書泉制定プロレス本大賞2022 MVPは中野たむ、ベストバウトは朱里が獲得
出版業界にもスターダム旋風だ。21日、書泉のプロレス書籍担当が選ぶ『書泉制定 2022年度(第3回)プロレス本大賞』各受賞作品が発表された。同アワードは、プロレスファンから親しまれている書泉2店舗(グランデ・ブックタワー)が、2021年11月から2022年10月までの売り上げが好調で、お客様からの反響が多かった書籍を表彰する企画(第3回目)となる。
MVP(最優秀プロレス本賞)「白の聖典」
MVP(最優秀プロレス本賞)
「白の聖典」(中野たむ 著 / 彩図社 発行)
栄えある『MVP(最優秀プロレス本賞)』を受賞した「白の聖典」(彩図社 発行)の著者・中野たむ選手は、今最も勢いのある女子プロレス団体『STARDOM』で宇宙一カワイイアイドルレスラーとして活躍中。ミュージカルダンサー、アイドルとして活動した後、2016年7月18日にプロレスデビュー。団体内のユニットである大江戸隊、STARSを経て、2022年12月現在はCOSMIC ANGELSのリーダーを務める。本書は、トップアイドルレスラーになるまでの苦悩・険しい道のりが綴られており、リング内外の自身の姿をさらけ出したファン必読の一冊となっております。
【著者受賞コメント】
宇宙一カワイイアイドルレスラーの、中野たむです。
皆さんがたくさん愛してくれたおかげで、数あるプロレス本のなかからMVP賞をいただくことができました。
本当にありがとうございます♡
夢は何度諦めても、いつだって取り戻せる。
この『白の聖典』が、少しでもみなさんの明日への勇気になれたなら、たむは宇宙一幸せです。
たむとの温泉旅行袋とじもちゃーんと開けて、あったまってね♡
ベストバウト(最優秀企画賞)「朱里。プロレス、キック、総合格闘技の頂点を見た者」
ベストバウト(最優秀企画賞)
「朱里。プロレス、キック、総合格闘技の頂点を見た者」(朱里 著 / 徳間書店 発行)
【著者受賞コメント】
初の本での受賞、感激しています! 読者の皆さまと書泉さんのご支援に改めて感謝いたします。ありがとうございました!
ほぼ同じタイミングで女子プロレス大賞も受賞することができました。
応援してくれる皆さん、そして一番の理解者だった母にこの喜びを伝えたいと思います。
これからもスターダムを、女子プロレス界を熱くさせていきますので、ご注目をよろしくお願いいたします!
各賞発表
殊勲賞
「味のプロレス オールスター編 2」(アカツキ 著 / 新紀元社 発行)
【著者受賞コメント】
この度はこのような名誉ある賞を頂き誠にありがとうございます。これもひとえに応援してくださいました皆様のお陰です。
これからも「プロレスを知らなくても楽しめるプロレス漫画」として、
猪木さんの環状線理論のように世間にプロレスラーの魅力を伝えていけたらと思っています。
お陰さまで味のプロレスも来年10年目を迎えます。
節目となる年を迎えるにあたり、このような素晴らしい賞を頂けた事を大変光栄に思います。改めましてありがとうございました。
今後とも味のプロレスをよろしくお願い致します。
敢闘賞
「闘魂と王道 昭和プロレスの16年戦争」(堀江ガンツ 著 / ワニブックス 発行)
【著者受賞コメント】
ぼくの初となる単著で、このような素晴らしい賞をいただき大変うれしく思います。
それと同時に、本書にアントニオ猪木さんの事実上生前最後のインタビューを掲載させていただけたことも含め、
すべて猪木さんからのプレゼントのような気がしてなりません。
この本が、アントニオ猪木、ジャイアント馬場をはじめとした、
多くのレスラーたちが作り上げた昭和プロレスの素晴らしさをあらためて知ってもらう一助となれば幸いです。
技能賞
「レジェンド プロレスカメラマンが撮った80~90年代外国人レスラーの素顔」(大川昇 著 / 彩図社 発行)
【著者受賞コメント】
この度は、「書泉制定2022年プロレス本大賞」技能賞、ありがとうございます。
子どもの頃からプロレスファンだった僕が、その頃の気持ちを忘れることなくカメラを通して
憧れの眼差しで見続けてきた”外国人レスラー”への純粋な思いが伝わり嬉しく思っています。
MVP受賞の中野たむ選手の「白の聖典」共々、ライターの入江君、編集者の権田さん、
営業部の小松原さんとのチームワークが生んだ1冊でした。おかげさまで2023年「レジェンド2(仮)」の出版も決まりました!
