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OZAWA「いらないんだけど一応」闘うたびモンスター化 征矢学と2冠戦へ
コメント言い回しは公式もしくは音声より。11日、ノアが『STAR NAVIGATION PREMIUM 〜NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025〜』後楽園ホール大会を開催した。
KENTA「また戻ってきてもいいですか」11年ぶり帰還 拳王はレベリオン離脱
<第7試合・タッグマッチ>
拳王 〇KENTA
17分50秒 go 2 sleep → 片エビ固め
清宮海斗 ●谷口周平
[ケンケンタッグが登場。谷口はマイバッハのマスクをこのあと脱ぐ]
KENTAのコーナー上でのTシャツのサインも復活。谷口はマイバッハマスクを装着して現れ、脱いでから試合が開始となる。KENTAと谷口がリング内外でやり合う時間がつづき、さすまた(マイバッハ谷口時代に使用)で谷口がKENTAを投げる場面も。KENTAと拳王は固め技の二重奏を披露し、ケンケンタッグ始動への意気込みを見せた。最後はKENTAがgo 2 sleepで谷口を仕留めている。
元所属団体での大ケンタコール爆発は格別なものがあった。KENTAが“ノア後楽園”に11年ぶり帰還。次戦についての明確な発表はなく、バックステージでのKENTAは「またいつでも来るよ」との言い回しにとどまった。
(マイク)
[拳王が改革により若手ノビノビの現状と総括。レベリオン離脱を清宮に告げる]
拳王「5月にALL REBELLIONをつくって半年以上経ったよなぁ。ALL REBELLIONの改革とは、清宮曰く『若手がのびのびとプロレスできるNOAHにする』。1年前には試合さえ組まれてなかったOZAWA、大和田がのびのび、いやのびのびし過ぎて困るくらいの状況だ(観客笑い拍手)。おい清宮、俺たちの改革は間違ってなかったな!!(観客は拍手と笑いがまじる) ALL REBELLIONの改革は成功と言えるだろ? まだまだ上を目指して改革していかなきゃいけないことがある。だから清宮、俺たちは一区切りだ(観客「えー」)。俺はALL REBELLIONを抜ける。俺も清宮ももっと高い高いステージにもっていく、この気持ちは同じだ。これからは最高のライバルとして闘っていこう。おい清宮、今までALL REBELLION、どうもありがとな(拍手)」清宮とハグ。
KENTA「あんだけ長尺なやつやってて、そのあと渡すなんて卑怯だよ(観客笑い)。今日、NOAH後楽園に10年以上ぶりに戻ってこれて心の底から幸せに思います。ありがとうございます。『ただいま』なんてそんな図々しいこと言うつもりありません。ただ、もしよければまたここに戻ってきてもいいですか?(大歓声、大ケンタコール) 結局最後ひとつ俺が何言いたいかっていうと、NOAH最高ってこと(KENTAテーマ曲がかかり最高潮)」
(BS)
[KENTA「今日はあったかく迎えてもらって…」]
KENTA「俺とのハグの後、清宮ともハグしてただろ。どういうこと?」
拳王「KENTAとの年月、清宮との年月比べたら、清宮との年月の方が……」
KENTA「負けとるんかーい!」(拳王が去る)
KENTA「NOAHの久しぶり、10年以上ぶりのNOAH後楽園、メチャクチャあったかいじゃん。ビックリした。あんなふうに歓迎受けたのも何年ぶりかわからない。新日本のときはもうブーブー言われて、ホントにこの10年、いろいろあったけど、悪くなかったなって思わせてくれた。よかったとは言わないけど。そして新日本とは雰囲気の違うNOAHのバックステージ、ようく見たらオッサンしかいねえじゃん。空気悪っ。何言いたいかっていうと、NOAH最高ってことで、またいつでも来るよ」
清宮海斗「KENTA選手との初対決、メチャクチャ刺激的でした。またチャンスがあればもう一度この続きをやりたいです。そして拳王さんとは今日でユニットとしてお別れです。感謝もしてます。最後までちょっと面倒くさかったです(笑)。でもまた対角線で試合ができるのを楽しみにしてます。これからはALL REBELLIONの若い力でNOAHを明るくしていきます!!」
OZAWA「プロレスのやり方、教えてやるよ」ノア勢に“上からマイク”
<第8試合 メインイベント・GHCヘビー級選手権試合>
[第46代王者]〇OZAWA(TEAM 2000X)
25分49秒 Real Rebel → 片エビ固め
