ひめかが4・23横浜アリーナで引退試合 デカいは強い・正義・かわいい
10日、スターダムがオンライン記者会見を行い、ひめかの引退を発表した。
【生配信】ひめか 引退発表 記者会見【STARDOM】 – YouTube
「今の自分が一番輝いていると思うから、悔いはなない」5・14後楽園で引退セレモニー
「このたびワタクシひめかは、プロレスを引退することを決意しました。理由としては、自分が20歳でデビューした時に、5年経って25歳のときに自分が納得のいく立ち位置になっていたら引退を決めようともともとデビューをしました。シングルのベルトとかやりたいこととか、目標は達成できなかったんですけど、でも5年を振り返ったら今の自分が一番輝いていると思うから、悔いはないです。ここ1年で自分の狙えるスターダムのベルト全部にかかわることができたので、そのとき自分のチャンピオン姿が想像できなくて、よき挑戦者という立ち位置が自分の限界だと思った。小川さんには『欲がない』と言われていたんですけど、今となっては確かにそうだなとすごく思います。何よりも自分が長期欠場という大きな怪我がなかったので、体と心がボロボロになる前に、健康なうちに違う人生を歩もうと決意しました。残り少ない期間になってしまうと思うんですが、応援していただければと思います」
引退試合は4月23日の横浜アリーナ大会となり、引退セレモニーは5月14日の後楽園ホール大会で行われる。
ひめかからは“やりたいこと”が伝えられた。
・引退試合は舞華とシングルをやりたい。
・2・26神戸ショーケースで世羅りさとハードコアマッチをやりたい。
・関口翔とどんなカタチでも関わりたい。
・対戦相手を募集していた橋本千紘と試合をやりたい。
・単独で“表紙”になりたい。
ファンに愛されるジャンボ・プリンセス「デカいは強い。デカいは正義。そして、デカいはかわいい」
締めのセリフは「デカいは強い。デカいは正義。そして、デカいはかわいい」。ひめかの愛らしい表情をカメラに収めることは、常にファンからの大きな観戦目的だった。恵まれた体格とダイナミックな攻撃が魅力で、2・4大阪府立体育館大会におけるゴッデス王座戦でも王座に肉薄した奮闘が話題となったばかり。
会見からは、冷静な人生設計と引き際の潔さが感じられた。引退までに“やりたいこと”をぜひかなえてほしいし、プロレスからの卒業をみんなで見守りたいと思うばかりだ。
ファンからは舞ひめぽいの復活を望む声が溢れている。はたして!?
離れたくないし
ずっと一緒にいたいよそりゃ。でもひめかの決めた事やもん
ひめかの気持ちが第1優先🫶最後の相手に選んでくれてありがとう
#STARDOM #スターダム #舞ひめ pic.twitter.com/sC4OD8mVAY
— 舞華 (@_Maika0324) February 10, 2023
この5年が走馬灯のように頭の中を駆け巡る
— なつぽい (@n_poi07) February 10, 2023
なんでいつも
なんでいつも先にいくんだよ。ひめかともう一度友達に戻って、
横で闘いたい思いがあった。まだ叶えたい夢が、沢山あるんだよ。
このままさよならは嫌だ。
最後にもう一度
私とシングルしろよ。#STARDOM https://t.co/EvkVZ02WWM— 白川未奈 Mina Shirakawa (@MinaShirakawa) February 10, 2023
なにもしらなくて、会見みて放心状態。
一緒に組ませてもらってから本当に2人を大好きになったばかりなのに、
明後日が舞ひめwithC最終戦です。
本当に最後の最後。まだ飲み込めない。
— レディ・C (@LadyC_stardom) February 10, 2023
舞ひめぽいアーティストV7は歴代最多タイ記録
2021年2月14日には「舞ひめ」舞華&ひめかでゴッデス王座を戴冠した。「舞ひめぽい」と称された舞華・ひめか・なつぽいで2021年10月3日にアーティスト王座を獲得。7度の連続防衛は最多タイ記録となっている(中野たむ、白川未奈、ウナギ・サヤカのコズエンと並ぶ)。
2022年6月15日の小橋建太プロデュース興行「Fortune Dream7」ではレディ・Cを破り、女子版「ジャイアント馬場vs.ジャンボ鶴田」対決を制したことが話題となった。
スターダム公式サイトでのプロフィールは下記の通り。
ひめか HIMEKA(ひめか)
生年月日/1997年5月28日
出身地/青森県
身長/172cm
体重/65kg
デビュー戦/2017年12月24日、後楽園ホール(Beginning)
〇青野未来(8分15秒、逆エビ固め→ギブアップ)有田ひめか(現ひめか)●得意技/アルゼンチン・バックブリーカー、ランニング式パワーボム、ジャンピング・ニーパッド
タイトル歴
第26代アーティスト・オブ・スターダム
第20代ゴッデス・オブ・スターダム
第4代BEYOND THE SEAタッグスルースキルズ4期生としてアイドル活動をし、全日本プロレス応援大使に着任。大会前にパフォーマンスを披露していたがプロレスに魅せられ、自らもリングで闘いたいと秋山準のコーチを経てデビュー。有田ひめかのリングネームでアクトレスガールズBiginningのメンバーとなり、各団体でも活動。SEAdLINNNGに出場しタッグ王座を獲得したが、2020年3月をもって退団。6月21日の新木場大会にジュリア率いるドンナ・デル・モンドの新メンバーとして電撃参戦。10Kg以上の減量に成功し、リングネームをひめかと改めた。スターダム随一の長身と若さが売り物であり、将来有望なパワーファイターとして期待がかかる。