岩田美香「強ぇし熱ぃVENYとまた闘いてぇ」 蹴撃戦でみせたワールドの頂
14日、センダイガールズが後楽園ホール大会を開催した。メインには「岩田美香vs.VENY」センダイガールズワールド戦が組まれた。
ウナギ・サヤカ「生きてた」 DASH・チサコに圧殺されるも傾奇者貫く
<セミファイナル/ハードコアマッチ 20分1本勝負>
◯DASH・チサコ
(19:54 ホルモンスプラッシュ→体固め)
●ウナギ・サヤカ
ハードコアマッチに持ち込むのは…ん!? 風船に入った花びら。
力士にお姫様抱っこされて遊んでいると見せかけて(?)の…
蹴りを食らえッ!!
どすこいッ!!
ハードコア式ブレーンバスター→ハードコア式「これより我は修羅に入る!」(花びらも舞う)。
ハードコア式「城門突破」。
しかしチサコがハードコアクイーン式ホルモンスプラッシュ場外→場内。
言葉を交わすも、ウナギの目は死なず。
[生きてた]
— ウナギ・サヤカ🐯🦊🦖unagi sayaka (@unapi0902) April 14, 2024
[チサコからのプロレスの愛 痛いほど受け取った お前 楽しいな ハードコアは壮絶だけど お前でよかったよ]
本当に体中痛すぎて
ほんとに恐怖と不安と痛みが壮絶だった
でも
こんなの頭おかしいかもしれないけど
プロレスが好きだ
愛を再確認させられた
20分1本勝負
19分54秒だってよ?
チサコ🤮🤮🤮🤮🤮🤮
チサコからのプロレスの愛
痛いほど受け取った
お前
楽しいな
ハードコアは壮絶だけど… pic.twitter.com/Rx9nNZJvul— ウナギ・サヤカ🐯🦊🦖unagi sayaka (@unapi0902) April 14, 2024
もちろんお互いの受けの技量への信頼はあるだろうが、それにしても…という強烈さ。ウナギはハードコア式で得意技を重ねたが、チサコが最上級ホルモン・スプラッシュで返り討ちだ。チサコなりのハードコアクイーンとしての矜持に違いない。
一方で、チサコにも観客にも「ここまで踏み込んでくるかッ」と思わせるウナギの試合運び。ギャン期での心身の経験が生きている。さらにユニークさを“持ち込む”ところもコダワリか。ウナギの方も間違いなく傾奇者を貫いたのだ。
“最難関”突破でワールドV1。存在感でチーム200キロ、チサコを猛追
<メインイベント/センダイガールズワールド選手権試合 30分1本勝負>
[第13代王者]◯岩田美香
(13:23 雷音→片エビ固め)
[挑戦者]●VENY
※岩田が初防衛に成功
妖艶なポーズで観客に「ヒュ~」状態。岩田にイライラさせておいてからのミサイルキック奇襲。
岩田はまるでVENYにもてあそばれるがごとく、グラウンドで苦しめられる。
一つの命中が墓穴につながりかねない。場外でムーンサルトをかわし、リング内でムーンサルトに足を立てた岩田。
VENYの蹴りも実に変幻自在なのだが、それを上回っていく岩田。頭部を連続でしっかりとらえて…
13:23 雷音→片エビ固め。岩田が勝利。
マイクで音頭を取って半強制ぎみに「イチ、ジュウ、ヒャク、センジョ〜」で大会を締めた。
[最難関と言われたVENY戦。仙女最高峰のベルト 岩田がしっかり防衛しました。誰になんと言われようと私の道をひたすら熱く突き進む 強ぇし熱ぃVENYとまた闘いてぇから私はもっと強くなるわ 沢山の応援ありがとうございました🔥]
#SENJO 後楽園ホール大会
ご来場誠にありがとうございました。最難関と言われたVENY戦。
仙女最高峰のベルト
岩田がしっかり防衛しました。誰になんと言われようと
私の道をひたすら熱く突き進む強ぇし熱ぃVENYとまた闘いてぇから
私はもっと強くなるわ沢山の応援ありがとうございました🔥 https://t.co/MpolQEAbJP
— 岩田 美香 Mika Iwata (@mika_iwataBBSGP) April 14, 2024
ベルトを授与された岩田は「VENY、次やるときはレベルもっと上げる。また闘ってくれや」とマイク。VENYからは確かな強さが溢れていたが、技の被弾を最小限にし、蹴撃戦で上回り、勝負所をものにした。
初防衛戦にして“最難関”と謳われたVENYを退けてみせた。とはいえ大会としての存在感では、チーム200キロやチサコの方に軍配を上げる観客も多かっただろう。相手は外敵だけではなく団体内にもいるのだ。
そんな中で猛追することこそが尊い。岩田にとってのワールド王座という頂は「スリリングさ」なのではないかと思えたメイン。「強ぇし熱ぃ」岩田の闘いをさらに見ていきたい。
(大会結果)センダイガールズプロレスリング 4月14日(日)後楽園ホール
■センダイガールズプロレスリング
日時:4月14日(日)11:30試合開始 / 10:45開場
会場:東京 後楽園ホール 観衆未発表
<第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負>
●YUNA
(4:33 スリーパーホールド)
◯鈴木ユラ
<第2試合 シングルマッチ 15分1本勝負>
◯旧姓・広田さくら
(4:35 ふらふらどーん)
●高瀬みゆき
<第3試合 6人タッグマッチ 15分1本勝負>
◯愛海 & 水波綾 & 安納サオリ
(10:20 フォー!プレス)
高橋奈七永 & ZONES & ●Chi Chi
<第4試合 シングルマッチ 15分1本勝負>
●岡優里佳
(10:51 裏投げ→片エビ固め)
◯Sareee
<第5試合 スペシャルタッグマッチ 15分1本勝負>
<チーム200キロ>橋本千紘&△優宇
(15:00 時間切れ引き分け)
黒潮TOKYOジャパン&△立花誠吾
<セミファイナル/ハードコアマッチ 20分1本勝負>
◯DASH・チサコ
(19:54 ホルモンスプラッシュ→体固め)
●ウナギ・サヤカ
<メインイベント/センダイガールズワールド選手権試合 30分1本勝負>
[第13代王者]◯岩田美香
(13:23 雷音→片エビ固め)
[挑戦者]●VENY
※岩田が初防衛に成功