1. HOME
  2. プロレス
  3. NOAH
  4. GHC挑戦の潮崎豪「ぷらっとこだまがおすすめ」名古屋への交通手段を指南
NOAH

GHC挑戦の潮崎豪「ぷらっとこだまがおすすめ」名古屋への交通手段を指南

NOAH

599

 いよいよ24日に王者vs.N-1覇者で決戦。都内で9・24『GRAND SHIP 2023 in NAGOYA』名古屋国際会議場大会に向けてのGHC“5大選手権”調印式が18日に行われたが、公式レポートが到着した。

【調印式①】GHCタッグ選手権試合≪王者組≫サクソン・ハックスリー ティモシー・サッチャー vs.ジャック・モリス アンソニー・グリーン≪挑戦者組≫

※調印式開始前にサッチャーがサクソンに興奮を落ち着かせるようにヘッドフォンを装着、サクソンは何やらノリながら音楽を聞いている

――王座戦に向けた意気込みを

▼モリス「こうしてプロレスリング・ノアの記者会見に座るということは、初めてのことではありません。実際にチャレンジャーとして、挑戦者という立場でこうして席に座るということは、これで3回目になります。もしかしたら三度目の正直という人がいるかもしれませんけど、ここに座ってアンソニー・グリーンと一緒にこのタッグのベルトに挑戦するということ。僕らは絶対にタッグとして最高のチームだと思っていますから、この二人が名古屋大会で新タッグ王者になるということをここに宣言します」

▼グリーン「今ここに座っていて、しっかり自分自身、自信を持っています。だけど、ほんの少しだけプレッシャーも感じています。それは今回、タッグとしてチームを組むジャック・モリス選手、彼のことをガッカリさせたくない。もし自分が失敗してしまうとすべてが終わってしまう。そういうふうに思っているので少しプレッシャーを感じていますけど、これまでビッグマッチで自分は負けたことがありません。プロレスリング・ノアに参戦するようになってからビッグマッチではまだ負けたことがないという自信を持っています。また、GLGとしてREALと対戦したときには、自分がこのタッグ王者の片方からピンフォールを奪いました。ですから、しっかり自信を持っています。日曜日、名古屋大会で絶対にベルトを獲りたいと思います」

※サクソンの番になるとサッチャーがヘッドフォンを外す

▼サクソン「お前ら、自分たちのことをGLG、グッド・ルッキングと言っているが、この試合が終わったあとにはグッド・ルッキングなんて言ってられなくしてやる」

▼サッチャー「REALvsGLGのこの一戦、REALのリーダーは鈴木秀樹選手。彼から自分たちはより良い選手になるように、いろいろと教えてもらってきた。一方、GLGのリーダーはジェイク・リー。きっと彼からは、SNSにどんな写真を投稿するのか。そんなことしか教わっていないだろうな。この名古屋大会、サクソン・ハックスリーが言ったようにGLG、今グッド・ルッキング・ガイとか言ってるが、グッド・ルッキングではない状態にしてやる」

――「グッド・ルッキングと言えないようにしてやる」と通告されたが?

▼モリス「グッド・ルッキングじゃないようにしてしまうなんて言われましたが、そんなことは絶対に起こらない。むしろベルトをとって、ベター・ルッキングになるはず。今週の日曜日、このベター・ルッキング・ガイズがあいつらが持ってるベルトを俺たちの腰に巻くということです」

――ジェイク選手からSNSの写真の投稿ぐらいしか教わっていないのではと指摘されたが?

▼グリーン「自分たちのリーダー、ジェイク・リーが何を教えているか。そんなことは彼らにとやかく言われる筋合いはないね。事実なのは今、ジェイク・リーがGHCチャンピオンであって、防衛ロードを歩んでいるということです。もし自分たちがGHCタッグを取ったあかつきには、ジェイク・リーからその写真を投稿する方法を教えてもらえるかもしれないけど、それと同時に彼から学ぶことというのは、どうしたらあのベルトを自分たちのものにできるのかということ」

――挑戦者チームのタッグチームとしての印象は?

▼サッチャー「確かに技術はあると思うんだけど、根性は大したことないよ」

――今、サクソン選手が音楽を聴いているようだが、何か意味がある?

▼サッチャー「今ここで彼が暴れたりしないように、音楽を聴かせて落ち着かせているんだ」

――挑戦者チームはまだタッグとしての実績がないが、お互いの信頼関係はどのぐらいある?

