梅咲遥vs.ウナギ・サヤカという同期数え唄 523人が見届けた5周年王座戦
28日、ディアナがカルッツかわさき大会を開催した。「梅咲遥vs.ウナギ・サヤカ」W.W.W.Dシングル王座戦がメインに組まれた。
大会結果はこちら。
【 #ディアナ 川崎まとめ】同期対決を制した梅咲遥「ディアナを私の色に」W.W.W.Dシングル2度目の防衛に成功/ウナギ・サヤカ「次は2人で会場をパンパンに」四冠王ならずもアイアンマンは直後奪還/W.W.W.Dエリザベスは井上京子が奪取
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勝利するも梅咲「悔しくて」ウナギ「集客は自分たちのせい…アベレージの高い女になりたい」
■ディアナ カルッツかわさき大会
日時:1月28日(日)開場 12:00/開始 13:30
会場:カルッツかわさき 観衆523名(主催者発表)
第六試合 メインイベント
W.W.W.Dシングル選手権試合 30分一本勝負
[王者] ○梅咲遥(14分51秒 ブラスト)ウナギ・サヤカ● [挑戦者]
※第17代王者2回目の防衛に成功
※これにより2.11新木場大会のカードが梅咲遥vs笹村あやめに決定
※梅咲がウナギに勝利したことで第1603代アイアンマンヘビーメタル王者となり、その後梅咲のマイク中にウナギがフォールし3カウント。ウナギが第1604代アイアンマンヘビーメタル王者となる。
ともに2019年デビュー(ウナギは1月、梅咲は3月)。同期による5周年同士王座戦メインとなる。両者とも仕掛けが早い。ウナギのストレッチ技が深く決まっていく。
ウナギが後ろから前からのスライディングD。
梅咲の梅スプラッシュ、ウナギの城門突破はともにカウント2。
気持ちを確かめ合うように打撃を交換した末に。
梅咲が高さ十分のジャーマンから…
ここ一番のブラストでウナギから3カウントを奪った。
梅咲「ウナギ、これが私のマジだから。やりたいことがたくさんあるって良いことだと思いますよ。でも私にはやらなきゃいけないことがたくさんある」
ウナギ「梅咲遥、お前22にしては老けてるよな…。でもそれはきっとお前がここを守るために死ぬ程苦しいことがあって、ヤベェ先輩いっぱいいるけど、エースでいなきゃいけないお前の強がりなんだなってよくわかったよ。お前スゲェな。私にはやりたいことができた。興行にお客さんが入らないのは、団体のせいでも会社のせいでもない。このリングに立っているプロレスラーの責任であり、メインを任された私たちの仕事だ。だから必ず、梅咲遥対ウナギ・サヤカがもっともっとデケェ箱でメインで、パンパンにすんのが今の私のやりてぇことだよ」
気持ちを確かめ合った2人が抱擁…と思いきやウナギが丸め込んで梅咲をフォール。
アイアンマンベルトを取り戻したウナギは得意げ。
■梅咲遥のコメント
ありがとうございました。このシングルV2…めっちゃ今日まで本当に緊張してて、去年は本当に防衛戦1 回しかできなかったっていう悔しさがありつつの今年の今日だったので。ウナギさんもずっとやりたいって…名乗りを上げてた人と、こうやってスタート切れたことはすごい良かったことだなと思います。
いゃあ…私、1回二冠になりましたよね(笑)。この一瞬で…それもウナギ・サヤカとだからこうなっちゃった。良くも悪くもという感じですね。ウナギさん、本当にこの間の1月7日の後楽園も自分、興行に参戦させていただいて、あんだけ満員のところ見たら自分も負けられないと素直に思いました。今日の動員も正直納得いけるところまでは持っていけなかったな。これはもうディアナのW.W.W.Dシングルチャンピオンの自分の責任だと思ってるから、次の2月からまた新木場あるので。ちゃんと埋めていけるように、4月は1000人超えれるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
(名前を出していた選手の一人とようやくやれた)
