コグマと新コスで戴冠、葉月「過去も今も知ってほしい」黒メイクも卒業
11月に『第11回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦』を制したFWC(コグマ&葉月)がメインでゴッデス・オブ・スターダム選手権に挑戦した。9日のスターダム『NEW YEAR STARS 2022/Day-2』後楽園ホール大会。公式サイトと同じコメント部分については表記を掲載済み分に合わせてあります。
大会結果 スターダム NEW YEAR STARS 2022/Day-2 1月9日(日)後楽園ホール
■ スターダム NEW YEAR STARS 2022/Day-2
日時:1月9日(日)11:30
会場:東京・後楽園ホール
<第1試合/シングルマッチ>
●鹿島沙希
7分58秒 ローリング・バッククラッチ・ホールド
〇テクラ
今日もキモオタを魅了する沙希様。
一方のテクラはファンを寄せつけない迫力!?
新参にいい顔はさせないとばかりに鹿島が張る。
攻撃をいなすように、テクラが鹿島の突進をブリッジでかわすムーヴ。
テクラはドライバー系ではなくローリング・バッククラッチ・ホールドで決着をつけた。
<第2試合/タッグマッチ>
●月山和香
ウナギ・サヤカ
8分54秒 ブロック・バスター・ホールド
〇羽南
岩谷麻優
ときには厳しいウナギだが、月ポーズでしっかり寄り添うツンデレなのです。
2人まとめて「拙者、蒲焼き者で候。」は美しすぎる!!
月山のこだわりのドロップキック、身体がまっすぐ伸びる!!
月山はフューチャー狙いだが、ブロック・バスター・ホールドでフォールを奪われる。突破口がつかめず。
中野たむ「どの道が正解かを選ぶんじゃなくて、選んだ道を正解にするのがプロレスラー」
<第3試合/6人タッグマッチ>
●桜井まい
白川未奈
中野たむ
12分40秒 ミラマーレ・ショック→片エビ固め
〇MIRAI
ひめか
舞華
第3試合はコズエンのこの3人。ダンス、決まってマス。
桜井が舞華を、白川がMIRAIを指名。中野が「あれ、あれ、私は誰を!?」と乗り遅れ。
コズエンの桜井のままでいいのかジュリアに声をかけられ、揺らぎがまわりから不安視される桜井。されど白川、中野と息の合った連係を見せる。
中野がひめか、舞華にまとめてボディアタック。
中野がテクニシャンとしての引き出し。珍しい側転ダブルニードロップを舞華に繰り出す。
当たりの強いひめかの打撃を、白川が打たれ強く受ける。DDTで切り返し。
コズエンの絆だ。桜井のピンチを中野・白川が救出。
エアプレーンスピンからミラマーレショックで叩きつけ。桜井がMIRAIに3カウントを献上してしまう。
中野「桜井さ、ごめんねきょう助けてあげられなくて最後さ。でもみんながあんたのこと信じてるからさ、あんたは自分自身のこと信じてあげなきゃだめだよ。どの道が正解かを選ぶんじゃなくて、選んだ道を正解にするのがプロレスラーだから、私はそう思ってるけど」
白川「そうよ。ホントに私も自分のこと信じてる。ま、MIRAIに昨日取られましたけど、赤の挑戦? あんな定型文みたいなコメントしか言えないヤツにプロレス界盛り上げられるんですかね? 私はMIRAIに負けてないと思ってる。私も自分を信じてる、そしてコズエンを信じてる、そして桜井も信じてます。そう」
桜井「はい。私も昨日試合をして、ドンナデルモンドとはもっともっとバチバチに闘いたいなって思いました。なんでコズエンのみんながこんなに信じてくれてるから、悩ませてホントにごめんなさい。私は自分を信じてまっすぐ突き進みます」
中野「泣いてもいいんだよ。ジュリアの言うなんか聞かなくていいんだよ。たむの言うことだけ聞いてればいいから。練習行くぞッ!!」
白川「受け身100回!!」
中野「スクワット30回!!」
桜井「やりましょう!!」
中野が「どの道が正解かを選ぶんじゃなくて、選んだ道を正解にするのがプロレスラー」との名言で桜井との結束を誓う。白川はMIRAIの迎撃役を買って出た。白川「受け身100回!!」と中野「スクワット30回!!」のギャップよ!?
詩美「オマエさ、私とシングルやれよ」渡辺「11周年ビッグマッチ、名古屋であるよね?