▼グリーン「パートナーのことはとても信用しています。信頼もしています。ただ勝つだけじゃない、ただベルトを獲るだけじゃない。GLGに入ってからずっと一緒にいますし、ずっと仲良くしています。一緒にご飯を食べに行ったり、一緒にトレーニングをしたり、同じ屋根の下で暮らしています。これまでの14ヵ月、ともに過ごしてきた経験があるからこそ、彼のことは本当に心の底から信用、信頼しています」

▼モリス「14ヵ月前に初めてNOAHに来るようになってから、ずっとアンソニー・グリーン選手が常に自分のそばにいました。試合ではいつもタッグを組んで試合をしているわけではないかもしれませんけど、この14ヵ月ともに過ごした期間で多くの時間を共有してきました。GLGとしてリングの中だけではなく、控室の中だけではなく、リングの外でも行動をともにしていますから、二人の心はしっかりつながっていると思います。それはチャンピオンチームにはない絆だと思います」

【調印式②】GHCジュニア・ヘビー級タッグ王座決定戦 ドラゴン・ベイン アルファ・ウルフ vs.ニンジャ・マック アレハンドロ

――王座決定戦に向けた意気込みを

▼ニンジャ「コンニチハ、ゲンキデス。まずニンジャ・マックとしては、こちらにいるドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ。二人のことは本当に世界でも素晴らしいベストなタッグチームだと思っています。そして、この王座決定戦にアレハンドロと組んで出られることをうれしく思っています。この二人のチームと激しい戦いができること、それを楽しみにしています」

▼アレハンドロ「アレハンドロです。今回このビッグチャンス。パートナーはニンジャ・マック。メチャクチャ心強いですし、勝てる自信もあります。そして対戦相手のロス・ゴルペアドーレスの二人。本当にニンジャ・マックも言ってましたけど、ベストタッグチーム。そして今現在、タッグの3冠チャンピオンでもあります。その3冠チャンピオンから僕とニンジャ・マック、勝利という結果も残しています。名古屋では僕とニンジャ・マックが勝って、新ジュニアタッグチャンピオン、そしてNOAHジュニアの顔にニンジャ・マック、アレハンドロがなります」

▼ベイン「アレハンドロ、ニンジャ・マック。僕たちロス・ゴルペアドーレスの二人はメキシコでもベルトを数々獲っているタッグチームです。ここでこのベルトをかけて一緒に戦えることをとても楽しみにしています」

▼ウルフ「この機会を与えてくれたことをNOAHにとても感謝しています。自分たち二人はNOAHでもベストなタッグチーム、世界でもベストなタッグチームだと思っています。僕たち二人で今3つのベルトを持っています。そこに4つ目のベルトを獲得するチャンスが巡ってきています。このベルトを獲って絶対にメキシコに持って帰りたいというふうに思っています。アレハンドロ、ニンジャ・マック、この試合で戦えることを楽しみにしています。この名古屋大会、いい大会にしましょう」

――ロス・ゴルペアドーレスの二人は4月以来の挑戦、タイトルマッチになるが、このベルトへの思い入れは?

▼ウルフ「もうこのベルトを手に入れる準備はしっかりとできています。しっかりと練習して準備を整えてきていますから。この王座決定戦というのは自分のキャリアの中でもすごく大事なものですから、絶対にここでこのベルトを手に入れたいと思っています。備えは十分にできています」

▼ベイン「十分にこのベルトを獲るための準備はできています。それは精神的にも肉体的にもトレーニングを積んでいますので、必ずこのベルトに手が届く準備はできています」

――急きょチャンスが巡ってきて、まだチームとしての実績はないが、二人の信頼関係、チームとしての可能性についてどう思う?

▼ニンジャ「確かにタッグとしての実績はないかもしれないです。しかもこうして二人でベルトをかけての戦いに臨むのは初めてですけど、アレハンドロ、ニンジャ・マックはジュニアの中でも代表する選手という認識、誇りを持っています。ここにいるベストタッグチームを相手に自分たちのほうにベルトを手繰り寄せる準備はしっかりできていますし、絶対にベルトを獲れると思っています」

▼アレハンドロ「このロス・ゴルペアドーレスの二人と比べると過ごしてきた時間も違いますし、タッグチームとしての時間も違いますけど、僕とニンジャ・マックで本当のタッグチームに勝つということ、そしてNOAHジュニアの顔はニンジャ・マック、アレハンドロだっていうのを証明したいと思っています」

【調印式③】GHCナショナル選手権試合≪王者≫イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. vs.サイコ・クラウン≪挑戦者≫

▼クラウン「自分はルチャリブレの国メキシコから来ていますが、この素晴らしい美しい国・日本に今現在、長期滞在をしています。そもそも今回日本に来たのはこのベルトを獲るためだったが、7年前の話ですけど、メキシコシティで隣にいる彼の父親のマスクを取った。そして今度はこの日本で、このベルトを絶対手に入れたい。メキシコでもファミリーのみんなが自分の様子を見ています。ここでこのベルトを獲って、自分はこのNOAHにそのまま居座ってやろうと思っています」