そうですね、まずは3人のうちの1人なので、通過点に過ぎないかもしれないんですけど、こうやってやっとやりたい人と試合ができたので、今回すごくよかったんじゃないかと思います。まだ1人。まだやりたい人、2人いるし。2月は笹村さんと防衛戦が決まっているのでしっかり勝てるように頑張ります。
(ウナギさんからエールのようなマイクも)
いやぁ、わかったかのようなことを言われつつ、わかってないだろうと思いながら、悔しくてちょっと(グッと)来ちゃったんですけど。まあでも思ってることは本当、言ってくれたことは本当のことだなぁと受け止めて、しっかり、ウナギさんの言ってくださった、ウナギさんから勝ったから、それをまた自信に変えて頑張ろうと思いました。
(その上でディアナのセンターは自分だと)
いや、本当にもうレスラーやってきてちょうどもうちょっとで5年。それで次6年目になるんですけど、本当に今までやっぱその会社が決めるぜとか、やっぱり会社にやっぱり任せてた部分がたくさんあったので、今年は自分の意志を持ちつつ、会社の言うことも聞きながら。ディアナだって言ったら京子さんとかジャガーさんのイメージが強いと思うので、今年は梅咲遥にしていきたいなぁという気持ちです。
(さっそく笹村さんとの)
いやー、そうなんですよ、この2月の11日に笹村さんとやるんですけど、その前にWAVEさんでレジーナ挑戦、ZAN1で一番になったので宮崎さんに挑戦、2月の4日にタイトルマッチやるんで、1週間に1回、ボンボンとタイトルマッチあるんですけど、そんなレスラーはきっと梅咲遥だけだと思ってるので、それも強みにして、あと2週間頑張りたいと思います。
(まだまだ攻めていきたい)
そうですね。やっぱりその後来週も再来週も決まってたらまたちょっとこうなっちゃってた…のが今までなので、このまま3月もやって4月の後楽園につなげていきたいです。
(あらためてウナギ選手は対戦相手として)
そうですね、やっぱりウナギさんイコールいろんな人に噛みついてるみたいなイメージが皆さん強いと思うんですけど、自分もその噛みつかれた一人であり、噛みついた一人であり…っていう感じなんですけど。何だろうな、やっぱり当たってて試合しててこうやって試合をするまでも、やっぱり彼女自身は同期でありつつ、やっぱりすごい人なんだなってすごい実感しました。それこそ、今日も自分のTシャツに対抗して何人ウナギさんのTシャツ着た人がいたのか…もしかしたら負けてたかもしれないと思うと、本当にそのウナギさんの素質はすごい羨ましいなって思います。
(どんなチャンピオンとして防衛を重ねていくか)
そうですね、やっぱりその前もSNSに書いたみたいに、前回このベルトを獲って正直ちょっと満足してしまった部分が出てて。組まれてた試合もこう流れがちというか、勝って当たり前でしょうぐらいで試合はしてましたけど、こうやっぱりどこかこう試合試合試合やってやってやってみたいな感じで、そこに何かこう意味とか、こうストーリーが生まれてなかったかなと感じるので、今年はそのチャンピオンとして一つの一つの試合ももちろん勝って、そして何かしらみんなとのこう接点とかそういうのを見つけながら、こうどんどん周りに敵を増やしながら頑張っていけたらいいなと思ってます。
■ウナギ・サヤカのコメント
ハァ…皆さんどうでした。楽しかった? 楽しかった? ホント!? いやでも本当にマイクで言った通りなんですけど、集客を会社のせいだ団体のせいだって言う奴もいますけど、なんだろう、自分たちのせいなんですよ。お客さんが来ないのは。私も自主興行、1230、来てくれましたけども。でもまず目標としては、常に誰よりも人を呼べるアベレージの高い女になりたいんで、誰よりもどんな時でも第1で8人タッグだろうが、誰でもいつでもどこでも呼べるレスラーになるのは私しかいないと思ってるんで。
