ガウンを脱ぎ捨てた赤髪オカダから溢れた感情! 反則殺法勝利ジェイ・ホワイトに発生したブーイング! 今年も熱い季節G1が開幕
pick up ▼ニュース 【全日本】真霜、火野が参戦 『第6回王道トーナメント』出場選手&組み合わせ決定┃須田亜香里、“神対応”でベルトも釣った! DDTアイアンマン王座がSKEに流出┃WWE紫雷イオ、8月メイ・ヤング・クラシック出場 ▼情報&コラム 新日本プロレス、「外国人新社長」が抱く野望┃柔術家・関根“シュレック”秀樹、プロレスデビューでUWFの夢実現┃世界中が高山善廣にエールを送る――強さとはなにか?<最強レスラー数珠つなぎVol.17 最終回>┃週刊ファイト’18年07月19日号新日カウパレス BレスナーUFC SEAdLINNNG 新日キック KENTA KAI横浜 ▼格闘技 青木真也、前田日明に宣戦布告!「格闘技語るな、ボケ」「老害!さよならおっさん」/前田推薦の宗形は青木推薦の椿に敗戦 格闘代理戦争
14日、新日本プロレス年間人気ナンバーワンシリーズ「G1クライマックス」が大田区総合体育館で開幕した。
超満員札止め。
・ 戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28 7月14日(土)18:30 東京・大田区総合体育館
■新日本プロレス『G1 CLIMAX 28』開幕戦
日時:7月14日(土)18:30
会場:東京・大田区総合体育館 観衆3,907人(札止め=主催者発表)<第1試合>
邪道
〇後藤洋央紀
(6分23秒 牛殺し→片エビ固め)
●成田蓮
トーア・ヘナーレ<第2試合>
●YOH
矢野通
(7分15秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)
SHO
〇石井智宏<第3試合>
タンガ・ロア
〇タマ・トンガ
(6分13秒 ガン・スタン→片エビ固め)
●デビッド・フィンレー
ジュース・ロビンソン<第4試合>
TAKAみちのく
〇ザック・セイバーJr.
(5分29秒 セイバードライバー→片エビ固め)
●高橋裕次郎
飯伏幸太<第5試合>
●SANADA
内藤哲也
(5分45秒 Skull End)
〇チェーズ・オーエンズ
ケニー・オメガ<第6試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦>
●YOSHI-HASHI
(11分05秒 キングコング・ニードロップ→片エビ固め)
〇真壁刀義<第7試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦>
〇ハングマン・ペイジ
(8分04秒 反則勝ち)
●バッドラック・ファレ<第1試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦>
●EVIL
(16分08秒 エルガンボム→エビ固め)
〇マイケル・エルガン<第9試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦>
●鈴木みのる
(13分59秒 ハイフライフロー→片エビ固め)
〇棚橋弘至<第10試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦>
〇ジェイ・ホワイト
(25分36秒 ブレードランナー→片エビ固め)
●オカダ・カズチカ
会場観戦しました。雑感を。
ここ数年ではG1覇者が翌年1・4東京ドーム大会でIWGPヘビー級王者に挑戦している。星勘定が注目されるが、もう一つのG1の側面。シングルマッチラッシュであるから、やりようによっては自身のプロレスをしっかり見せる、インパクトを残すってことができる。記録より記憶であり、自己のイメージをリセットしたいならば最高のタイミングでもある。ちなみに、中邑のボマイェ命名、内藤のデスティーノ定着、飯伏のカミゴェ誕生もG1。
ガウンを脱ぎ捨てた赤髪オカダ。風船を持って入場、テーマ曲も一新。レインメーカーポーズは継続していたが、ときおり笑みもあり表情豊かに。
溢れた感情! カチンと来たのか、ジェイの首を捕まえてコーナーに詰める。あるいは「やれんのか!」と問うているのか。
反則殺法からの勝利ジェイ・ホワイトが指を立てる。無反応が一番よくないが、この日は大きなブーイング発生! ジェイ「CHAOSは俺のもの、G1も俺のもの」。
まもなく主演映画公開の棚橋弘至は鈴木みのるに逆転勝利。くぐり抜けた修羅場の数だけ多くの引き出しがある。
6・9大阪城ホールで肉体改造したエルガン。継続したボディ、そして説得力抜群の畳み掛けでEVILに勝利。
祝☆邪道復帰!
オカダに関して言うなら、「特にありません」に代表されるようにクールで斜に構えた持ち味を「緩和」させるのか「加速」させるのか。ジェイに関して言うなら、中途半端だったところを塗り替えてヒールに染まれるのか。赤髪と赤タイツ。WWEでステイタスを得ている中邑真輔の赤カラーに寄せてきているのは偶然か、必然か(海外からすれば日の丸の赤もイメージする?)。
特に初心者ファン、過渡期には戸惑いもあろうが、この選手はどういうプロレスラー像を確立しようとしているんだろう?と中期的に、点ではなく線で追いかけてもらえると楽しめるかと。そのうえでどんなレスラーを応援しようか見定めればよし。中邑がクネクネしはじめたときも、内藤がジラしはじめたときも、違和感が開放感へと変わっていった。そんなG1を、引き続き楽しもうぜっ!
>> 新日本プロレス公式