▼ワグナーJr.「まず、いつもプロレスリング・ノアを見ていて下さる皆さんにはありがとうと感謝を伝えたいと思います。一つ皆さんにお伝えしておきたい。昨日の試合の状況について、どういうことが起こってしまったのかということのを。なんだか自分がすごく嫌なヤツになってしまったような感じがするんですけど、それは今現在、このベルトをかけて戦うサイコ・クラウンという選手の挑戦を受けるということで、ひじょうに今、自分自身が制御不能な状態になってしまっている。この戦いは自分にとってキャリアの中でも最も重要な戦いになります。だから今、ちょっといつもの自分ではないような、悪い自分が出てきてしまっているような感じになっていますけど、それはすべてこのベルトを絶対守ってやる。そういう気持ちがあるからだということを今ここで皆さんに説明しておきたいと思います」

――後楽園大会でマスクをはぎ取られたことをどう思っている?

▼クラウン「本当に最悪のことが起こった。このマスクは自分の人生そのものだし、まさに自分の皮膚なんだ。今まで誰にもこのマスクを取られたことがない。だけど、昨日お前にマスクを破られた。これは許されることではないと思っています」

――防衛戦と同時に父の敵討ちになるが、どちらが意識として高い?

▼ワグナーJr.「メキシコと日本ではマスクというものへの考え方というのが少し違うかもしれない。自分たちメキシカン、そしてマスクをかぶっている自分たちにとって、これは本当に大事なものです。ただ、まず今この試合が行われるのが日本であるということを考えると、ひとつのステップとしては、まずこのベルトを防衛することが自分にとって大事だと思っています。そして次のステップとして今度は自分が挑戦する形でマスクをかけての戦いに挑みたいと思っています」

――予告文でもブラソ・ファミリーへの思い入れを語っていたが、あらためてワグナー・ファミリーとブラソ・ファミリーの戦いにどんな思いがある?

▼クラウン「ブラソ・ファミリーはひじょうに多くのプロレスラーがいるファミリーです。自分たちのファミリーには20人のプロレスラーがいます。そういった意味でもブラソ・ファミリーのほうが大きなファミリーといえるんじゃないかと思っています。そして父であるブラソ・デ・プラタは何度も日本に来て、日本で戦って、たくさんのファンの方に応援をしてもらいました。そのファンの方たちが日本にいますし、その方たちが自分に力を与えてくれると思っています。ワグナーJr.家のマスクをもうすでに一つ手に入れた。次は二つ目のマスクを絶対に手に入れたい。そうなったときに本当にブラソ・ファミリーのほうが上だということを、素晴らしいレスリング一家だということを証明できるんじゃないかと思います」

――ワグナーJr.選手はファミリーについてどう思う?

▼ワグナーJr.「ワグナーJr.家は過去にマスクを取られてしまっていることがひじょうに多くて。祖父、父、叔父、みんなマスクを取られてしまっています。そういった意味でワグナーJr.家の状況としてはよくないと思いますけど、それを自分の代で変えたい。これからの将来、絶対に変えていかなければいけないと思っていますし、まずこのベルトをしっかりと防衛して、その次にはマスクをかけて戦いたいと思っています」

――これまでNOAHで2試合戦ってきて歓迎ムードだったが、あらためてNOAHマットの印象は?

▼クラウン「初めてプロレス界に足を踏み入れたとき、プロレスを始めたときから日本のことはすごく気になっている国でした。そしていつか日本で試合をしたいということはずっと考えていました。自分のキャリアで数多くの試合をメキシコ国内、本当にたくさんの素晴らしい場所があり、いろんなところで試合をしてきましたけど、いつか絶対に日本に行きたいと思っていました。そしてNOAHの試合というのは今までも見ていました。いつか行きたいと思っていましたけど、今回こうしてNOAHに来ることができて、皆さんが歓迎してくれたことはとてもうれしく思っています。メキシコ中の人が自分が日本に行く、NOAHに行くことを知っていますし、みんなが喜んでいます。自分はプロレスという、この素晴らしいスポーツが大好きなんです。次の試合が選手権試合ということですけど、まずそこにしっかり集中して、そのあと何度も何度も、これから先、何年もここ日本に来続けて、ここで新たな歴史をどんどん作っていきたいと考えています。今回の旅は自分の家族も一緒に来たんですけど、この素晴らしい国、日本という国で家族一緒にいられて、家族もすごく楽しんでいます。とても喜んでいます。こうして日本に来る機会が得られたということ、それを実現させてくれた人にとても感謝しています。ただ、今自分が思っていることというのは、ここで勝って新たな歴史を日本で刻むということです」

【調印式④】GHCジュニアヘビー級選手権試合≪王者≫HAYATA vs.吉岡世起≪挑戦者≫

▼吉岡「来月でデビューして15周年です。10年前の9月に東京に出てきて初めて名古屋で試合してます。同じ会場で試合してます。また名古屋でタイトルマッチができるのは何か運命的なものを感じます。このタイトルに挑戦したのがほぼ1年前の日本武道館で挑戦して負けて、そこからもうずっと…一度ケガで落としてますけど、このずっと防衛してきているHAYATA政権に自分がクサビを打ち込みたいと思います」

▼HAYATA「まったくなんの心配もない」

――クラッシュドライバーで3カウントを取られたが、最近の吉岡選手の印象は?

