大会再開は? 解除地域から「100人以下かつ半数定員」屋内イベントが可能に
2020年、新型コロナウイルス感染拡大により2月下旬以降の大半のプロレス・格闘技大会が中止や延期に追い込まれている。関係者の感染防止を行いつつの無観客試合も限定的に開催されている。
緊急事態宣言が14日に39県で解除されたが、大会は再開できる?
緊急事態宣言が14日に39県で解除され、残る8つの都道府県についても21日に解除判断が行われるという。大会は再開できるのだろうか?
政府からの解除都道府県への通知によると、「100人以下かつ半数定員」屋内イベントが可能に。
「特定警戒」への移動自粛を 屋内集会100人まで可―対処方針改定
政府は14日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、39県での緊急事態宣言解除に伴い、コロナ対策の「基本的対処方針」を改定した。39県に対し、重点的な対策が必要な「特定警戒都道府県」との移動を引き続き避けるよう要請。解除地域間の往来は段階的に容認する方針を示した。
移動の緩和には全国知事会から慎重な対応を求める意見も上がっている。これを受け、対処方針は「自粛の緩和および解除は慎重に対応する」と明記。安倍晋三首相は14日の記者会見で、解除された県同士でも月内は行き来を控えるよう求めた。
対処方針改定に合わせて各都道府県に出した通知では、イベント開催の判断基準としてマスク着用や手指の消毒を前提に(1)参加者数は屋内で100人以下かつ収容定員の半分以下(2)屋外なら200人以下かつ参加者ができれば2メートルの距離を確保できる―を示した。
また、対処方針はナイトクラブなどこれまでクラスター(感染者集団)が発生した施設への出入りは引き続き自粛を要請した。(時事ドットコム)
ボクシング界はガイドライン策定に着手。当面は原則無観客、その先に関しても“基本3分の1”観客入れの方向性となっている。
【ボクシング】興行再開へのガイドライン策定「当面は無観客試合」「条件付き入場認可」も
日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は15日、オンライン上で新型コロナウイルス対策連絡協議会を開催し、7月の興行再開に向けたガイドラインの策定に着手した。
公衆衛生学を専門とする岡山大の神田秀幸教授を招いた上で、様々な内容を協議。練習中におけるマウスピースの使用については、感染リスクが高いことから「取り扱いには十分注意してほしい」とアドバイスを送った。
JBCの安河内剛本部事務局長(59)は「当面の間、原則としては無観客試合となる」と話しながらも「会場の規模にもよるが観客は基本3分の1くらいで、前後左右に十分距離を空けることが必要。自由席の販売はしない」と条件付きでの入場を認可する方向性を示した。
(東スポ)
当サイトでも触れたが、13日には、新日本プロレスのハロルド・ジョージ・メイ社長が、解除後の「無観客」「有観客(半数収容)」の段階的実施をロードマップとして発表している。
【📣沈黙破りメッセージ📣】
メイ社長が発信! これまでの無観客試合回避とこれからの再開計画#njpw #新日本プロレス #メイ社長
緊急事態宣言解除後は「無観客」「有観客(半数収容)」を段階的に実施へ!!
⇒https://t.co/9zc4kDn6Of pic.twitter.com/ZSkcEYfpQm
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) May 13, 2020
みちのくプロレスが“各大会限定20名様”で「道場プロレス」実施
みちのくプロレスでは5月23日より“各大会限定20名様”で「道場プロレス」が実施となる。観戦は要予約で、岩手県や政府からの自粛要請が再び発令された際は大会中止。
料金 一般4000円 小中高校生2000円 各大会限定20名様
各大会サイン入りブロマイド、ちゃんこのお振舞が付きます。
電話予約 019(687)2431
申し込みは5月18日(月)10:00— みちのくプロレス MICHINOKU PRO-WRESTLING≪公式≫ (@michipro_jp) May 15, 2020
「100人以下かつ半数定員」屋内イベントであったとしても待望とはなるが、参加できるファンは限られ、事業規模・効率としても厳しくなる。一緒に観戦参加したとしても、お喋りしながらの観戦は事実上できないくらい。
新型コロナ感染拡大に伴うイベント自粛がスタートした際には、ファンも「さすがに秋のG1クライマックス大会は大丈夫でしょ!!」との認識だったと思う。イエローランプが点灯か。ラスベガスの知人は6・14大阪城ホール大会観戦のための来日を断念し、G1を目指してはいるが・・・。