誰のせいでもなく、私がメインをやった時は一番呼べると、絶対に「これ行かなきゃいけない」と全ての人に思わせるレスラーに必ずなる。今日、梅咲遥と闘ってみて、私たち2019年、同年デビューなんですけど、やっぱりどうしても年功序列というか、崩せないものはまあ確かに存在はしてます。でも、でもまあね…そんなの譲る必要もないし、狙わなきゃ絶対に狙えるものも狙えないと思うし、口に出さなきゃいけないと私は思ってるので。今日、梅咲遥と、何人入ったか知らないですけど。カルッツも正直パンパンではない。この状況を、まあ、もしかしたら2か月後かもしれないですし、何年経つかわからないですけど、梅咲遥とウナギ・サヤカが、メイン組まれた時には絶対に行かなきゃいけないだろうって全ての人を振り向かせるカードに…必ずなります。
それがいいですね。本当にディアナ史上一番でかい箱でやった時のメインは私と梅咲遥で。か、井上京子と私で、その時にW.W.W.Dのベルトを巻きたいと思います。そこまで梅咲さんにはそのベルトは温めといていただいて、一番美味しいところで、私があのベルトを巻いて、その頃にはまあ13冠とかになってるんじゃないですか。ハァ、やってやりますよ。マジでディアナだけじゃなく2024、お前ら全員、査定してやるよ。
(興行メインを集客も含めて背負ってっているところの気持ちは強かった)
強かったのは梅咲遥じゃないですかね。やっぱり自分の興行っていう責任感をどれだけあるかっていうの、本当にこの間、1月7日で死ぬほど味わされたので、そういう意味で私の方が気楽ですよね。自分の団体でもなく、自分が絶対に呼ばなきゃいけない。しかもチャンピオンですからね。やっぱりそういう責任を絶対に…もちろんそのメインだけでなく、全てのプロレスラーが背負わなきゃいけないものだし、まあでもそれがなかった上でも、鈴木みのるも言ってましたけど、フリーは誰よりも呼ばなきゃいけないし。やっぱね。呼べなくなった時に切られるもんなので、常に逃れ続けるためには、やっぱり誰よりも輝いて、誰よりも呼べて誰よりもいい試合のできるプロレスラーになるのがもちろん一番だと思うので。今日が本当の始まりじゃないですか。
(相手のベルトと興行を背負った強さは感じた)
そうですね。まあ、正直、ディアナには結構ずっと上がってなかったし。まあやっぱりでも、このベルトの防衛戦ができない弱さみたいなものも多分この1年間で梅咲遥はよく味わったと思うし、やっぱり私も今ベルトを巻くことができましたけど、でもそのベルトを自分の色にするとか、本当にめちゃくちゃいっぱいあるんで、その一番面白いベルトというものを自分がやっぱ高めていける存在になるためには全てのものが必要だと思うし。だから、そういう意味では私ももうこれは言っちゃったんで、次、梅咲遥と組まれる際には、めっちゃ頑張って呼びますよ。なのでしばらくシングルは…(笑)。でも、ななみの成長も感じましたし、新しい子もね。すごいですよね、小4? めっちゃ未来明るすぎてちょっとビビリましたけど、そんな若い芽は私が早めに摘み取ります。見ててください。ありがとうございました。
梅咲勝利の瞬間に起きた「おお~っ」というドヨメキ。発展途上の同期数え唄
プロレス興行というのはすべてはナマモノであるが、そのニオイがプンプンした興行だった。梅咲とウナギは観客数に課題を感じていたが、カメラを構えるメディアはリングサイドにズラリ。取材者からは「今日はこんなにカメラが多いとは思わなかった」という声も出た。
フリーであるウナギ・サヤカが多団体を渡り歩くギャン期。それでいて、それぞれの団体はウナギをどう位置付けるかが難しい。どこまでの中期的参戦を想定すればいいか、あるいはストーリーラインのイメージが必要になっていく。団体頂点王座へのウナギ挑戦をメインに据えるということは、結果的にほぼなかったように思う。
「どうぞ挑戦してください」と構えてきたのが、梅咲でありディアナだった。毒を食らわば皿までとばかりに、カルッツかわさきのメインに据えられた。さらには、ウナギは3週間前に1・7後楽園自主興行を札止めにしたばかり。いったい何が起きるというのか?
