日本プロレス界を女子が牽引 好きなプロレスラーベスト50所属団体集計
プロレスグランプリ2023(週刊プロレス主催/10107票)の結果は1月に週刊プロレス誌、週プロモバイルにて発表されていたが、このほど無料ネット記事上でも発表となった。アワードと同時に集計された「好きなプロレスラー」の内訳について検証しておきたい。
内藤哲也&棚橋弘至が定位置だった“好きなプロレスラー1位”を初めて女子が奪取
投票用紙の「好きなプロレスラー※最大3名まで」の欄に記入された選手のランキングとなる。まず基本情報として1位の過年度はどうだった? 過年度結果はネット上の検索で確認。
▼週プロ プロレスグランプリ「好きなプロレスラー」1位推移(2017年~)
2017 内藤哲也(新日)
2018 内藤哲也(新日)
2019 棚橋弘至(新日)
2020 内藤哲也(新日)
2021 棚橋弘至(新日)
2022 棚橋弘至(新日)
2023 中野たむ(STARDOM)
内藤哲也&棚橋弘至が定位置だった“好きなプロレスラー1位”を、初めて女子が奪取となる。コロナ禍とともに女子人気の高まりが見受けられたが、ついにここまでの逆転に至った。
週プロ プロレスグランプリ2023「好きなプロレスラー」ベスト50
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— 週刊プロレス (@shupromobile) February 21, 2024
▼週プロ プロレスグランプリ2023「好きなプロレスラー」ベスト50
1位・中野たむ(中央)、3位・なつぽい(右)、4位・安納サオリ(左)はスターダムでのユニット「COSMIC ANGELS」。
順位 選手 票数
1 中野たむ 1543
2 内藤哲也 1384
3 なつぽい 892
4 安納サオリ 887
5 拳王 683
6 高橋ヒロム 597
7 棚橋弘至 593
8 上原わかな 577
9 オカダ・カズチカ 533
10 白川未奈 514
11 ウナギ・サヤカ 461
12 スターライト・キッド 375
13 荒井優希 364
14 岩谷麻優 361
15 エル・デスペラード 359
16 ウィル・オスプレイ 343
17 ジュリア 341
18 宮原健斗 316
19 舞華 290
20 Sareee 283
21 鈴木みのる 273
22 タイチ 248
23 SANADA 236
24 上谷沙弥 231
25 AZM 198
26 中嶋勝彦 183
27 ジェイク・リー 179
28 林下詩美 172
29 葛西純 170
30 辻陽太 164
31 丸藤正道 163
32 青柳優馬 154
33 斉藤レイ 148
34 フジタ“Jr”ハヤト 147
35 鈴季すず 145
36 遠藤有栖 141
37 上福ゆき 137
38 瑞希 131
39 葉月 130
40 EVIL 128
41 鹿島沙希 126
42 イヨ・スカイ 125
43 鷹木信悟 122
44 グレート-O-カーン 121
45 カイリ・セイン 120
46 山下実優 119
47 中邑真輔 118
48 清宮海斗 115
49 朱里 113
50 潮崎豪 111
「好きなプロレスラー」ベスト50を所属団体で集計してみる
ここでは、カイリ・セインはスターダム、中嶋勝彦はノア、ウィル・オスプレイは新日本で算出した。
通算票数で下記の通り。
【団体別(フリーもその他に含む)】
スターダム 5551
新日本 4828
東京女子 1469
ノア 1434
全日本 618
WWE 243
その他 2221
【男女選手別】
女子 8776
男子 7588
ブシロード系のスターダムと新日本が飛びぬけた2トップであり、サイバー系の東京女子プロレスとノアが3・4位となった。「好きなプロレスラー」としての集計上では、日本プロレス界を女子が牽引していることになる。
観客動員数としては新日本がトップを走っているわけだが、この女子選手への応援意欲の高さはマーケットの実体として見逃せないものとなっている。