▼HAYATA「足が速い…だけ」

――HAYATA選手の最近の印象は?

▼吉岡「最近の印象? 難しいですね。ずっとベルトを防衛して、絶対王者感が出てる気はしますね。だからこそ、自分にとっておいしい相手だと思います」

――1年ちょっと前の武道館でHAYATA選手に敗れているが、そこからどんな点が進化したと思っている?

▼吉岡「分かりやすいのは肉体。体をずっと自分は仕上げてますし、前回、日本武道館のときもかなり仕上げていきましたけど、それ以上に今回仕上がってますし。前回と同じ轍を踏まないために研究して挑みますよ」

――自分の持ってる武器をどれだけとがらせられるかがキーポイントになる?

▼吉岡「そうですね。前回は蹴りをキーポイントにしていきましたけど、今回クラッシュドライバーが決まれば3つ獲れるということを実証できたので。そういった武器も増やしつつやっていきたいと思います」

――ベルトを獲ってどんなNOAHジュニアを築いていきたい?

▼吉岡「それは獲ってからのお楽しみで」

――今までの吉岡選手の発言を聞いて思うところはある?

▼HAYATA「このタイトルマッチについては、もうしゃべることはない。防衛したその先…海外で防衛戦をやっていきたい」

【調印式⑤】GHCヘビー級選手権試合≪王者≫ジェイク・リー vs.潮崎豪≪挑戦者≫

――王座戦に向けた意気込みを

▼潮崎「潮崎です。今度の名古屋国際会議場大会でジェイク・リー選手の持つGHCヘビー級王座への挑戦が決まりました。けれども、自分はN-1 VICTORY 2023覇者としてジェイク選手と対等に、そしてそれ以上で勝つことを誓います。このN-1 VICTORY優勝ということがGHC挑戦への切符というふうに自分は思っていないので、対等でジェイク・リー選手と向かい合いたいと思ってます」

▼ジェイク「今回のテーマは私の中で再会だったんですけど、その言葉はどうしても私はしっくりきませんでした。なぜなら再会という言葉を使うのであれば、組んだり戦ったり、そういった仲だからこそ、その言葉の意味というのはすごく強くなるもので。けど、そこまで戦ってもなかったし、組んでもなかったし。私はそのとき一若手の選手であり、(潮崎は)看板選手であり。だから再会は違うなとずっと思ってたんですよ。だから今回のテーマは何なんだ? 私の中で、潮崎豪の中で。そしたら、ある一つの共通項があったんです。出戻りなんですよ。まあ、出戻りといっても私の場合はプロレス界を一度引退しているという身なので、またちょっと意味合いが変わってくるのはくるんですけど、隣のチャレンジャーの潮崎選手はNOAHを一度やめて、そしてまた出戻った身であります。出戻ったからこそ思うものもあるし、背負うものもあるし、築いたものもあるし。だからこそ見せられるものもあると私は思っています。なぜなら私も出戻りの人間だから。そんな二人がこのベルトをかけて試合をするというのは、ある意味とても奇妙な運命というかなんというか。そう思いませんか? 見てる人たちも。出戻りですよ、僕らは。私は舵を取ると言って、潮崎豪はI AM NOAHと言ってる。けど、これらを言ってるのは出戻りの人間なんですよ。だからこそ伝えられるものがあると私は信じています。そういった思いを込めた試合を見せていければと思っています。もちろん防衛したうえで」

――ジェイク選手から出戻りというキーワードがあったが?

▼潮崎「そうですね。出戻り、久しぶりに聞きました。そのことがあったからこそ、俺はI AM NOAHを叫び続ける、続けれることになったと思っているので。その出戻りという言葉、俺にとっては必要なことだったと思いますし、今の自分にとって今後、GHCを獲るためのパワーになればと思ってます」

――潮崎選手からは対等の目線で戦うと言われた

▼ジェイク「リング上で向かい合ってる。そうなったらもう対等じゃないですか。上も下もないんですよ。遠慮もクソもないわけですよ。だから、なぜ当たり前のことを言ってるんだという感覚です」

――潮崎選手のことを「歴史を重ねてきた男」と言ったが、全日本の頃から戦いたい気持ちがあった?