そんな中で梅咲遥vs.ウナギ・サヤカは初シングル。フィニッシュの瞬間に起きた「おお~っ」というドヨメキが耳にこびりついている。
思いは、単一ではないだろう。ここ一番のフィニッシュである梅咲のブラストがまだまだ浸透していないのか。第4試合の18分台は別にして、他は14分以内でセミまで決着していた大会。長めにやることも想定していたのに14分台は意外に感じたのかもしれない。あるいは、三冠王として今をときめくウナギに梅咲が勝利したことを意外に感じてしまったのか。
どんな理由であれ、まだまだ数え唄が始まったばかりだということだ。2人のレスラーとファンの絆もまた構築の最中にある。どこかでファンも「どんな成長、どんなストーリーを見せてくれるのか」の方を重視しており、決着によって感情を爆発させるモードには入り切っていないところがある。
それでいて、破天荒な場外乱闘に始まり、いつも以上に精度の高い技の応酬と表情があった試合だった。決着についても「仕留められる時を逃さず仕留める」という主張が貫かれた。ここに両者のレスラー人生がプラスされ、今後の同期数え唄としてどう昇華されていくのか。楽しんでいくことがファンの贅沢というものだ。
ディアナはオフィスを川崎に構えており、人気レスラーのウナギをブッキングし、タイトルマッチを開催した。梅咲はウナギ1・7後楽園自主興行の1230人という数字を気にしつつ、「今日の動員も正直納得いけるところまでは持っていけなかったな」としている。このあたりはファンの観戦チョイスが“相対的”になっているところが難しい。ウナギの自主興行と頂点王座挑戦が3週間のインターバルで行われた1月。浮動層ファンは自主興行の方を選んだということだろう。これもまたナマモノであり、プロレスの難しさだ。
とはいえ梅咲とウナギは、見届けてくれた523人のファンに胸を張ればいい。観客は入場、リング内外の攻防、試合の行方、試合後のマイク交換、アイアンマン移動をしっかりと楽しんだ。梅咲ファンはV2を、ウナギファンは三冠王維持を見届けた。絆につながる貯金は進んだのだ。
何より梅咲は「(今までの自身の試合は)ストーリーが生まれてなかったかなと感じる」、ウナギは「アベレージの高い女になりたい」と次を見据えた。ファンもメディアも発展途上のものこそ追いかけていく、そんな業界を目指してもよいように思う。
試合経過レポート(ディアナ公式提供)
11.26アミスタに参戦したウナギは、4月のタイトル奪取以来1度しか防衛していない梅咲を猛批判し挑戦表明。「そのベルト、だいぶ寂しい思いしてるんじゃないかな。私が巻いたらアメリカにもスペインにも、きっともっと色んな国、そして色んな団体に連れていってあげられる」。昨年は初代KITSUNE世界王座に輝くなど海外でも話題を振り撒き、まさに「ワールド女子プロレス」を体現するウナギ。アイアンマンヘビーメタル、JTOガールズと合わせて三冠女王となったウナギが「ディアナに新しいものをぶちこんでやる」と四冠への野望を燃やしリングイン。対する梅咲も昨年アメリカ遠征を経験し、大きく成長して帰国。タイトル防衛はウナギの言う通り1回にとどまったが、王者にふさわしい闘いぶりで団体を牽引。2月には宮崎有妃の持つReginaへの挑戦が決定しており、この日勝てばアイアンマン奪取で二冠、2.4WAVE後楽園でも勝てば一気に三冠だ。「本気の本当の本物のプロレスをアンタにぶち込む」と、井上京子の信条である本気・本当・本物のプロレスを背負い、ビッグマッチのメインイベントに堂々登場。ウナギが新たなディアナを築くか?梅咲がディアナのプロレスを魅せるか?待望の初シングル、運命のゴング。
