立ちはだかるカリスマ葛西純 飲み込まれるのかUDONプロレス3・12新木場
30日、四国ローカル団体・UDONプロレスが東京進出初戦となる『UDON旗揚げ記念日UDOCUMENTAL』3・12新木場大会の第1弾対戦カードを発表した。
マ・ルヨシ「真っ先にやり返すべきは誰か」ツクダ監督「本気で狂うところを見せないと終わってしまうぞ」
1・28高松大会では「UDON次郎vs.佐々木貴」シングルがフルタイムドロー。名前が伏せられたXとして宮本裕向が登場、ヨシノリヴァーが宮本にタッグ結成を要請していた。
【🍜追っかけ観戦レポート🍜】
ヨシノリヴァーと宮本裕向が越境タッグ 3・12新木場でタッグ王座挑戦へ#UDONプロレス #UDON大新年会 #宮本裕向 #pr666
1・28高松大会で何が起きた!? Xの正体は宮本裕向。打ち上げ会場でムチを試し打ち!? pic.twitter.com/OtA53WwNTo
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) January 28, 2023
29日になってマ・ルヨシがオーディエンスを煽る。
[せっかくだから1枚噛ませろや]
おいおい
1人で盛り上がってる所悪いんだが、これほどの舞台を独り占めはねぇだろ?私も鼻をへし折られた借りを返したいヤツがいるんだよ
せっかくだから1枚噛ませろや#UDONプロレス#ウドキュメンタル https://t.co/kLmieZYrxs
— マ・ルヨシ (@ma_ruyoshi_upw) January 29, 2023
[私が真っ先にやり返すべきは誰か]
2022年
私が最も苦汁を舐めさせられたのは誰だ
私が最も痛めつけられたのは誰だ
私が最も屈辱を受けたのは誰だそして今年
私が真っ先にやり返すべきは誰か誰でもいい
言ってみろ— マ・ルヨシ (@ma_ruyoshi_upw) January 30, 2023
ファン・同僚レスラーが葛西純の名前を出すと、公式が呼応して第1弾カードが発表された。
[本気で狂うところを見せないと新木場で俺たちは終わってしまうぞ]
やっぱり去年の悔しさや色んなモノを吐き出すには『佐々木貴』と『葛西純』は外せないんじゃないか?
今度は口だけじゃなく本気で狂うところを見せないと新木場で俺たちは終わってしまうぞ‼️#UDONプロレス https://t.co/s2JZnTIkFx
— ツクダ監督(審判部) (@tsuku_kantoku) January 30, 2023
[再び悪夢を見せてやるよ]
3.12(日)UDONプロレス新木場大会、殿のパートナーは"デスマッチのカリマ"葛西純
何偉そうなことを言ったところで昨年の今頃血まみれにして、圧勝した事実は変わらない
また挑んでくるのはかまわないし、お前らの勝手だが!
再び悪夢を見せてやるよ#pw_freedoms #UDONプロレス https://t.co/KBt8Ag3rbT pic.twitter.com/SVGwQuqKok
— 佐々木貴 (@doms_tono) January 30, 2023
[やられたらやり返すまでだ]
昨年のリマッチ。。
遂に実現させたぞ❗️俺はこの前アンタとシバきあいして頭のネジ飛んじまってんだよ。
新木場で昨年以上に狂った試合挑ませてもらうぞ‼️
やられたらやり返すまでだ‼️#UDONプロレス#ウドキュメンタル #pw_freedoms https://t.co/2vCDCX41VE pic.twitter.com/R2tmah1yzs
— UDON次郎【UDONプロレス】 (@JIRO_UDONPW) January 30, 2023
メインで2022年3・5高松大会と同一カードが実現。やはりこれしかない。ベビーとヒールの垣根を越えて次郎とルヨシが再合体だ。
あのときはルヨシが葛西の椅子攻撃を受け、鼻骨骨折によりマットに血がポタポタと落ちた。もちろんUDON勢の成長はあろうが、差があるのは明らか。悪夢が繰り返されるのか、それとも奇跡が起きるのか。
(東京初進出3・12新木場)UDONプロレス UDON旗揚げ記念日UDOCUMENTAL
■ UDONプロレス UDON旗揚げ記念日UDOCUMENTAL
日時:3月12日(日)開場12:00 開始12:30
会場:東京・新木場1stRING
〒136-0082 東京都江東区新木場1丁目6-24
最前列10,000円 指定A席7,000円 指定B席6,000円 自由席5,000円
[チケット購入は UDONプロレス購買部 / イープラス]
お問い合わせは @udonpw0304 にDMにてお願いいたします。
<メインイベント>
マ・ルヨシ&UDON次郎
vs.
佐々木貴&葛西純(プロレスリングfreedoms)
<セミファイナル/KOSタッグ選手権>
[挑戦者組]
ヨシノリヴァー&宮本“ルナカ”裕向
vs.
