4人目・桜井まい急浮上 3人でここまで駆け上がってきたコズエンに転機
桜井の希望にウナギ「ことわる!」中野「一緒に夢みよ!」白川「ウェルカム!」
緊張の面持ちで桜井まいがスターダム初試合。
ウナギが白川流のペロッ!? うしろに腰をかがめてつきそう白川・中野がかわいい。
タイトルマッチセレモニーと記念撮影でパシャッ。
振り向きポーズでヒップも強調かな、個性的でよい。桜井は選手コールでこんなポーズを見せた。
果敢に蹴りをウナギに見舞っていく桜井。プロレスという舞台で輝くならどんどん闘いを見せろ!!
長い手足でウナギの「拙者、蒲焼き者で候。」が映える。
ウナギが逆エビで桜井を攻めれば、、、
桜井はSTFでウナギに一矢報いようとする。
その様子を見守る白川と中野。
打撃戦でも上回ってみせたウナギが大ふへん固めで桜井を制した。
試合に敗れようとも桜井の目は死んでいない。
桜井「ウナギさん、きょうはありがとうございました。私はきょう試合をしてスターダムで闘っていきたいとより一層強い気持ちをきょう感じました。私をコズミックエンジェルズに入れてください!(会場どよめく)この華やかなプロレスの仲間に入れてください!」
ウナギ「ことわる! コズミックエンジェルズは3人でここまで駆け上がってきたので、申し訳ないけどDDMとか、STARSとか人少ないしね、ちょうどいいと思うんだけど、そういったところに入っていただいて。ね?」
このやりとりの間に、中野がリングサイドをウロウロ。初めてのコズエン入り志願者が出たことで落ち着かない。
中野と白川がリングへ。
中野「桜井まい、覚えた。私はこのコズミックエンジェルズをいつもスターダムで一番のユニットにしたいと思ってます。これから先、めちゃくちゃつらくて苦しくて、どんなにしんどいことがあってもあきらめない覚悟ある?」
桜井「(長い空白)あります!」
中野「ん?」
桜井「あります」
中野「ん?」
桜井「あります!」
中野「その気持ちが確かなら、一緒に夢みよ!」
白川「ウェルカム!」
このキャッチボールを、特に遮断することなくウナギは見守った。
中野「いくよ! 私たちも、あなたたちも、デリシャース、ウーンマ!」
改めてフューチャー王座防衛のウナギが称えられた(すこしウナギがペロッとしてます)。
<バックステージ>
ウナギ「フューチャー・オブ・スターダム初防衛、成功しました。私も外から来た身としては、すごくつらい思いもいまの段階でもしてると思うんですけど、自分で選んだ道なので、自分を信じて、自分の道を、自分にしかできないことを作り上げてほしいと思いますが、コズエンには私は入れる気はありません。いまでも。なのでやっぱり3人でアーティストを守り、フューチャーも守って、もっともっとコズエン上にいきたいと思います」
――闘ってみて、ちょっと前の自分を見るような思いもあった?
「いやあ…どうですかね?(桜井は)肝っ玉ちっちゃいですかね。私はやっぱりハートだけは絶対に誰にも負けないつもりでここには上がったので。あんなマイク一つで緊張しているようじゃ、スターダムでは絶対にてっぺんは取れないと思うので。彼女は強くなりたいと言ってましたけど、本当にマジで強いのいっぱいいるので、これから自分で闘って体感して、どんどん負けて、悔しい思いをして、上にいっていけばって感じです」
桜井「けっこう最初から思ってた以上にすごいやられてしまって。本当にまだまだ自分の未熟さに気づきました。なのでこれからもっと。本当に強くなりたいので、努力して、もっともっと上目指して頑張っていきたいと思います」
――コズエン入りとなったが?
「すごく自分が入りたかったユニットなので自分からお願いさせていただいて入ることができて、本当にうれしいです」
――参戦1発目で収穫はある?
「いきなりタイトルマッチというすごい試合で参戦させていただいて。たくさんの方に注目していただいたと思うので、この期待をこれから裏切らないように、応援していただいた人にもっともっと強くなってお返ししていきたいと思います」
――コズエンで目指すレスラー像はある?
