名古屋勝利した武藤「棚橋・・・接点持てれば」/有明会見26日(月)18時
25日、ノアが『GRAND SHIP 2022 in NAGOYA 武藤敬司ファイナルカウントダウンシリーズ第2弾』ドルフィンズアリーナ大会を開催し、WRESTLE UNIVERSEにて生中継された。
大会結果 ノア GRAND SHIP 2022 in NAGOYA 武藤敬司ファイナルカウントダウンシリーズ第2弾 9月25日(日)ドルフィンズアリーナ
■ ノア GRAND SHIP 2022 in NAGOYA 武藤敬司ファイナルカウントダウンシリーズ第2弾
日時:9月25日(日)16:00
会場:愛知・ドルフィンズアリーナ 観衆1933人(主催者発表)
<大会ベストバウト、大会評価アンケートは9/28(水)24時まで>
<第1試合>
●小澤大嗣
7分01秒 逆エビ固め
〇征矢学
<第2試合>
●藤村加偉
矢野安崇
4分03秒 低空顔面ドロップキック → エビ固め
〇Eita
NOSAWA論外
<第3試合>
〇稲村愛輝
マサ北宮
9分47秒 無双 → 片エビ固め
齋藤彰俊
●モハメド ヨネ
<第4試合>
Hi69
大原はじめ
●タダスケ
11分24秒 反則勝ち ※マスク剥ぎ
〇アレハンドロ
エクストリーム・タイガー
ニンジャ・マック
<第5試合>
●稲葉大樹
望月成晃
田中将斗
13分49秒 シューティングスタープレス → エビ固め
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
〇ジャック・モリス
丸藤正道
<第6試合/GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合>
[挑戦者]
〇吉岡世起
小峠篤司
26分56秒 バズソーキック → 片エビ固め
クリス・リッジウェイ
●小川良成
[第50代王者]
※小川&リッジウェイが2度目の防衛に失敗。小峠&吉岡が第51代王者となる
<第7試合/GHCタッグ選手権試合>
[挑戦者]
小島聡
〇杉浦貴
18分41秒 オリンピック予選スラム → 片エビ固め
ティモシー・サッチャー
●鈴木秀樹
[第61代王者]
※鈴木&サッチャーが初防衛に失敗。杉浦&小島が第62代王者となる
<第8試合/GHCジュニアヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
●YO-HEY
23分45秒 へデック → 片エビ固め
〇HAYATA
[第49代王者]
※HAYATAが6度目の防衛に成功
<第9試合/PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.2~OUT BREAK~>
●中嶋勝彦
船木誠勝
20分35秒 シャイニングウィザード → 体固め
藤田和之
〇武藤敬司
名古屋の観客はおおいに武藤のフェイバリットムーヴを目に焼きつけたに違いない。ガウン姿で舞い降りる入場に始まり、フラッシング・エルボー、ドラゴン・スクリュー、足4の字固め、シャイニング・ウィザード。新日本プロレス時代からの後輩・船木との対決が注目されたが、話題は中嶋のスペース・ローリング・エルボーがもっていった。最後はその中嶋に照準を合わせ、シャイニングで仕留める。
バックステージでは「もしかしたら新日本のリングもという中で、なんか棚橋(弘至)も俺に対してメッセージを飛ばしてきてくれたりもするからね。そのへん接点持てればいいかななんて思ってますよ」と、次の相手への照準を示唆した。引退ロード第1弾、第2弾は“ノアレギュラー選手内”で完結したが、第3弾以降はノアを飛び出すことも想定される。
――忙しそうで、引退が決まっているように到底思えません。
武藤「それはそうだよ。俺は引退試合で最高の武藤敬司に挑戦しようと、今も日々努力はしているつもりだからね」
――中嶋選手のスペース・ローリング・エルボーはどんな感触だったか?
武藤「一瞬、すげぇムカッときたけど、だけどやられたあとはなんかどっか嬉しくなるんだよ。俺はもう何十年もやってないからな。勝彦なりに俺のことを思っていてくれてた部分もあるんだろうな。嬉しいよ」
――ニューヨークから名古屋という1週間は充実していたと思いますが?
