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UDONプロレス

東京初進出3・12新木場全カード 産地直送UDONプロレスを食す時が来た

UDONプロレス

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 7日、四国ローカル団体・UDONプロレスが東京進出初戦となる『UDON旗揚げ記念日UDOCUMENTAL』3・12新木場大会の全対戦カードを発表した。

(東京初進出3・12新木場全対戦カード)UDONプロレス UDON旗揚げ記念日UDOCUMENTAL

■ UDONプロレス UDON旗揚げ記念日UDOCUMENTAL
日時:3月12日(日)開場12:00 開始12:30
会場:東京・新木場1stRING
〒136-0082 東京都江東区新木場1丁目6-24

最前列10,000円 指定A席7,000円 指定B席6,000円 自由席5,000円
[チケット購入は UDONプロレス購買部 / イープラス
お問い合わせは @udonpw0304 にDMにてお願いいたします。

<第1試合/オープニングマッチ>
小仲=ペールワン
(1/15)
ポンデ“ストリート”ライオン

<第2試合/タッグマッチ>
菊間瓦権造&萌美(高松メイドカフェ)
(1/15)
マンバのケン&O-編LOW

<第3試合/KOS無差別級タイトルマッチ>
タイガー・J・キ新
(1/30)
マリンライダーJR

<セミファイナル/KOSタッグタイトルマッチ>
[挑戦者組] ヨシノリヴァー&宮本“ルナカ”裕向
(1/30)
今治タオルフェイス&藤田あかね(プロミネンス)
[王者組]

<メインイベント/UDONvs.FREEDOMS>
マ・ルヨシ&UDON次郎
(1/無)
佐々木貴&葛西純(プロレスリングFREEDOMS)

新木場見どころ。東京初進出ながら所属外選手は限定的、初出場ゼロ

 セミ・メインは先行発表されていた通り。メインで2022年3・5高松大会と同一カードが実現。ベビーとヒールの垣根を越えて次郎とルヨシが再合体だ。あのときはルヨシが葛西純の椅子攻撃を受け、鼻骨骨折によりマットに血がポタポタと落ちた。もちろんUDON勢の成長はあろうが、差があるのは明らか。悪夢が繰り返されるのか、それとも奇跡が起きるのか。

 セミでは藤田あかねとの対戦を希望していたヨシノリヴァーが新木場への切符を掴んだ。1・28高松大会に佐々木貴からの刺客として参戦した宮本“ルナカ”裕向と電撃合体。KOSタッグタイトルマッチに臨む。

 第3試合ではKOS無差別級王者であるマリンライダーJRが“越中殺法”タイガー・J・キ新を相手に防衛戦。第2試合はお馴染みの菊間瓦権造、萌美、マンバのケン、O-編LOWがUDONワールドを繰り広げる。第1試合は1・28高松で初勝利を挙げたばかりのポンデ“ストリート”ライオンが小仲=ペールワンの胸を借りる。

 東京初進出となることで所属外選手も並んだが、初出場選手はゼロ(ただしマスク選手O-編LOWの“中身”が初出場の可能性はあり)。2度目参戦となる葛西・宮本をはじめ佐々木・藤田・小仲=ペールワンは業界有力選手となるが、厳選された顔ぶれ。

 けっして驕っているわけではないが、UDONプロレスは自分たちのワールド・ストーリーを大事にしている団体でもある。観客はほぼ普段着で等身大のUDONプロレスを食すことになる。

 5年間の集大成を…と煽るとカッコいいのかもしれないが、団体としてけっして順風ではない。コロナ禍によるダメージもあったし、集客という点では1周年前後が最盛期ではある。それでいてツクダ監督は「じゃあ、今のメンバーに『戻りたいか?』って聞けばおそらく『戻りたくない』と答えると思う」と見解を明かした。

 「確かにあのころ、メンバーが揃っていた時期だったのかもしれない。だけれども身の丈に合っていたかはわからないんです。興行としては今の方がもちろん苦しいですよ。でも、今の方がやりたいことをやっている。誰かを担いだり、誰かの顔色をうかがったり、誰かにまかせたりじゃない」。

 発足時点から「5周年で東京初進出としての新木場、10周年で後楽園マット興行解散」と決めていた。話題的にも集客的にも盛り上がって5周年を迎えられればカッコよかった。にもかかわらず、監督は迷わず「今の方がやりたいことをやっている」とした。いつも辛口でメンバーを叱咤する側だが、本音はここにあるのだろう。

 監督は「だから苦しんでいる姿を自分たちはさらけ出さないといけないんです」とも口にした。出場選手だけではなく、リアルタイムそのままを隠さないという点でも“ほぼ普段着で等身大”のUDONプロレスがやって来る。

 無謀かもしれない5周年記念に希望を見出すことの楽しさ。東京のファンにはぜひ産地直送を食していただきたい。

2・18(土)高松大会、2・23(木祝)ツクダ監督イベントも決定

 7日には2・18(土)高松大会、2・23(木祝)ツクダ監督イベントも告知となっている。

■ UDONプロレス そうだUDON、行こう。 ~ツクダ監督誕生祭~
日時:2月18日(土)開場20:00 開始20:30
会場:高松ジャッジメント
※観覧3000円 @udonpw0304 にDMにてご予約ください。
[配信チケット 2023.2.18『さぁUDONに行こう』 – プレミア配信