[挑戦者]●ガレノ(ALL REBELLION)
※OZAWAが初防衛に成功
ガレノが得意技を繰り出していくが、オフザケやフェイントを織り交ぜたOZAWAが劣勢継続を許さない。随所に身体能力を発揮したダイビングでOZAWAは観客を魅了する。ガレノのみちのくドライバーをOZAWAがカウント2で返す。するとベビーのガレノとピンチのOZAWA、両者へのコールが真っ二つ。OZAWAが万全のReal Rebelを発射すると、ガレノは3カウントを聞くしかなかった。
OZAWA節はリング上でもバックステージでも止まらず。「征矢とかもいいし、丸藤とか杉浦とか拳王とか清宮とか、なんだろうな、プロレスのやり方とかわからないんだったら俺に全然聞きに来ていいから(拍手)。ちぢこまらずにさ」との“上からマイク”だったが、観客はドッカンドッカン。
憎らしさこの上ないが、2か月連続後楽園札止めの事実はマイクに説得力を持たせてもいた。言うなれば試合の数だけキャラ増大、モンスター化しているのではなかろうか。自ら望まなくとも向こうから2冠戦がやってくる。OZAWAは「いらないんだけど一応」と受け入れている。
(マイク)
[防衛したOZAWAに征矢学が挑戦表明]
征矢「OZAWA、ベルト防衛おめでとうございます…なんて言いに来たわけじゃないんだよ。ここにGHCナショナルのベルトがある。次に俺が狙うはGHCヘビー級のベルトだ。俺が情~熱~的に、情~熱~的に、情~熱~的に。そのベルトに挑戦させろ!!」
OZAWA「(軽めに)いいよ(観客笑い拍手)。なんでもいいんだけどさ、このベルトをかけるだけって不公平かなぁ。いらないんだけどそのナショナル、一応、等価交換でも何でもないんだけどさ。こっちの方が価値あるけど、それもかけてもらっていいかな?」
征矢「望むところだ!!」
OZAWA「いらないけどね、いちおう(観客笑い)。まあわざわざどうも、おつかれさまでした」
征矢「ダブルタイトルマッチ、これで決定だからな」
OZAWA「OK~」征矢が引き揚げる。
[オザワコールの中、強烈な“上からマイク”を放つ]
OZAWA「今日はさ、なんかJr.のさ、タッグリーグとか、某業界最大手の2軍3軍で頑張ってた人が帰ってきたりさ(観客笑い)、すごい小さいイベントはあったけど…そうだね、まあここにいるほとんどお客さんたちは俺の、ベルト、このメインイベントの闘いを見に来てくれたと思うんだよね(歓声と拍手)。あのう、征矢とかもいいし、丸藤とか杉浦とか拳王とか清宮とか、なんだろうな、プロレスのやり方とかわからないんだったら俺に全然聞きに来ていいから(拍手)。俺がさ、プロレスのやり方、教えてやるよ(観客笑い拍手)。全然さ、なんだろ、ちぢこまらずにさ、全然アドバイス聞きに来てくれていいし。胸とか全然貸すから(観客笑い)。そいつらの挑戦もいつでも待ってるからなァ~。じゃあ今日はおつかれさま。The Real Rebel !!」
(BS)
OZAWA「ワグナーの弟、今日は頑張ったな~。でもしょせん『ワグナーの弟』ということしか伝わらなかったな~。まあチャレンジマッチとしては及第点かな。ハッハッハッハッハ~。征矢も挑戦してきてくれたし、丸さん、あと杉さん、ケンちゃんとか清宮とかさ、そこらへんも挑戦してくれて全然いいし、もしプロレスわかんなくなったらいつでもアドバイスしてやるから、いつでも聞きに来い。そんな恐縮すんなって。じゃあプロレスのやり方、教えてやるか。また後でお話ししような。The Real Rebel !!」
征矢学「俺はこのナショナル君もGHCヘビー級も同等だと思ってる。俺がGHCヘビー級のベルトも巻いたら、ナショナル君も同じ扱いに引き上げられる。必ず俺がその魅力的なベルト、情熱的に!巻かせてもらうぞー!」
(大会結果)ノア STAR NAVIGATION PREMIUM 〜NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025〜 2月11日(火祝)後楽園ホール
■ノア STAR NAVIGATION PREMIUM 〜NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025〜
日時:2月11日(火祝)11:30 ※ダークマッチ11:10
会場:東京・後楽園ホール 観衆1560人(札止め/主催者発表)
※ABEMAにて生配信
<ダークマッチ・タッグマッチ> ※11:10〜試合開始
AMAKUSA 〇宮脇純太