▼ジェイク「最初はなかったんですよ。“戦いたい”じゃなかったんですね。“頑張ってほしい”だったんですよ。団体(全日本)を盛り上げてほしい、この人だったら大丈夫だって。心の底からそう思ってました。けど、私が再デビューしてすぐ退団することになり、NOAHに主戦場を移した。私はそのときは一瞬絶望しました。これからどうすればいいんだろう、みたいな。団体は誰が舵を取るんだろう?じゃないけど。でも、その時に思いましたよ。俺はどれだけ潮崎豪に甘えていたんだろう…って。どれだけこの選手に……リスペクトじゃないんですよ、甘えなんですよね、要は。“この人がいれば大丈夫”というのは。そのことを気づかせてくれた人なんですよ。だから当時は“戦いたい”じゃなかったんですよ。けど、その時のきっかけがあるからこそ、私は選手としてこのままじゃいけない。そう気づけたし。今じゃ私がチャンピオンで、彼はチャレンジャーですよ。あのときの私に言いたいですよ。面白いことになるぞって。誰もが想像しなかったことが何年後かに起こるからって」

――ジェイク選手が再デビューした直後、NOAHに再入団したが、長期欠場後、後輩のジェイク選手がGHC王者として立っていたことはどう思った?

▼潮崎「そうですね。2015年6月でしたか、彼が再デビュー、戻ってきたと。そのときの記憶もありますし、自分がいなくなった記憶もあります。それでも時間は進んでいくと思ってるので、時間が進む、その中で今、ジェイク・リーがこのNOAHの最高峰のGHCのベルトを持って俺の対角線にいる、俺の対角線に立つ。そのことを噛み締めることもなく、俺はN-1 VICTORY 2023チャンピオンとして腕の1本、腕の2本、そしてアゴ、やられようが、このジェイク・リーを叩き潰す。その気持ちに迷いはないです」

――前夜もジェイク選手から腕攻め予告があったが?

▼潮崎「来るなら来いという。さっきも言ったようにくれてやるよ。でも、このベルトは俺がいただきます」

――これまでの発言を聞いて思うことは?

▼ジェイク「話を聞いてると、興味があるのは“私”じゃないんですよ。ベルトなんですよ。当時の話を振り返るやり取りもありましたけど、ほぼほぼ、たぶん覚えてないと思うんですよ。なぜなら潮崎豪は私に興味がないから。興味があるのはこのベルトなんです。ということは逆に言ったら、それだけ切羽詰まってるってことなんです。私はそう捉えてしまいますね。時間がない俺には、今しかない俺には。そういった焦りじゃないけれども、なんて言えばいいんだろう。かといって、かけてる思いが伝わってくるかといったら、そうでもないんです。不思議なことに。それは自信からなのか、それともまた違う何かがあるのか。それは私にはわかりません。今現状は。けど、腕の1本、2本……でも3本目はないぞ?って感じですね」

――今の発言を聞いて思うところはある?

▼潮崎「まあ、正直、俺が見てるのはベルトかもしれない。でも巻いてるのお前だろ? このジェイク・リーがベルトを獲った姿、そして防衛戦、それを見てきて悔しくなかったっていえばウソになります。その気持ちもタイトルマッチでジェイク・リーにぶつけて、勝つしかないですね」

潮崎「交通手段を調べてしまうほど9.24名古屋国際会議場での試合を観に来てほしい」名古屋までの交通手段を指南

 潮崎が「交通手段を調べてしまうほど9.24名古屋国際会議場での試合を観に来てほしい」と、ツイッターで交通手段を指南している。

 ファンに囲まれた中でのGHC獲りなるか!? そして、カクトウログ管理人としては名古屋のきしめんがおすすめです。


記事が役立ったら応援をお願いします。当バナー1日1クリック有効。


[主要な大会▶格闘スケジュール
主要外部リンク
[ブシロード▶新日📺]/スターダム📺]]
[サイバーF▶ノアDDT系📺]]
[有力団体別▶全日📺]/GLEATマリゴ
[総合格闘技▶RIZIN

カテゴリー

バックナンバー

団体リンク

プロレス団体リンク
新日本プロレスニュース大会日程新日本プロレスワールドYouTubeワールドYouTube)/全日本プロレス全日本プロレスTV)/NOAHDDTWRESTLE UNIVERSE)/GLEAT大日本プロレスZERO1DRAGON GATEみちのくプロレス大阪プロレス2AWDRADITIONWWEWWE Network)/PURE-JLLPW-XOZアカデミーセンダイガールズWAVEアイスリボンスターダムスターダムワールドYouTube)/ディアナマーベラス


