5か月先11月両国大会をノア・DDTが見合わせ 10月G1両国3連戦の行方は!?
このタイミングなので、会場側が貸し出さないというわけではない。
開催にあたっては、最新情勢踏まえて50%収容などのソーシャルディスタンスを考慮することになる。図面作成(両国では升席使用の有無検討含む)した段階で初めて経費面との折り合いを始めて考えていると、会場キャンセルや代替日程・会場検討で手遅れとなる場合がある。
こういった判断をいかに団体が行っていくかは幹部の腕の見せどころ。関係者・ファンの混乱を最小限にしたいと考えたのだろう。ノア・DDTの迅速な対応は光る。
したがって“10月予定の新日本プロレスG1両国3連戦”が即消滅というわけではない。新日本プロレスとしても、どこかの段階でビッグマッチ含むシリーズをどう組んでいくかの判断が求められるのだ。
ファンにとっては複雑だろう。こういう情勢なので海外旅行は断念し、コロナ感染状況やプロレス日程を見つつ国内遠征を視野にするファンもいるはず。
新日本の木谷高明オーナーの大会日程についての言及。
――新日本は7月11、12日に大阪城ホール大会を開催する
木谷 十分に盛り上がる勝算はあると思います。成功を重ねていけば、本当は夏の野外のプロレスイベントとかやりたいところですよね。
――その後の展望は
木谷 言われているように第2波が秋冬で来るのであれば、1月4日(東京ドーム)が厳しくなった時、無観客も想定しておかないといけないですね。
(6/24 東スポ)
想像したくないが、パンパンの観客入れにも不安がある。有観客か、収容制限か、(別会場視野含めての)無観客か。イッテンヨンも約6か月後に迫りつつある。