2023年も宜しくお願い致します。
話題賞
「昭和プロレステーマ曲大事典」(コブラ 著 / 辰巳出版 発行)
【著者受賞コメント】
生涯初の単行本に、このような賞をいただけた事は身に余る光栄です。
思えば子供の頃、小遣いを叩いて購入したテーマ曲LPが会場で使われていないカバーだらけだった悔しさがきっかけとなり、
自分の知識欲や物欲を満たす為だけに始めたテーマ曲研究がこうして「話題」に上り、また評価していただける事になるとは夢にも思いませんでした。
ニッチなジャンルだと思われている方もまだまだ多いかもしれませんが、こうして一人の人間の運命を変えた奥の深い存在でもあります。
これを機会に、少しでも多くの方がテーマ曲に興味を持っていただけたら幸いです。
燃える闘魂特別賞
「最後に勝つ負け方を知っておけ。」(アントニオ猪木 著 / 青春出版社 発行)
【関係者受賞コメント】
アントニオ猪木の生涯は、アリ・ホーガン・ベイダー…強敵との闘いでした。
また、プロレスに対する世間の偏見との闘いでもありました。
さらには、この本で綴られている借金、造反、離婚…内なる葛藤との闘いでもあったようです。
最後には、不治の難病との闘い。でも、いずれにも堂々と立ち向かい、時に負けても、最後には勝つ姿を私たちに見せてくれました。
永遠のアントニオ猪木という勝利。燃える闘魂特別賞、ありがとうございました!
書泉グランデ特別賞
「至高の三冠王者 三沢光晴」(小佐野景浩 著 / ワニブックス 発行)
【著者受賞コメント】
特別賞という高い評価をいただき、ありがとうございます。
『至高の三冠王者 三沢光晴』は、大口を叩かず、弱音を吐かず、愚痴もいわず、さりげなく命懸けでプロレスに打ち込んだ三沢光晴とがっぷり四つに組んだ本です。
それは同時に三沢というフィルターを通しての80年代、90年代の全日本プロレスを解き明かす作業でもありました。
改めて三沢の人間力、プロレスラーとしての素晴らしさ、そしてあの時代の全日本プロレスを感じていただけたら幸いです。
書泉ブックタワー特別賞
「純度100%!有田哲平のプロレス哲学」(有田哲平 著 / ベースボール・マガジン社 発行)
【著者受賞コメント】
この度は『書泉ブックタワー特別賞』に選んでいただき、本当にありがとうございます。
書泉さんはプロレスファンなら誰もが知っている本屋さんです。
実際に私も買ったりしていたので、そこに仲間入りできたことはとても嬉しいです!
今回のMVPの「白の聖典」や他の受賞作品も買っていて、ほとんどウチにあるんです。
そんな中、普通にプロレスファンとして買い漁って読み漁ってる中にまさか自分の本が選ばれるとは夢にも思っていなかったので、
これで心置きなく近い将来引退することができますよ。(笑)
※書泉両店舗にて2021年11月~2022年10月までの期間内で、
売上上位の書籍・反響が大きかった企画の中から、書泉各店のプロレス書籍担当が選出。
12月28日(水)よりフェア『書泉制定 2022年度(第3回)プロレス本大賞』
12月28日(水)からは、書泉グランデB1F・書泉ブックタワー4Fの各プロレスコーナーにて、受賞作品を展開するフェア・イベントを開催いたします。受賞作品ごとに、受賞コメントの展示やサイン本販売、サイン色紙の抽選プレゼント、特典配布、トークショーなどの企画も実施予定となりますので、この機会にぜひ書泉各店にご来店ください。
■フェア情報
『書泉制定 2022年度(第3回)プロレス本大賞』
開催期間:2022年12月28日(水)~2023年2月5日(日)
開催場所:書泉グランデB1階(神保町)格闘技・プロレスコーナー
書泉ブックタワー4階(秋葉原)格闘技・プロレスコーナー
内容:『書泉制定 2022年度(第3回)プロレス本大賞』各賞の受賞作品を、書泉両店舗の特設コーナーにて展開します。受賞作品ごとに、受賞コメントの展示やサイン本販売、サイン色紙の抽選プレゼント、特典配布、トークショーなどの企画も実施予定です。詳細は書泉ホームページをご覧ください。
※内容は諸般の事情により、変更・延期・中止になる可能性がございます。
■関連URL
書泉ホームページ
https://www.shosen.co.jp/fair/197844/