格闘技団体リンク
UFCRIZINRINGSK-1RISE(ライズ)DEEPPANCRASEQUINTET巌流島


YouTube
📳アントニオ猪木📳長州力📳前田日明📳船木誠勝📳田村潔司📳蝶野正洋📳獣神サンダー・ライガー📳朝倉海📳朝倉未来📳永島勝司


ファイター等
蝶野正洋(ARISTRIST)長州力(リキプロ)天龍源一郎(天龍プロジェクト)高山善廣田村潔司桜庭和志鈴木みのる鈴木みのる公式写真佐々木健介オフィス小橋建太 Fortune KKゆでたまご公式サイト


最新ニュース・コラム・視聴

スポナビ東スポ日刊デイリーバトルニュース週刊ファイトDropkickぼくらのプロレスプロ格DX週刊プロレスNoguaranteemagazineBoutRevieweFightゴング格闘技ニコニコプロレスチャンネルサムライTVCSテレ朝チャンネル大川昇アメブロ金沢克彦アメブロ井上崇宏インスタ宝島社彩図社チームフルスイング書泉グループのイベント闘道館大阪カウント2.99


新着&注目アイテム
プロレスDVDサーチプロレス本サーチ


Sports Graphic Number 2024年 12/5 号 [雑誌] 雑誌 – 2024/11/21


KAMINOGE155 単行本(ソフトカバー) – 2024/11/5


「プロレススーパースター列伝」秘録 単行本 – 2024/11/22 原田 久仁信 (著)


侍レスラーの反骨のプロレス熱闘記 (青春新書インテリジェンス PI 709) 新書 – 2024/11/6 越中詩郎 (著)


My Dream ジュリア 自叙伝 単行本(ソフトカバー) – 2024/8/23 ジュリア (著)


アントニオ猪木とUWF 単行本 – 2024/5/31 前田 日明 (著), 藤原 喜明 (著)


馬場さんの話、もっと聞かせてください 単行本 – 2024/8/6 馬場元子 (著), 棚橋和博 (著)


力道山未亡人 単行本 – 2024/5/31 細田 昌志 (著)


拳王のクソヤローどもオレについて来い!!①反骨の書 単行本(ソフトカバー) – 2024/7/23 週刊プロレス (編集)


拳王のクソヤローどもオレについて来い!!②金剛の書 単行本(ソフトカバー) – 2024/7/23 週刊プロレス (編集)


伝えるための準備学(ひろのぶと株式会社) 単行本(ソフトカバー) – 2024/7/22 古舘 伊知郎 (著)


さぬきうどん全店制覇攻略本2024-25年版 ムック – 2024/4/24 タウン情報かがわ (編集)


真・プロレスラーは観客に何を見せているのか 30年やってわかったこと (徳間文庫) 文庫 – 2024/3/8 TAJIRI (著)


前田日明デビュー45周年記念Blu-ray BOX [Blu-ray] – 2024/6/12 前田日明 (出演)


猪木のためなら死ねる! 最も信頼された弟子が告白するアントニオ猪木の真実 単行本 – 2024/1/26 藤原 喜明 (著), 佐山 聡 (著), 前田 日明 (著)


2024プロレスラー全身写真名鑑[雑誌]: 週刊プロレス別冊新春号 雑誌 – 2023/12/27 週刊プロレス編集部 (編集)


プロレス熱写時代~プロレスカメラマンが撮った日本プロレス黄金期~ 単行本 – 2023/9/27 大川 昇 (著)


白の聖典 単行本 – 2022/1/17 中野 たむ (著)


引きこもりでポンコツだった私が女子プロレスのアイコンになるまで 単行本(ソフトカバー) – 2020/8/27 岩谷 麻優 (著)


俺のダチ。 単行本(ソフトカバー) – 2023/6/23 鈴木 みのる (著)

