたりもする。
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