遥コールとウナギコールが入り交じり観客が加熱する中、静かに視線をぶつけ合う2人。握手を求める梅咲に、ウナギは一向に応じない。握手どころか梅咲の頬を張るウナギ。この態度に火が着いた梅咲は得意のエルボーでウナギの胸板を叩き、いきなりのジャーマン。リングから転げ落ちたウナギを追い、梅咲も場外へ。2人は観客席で大乱闘。柵に打ち付けられダメージを負った梅咲をリングに戻し、ウナギがフォール。ブリッジで返す梅咲。しかしウナギの猛攻は止まらず。梅咲もドロップキックで反撃開始。ウナギの大ふへん固めを堪える梅咲。クラッチをほどきコーナーに上ったウナギを雪崩式アメジストクロスでぶん投げた梅咲だが、Wダウン状態に。なんとか立ち上がった2人は情念ほとぼしるエルボーの打ち合い。互いの信念をぶつけるように鈍い音を鳴らす。梅咲のエルボースマッシュで吹っ飛ぶウナギ。すかさずフォールするがカウントは2。ウナギはスライディングTANAKA連発で逆襲。城門突破を切り返し丸め込む梅咲。それをさらに切り返すウナギ。梅咲のラ・マヒストラルを切り返すウナギ、キックアウトする梅咲。両者一歩も引かない攻防はいよいよ終盤戦へ。アメジストクロス、梅スプラッシュは肩を上げ、ウナギは今度こその城門突破。これをキックアウトした梅咲は素早くバックを取りジャーマン。それでも勝負は決まらず、ならばと梅咲はここ一番で出す必殺技・ブラストで豪快にぶん投げ、熱戦に終止符。
W.W.W.Dシングル王座を守り抜き、さらにアイアンマン王座も獲得。二冠女王になったのもつかの間、その背後からウナギが忍び寄る…。梅咲がアイアンマンのベルトを受け取った瞬間、ウナギが急襲!レスラーの本能でキックアウトし二冠を維持した梅咲がマイクを取る。
「ウナギ、これが私のマジだから。やりたいことがたくさんあるって良いことだと思いますよ。でも私にはやらなきゃいけないことがたくさんある。それが私のやりたいこと」。フリーとして数々の団体を引っ掻き回し話題を呼ぶウナギとは対照的に、生え抜きの王者として団体を引っ張る使命を全うする構えだ。「負けたけど、何か話したいんじゃない?」と、発言力を武器にマット界で大暴れのウナギにマイクを渡す。
「今日は負けたので何も言うことはありません…とでも言うと思ってんのか?梅咲遥、お前22にしては老けてるよな…。でもそれはきっとお前がここを守るために死ぬ程苦しいことがあって、ヤベェ先輩いっぱいいるけど、エースでいなきゃいけないお前の強がりなんだなってよくわかったよ。お前スゲェな」と素直に梅咲を讃える。続けて、「私にはやりたいことができた。興行にお客さんが入らないのは、団体のせいでも会社のせいでもない。このリングに立っているプロレスラーの責任であり、メインを任された私たちの仕事だ。確かにウナギ・サヤカ対梅咲遥…まぁ、ちっと(カードが)弱いかもしれない、今は。だから必ず、梅咲遥対ウナギ・サヤカがもっともっとデケェ箱でメインで、パンパンにすんのが今の私のやりてぇことだよ」と、観客動員に言及。カルッツかわさき大会の観衆は523名。今月7日には初の自主興行で後楽園ホールを超満員にしたウナギ、そして川崎を拠点に活動するディアナのエース梅咲にとって悔しい数字となった。
「そして私がそのベルト巻いてやりたかったこと…それは、井上京子を超えること。それをお前と私、どっちが先にやるか競争だ」。
打倒・井上京子をぶち上げたウナギ。梅咲にとっても超えたい壁である京子。
「どっちが先に京子さんを超えるか…約束ね」と、梅咲は再び握手を求める。今度はウナギも応じ、がっちり握手を交わし、2人は抱擁。ファンにとって感動のシーンとなったが…ウナギがまたも急襲!不意を突かれた梅咲は、ウナギのスクールボーイを返せず3カウントを聞く。ウナギは7分23秒ぶりにアイアンマン王者に返り咲き、四冠ならずとも三冠の座は死守。取り戻したベルトを誇らしく掲げ「私、三冠チャンピオンなんで。また違うベルトでやってやってもいいよ」と言い残し、逃げるようにリングを下りていった。
梅咲は「えっ…二冠になったの数分ですか。まぁ、私の今日の目標はこのベルトを防衛することだったので。皆さんの声がたくさん聞こえました。応援ありがとうございました。2月の新木場で、もう挑戦者が決まってるんですよ。笹村さん、約束守りました。絶対に勝ちますから」と、早くも2.11新木場での防衛戦に照準。