レポートbyカクトウログ

> 佐藤光留「俺、逃げんのか」
> 米山香織 YMZ快進撃の理由とは
> 佐藤光留「本気で立とうとしてました」
> 鈴木みのる「全責任を俺が」帝王と対峙
> 桜井麻衣がジュリア最後の相手を務める
> 藤田あかね 日本で最初にレゴブロック
> ジュリア 道をつくりたいんです
> 藤田あかね 離れ離れにはなってないから
> 佐藤光留 表立った異常者は僕だけ
> 鈴木みのる お前らとやってることは違う
> 新団体マリーゴールド旗揚げ戦レポート
> MIRAI 自分が引っ張っていかないと
> 株式会社レック永守貴樹社長が退任
> デイビーボーイ・スミスJr.完全復活宣言
> 高木三四郎「横一線に」DDTがAT初参加
> スターダム5選手退団…運営に何が起きた
> スターダムさくらあや 新空手ガール告白
> ハンセンと対談 前田ラリアット被弾常連
> オカダ・カズチカ来歴 新契約先はAEW
> 佐藤光留「それこそ血筋」YMZ前夜祭
> 米山香織「みんなの笑顔が大好物」対談
> 中野たむ「問題なければ進化はないッ」
> オカダ・カズチカ「所属はおしまい」
> オカダ・カズチカ「立つ鳥跡を濁さず」
> ウナギ・サヤカ 等身大のギャン期1周年
> 白川未奈 2023年の躍進一番星が告白
> 岩谷麻優「表舞台に立ってこそ」両国復帰
> 鈴木みのる「プロレスはライブの時代だ」
> 7割「妥当」 東スポプロレス大賞総括
> 金沢克彦氏が恒例毒舌生解説2023年総括
> 小川EPが外で活動、ジュリアが合流する?
> プロレス熱写時代(大川昇著)レビュー
> ふり返りながら待つ。コズエン3周年
> ジュリア告白スターダムを取り戻すために
> 安納サオリ絶対不屈彼女からのラブレター
> アントニオ猪木をさがして 映画レビュー
> アントニオ猪木墓参 横浜市鶴見区総持寺
> 闘魂語り継ぐ一周忌 前田日明らトーク
> 白川未奈&月山和香タッグリーグ作戦会議
> 中野たむ&白川未奈 復活DREAM☆H本音
> カクトウログ19周年 & 毎日更新16年
> スターダム過去最高益 新日本黒字転換
> なつぽい 『最強』を掲げ始めた理由
> 高貴に桜井まい 貴婦人初インタビュー
> 涙の数だけ強くなれ 月山和香が初勝利
> 言葉までが美しき狂気 ジュリア激白
> 試合力と物語力の相思相愛 彩羽とウナギ
> 全員王者の新コズエン 安納サオリ特写
> 頂点で会えた 聖典での約束は聖地で叶う
> 髪切りとジュリアを超えてゆけ 中野たむ
> 長与「鍛え直したい」ウナギ最後の弟子に
> 月山和香が勝った日 負けない気持ちこそ
> 鈴木みのる ストロングスタイル設立真意
> 武藤引退が奏でた橋本・三沢・蝶野コール
> ウナギ・サヤカに聞くコズエンとギャン期
> 東スポプロレス大賞検証 世紀の大誤審
> 金沢克彦トークレポ 2022年を大総括
> 乗り越えて夢へ コズエン2周年座談会
> 新日本武藤招聘の裏でムタvs.中邑実現
> 猪木ベストバウトは1988年の藤波辰巳戦
> 猪木が新日本50周年イヤーに天国へ
> アントニオ猪木 24時間テレビ全発言
> カクトウログ18周年 & 毎日更新15年
> 観客数がコロナ前比56%まで回復
> 5年ぶりプロレス総選挙で何が起きた!?
> 紙テープに包まれたウナギ・サヤカ
> UDONプロレス 今夜はキングオブシコク
> コシの強いUDONプロレス 名古屋に来た
> 高木三四郎サイフェス直前インタビュー
> プロレス総選挙をテレ朝が5年ぶり実施
> 飯伏「真実からかけはなれています」
> さあパンデミック明け 新日本への期待
> 兄・裕一郎さん涙 大谷晋二郎応援募金
> 藤田和之 前田日明の前でも野獣!?
> ツヨカワ天咲光由 ミラノ先生が指導
> 田中正悟さん亡くなる 前田日明と親交
> 白の聖典(中野たむ著)ブックレビュー
> いざ愛知大会へ コズエン秘密の作戦会議
> サイン会で決起 秘密のコズエン反省会!?
> 不満消えた 東スポプロレス大賞2021総括
> 大阪超女大戦前 コズエン秘密の作戦会議
> UDONプロレス初の「読む記者会見」
> 前田日明の来歴をまとめて振り返る
> 前田日明と再会で舌好調 新間寿トーク
> 中野たむ 大阪城で天下取りの誓い
> UDONプロレス コシの強さと一体感
> 新日本プロレスがリアタイ報道を解禁
> 嫌われ者からブレイク コズエン1周年
> ノアが公式以外媒体リアタイ報道を解禁
