初防衛戦前に新ベルトお披露目 IWGP世界ヘビー級初代王者・飯伏に贈呈
4・4両国国技館で行われる「初のIWGP世界ヘビー級選手権」試合「(チャンピオン)飯伏幸太vs.(チャレンジャー)ウィル・オスプレイ」戦を前に、新設となるIWGP世界ヘビー級ベルトがお披露目された。
その姿を現場で見届けようと熱気に包まれた30日の新日本プロレス『Road to SAKURA GENESIS 2021』後楽園ホール大会。統一論者であり初代王者となった飯伏幸太が、全試合前に神妙な面持ちで贈呈を受けた。
飯伏「ボクは今まで言い続けた『インターコンチとヘビーをひとつにする』その意味は伝わらなかったかもしれない。でも、2つのベルトが大好きだからひとつにしたかった。日本だけじゃなく世界に、歴史をもっと大きく、新しくしていきたい」。
リングアナよりベルトのデザインについての説明があり、初代から第4代までのIWGPヘビー級、さらにはインターコンチネンタルがあしらわれているとされた。「闘いを受け継ぎ、世界へ羽ばたく」思いが込められているという。
両国のみならず5月には博多どんたく2連戦、スタジアム2大決戦が控える。新ベルト戦線がどう絡んでいくかが注目される。
3/30 26:00追記 デザインにはすべての歴代ベルトを継承 その図解
説明されると気になるものです。どう継承されているかを図解でも確認しておきたい(図解はセンターのバックルのみ)。
■尾崎リングアナの説明
「デザインにはすべての歴代ベルトを継承されております。放射状に拡がるラインは初代。王冠のように上部に広がってる形状は二代目。世界に羽ばたく羽根は三代目。2色の配色とライオンマークの配置は四代目。そしてサイドバックルの形状はインターコンチのベルトが継承されています。また、このベルトには「戦いの魂を受け継ぎ世界へ羽ばたく」という意味が込められています。まず、ライオンマーク周辺ですが、
上部のライオンマークが太陽となり世界を照らします。その周囲には闘魂を示す燃える炎。そして、世界を貫く剣が描かれております。また、地球儀の周辺ですが、5つの宝石があり、その宝石は50周年&5大陸を表しています。宝石の台座はライオンの牙であり世界をつかむ、捕らえるという意味がございます。そして、両サイドに世界に羽ばたく翼がデザインされております」
IWGP世界ヘビー級ベルト〜贈呈式〜【2021年3月30日 後楽園ホール】