マリーゴールド

ジュリア「指が動くようになった」手術成功　マリーゴールドが大阪初進出

2024.06.01 9:30 pm

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　1日、マリーゴールドが“東京都外”での初大会となる『Marigold Grand Opening Wars2024』大阪176BOX大会を開催した。コメント言い回しは公式ツイートに合わせてあります。なお、大阪カメラマン所感では「同会場でこんなに椅子列が並べられたのは初めてでは」とのこと。

右手首骨折のジュリア、5月28日に手術。大阪大会にも早速合流してマリーゴールド来場は皆勤
高橋奈七永「人生賭けてパッション注入してやる」林下詩美と火花
（大会結果）6月1日（土）13:00大阪176BOX『Marigold Grand Opening Wars2024』
（次回大会）6月2日（日）13:00アクトシティ浜松『Marigold Grand Opening Wars2024』

右手首骨折のジュリア、5月28日に手術。大阪大会にも早速合流してマリーゴールド来場は皆勤

　本人がツイートで明かしている通り、旗揚げ戦5・20後楽園ホール大会にて「右橈骨遠位端骨折」のジュリアは5月28日に手術。大阪大会にも早速合流した。これでマリーゴールド来場は“皆勤”となっている。

ジュリアは手術成功により「指が動くようになった」とスピード回復を報告。かなり不便がなくなったことに触れ、復帰に向けた着実な歩みをファンに告げた。

　オペした方が治癒が早いという判断がされたものだと思われる。ゆくゆく移籍するとされるWWE側からの要請があったかどうかは明らかになっていない。いずれにせよ、大会のナビゲート役としてジュリアが登場すれば、ファンとしても大会に感情移入しやすいことは確かだ。

高橋奈七永「人生賭けてパッション注入してやる」林下詩美と火花

＜第5試合/タッグマッチ＞
○林下詩美＆MIRAI （14分18秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド）青野未来＆桜井麻衣●
※奈七永が詩美に「人生賭けてパッション注入してやる！」
※MIRAIに練習生の南小桃がデビュー戦の対戦を要求。
【バックステージ】
詩美「私とMIRAIの初タッグ、相手には桜井、そして青野未来さん。燃えるような静かな闘志を感じました」
MIRAI「今日、青野未来と当たって新しい闘いがまだまだマリーゴールドにはあるなと思いました」
桜井「私のデビュー戦の相手をしてくれた未来さんと、初めてタッグを組んで下さりありがとうございました」
青野「初めて当たった林下詩美とMIRAI、めちゃくちゃ興奮しましたし、楽しかったのでもっとパワーアップしたい」

桜井麻衣にとって青野未来はデビュー戦の相手。魅惑のタッグが実現となる。連係も冴えた。

こちらもまた興味深い顔合わせ。元スターダムのMIRAIと林下詩美が組んだ。

林下が左頬から出血する激しい試合となったが、強烈なジャーマンで桜井を仕留める。

林下の目前に高橋奈七永が現れる。奈七永が踏み込んだ階段がガクッとズレるが奈七永は転倒もせずリングイン。林下「老化して階段でつまずいてるんじゃないよ」奈七永「階段が悪いんだよ」やりとりが観客にウケた。

（大会結果）6月1日（土）13:00大阪176BOX『Marigold Grand Opening Wars2024』

■Marigold Grand Opening Wars 2024
日時：6月1日（土）
会場：大阪176BOX 観衆494人（超満員/主催者発表）
※WRESTLE UNIVERSEにて6月5日（水）18時よりVOD公開

＜第1試合/シングルマッチ＞
後藤智香（15分時間切れ引き分け）ビクトリア弓月
※両者、精魂尽きてタイムアップ。
【バックステージ】
後藤「引き分け…なんだよビクトリア！変わりたいと思ってマリーゴールドに来て、フレッシュな対決って言われてて、トップは誰かと決まっていない中で私もそこに入っていきたい」
弓月「今日はフレッシュな闘いで、ここで勝たなければいけなかった。ドロー、めちゃくちゃ悔しいです。」

入場時の笑顔から試合モードにスイッチした後藤智香の緩急。カメラマンからの視線を釘付けにした。

ビクトリア弓月の方が動きで上回ったが、この顔合わせもマリーゴールドでの切磋琢磨のひとつになっていきそうだ。

＜第2試合/シングルマッチ＞
〇野崎渚（8分23秒、ノアールランサー→片エビ固め）ゼイダ・スティール●
【バックステージ】
野崎「ゼイダ、旗揚げ戦で闘ったけど今日初めてシングル。結構、余裕だと思ったけど見事な張り手で口切れました」

＜第3試合/パッション注入マッチ＞
○高橋奈七永（13分48秒、冷蔵庫爆弾→体固め）CHIAKI●
奈七永「大阪パッション！CHIAKIはパッションを感じたかったんだろ？」
CHIAKI「負けてばっかじゃいられません」
【バックステージ】
奈七永「大阪初マリーゴールド、こんなに沢山のお客さんが期待している中で、今日のパッション注入マッチ、隅々まで行き渡るように試合をしました」
CHIAKI「めっちゃ悔しいです。勝ち負けだけじゃないと思いますがプロレスは。気持ちで負けないように成長していきたい…」

CHIAKIを相手に貫録の動きをみせた高橋奈七永。それでいて、CHIAKIもガッツを見せつけた。

＜第4試合/タッグマッチ＞
○ボジラ＆マイラ・グレース（9分16秒、リバース・スプラッシュ→同時フォール）翔月なつみ●＆松井珠紗●
【バックステージ】
翔月「いやあ〜化け物だよ」
松井「私、ペラペラになってないですか？」
翔月「まじ、やばいよホントに。後楽園で試合を見てたから危険は感じてたけど、二人掛かってもパワーがエゲツないし…」

大阪でもボジラが旋風を吹かせる。パワー殺法で最後は2人をまとめてフォールしてみせた。