ドームは2連戦とも当日深夜90分間で地上波放送! 定期放送の時間繰り上げはテレ朝「反応を見ながら、慎重に判断していきたい」
26日、テレビ朝日幹部が新日本プロレス東京ドーム大会に関しての地上波放送を発表した。
定例会見でのやりとりより。
・ ついに新日1・4、5東京Dの2日連続地上波当日放送に踏み切ったテレ朝…プロレス中継はお茶の間に戻ってくるのか?(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
1か月前とは一変したプロレスファンとしては画期的な発表となった。
26日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた亀山慶二社長の定例会見。来年1月4、5日の2日連続で行われる日本プロレス界最大のお祭り・新日本プロレスの「WRESTLE KINGDOM14 in 東京ドーム」について、総合ビジネス担当の武田徹副会長が確かにこう言った。
「前回の会見では地上波の編成は検討しておりませんと、私の方からお答えしましたが、熱心なファンの皆様のご要望にお応えして、両日とも当日の26時から27時30分までの枠で90分間、地上波での放送をすることにいたしました。また、BS朝日では初めて両日とも4Kで生中継で放送いたします」―。
(中略)
喜びのあまり、気がつくと質問していた。「視聴者からの熱い要望があっての今回の放送実現でしょうか?」―
この問いかけに、こちらを見て確かに微笑んだ武田氏は「根強いコアなファンの方々がプロレスに関しては支えていただいていると認識しております。特に来年の年明けの4日、5日については初めての2日間連続での興行ということもありまして、興業そのものを盛り上げるという意味合いからも地上波での放送がいいのではという編成判断で地上波放送を決めました」と答えてくれた。
この前向きな答えにプロレス好きの虫が騒いだから、さらに調子に乗って聞いた。
「現在、午前2時からの30分間録画ダイジェスト放送の『ワールドプロレスリング』にも今後、ゴールデン帯(午後7時~10時)での放送とまでは言わないが、ノーカット放送や放送時間の繰り上げなど、なんらかの動きを期待していいのか?」―。
さすがに今回は苦笑した武田氏は「その辺のところは今回の地上波での編成の結果と言いますか。視聴者、特にプロレスファンの皆様がどういう風にこの地上波編成を受け止めて下さるか、その反応を見ながら、慎重に判断していきたいと思います」と答えてくれた。
ドームは2連戦とも当日深夜90分間の地上波放送(地域は限定と思われる)となる。定期放送の時間繰り上げについては「反応を見ながら、慎重に判断していきたい」とも。その他では、BS朝日が4Kで生中継。未発表だがCSテレ朝チャンネルでの生中継、新日本プロレスワールドでの生配信も見込まれる。
地上波当日深夜放送はこれまでもあったが、2日間とも実施してくれるというのはありがたい! タフなファンは、観戦して、飲んで、帰ってきてからもテレビで見るくらいの最高の年始になりそう。
26日にもこの件をTweetしたところ「いやいや深夜じゃなくゴールデンで勝負しないの!?」的なリアクションをいくつかもらう。さすがにある程度の勝算がないとできません、ビジネスなので。今回のような企画の視聴率がよいとか、スポンサーに目途が立つとか。今回の放送をSNSで広めて、みんなで話題にして見ていくことで放送時間改善への機運もボクらでつくっていこうではないですか!