> 西武D2連戦総括 木谷氏「反省しないと」
> カクトウログは開設17周年
> GLEAT旗揚げハラハラ感 時代に抗うUWF
> 猪木vs.アリから45年 真実を巡る旅続く
> さよならムーンサルト回収 武藤敬司飛ぶ
> 震災10年仙台大会に地震 神対応の舞台裏
> 中野たむを信じて明日に輝け 武道館詳報
> 前田日明が新日と交渉 第1次UWFの記憶
> 武藤敬司の「夢」ノア武道館を飲み込む
> AEW・新日連携への米国ファンの期待とは
> ジェイ戦列復帰 新日本というミステリー
> コズエンはあきらめない 高田馬場写真集
> 2020年プロレス大賞 3アワード比較
> 金沢克彦氏が18年半ワープロ解説に終止符
> ダブルドーム2021年ベストバウト結果
> 柴田勝頼 2022年“復帰”目指して始動
> 星を包み込む宇宙であれ コズエンが独立
> コズミックエンジェルズ初戴冠の日に密着
> プロレス大賞こうだったんじゃないか劇場
> 大会ベストバウト投票 年間総括2020
> プロレス大賞でノアは!? 武田氏と立ち話
> 新日本コロナイヤーを金沢克彦氏が生解説
> 内藤か潮崎か 2020年プロレス大賞展望
> あるのか前高山 山ちゃんがやっちゃった
> 宇宙旅行をアテンド中野たむ 棚橋弘至説
> 絶叫できない熱狂とコロナ副産物 G1総括
> GLEATプレ旗揚げ 田村&長州のプロレス観
> 鈴木みのる 天を指してゴッチ式の理由
> ベストバウト&大会総括 21年ぶり神宮球場
> 武藤敬司vs.前田日明トークレポート
> 丸藤正道vs.前田日明トークレポート
> 猪木酒場新宿店が7月閉店 かつて全国7店
> 金8以降世代のNJC4強こそ新日本の主張
> 『記憶の懸け橋』トークイベント観覧メモ
> 「社会的責任」ひとつの答え 新日本再開
> 小久保隆さん TJシンテーマ曲秘話
> 柴田勝頼ついに2017年4月9日を初激白
> 柴田勝頼の新日本帰還はなぜ実現した?
> 大阪カウント2.99に鈴木みのるがエール
> オカダ戦から3年 柴田勝頼の奇跡と軌跡
> コロナ禍でノア無観客試合 潮崎vs.藤田
> コロナ禍でスターダム無観客試合
> 文庫版『1984年のUWF』にカクトウログ
> 前田「ずっと猪木さんに教えてもらった」
> 船木誠勝が明かす! 柴田勝頼“秘話”
> 映画アイアン・シークで前田トーク!
> 藤田和之トーク 半生を激語り!
> シークレット結婚式!? オカダ&三森さん
> ジャイアント馬場バルに行ってきた!
> ファン集結! 前田日明61歳バースデー
> 2019年の顔は!? プロレス大賞まとめ
> 乱入でテーマ曲? 原宿で鈴木みのると
> 恒例トーク!金沢克彦氏が2019年大総括
> 2000年の田村潔司 武道館にUWFテーマ
> 四十にして惑わず ザ・レスラー柴田勝頼
> アウトサイダーが1年2か月ぶりに復活!
> 新日への質問も!ブシロード株主総会
> 台風19号で新日本プロレス道場が浸水
> 闘魂SHOP“旧店舗”メモリアル写真集
> 台風被災の長野でオカダがボランティア
> ライガーvs.鈴木みのる衝撃と座礼の意味
> 教えてよ鈴木みのるは何故探し続けるの!?
> 柴田勝頼20周年DVD“隠しトラック”
> 新日本プロレスが年商54億円 過去最高
> 劇場上映会ゲストでライガー激語り
> 五輪イヤー30回目「G1」は秋開催
> 柴田20周年DVDのジャケ写公開
> 俺たちの鈴木みのる&オカダ!
> TAKAYAMANIA第2弾でプロレス大同団結
> 藤波vs.前田 マルキュー感謝祭トーク
> 柴田勝頼が2年4か月ぶりリング躍動!
> 柴田「今まさにつくってる」20周年DVD
> 柴田勝頼、生存率18%以下からの咆哮!
> 新日親会社ブシロードが東証マザーズ上場
> 三沢光晴“最後の対戦相手”に向けた手紙
> 平成を代表する日本人プロレスラー発表
> 平成最後に猪木・藤原・前田・船木が集結
> 平成最後の猪木リングイン! 藤波と対峙
> 鈴木みのる パイルドライバー1枚の写真
> 「BI砲」の歴史! 馬場没20年追善興行
> マスターズ前田日明! 藤波・長州と対峙
> 「カウント2.99」8周年!金沢克彦トーク
> ナイキTシャツ! 柴田勝頼サイン会
> 橋本真也のお墓参りに行ってきました
> G1決勝直前! 柴田勝頼との会話
> ラスベガスファイトショップ店員と立ち話

> 高山善廣を応援 TAKAYAMANIA
> 週刊 前田日明
> 週刊 柴田勝頼