<第1試合>
マリンライダーJR
(1/10)
X

<第2試合>
ヨシノリヴァー
(1/15)
マ・ルヨシ

<第3試合>
ポンデ“ストリート”ライオン
(1/30)
マリンライダーJR

■ 待合室 ~大人のエロを語る~
日時:2月23日(木祝)開場19:30 開始20:00
会場:高松ジャッジメント ※2500円(1ドリンク)
UDONプロレス ツクダ監督
高松モンスター ケンタロウ

■ 他日程
3・4高松モンスター大会を予定

(再掲)2023年に5周年を迎えるUDONプロレスとは?

 2018年3月3日、香川県高松市プロレスBAR『ジャッジメント』における旗揚げ戦「UDON無限大記念日」からUDONプロレス(ウドン・プロレス)はスタートした。「UDON」は「Universal Dream of Next」の略。

 高松市中心で開催するマットプロレスの形態をとりつつ、県外客も駆けつける。マットプロレスは珍しくないジャンルだが、UDONプロレスとしてのこだわったユニット闘争とストーリー性が見どころとなる。家族で楽しめる四国発エンターテインメントだ。

 社会人プロレスではあるが、このストーリーに合致するプロ選手も集い、最近では佐々木貴、葛西純、ビオレント・ジャック、藤田あかねといった顔ぶれが参戦している。マスクマンも多く、明かされぬまま有名選手が正体というケースもあるのだ。

 UDON入門序章として、この4人を覚えておくべし。

【UDON入門序章・・・ツクダ監督】

 ツクダ監督はUDONプロレスのプロデューサーである。

 日頃は香川県高松市でプロレスバー『ジャッジメント』を切り盛りしており、その名が彷彿させるようにレフェリーである。DDT高木三四郎のデビュー戦を裁き、レフェリング会場としては東京ドーム、両国国技館、横浜アリーナを含む。

 UDONプロレスの世界観はツクダ監督がリードして形成されている。どのような試合展開で、どういう観客の反応を得るか。その計算の元に、監督によりマッチメイクがなされる。と同時に、レフェリング中のレスラーいじりにより会場の雰囲気をつくるアドリブも監督の役割である。

 自身のストーリーを押しつけるのではなく「どうしたらええか本気で考えろや」がクチグセ。プロレスにおいていかにレフェリーやプロデューサーが大切かを思い起こさせる。UDONプロレスには指揮者としてのツクダ監督がいる。

 最近になって脱毛、資格試験取得。自分磨きも欠かさない。

 新日本プロレスの真壁刀義とは大学での同期。
大学の同期が来てくれました☆

【UDON入門序章・・・銭形“ダラス”平次】

 銭形“ダラス”平次は石坂鉄平の化身である。

 KAIENTAI DOJOでプロレスデビュー。2005年には新日本プロレスの「WRESTLE LAND」にレギュラー参戦を果たす。2008年にヒザの怪我で引退し、レギュラーの座を獲得。

 引退後は香川県に移住し、会社勤務しながらUDONプロレスでの技術指導コーチを務める。ツクダ監督からはたびたび「うちはコーチがきちんと教えてますから」という言葉が出るように、全幅の信頼が置かれている。

 監督が大胆な野望を口にできるのも、平次がいてこそ。単に社会人のプロレス好きが集まっているということではなく、UDONプロレスには本業経験のあるプロデューサーと指導者がいるということなのだ。

【UDON入門序章・・・UDON次郎】

 UDON次郎は初代KOS無差別級王者であり、ベビーフェイス側のエースである。

 うどんイメージのマスクヘアー、試合での「こねる→延ばす→切る」の見せ場。UDONプロレスのアイコンとも言える存在だ。そしてUDONプロレス勢としては貴重、きっちり上半身を晒し、鍛え続けることで肉体美を維持している。現代プロレスにおいて欠かせないエッセンスを次郎が受け持つ。高校時代は名門校で野球に打ち込んだ根性の持ち主。

 イベントなどへの参加も積極的で、最近はサ活好きとしても活動中だ。プロレス以外のことにも関われるレスラーを標榜している点では、棚橋弘至ポジションとしてUDONプロレスを広める使命を背負ってもいるのだ。

【UDON入門序章・・・マ・ルヨシ】

 マ・ルヨシはワイルドコブラ会を率いるヒール側のエースである。

 パワフルな破壊力はUDON随一であり、格闘技路線とヒール殺法をミックスする。2022年3月の旗揚げ記念日では葛西純のパイプ椅子投げを正面で受け、鼻骨骨折。血をボタボタと落としたが、本人はキックでの経験もありケロッとしていた。こうした根本的な強さがUDONプロレスの軸になっている。

 社会人プロレスであったりマットプロレスであることには色眼鏡で見られることもある。それでいてプロミネンス藤田あかねからは「次郎やルヨシはプロレスができますからね」という言葉が出るほどだ。


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