武藤「もう38年、最終的にはノアに落ち着いたけど。グレート・ムタとしてこの間はアメリカのニューヨークに行ったし、ちょっと携わったリング、特に新日本なんかそこで育っているから。もしかしたら新日本のリングもという中で、なんか棚橋も俺に対してメッセージを飛ばしてきてくれたりもするからね。そのへん接点持てればいいかななんて思ってますよ」
<第10試合/GHCヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
〇清宮海斗
26分14秒 変型シャイニングウィザード → 片エビ固め
●拳王
[第40代王者]
※拳王が初防衛に失敗。清宮が第41代王者となる
立ちはだかり続けた拳王、跳躍力で突破口を開き続けた清宮。そんな試合は25分を過ぎ、拳王グロッキーのシーン。N-1決勝で鈴木秀樹を仕留めた頭掴み式シャイニング・ウィザードを放つ絶好のチャンスが訪れる。すると清宮は自らの指先を入念に見つめてから・・・武藤流のプロレスラブポーズ。対角線を走って26分14秒、頭掴み式を決めた。
武藤どっぷりには清宮も「いろいろ言われるかもしれないけど」と口を開く。「それでもすごい俺にとっては大事な時間だし、今も大事な時間だし。でも、俺は何を言われても、本当にノアを引っ張っていくためにやると決めたことは貫いていくんで」。真意はまた語られていくだろうが、もともと清宮には三沢光晴への憧れがあり、タイガースープレックスも使っている。
藤波辰爾、武藤敬司、棚橋弘至という“系譜”に清宮が入っていくわけではないのではなかろうか。三沢・武藤といった時代を背負った男たちの闘いの幅を継承し、これからは引っ張っていく立場になる。その実体が期待されていくわけだが、この日のGHC戦には不屈の姿勢が確かに宿っていた。引き出す側に甘んじた拳王も、このまま黙ってはいないだろう。
――改めて藤田選手を自分から指名した理由とは?
清宮「N-1で藤田和之を倒してないんですよ。ノアで最強を名乗ってベルトを守っていくんだったら、藤田和之は絶対に避けれないと思う。とんでもない相手。いろんなことを経験してるし、いろんな景色も見てきていると思うけど、これからのノアは俺がつくっていくから。いろんな部分全部感じたうえで、藤田は俺が倒す」
――武藤殺法で決めたのも大きかったと思いますが?
清宮「いろいろ言われるかもしれないけど、それでもすごい俺にとっては大事な時間だし、今も大事な時間だし。でも、俺は何を言われても、本当にノアを引っ張っていくためにやると決めたことは貫いていくんで。それでもやっぱり大切にしないといけないと思っているんで、そこは安心して見てもらいたいですね。これからのノアは本当に俺が引っ張っていくんで。まだまだ倒さなきゃいけない相手がいるし、俺より下のヤツらもいろいろ溜まっている部分があると思う。その部分、まだこれが本当に始まりだと思っているから。ここからいろんな扉を俺が開いて、ぶち壊していくから」
第1弾対戦カード 10・30有明アリーナ『有明凱旋〜THE RETURN〜 武藤敬司ファイナルカウントダウンシリーズ第3弾』
■ ノア 有明凱旋〜THE RETURN〜 武藤敬司ファイナルカウントダウンシリーズ第3弾
日時:10月30日(日)16:00
会場:東京・有明アリーナ
<GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合>
[挑戦者]
Hi69
タダスケ
vs.
吉岡世起
小峠篤司
[第51代王者]
※小峠&吉岡が初防衛戦
<GHCジュニアヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
ニンジャ・マック
vs.
HAYATA
[第49代王者]
※HAYATAが7度目の防衛戦
<GHCヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
藤田和之
vs.
清宮海斗
[第41代王者]
※清宮が初防衛戦
9月26日(月)18:00 無料生配信 【武藤敬司引退ロード第3弾・対戦相手発表】会見
■ 【武藤敬司引退ロード第3弾・対戦相手発表】会見
9月26日(月)18:00 無料生配信
ノア公式YouTube
http://youtu.be/jDItJeXQ5Z8
ABEMA
http://abe.ma/3C0obaR
■出席者:武藤敬司、”対戦相手(10.30有明アリーナ戦)”、清宮海斗
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📢本日よる6時より【武藤敬司引退ロード第3弾・対戦相手発表】会見‼️‼️‼️
\■9月26日(月)よる6時~無料生配信!
ノア公式YouTubehttps://t.co/so9mCqUHyK
ABEMAhttps://t.co/4N3IOlrCx2■出席者:武藤敬司、"対戦相手(10.30有明アリーナ戦)"、清宮海斗#noah_ghc #MutoFinal pic.twitter.com/EhNaqGknBV
— プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) September 25, 2022