UDONプロレス10月2連戦 敗者髪切り戦は26日、うどん店での王座戦は27日
四国ローカル団体「UDONプロレス」の10月大会(マットプロレス)は2連戦となっている。対戦カードが到着し、26日(土)に敗者髪切り戦、27日(日)にヨコクラうどんで王座戦がラインナップされた。
10月26日(土)20:00香川県高松ジャッジメント『UDONプロレス 極太女王』
■UDONプロレス 極太女王
日時:10月26日(土)20:00
会場:香川県高松ジャッジメント
【udonpw@gmail.comまで予約を。もしくは公式DM・選手DM・ジャッジメント】
¥4,000
<第1試合/敗者髪切りマッチ>
ダンプ市岡 vs.ポンデ千種
<第2試合/KOSタッグ前哨戦(1)>
番の州院長 vs.さがんぼう
<第3試合/KOSタッグ前哨戦(2)>
マリンライダーJR vs.マ・ルヨシ
<メインイベント>
O-遍LOW&フェニックスはるぅ
vs.
ポンデ“ストリート”ライオン&UDON次郎
10月27日(日)16:00高松市鬼無町ヨコクラうどん『恐るべきUDONプロレス』ヨコクラうどん×UDONプロレス
■ヨコクラうどん×UDONプロレス 恐るべきUDONプロレス
日時:10月27日(日)16:00
会場:高松市鬼無町ヨコクラうどん
【udonpw@gmail.comまで予約を。もしくは公式DM・選手DM・ジャッジメント】
¥5,000 ※当大会は小学生まで無料
<第1試合/同門対決>
O-遍LOW vs.O-遍LOW
<第2試合/スペシャルタッグマッチ>
リングナースYMT&ポンデ“ストリート”ライオン
vs.
ヨシノリヴァー&今治タオルフェイス
<第3試合/スペシャルシングルマッチ>
UDON次郎 vs.凡人パルプ(愛媛プロレス)
<セミファイナル/KOSタッグタイトルマッチ>
[挑戦者組]さがんぼう&マ・ルヨシ
vs.
[王者組]番の州院長&マリンライダーJR
※マリン組が初防衛戦
<メインイベント/KOS無差別級タイトルマッチ>
[挑戦者]宮本裕向
vs.
[王者]フェニックスはるぅ
※はるぅが3度目の防衛戦
2023年に5周年を迎えたUDONプロレスとは?
設立5周年での目標としていた“新木場進出”を2023年に果たしたUDONプロレス。10周年での“後楽園ホールにマットを敷いて解散”を目指し、闘いは繰り広げられている。以下、2023年1月紹介文から。
2018年3月3日、香川県高松市プロレスBAR『ジャッジメント』における旗揚げ戦「UDON無限大記念日」からUDONプロレス(ウドン・プロレス)はスタートした。「UDON」は「Universal Dream of Next」の略。
高松市中心で開催するマットプロレスの形態をとりつつ、県外客も駆けつける。マットプロレスは珍しくないジャンルだが、UDONプロレスとしてのこだわったユニット闘争とストーリー性が見どころとなる。家族で楽しめる四国発エンターテインメントだ。
社会人プロレスではあるが、このストーリーに合致するプロ選手も集い、最近では佐々木貴、葛西純、ビオレント・ジャック、藤田あかねといった顔ぶれが参戦している。マスクマンも多く、明かされぬまま有名選手が正体というケースもあるのだ。
UDON入門序章として、この4人を覚えておくべし。
【UDON入門序章・・・ツクダ監督】
ツクダ監督はUDONプロレスのプロデューサーである。
日頃は香川県高松市でプロレスバー『ジャッジメント』を切り盛りしており、その名が彷彿させるようにレフェリーである。DDT高木三四郎のデビュー戦を裁き、レフェリング会場としては東京ドーム、両国国技館、横浜アリーナを含む。
UDONプロレスの世界観はツクダ監督がリードして形成されている。どのような試合展開で、どういう観客の反応を得るか。その計算の元に、監督によりマッチメイクがなされる。と同時に、レフェリング中のレスラーいじりにより会場の雰囲気をつくるアドリブも監督の役割である。
自身のストーリーを押しつけるのではなく「どうしたらええか本気で考えろや」がクチグセ。プロレスにおいていかにレフェリーやプロデューサーが大切かを思い起こさせる。UDONプロレスには指揮者としてのツクダ監督がいる。
最近になって脱毛、資格試験取得。自分磨きも欠かさない。
新日本プロレスの真壁刀義とは大学での同期。
(大学の同期が来てくれました☆)
【UDON入門序章・・・銭形“ダラス”平次】
銭形“ダラス”平次は石坂鉄平の化身である。
真壁氏…
否‼️
真壁さん…サラッととんでもない事を書いておる…
そうぢゃ‼️
元 石坂鉄平 とはわしの事ッ‼️
ぢゃが…
今のわしは、
銭形“ダラス”平次…
それ以上でもそれ以下でもないゾィ。金曜は…
学び多き会になり…
感謝しかないですゾィ‼️
アスッ〇┓ペコッ#UDONプロレス#真壁刀義 https://t.co/8XXKvlenSk— 銭形“ダラス”平次(UDONプロレス) (@zdh_udonpw) September 24, 2022
KAIENTAI DOJOでプロレスデビュー。2005年には新日本プロレスの「WRESTLE LAND」にレギュラー参戦を果たす。2008年にヒザの怪我で引退し、レギュラーの座を獲得。
引退後は香川県に移住し、会社勤務しながらUDONプロレスでの技術指導コーチを務める。ツクダ監督からはたびたび「うちはコーチがきちんと教えてますから」という言葉が出るように、全幅の信頼が置かれている。
監督が大胆な野望を口にできるのも、平次がいてこそ。単に社会人のプロレス好きが集まっているということではなく、UDONプロレスには本業経験のあるプロデューサーと指導者がいるということなのだ。
【UDON入門序章・・・UDON次郎】
UDON次郎は初代KOS無差別級王者であり、ベビーフェイス側のエースである。
うどんイメージのマスクヘアー、試合での「こねる→延ばす→切る」の見せ場。UDONプロレスのアイコンとも言える存在だ。そしてUDONプロレス勢としては貴重、きっちり上半身を晒し、鍛え続けることで肉体美を維持している。現代プロレスにおいて欠かせないエッセンスを次郎が受け持つ。高校時代は名門校で野球に打ち込んだ根性の持ち主。
イベントなどへの参加も積極的で、最近はサ活好きとしても活動中だ。プロレス以外のことにも関われるレスラーを標榜している点では、棚橋弘至ポジションとしてUDONプロレスを広める使命を背負ってもいるのだ。
【UDON入門序章・・・マ・ルヨシ】
マ・ルヨシはワイルドコブラ会を率いるヒール側のエースである。
パワフルな破壊力はUDON随一であり、格闘技路線とヒール殺法をミックスする。2022年3月の旗揚げ記念日では葛西純のパイプ椅子投げを正面で受け、鼻骨骨折。血をボタボタと落としたが、本人はキックでの経験もありケロッとしていた。こうした根本的な強さがUDONプロレスの軸になっている。
社会人プロレスであったりマットプロレスであることには色眼鏡で見られることもある。それでいてプロミネンス藤田あかねからは「次郎やルヨシはプロレスができますからね」という言葉が出るほどだ。