中野たむ 「なんできてくれなかったの」 シンデレラ制した弟子に困惑!?
上谷が白ベルト挑戦を口にするも、会場内の中野の待ちには気づかず。
すっごく綺麗だったね。
おめでとう!けど、、挑戦表明したのに、チャンピオン無視するなんてことある?笑 pic.twitter.com/qpXk9IFl72
— 中野たむ Tam Nakano (@tmtmtmx) June 12, 2021
しかたなくバックステージに先に引っ込んでいた中野。そこにドレス姿の上谷が引き揚げてくる。
会見中盤で中野が入ってくる。
中野「上谷、(リングサイドに)ずっといたのになんできてくれなかったの?」
上谷「ごめんなさい(苦笑)」
中野「上谷、おめでとう」
シンデレラに贈られた頭上の飾りを奪おうとおどける中野だった。
上谷「シンデレラになりました」
中野「もう1回言って」
上谷「たむさんの持つ白いベルトに挑戦させてください」
中野「よろこんで。上谷はすごく輝かしい未来をこれから迎えていくんだけども、けど、私にもまだまだかなえたい夢と未来があるので、まだ負けませんよ」
上谷「私はここで師匠と弟子、そんな言葉じゃなく、たむさんの上にいきたいです。超えていきます。見ていてください。いや、奪い取ります」
中野「取らせません」
上谷「奪い取ります。奪い取ります」
中野「楽しみにしてます」
上谷「ハイ」
中野「楽しみにしてます。すごくきれい」
上谷「ありがとうございます。やっぱりたむさんにはいろんな感情があって、私はたむさんがいなければプロレスに出会ってなかったので、ホントにたむさんがいてくれてよかったです。この気持ちを白いベルト戦でぶつけて、次は師匠超えを狙っていきます」
上谷、ガラスの靴がモチーフとなった新トロフィーでのショット。
師匠と弟子、2人の関係。
(トーナメント直前の4/7記者会見より)
上谷「クイーンズクエストの上谷沙弥です。ハイ、シンデレラ・トーナメント1回戦、たむさんと闘えること、すごくうれしく思います。運命のように感じます。あの頃のたむさんは、すごくキラキラしていて、手に届かないような存在、ずっとそんなことばかり考えていました。でも、これまでに沢山の試練を乗り越えてきて、いまの自分が師匠とか、弟子とか、そんなものではなく、同じ土俵に立って正々堂々ぶつかり合えると思っています。私には、シングルの実績はなにひとつありませんが、未来のスターダムからスターダムに駆け上がる、そのシンデレラストーリー、これから作り上げていきたいと思っています」
中野「ハイ、宇宙一かわいいアイドルレスラー、そして、第15代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオンの中野たむです。上谷、私もアナタと闘えること、すごくうれしく思います。上谷は、私のことを遠い存在だって言うことが多かったけど、私は一度もそう思ったことはありません。私は上谷みたいに背も高くないし、ピョンピョン跳び回れないし、クルクル回ったりできない。いつもすごく怖い存在だなと思っていました。けど、いまの私は、この聖なる白いベルトの王者として意地とプライド、そして責任があります。いまのアナタに、過去もいまも現在も、ここで負けてはいられません。そしてこのトーナメントを制して、私が一番のヒロインになります」
上谷にとって中野は「手に届かないような存在」。1回戦ではオーバーザトップロープルールで上谷が勝利した。制覇することで“シングルの実績”を築いてみせた。
中野は「私は上谷みたいに背も高くないし、ピョンピョン跳び回れないし、クルクル回ったりできない。いつもすごく怖い存在だなと思っていました」とも。
白ベルトを懸けての主役の奪い合い、待ったなし。それでいてお互いに一目置く“存在”であり、どこかで双方の存在感の両立こそがスターダムの盛り上げだと思っているに違いない。