「見た目がコズエンは華やかでかわいらしく、女性らしいと思うんですけど、そのギャップで闘いのときは闘志をむき出しにしたような、そんな選手になりたいです」
出陣前にコズエンが謎の儀式・・・なんだこれは!? 中野が舞華と公式戦
大御所カメラマンX氏のお供で出陣前の中野の様子を確認にいくと、、、コズエンが謎の儀式。なんだこれは!?
リラックスを狙ったものかな。観客がいないところでこういうやりとり。3人の関係性がわかるシーンでもあった。
いい感じで肩の力が抜けた中野、改めて精神統一だ。
中野のテーマ曲『Twilight Dream』が流れると、先にリングサイドに入った白川とウナギがノリノリ。
宇宙一カワイイ中野たむ、入場!!
右腕のダメージを公言している中野。舞華が攻め立てる。
腕に力が入らないなら足で、、、とばかりにカカト落とし。
舞華も中野のダイブを受け止める体幹の強さを発揮する。
バックスピンキックで中野が試合の流れを引き寄せにかかると、、、
白川とウナギもエプロンをバンバン叩いて応援。
アンドロメダ(腕取り首固め)で中野が勝利。
たむはスープレックスに拘ってるから、丸め込みで勝つことはほぼない。
けど、この長い過酷なリーグ戦を勝ち抜く為には、どんな相手にでも、自分がどんな状態でも、とにかくスリーをとりにいかなきゃならない。
いざって時のために温存してた。技名は、アンドロメダ!🪐 pic.twitter.com/Fa3CSYlj2V
— 中野たむ Tam Nakano (@tmtmtmx) August 13, 2021
<バックステージ>
中野「筋肉こけしをこけしの国に送り返してあげました。過酷なこのリーグ戦、過酷なリーグ戦、地獄だ、地獄の連戦だ。でも、私、中野たむは、そしてCOSMIC ANGELSは、新しい仲間も増えて中野たむ個人としてもコズエンとしても、スターダムの一番になります。たむロード、見ててください」
3人へのこだわりか、4人で勢力拡大か・・・コズエンへの思いが強いからこそ
3人へのこだわりか、4人で勢力拡大か。こだわったウナギは4人目を拒み、拡大を意図した中野と白川は認めた。どちらの判断も、コズエンへの思いが強いからこそ。正式決定であるかのように報じられた桜井のコズエン入りだが、実際に肌を合わせたウナギの納得は欠かせない。
最近では「プロレス界でのトリオと言えばコズエン」というコメントもあった。人数の断言があったわけではないけれども、流れからは当面は3人とファンも受け止めていただろう。希望があったからと言って「じゃあ!!」とならないウナギの一直線ぶりも頷ける。
ちなみにこの“割れた”状況について大会終わりにウナギを直撃したが、改めて「私は反対ですから」とのコメントを重ねている。
たむさんが手を取ってくれた日は一生忘れない
隣で成長していくから見てて欲しいと言ったの
それからコズエン出来て
ここまで来ましたね。たむさんの心のケアーも、ウナギの暴走コントロールするのも、桜井さんを引っ張るのも、全部やるよ😂
コズエン大きくしようね。
みんなでね🤍#STARDOM pic.twitter.com/efz5cWtcdH— 白川未奈 Mina Shirakawa (@MinaShirakawa) August 14, 2021
ちゃんみな、あの時たむの手を握ってくれてありがとう。
ずーっと蛇行運転の茨道でどうなる事かと思ったけど、今もどうなるかめちゃくちゃ不安だけど、たむは絶対にコズエンをイチバンのユニットにする!!
だから手離さないでねっ https://t.co/LmRYTgeTGz
— 中野たむ Tam Nakano (@tmtmtmx) August 14, 2021
これからのこと
考える。 pic.twitter.com/sIJPTX1mH7— ウナギ・サヤカ🐯🦊🦖 (@unapi0902) August 14, 2021
ここのところ対立を思わせるコズエンのやりとりもあるが、どうだろう。今回のコズエン通信の随所のショットをみても、枝葉の違いを乗り越えていく絆はしっかりと感じられる。ボクらは落ち着いて“結論”を待てばいいんだと思う。