ミックスドマッチで男女対戦禁止!? 木谷オーナー「古い、遅い、固い」
7日、新日本プロレスが「戦略発表会」を入場無料ファン公開で行い、リアルタイムで配信した。その振り返り。
9月5日(月)、9月6日(火)後楽園ホール大会を声出し可として開催決定
この日の発表事項のおさらい。
[【『G1 CLIMAX 32』全カード、試合順が決定!(後半戦)】8月6日(土)大阪の第4試合は、オカダ&棚橋vsジョナ&ティト!【G132】]
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新日本プロレス x スターダム合同興行の試合、ミックスドマッチに関して
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スターダムとの合同興行でミックスドマッチ2試合程度開催へ。ルールは「男女対戦禁止」の方向
11月20日(日)に有明アリーナでスターダムの合同興行が行われることは既報通り。男女ミックスドマッチが予告されていたが、それが「2試合程度」であることが明かされた。
さらに発表会では、ルールの話題に。
大張「棚橋選手はゴングが鳴りました、女子レスラーが出てきました。叩けます? 蹴れます?」
棚橋「あ~(と少し考えて)バーン(と叩くアクション)」
大張「ウソッ!?」
棚橋「受けの柔らかさはあるんですけど、少し引っかかってますよね」
大張「けっしてスターダムと対抗戦をやるわけじゃない。お祭りの中で闘うわけなので、ルールはこうしたい。相手が男子なら男子、女子に替わったら女子に替わらないといけない。みなさん、いかがですかね(拍手が発生する)。あっ、よかった」
棚橋「ご理解、ありがとうございます。ただプロレスは反則は5秒以内OKですからね」
合同興行であったとしても、AEWとの合同興行がそうだったように、男子は男子、女子は女子に分ける方法ももちろんある。そんな中でミックスドマッチを予告しておきながら、「男女対戦禁止」は腰砕けとなった。
木谷オーナー「ブーイングしたくなるような試合ばっかりってあり得ない」
最後の挨拶では木谷高明オーナーが「ブーイングしたくなるような試合ばっかりってあり得ない」と、まさかの団体批判を繰り広げた。
木谷オーナーは「コロナで家にいて、飲み会も減ったし、たまにしかないし。というなかでたまにチケット握りしめて会場に出向いて、できるのは拍手しかないわけですよ。声援もできないし。そんななかで、ブーイングしたくなるような試合ばっかりってあり得ないですよね。(見たいのは)拍手したくなるような試合一択だと思うんですよ、どう考えても」と、乱入・反則が多発化したリング上を問題視。さらには「僕から見てると、古い、遅い、変化を嫌っている、固い。今の日本と同じじゃないですか! それでは新日本プロレスが存在している意味がないんですよ」と団体の体質にも斬り込んだ。「日々の疲れを持った人に試合を見せることによって感動してもらい、未来を自分で開拓しようとしている人たちに夢を与える。感動とか夢を与えるのが我々の仕事なんですよ。それがこの程度で満足していてはダメだと思ってます。ここから『古い、遅い、固い、変化を嫌う』。これを変えていきたいと思います」と改革を提唱した。
発表会内では新日本の課題の一つとして若手の台頭があげられた。木谷オーナーは「もっと若い人が実戦に出られる場を。100回の道場よりも1回の実戦だと思うんですよね。小さな会場では別にヤングライオンメインで構わないと思うんですよね。一人前にならないと(メインに)出しちゃいけないみたいな空気があるんですよね。僕は違うと思います。過程を楽しみたい人もいっぱいいるので」と持論を展開。黒パンツ、坊主頭からスタートするヤングライオンについても「まず個性をなくすところから始めるって、もうこれいったいいつの話だって話ですよね。150年前の発想ですよ。今は個性をどれだけ出すかって時代ですよ。最初は無個性でいいと思いますよ、一瞬。でもどんどん個性を出せる場を積極的に短期間に作ってあげるべきかなと考えています」と変革の必要性を説いた。
木谷オーナーは真夏の祭典「G1クライマックス」(16日、札幌で開幕)を新日本再浮上のキッカケとすることを宣言。「僕の今日があるのは新日本のおかげ。猪木さんの試合に何度も感動させてもらったし、世界戦略を聞いて勇気を、夢を与えてもらいました。僕が47年前に新日本プロレスから、猪木さんから、夢とか感動、勇気、未来を与えてもらったように…プロレスファンの皆さんに夢とか勇気とか感動を与えて、生きる元気をそこから得てほしいんです」と号泣しながら団体再建を誓っていた。
(【新日本】木谷オーナーが涙の団体批判「古い、遅い、固い、変化を嫌っている。今の日本と同じじゃないですか!」 | 東スポの新日本に関するニュースを掲載)
文脈からして、EVILらハウス・オブ・トーチャー勢の介入・反則ぶりをオーナー自らが批判した。
これが本気であるならば、新日本プロレスの現場責任者を交代させることができるのがオーナーのはず。複雑な社内事情を垣間見る思いだが、いったいわれわれはどう受け止めればいいのか。
木谷オーナー「古い、遅い、固い、変化を嫌っている。今の日本と同じ」涙の新日本批判にあなたが思うこと。#NJPW戦略発表会 #njpw #njpw50th #木谷高明
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) July 7, 2022
これについては「介入・反則が100%悪い」かどうかはケースバイケース。ただ“批判を浴びる代償”を払ったにもかかわらず、EVILであったり、向き合った内藤哲也や高橋ヒロムだったりの選手の存在感が目に見えて高まったわけではない。ここが新日本ファンがすっきりしない理由なのではないかと思う。
表層だけで批判するほどファンも浅くはない。あらゆる方策について「これちゃんと計画してやってるの!?」と疑わざるを得ない展開になるとファンは萎える。木谷オーナーの直接的な批判先が「ミックスドマッチの男女対戦禁止」だったわけではないが、少なくともボクは「男女対戦禁止」と「古い、遅い、固い」が併存した戦略法発表会に「こういうところなんだけどなぁ」と思わざるを得なかったりもした。