<第4試合/変則タッグマッチ>
〇渡辺桃
スターライト・キッド
琉悪夏
吏南
17分8秒 人でなしBドライバー→エビ固め
●レディ・C
上谷沙弥
林下詩美
※クイーンズクエスト側のAZMが欠場
クイーンズクエストとしての初試合、マスクを掲げるレディ・C。AZMがこの日に欠場となるが、レディは3対4のままやりたいと懇願。
ひのレディが大江戸隊の標的に。渡辺桃は前日に初披露の新コスで晴れて闇落ちモード本格化。
人でなしBドライバーでレディを仕留めてみせた。
キッドが「オマエら今後一切、マスクかぶって出てくんじゃねぇ。被っていいのは、本物のマスクウーマンのスターライト・キッドだけなんだよ!」と通告。林下は「オイ、渡辺桃から引き継いできたマスクなんてさ、こっちから願い下げだよ。オマエさ、私とシングルやれよ」
渡辺は「最近、赤いベルトを失った林下詩美に価値なんてねーんだよ。ハハハハ。でも、そんなオマエに私が、このブラックピーチが負けるわけねーんだよ。それをしっかり教えてやるよ! そうだな…11周年ビッグマッチ、名古屋であるよね? 1月29日、名古屋でオマエも破壊してやるよ。楽しみにしておけよ」と呼応。
葉月「しっかり過去も見てもらって、私たちのいまを知ってもらえればなと思います」
<第5試合/ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合>
[挑戦者]
〇葉月
コグマ
16分55秒 葉・月ストラル
朱里
●ジュリア
[第21代王者]
※ジュリア&朱里が5度目の防衛に失敗、コグマ&葉月が第22代王者に
タイトルマッチセレモニーならびにベルト返還。FWCは新コス、葉月は黒メイク卒業。
FWCが新コス!#stardom #スターダム pic.twitter.com/G1v10EEJ5h
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) January 9, 2022
FWCが解き放たれる。葉月が飛ぶ。
コグマも飛ぶ。
ジュリアと魂を込めてやり合う葉月。
それでもアリカバは高い壁として立ちはだかるが、、、
葉月が一瞬を無駄にしない葉・月ストラルでジュリアから3カウントをもぎ取った。
葉月「私たちが新タッグチャンピオンです。はあ、しんどかった…。しんどかったけど、粘ってよかった。あきらめなくてよかった。そして、復帰してよかった。…泣かない。私とコグマがタッグ巻いたからには、しっかりスターダム、いま以上におもしろく盛り上げたいと思います。そして、内に秘めているクレイジーさを持つ人、どんどん暴き出していきたいなと思います」
コグマ「昔からね、取ろうって言ってたりとかして…(涙)。もう一緒にリングに立つこともないと思ってたから、すごい、なんか…復帰して、こんなことがあるんだなと思って。あきらめないって大事だっていうこと、身をもって伝えられたんじゃないかと思います」
コグマ「人生いろいろあると思うんですけど、あきらめたり挫折したり、そういうことを乗り越えて、もっといい未来が待ってるよという、そんなような支えになれるような王者になっていきたいと思います」
葉月「そうだね。新しく自分たちを知った人もいると思うので、私たちの過去を知らない人も多いと思いますけど、しっかり過去も見てもらって、私たちのいまを知ってもらえればなと思います。アリカバを倒した私たち、なかなか私たちを倒せる相手はいないんじゃないかなと思います」
スターダムにおける抗争の構図は入り組んだものも多々だが、コグマ&葉月の「復帰してよかった」というストレートな言葉は何度聞いてもジーンと来る。加えてこの日には「しっかり過去も見てもらって、私たちのいまを知ってもらえればなと思います」との言葉が出た。盛り上げを担うべく、FWCが打って出る。その決意が新コスと、葉月の新メイク含めて心地よいメインとなった。
クレイジーなスターダム勢を引き出して、クレイジーに迎え撃つFWCには期待しかない。
11日(火)は1・29名古屋大会会見。赤ベルト挑戦者決定3WAY中野・ジュリア・岩谷、白川とテクラはSWA王座決定戦か
10日の両国大会含めての流れで1・29名古屋大会カード決定へ。11日(火)に記者会見。
東京3連戦が終わりました。いろいろなドラマを生み、点と点がイッキに結び付いてきた。明日は1・29名古屋大会の会見があり、3日間でまとまったカードを発表します。 DDMは7人体制に巨大化。大江戸隊と並ぶ勢力になってきたのだ。 pic.twitter.com/LNZeXLIYHO
— ロッシー小川 Rossy Stardom (@rossystardom) January 10, 2022
🔷DDM組との対戦に敗北したコズエン組のコメント。
たむ「白いベルト落として、次の夢を掴みにいこうと思ってたところだったから、ジュリアも同じことを考えてたなんて思ってもみませんでした。」
白川「SWA巻いたら、嫌でも海外の選手寄ってくるでしょ?海外遠征、修行の旅に行きたいな、と。」 pic.twitter.com/OXh0fYvgyX
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) January 10, 2022
歩く情報漏洩の目撃の行方にも注目!?
東京ドーム大会でフェニックス・スプラッシュ勝利を収めた”ドーム女”上谷沙弥が、飯伏幸太戦を直訴しに行く。
しかしそこには密談中の謎の女性がおり、上谷はその顔を目撃してしまう。#STARDOM pic.twitter.com/7plBCyoJ7l
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) January 10, 2022