次の挑戦者は既に立候補していた笹村あやめ。笹村は梅咲とのタイトルマッチを熱望しており、梅咲防衛でカード決定!大激戦必至の好カードとなった。
「今はディアナイコール京子さんですけど、今年はディアナイコール梅咲遥になれるように頑張ります。ディアナのセンターは梅咲遥です!」の言葉で大会を締め括った。
ディアナ大会情報 2・11新木場/2・9アミスタ/3・3 世羅りさ凱旋広島/「シロツメクサ」舞台出演
*▼2024年2月11日(日)ディアナ新木場大会 一部カード決定*
【日時】
2月11日(日)11:30開場/12:00開始
【会場】
新木場1stリング
東京都江東区新木場1-6-24
【決定カード】
W.W.W.Dシングル選手権試合 30分一本勝負
[王者] 梅咲遥 vs 笹村あやめ [挑戦者]
※第17代王者 3度目の防衛戦
【決定参戦選手】
ウナギ・サヤカ、
中森華子、
尾﨑妹加、
本間多恵、
真琴、
沙恵、
田中きずな、
炎華
【チケット】
ディアナストアで販売しております。
https://stores.jp/search?q=%E6%96%B0%E6%9C%A8%E5%A0%B4&store=www-diana
特別リングサイド 8,800円
リングサイド 6,600円
雛壇席 5,500円
指定席 4,400円
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*▼2024年2月9日(金) フューチャーサイト **梅咲遥プロデュース・**アミスタ大会Vol.18 *
【日時】
2月9日(金)開場 18:30/開始 19:00
【出演】
網倉理奈
實石亜也子(シロツメクサ)
が特別リングアナウンサーを務めます。
【チケット】
プオタス(https://puotas.com/brand/diana)で販売中。
全席指定、各5500円。
※プオタスで座席を指定する場合、指定料別途500円
「DIANA Live」で(https://live.www-diana.com/store)生配信予定!
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*▼2024年3月3日(日) 世羅りさ凱旋興行チケット発売*
DIANA unite プロミネンス@広島 ~世羅りさ凱旋興行~
【日時】
2024年3月3日(日) 開場 12:00/開始 13:00
【会場】
せらにしタウンセンター
〒722-1701
広島県世羅郡世羅町小国3381
【参戦決定選手】
世羅りさ
【チケット】
ディアナストア(https://stores.jp/search?q=%E5%BA%83%E5%B3%B6&store=www-diana)で販売中。
SRS席 6600円
RS席 4400円
自由席 3300円
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*▼梅咲遥 舞台出演のお知らせ*
*シロツメクサ舞台「カウンターノオンナタチ」**(既報)*
梅咲遥が所属するアイドルユニット「シロツメクサ」が舞台に出演します。
梅咲は舞台初出演。
「カウンターノオンナタチ」
【日時】
2024年2月23日(祝)〜2月25日(日)
各日昼夜(13:30~/18:30)全6ステージ
【会場】
参宮橋トランスミッション
〒151-0053 東京都渋谷区代々木4-50-8宮橋ゲストハウスB1
新宿駅より小田急線2駅、参宮橋駅下車徒歩2分)
03-5825-4661
【出演】
梅咲遥、實石綾子、汐見涼、本間多恵、尾﨑妹加、網倉理奈、櫻井裕子
※網倉理奈、櫻井裕子はダブルキャスト
【入場料】
4400円(日時指定自由席)
チケットはディアナストア(https://www-diana.stores.jp/items/657d4e76e843871f9e365bb1)で取り扱っております。
※当日受付でお名前をお伝え下さい
※リピート特典あり