今治タオルフェイス&藤田あかね(プロミネンス)
[王者組]
2023年に5周年を迎えるUDONプロレスとは?
2018年3月3日、香川県高松市プロレスBAR『ジャッジメント』における旗揚げ戦「UDON無限大記念日」からUDONプロレス(ウドン・プロレス)はスタートした。「UDON」は「Universal Dream of Next」の略。
高松市中心で開催するマットプロレスの形態をとりつつ、県外客も駆けつける。マットプロレスは珍しくないジャンルだが、UDONプロレスとしてのこだわったユニット闘争とストーリー性が見どころとなる。家族で楽しめる四国発エンターテインメントだ。
社会人プロレスではあるが、このストーリーに合致するプロ選手も集い、最近では佐々木貴、葛西純、ビオレント・ジャック、藤田あかねといった顔ぶれが参戦している。マスクマンも多く、明かされぬまま有名選手が正体というケースもあるのだ。
UDON入門序章として、この4人を覚えておくべし。
【UDON入門序章・・・ツクダ監督】
ツクダ監督はUDONプロレスのプロデューサーである。
日頃は香川県高松市でプロレスバー『ジャッジメント』を切り盛りしており、その名が彷彿させるようにレフェリーである。DDT高木三四郎のデビュー戦を裁き、レフェリング会場としては東京ドーム、両国国技館、横浜アリーナを含む。
UDONプロレスの世界観はツクダ監督がリードして形成されている。どのような試合展開で、どういう観客の反応を得るか。その計算の元に、監督によりマッチメイクがなされる。と同時に、レフェリング中のレスラーいじりにより会場の雰囲気をつくるアドリブも監督の役割である。
自身のストーリーを押しつけるのではなく「どうしたらええか本気で考えろや」がクチグセ。プロレスにおいていかにレフェリーやプロデューサーが大切かを思い起こさせる。UDONプロレスには指揮者としてのツクダ監督がいる。
最近になって脱毛、資格試験取得。自分磨きも欠かさない。
新日本プロレスの真壁刀義とは大学での同期。
(大学の同期が来てくれました☆)
【UDON入門序章・・・銭形“ダラス”平次】
銭形“ダラス”平次は石坂鉄平の化身である。
真壁氏…
否‼️
真壁さん…サラッととんでもない事を書いておる…
そうぢゃ‼️
元 石坂鉄平 とはわしの事ッ‼️
ぢゃが…
今のわしは、
銭形“ダラス”平次…
それ以上でもそれ以下でもないゾィ。金曜は…
学び多き会になり…
感謝しかないですゾィ‼️
アスッ〇┓ペコッ#UDONプロレス#真壁刀義 https://t.co/8XXKvlenSk— 銭形“ダラス”平次(UDONプロレス) (@zdh_udonpw) September 24, 2022
KAIENTAI DOJOでプロレスデビュー。2005年には新日本プロレスの「WRESTLE LAND」にレギュラー参戦を果たす。2008年にヒザの怪我で引退し、レギュラーの座を獲得。
引退後は香川県に移住し、会社勤務しながらUDONプロレスでの技術指導コーチを務める。ツクダ監督からはたびたび「うちはコーチがきちんと教えてますから」という言葉が出るように、全幅の信頼が置かれている。
監督が大胆な野望を口にできるのも、平次がいてこそ。単に社会人のプロレス好きが集まっているということではなく、UDONプロレスには本業経験のあるプロデューサーと指導者がいるということなのだ。
【UDON入門序章・・・UDON次郎】
UDON次郎は初代KOS無差別級王者であり、ベビーフェイス側のエースである。
うどんイメージのマスクヘアー、試合での「こねる→延ばす→切る」の見せ場。UDONプロレスのアイコンとも言える存在だ。そしてUDONプロレス勢としては貴重、きっちり上半身を晒し、鍛え続けることで肉体美を維持している。現代プロレスにおいて欠かせないエッセンスを次郎が受け持つ。高校時代は名門校で野球に打ち込んだ根性の持ち主。
イベントなどへの参加も積極的で、最近はサ活好きとしても活動中だ。プロレス以外のことにも関われるレスラーを標榜している点では、棚橋弘至ポジションとしてUDONプロレスを広める使命を背負ってもいるのだ。
【UDON入門序章・・・マ・ルヨシ】
マ・ルヨシはワイルドコブラ会を率いるヒール側のエースである。
パワフルな破壊力はUDON随一であり、格闘技路線とヒール殺法をミックスする。2022年3月の旗揚げ記念日では葛西純のパイプ椅子投げを正面で受け、鼻骨骨折。血をボタボタと落としたが、本人はキックでの経験もありケロッとしていた。こうした根本的な強さがUDONプロレスの軸になっている。
社会人プロレスであったりマットプロレスであることには色眼鏡で見られることもある。それでいてプロミネンス藤田あかねからは「次郎やルヨシはプロレスができますからね」という言葉が出るほどだ。