9分52秒 エビ固め
アンソニー・グリーン ●ゾザヤ
<第1試合・シングルマッチ>
●オオワダサン(TEAM 2000X)
4分38秒 ブレインマッチ → エビ固め
〇晴斗希(ALL REBELLION)
<第2試合・6人タッグマッチ>
〇丸藤正道 杉浦貴 藤田和之
9分21秒 ジャックナイフ式エビ固め
マサ北宮 ●佐々木憂流迦 近藤修司
※三角締めを切り返す
<第3試合・NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025公式戦/Bブロック>
●小峠篤司 大原はじめ(TEAM NOAH)
2分19秒 横入り式エビ固め
〇タダスケ 菊池悠斗(RATEL’S)
<第4試合・NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025公式戦/Aブロック>
HAYATA ●YO-HEY(RATEL’S)
9分33秒 トゥリュースタープレス → エビ固め
〇マーク・トゥリュー キーロン・レイシー(トゥリュー&レイシー)
[YO-HEY「計算外も何も…アカン負けやわ、ほんまごめん。申し訳ない。いや、ちょっと考え直します」]
<第5試合・GHCナショナル選手権試合>
[第14代王者]●遠藤哲哉(TEAM 2000X)
12分20秒 弾道 → エビ固め
[挑戦者]〇征矢学
※遠藤が初防衛に失敗、征矢が第15代王者となる
(BS)
遠藤哲哉「おかしいだろ!キックアウトしたよな?どの団体のレフェリーよりもカウント速えぞ!だが収穫もあった。征矢学との戦いで、俺はベルトの声が聞こえるようになった。お土産持ってDDTに帰る。お前ら全員、俺の足元にひざまずかせてやる」
[征矢「ありがとう。ちゃんと絆は繋がってるから。俺たち『金髪大家族』だから。俺は次の目標に進むぜ。みんな付き合ってもらう!!」]
征矢学「ありがとう!まさか助けに来てくれると思ってなかったよ。でもちゃんと絆は繋がってんだな。俺たち、『金髪大家族』だから。俺もこのベルト取り返したんだ。俺も次の目標に進むぜ!ジュニアタッグ、みんなで優勝だ!」
<第6試合・NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025公式戦/Aブロック>
〇アレハンドロ カイ・フジムラ(ALL REBELLION)
10分10秒 ウラカンラナ
●Eita 小田嶋大樹(TBA)
<第7試合・タッグマッチ>
拳王 〇KENTA
17分50秒 go 2 sleep → 片エビ固め
清宮海斗 ●谷口周平
<第8試合 メインイベント・GHCヘビー級選手権試合>
[第46代王者]〇OZAWA(TEAM 2000X)
25分49秒 Real Rebel → 片エビ固め
[挑戦者]●ガレノ(ALL REBELLION)
※OZAWAが初防衛に成功
(決定カード)3・2横浜武道館は「OZAWAvs.征矢学」ダブル王座戦、「丸藤正道vs.マサ北宮」方舟伝承戦
3月2日(日)「プロレスリング・ノア25周年記念大会 ABEMA presents MEMORIAL VOYAGE 2025 in YOKOHAMA ~NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025~」神奈川・横浜武道館大会の一部対戦カードが決定しましたのでお知らせいたします。
プロレスリング・ノア25周年記念大会 ABEMA presents MEMORIAL VOYAGE 2025 in YOKOHAMA ~NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025~
3月2日(日)開始:15:00 開場:13:30 会場:神奈川・横浜武道館
※ABEMAにて生配信
【NEW決定対戦カード】
<GHCへビー級&GHCナショナル ダブル選手権>
(GHCヘビー級王者)OZAWA(TEAM 2000X)
VS
(GHCナショナル王者)征矢学
※第46代GHCヘビー級王者2回目の防衛戦、第15代GHCナショナル王者の初防衛戦となります。
<25th ANNIVERSARY SPECIAL 方舟伝承シングルマッチ>
丸藤正道
VS
マサ北宮
【発表済み対戦カード】
<NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025 優勝決定戦>
Aブロック1位チーム
VS
Bブロック1位チーム