月曜の憂鬱ふっ飛ばす劇場型ノア　マジ卍よりマンマジ、ウマ娘よりムタ娘

　23日、ノアが『MONDAY MAGIC ep2』新宿FACE大会を開催した。対戦カード当日発表で繰り広げられる隔週月曜大会の2回目となる。

大会結果はこちら。

【#MONDAYMAGIC 新宿まとめ】本当にグレート・ムタ降臨!! ファンキー加藤さんに毒霧で「娘」メッセージ／メイン勝ち名乗りジェイクの前に拳王。ジェイクはベルト殴打「今日はやり返した」／初代GHCハードコア王者は田中将斗

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— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) October 23, 2023

グレート・ムタ降臨。マットに記した「娘」に早くも予想合戦

＜第3試合後＞
ファンキー加藤さんによるグレート・ムタ呼び寄せ

　マンデーマジックの大会アンバサダーであるファンキー加藤さんが登壇する。予告されていたグレート・ムタ登場は本当にあるのか?　するとムタが本当に現れて、おそるおそる加藤さんがインタビューすることに。しかしムタは毒霧で遮断、マットにスプレー缶で「娘」との黒文字を残した。

　ムタの代理人を務める武藤敬司には娘がおり、霧愛（むぅあ、武藤愛莉、2000年4月3日生まれの23歳）さん。シンガーソングライターとしての活動があり、歌を披露するなら可能性はあるも、霧愛さんがマットに上がることを想定しているファンは少ない。

　ムタの家族を巡っては、かつての劇場型プロレスとしてのハッスルで、ムタとインリン様の息子が（曙に似た）ボノちゃんという“血縁関係”があった。こうしたように設定をもって有力レスラーが登場することが想定される。

　次大会に梅咲遥&高瀬みゆきの参戦が決まったが、梅咲に似たペイントレスラーKARMAも存在する。これはストレートに梅咲としての参戦が発表されていることから可能性は低そうだ。

　ムタが殿堂入り時表彰の衣装で登場したことから、WWE絡みで何か起きるという大胆予想も成り立つかもしれない。SNSではマットに記した「娘」に早くも予想合戦が繰り広げられている。

ストーリーから闘いまで。あらゆる刺激を2時間に凝縮

＜第5試合/6vs.6 イリミネーションマッチ＞
〇ジェイク・リー&ジャック・モリス&アンソニー・グリーン&LJ・クリアリー&YO-HEY&タダスケ
　28分55秒　オーバー・ザ・トップロープ
清宮海斗&大岩陵平&●征矢学&マサ北宮&ドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフ
※ジェイクの1人残りでジェイク組が勝利

　オープニングにGLGと正規軍の両陣営が揃い、メインでの6vs.6 イリミネーションマッチが決定した。入場テーマ曲をもってカード発表としつつ、こういうアレンジも加えてくるところに大会への意欲を感じる。対戦アピールとして大岩陵平がマイクを握ったが、大会の随所に「何かの芽が見られるかも」というワクワク感が埋め込まれた。

　その大岩が王者であるジェイクにエルボーで向かっていくシーンも。そしてN-1で活躍した征矢学がジェイクとの2人残りでぶつかり合う。セミのGHCハードコアもそうだが、ストーリーのみならず“闘い”に満ちている。劇場型でありつつもノアが手がけることでのこだわりなのだろう。

　メイン終了後に拳王が登場し、週末の福岡でのタイトルマッチの予告編ともなった。このあたりは注目を福岡にも持っていくことも求められるわけだが、独自の流れがあってもよかった。まだ2回目であり、どんどん試行錯誤をしてほしいところ。

　ストーリーから闘いまであらゆる刺激を2時間に凝縮。それが当日発表により発生することでサプライズ感が増す。「プロレスかくあるべし」という思考や声に染まることなく「とことん楽しもうぜ」という時を過ごせる。ファンも歓迎ムード。

　マジ卍よりマンマジ、ウマ娘よりムタ娘。月曜日の憂鬱をふっ飛ばす新シリーズは、まさにマンデーマジックなんである。

（10月28日（土）福岡）中嶋勝彦NOAHラストマッチ、メインは「ジェイク・リーvs.拳王」」GHCヘビー戦

■ノア ABEMA presents DEMOLITION STAGE 2023 in FUKUOKA
日時：10月28日（土）16:00
会場：福岡国際センター
※ダークマッチの開始時間は15:40を予定しております

／
📺10.28福岡大会は【ABEMA無料生放送】✨
＼

▷10月28日(土)福岡国際センター大会
▷ごご3時40分～ABEMA格闘Ch.で無料生放送！
ご視聴はこちら！ https://t.co/kYdq8Mi7X8#noah_ghc #ABEMA pic.twitter.com/NyzP4OHZD9

— プロレスリング・ノア ｜PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) October 23, 2023

【全対戦カード】

＜第8試合　メインイベント・GHCヘビー級選手権＞
（王者）ジェイク・リー　VS　拳王（挑戦者）
※第42代王者の5度目の防衛戦となります。

＜第7試合・GHCナショナル選手権＞
（王者）イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.　VS　ジャック・モリス（挑戦者）
※第9代王者の7度目の防衛戦となります。

＜第6試合・GHCジュニアヘビー級タッグ選手権＞
（王者）ドラゴン・ベイン　アルファ・ウルフ　VS　YO-HEY　タダスケ（挑戦者）
※第58代王者組の初防衛戦となります。

＜第5試合・タッグマッチ・中嶋勝彦NOAHラストマッチ＞
潮崎豪　中嶋勝彦　VS　丸藤正道　杉浦貴

＜第4試合・タッグマッチ＞
HAYATA　Eita　VS　ダガ　小川良成

＜第3試合・6人タッグマッチ＞
マサ北宮　征矢学　稲葉大樹　VS　鈴木秀樹　サクソン・ハックスリー　谷口周平

＜第2試合・タッグマッチ＞
アンソニー・グリーン　LJ・クリアリー　VS　清宮海斗　大岩陵平

＜第1試合・10人タッグマッチ＞
近藤修司　吉岡世起　ニンジャ・マック　アレハンドロ　TERRY YAKI　VS　小峠篤司　Hi69　大原はじめ　エクストリーム・タイガー　宮脇純太

＜ダークマッチ・6人タッグマッチ＞
齋藤彰俊　スタリオン・ロジャース　藤村加偉　VS　モハメド ヨネ　小澤大嗣　大和田侑