白川「メンタル強くなって帰ってきた」 白ベルトと新チームと月山を語る
11日、オンライン記者会見にて『スターダム12周年記念STARDOM Supreme Fight 2023~おおきにスターダム~』2・4エディオンアリーナ大阪第1競技場大会の対戦カードが発表となっている。会見後にカクトウログが白川未奈&マライア・メイを直撃した。
白川「どのベルトがほしいか、みんなわかってるでしょ。この試合も生き延びるのみ」
■ スターダム12周年記念 STARDOM Supreme Fight 2023~おおきにスターダム~
日時:2月4日(土)15:00
会場:エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場
<ベルト挑戦権争奪 浪花ルーレット シングル勝ち抜き戦>
岩谷麻優、向後桃、中野たむ、中野たむ、白川未奈、月山和香、マライア・メイ、桜井まい、テクラ、刀羅ナツコ、鹿島沙希、天咲光由、水森由菜、花園桃花、X
※ルーレットが回り対戦相手が決まるシングルの勝ち抜き戦。5分1本勝負 引き分けの場合両者失格、オーバー・ザ・トップロープルールを採用。
マライア「コンバンワ。私はファイティングプリンセス、マライア・メイです。私がこの試合の中で一番大きいの。これって私が有利ってことを示しているわよね。これに勝ったらチャンピオンに挑めるのよね。誰が勝つか、しっかり見ておいてね」
白川「弾けるヴィーナス白川未奈です。まあ、私がどのベルトがほしいか、みんなわかってるでしょ。まあ、そこに向かってこの試合も生き延びるのみ」
白川「女子版ユナイテッド・エンパイアに」 マライア「ちゃんみなにインスパイアされることが多い」
11・3広島大会での上谷沙弥とのワンダー・オブ・スターダム選手権試合に敗れ、負傷によりしばらく欠場していた白川。昨年末の12月29日、両国国技館大会にて復帰を果たした。1・3横浜武道館大会ではザイヤ・ブルックサイド、マライア・メイとのクラブ・ヴィーナスが始動。“あと3か月以内の初勝利”を目指す月山和香との特訓開始も宣言した。
白川 (王者・上谷の方から12・29両国で将来的なリマッチ宣言があったが?)上谷から白いベルトを絶対に剥がしてやるって決めて、それに闘志を燃やし続けて何とか戻ってきた。戻ってきてリングに立っている時点で、心も体も万全だから、「今日復帰したばかりでしょ? 白川が万全なときにやりたいと思ってる」っていうのは・・・私がどれだけの気持ちで帰ってきたのかということ!! もう万全だし、ナメられているなという気持ちです。コンディションは戻っているし、いつでも闘える。倒すために戻ってきたし、そこの風穴は開けに行かないといけないと思っています。
[8]ワンダーつづき
梅咲に上谷「しぶとい、かわいい顔して。また成長したときやりあいましょう」
リングサイドの白川に、万全になった際の防衛戦を約束。次期は「新世代を活性化」で壮麗を指名。
壮麗「チャンスをありがとう。だけどみんな見飽きてるんじゃ? 拍手起きちゃった」#stardom 両国 pic.twitter.com/4D7YL7sz5Q
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) December 29, 2022
マライア ちゃんみなはすごく強いし、インスパイアされることが多いレスラーだから、私はあなたについてきた。そしてあなたをサポートするつもり。(両国での上谷と白川のやりとりの意味合いは理解して見ていた?)みなが覚悟を決めた顔をしていたし、だからみなは強い。強さが目にあらわれてました。(イギリスでも“クラブ・ヴィーナス”的な路線だった?)セイム! セクシーでキュートでストロングを見せてきた。
白川 (両手を頬にあてるポーズなど、ザイヤとマライアにはちょっと恥ずかしい意識はあるのか、そうでもないのか?)いやナチュラル。
白川 マライアたちから提案してくれて。これ(2人のグッドサイン合体でヴィーナスのVをつくる)も今日いいかなと思った。
白川 チームとしてのプロデュースも考えていて、外国人が複数いるチームとして男子だったらユナイテッド・エンパイアがインターナショナルチーム。そしたら女子版の世界に誇るインターナショナルチームにクラブ・ヴィーナスを育てたいなと。
マライア コズミックエンジェルズのことは知っていたし、好き。ザイヤも同じ。(イギリスのリングとスターダムの違いはありますか?)スターダムは試合もたくさんだし、ビッグショーも多いし、トッププロモーション。これまで100試合弱しかしてなかったので全部が違います。私はチャレンジが好きだから、スターダムが合っていると思う。みんな強くて競い合っているリングです。
月山和香への課題 白川「感動の涙はいいけど、勝てないことへの涙は今はちょっと止めとこうよ」
12・24後楽園。中野たむ「月山、あなたはこのままだと一生勝てない。たむはあなたにしてあげられることは、もうないみたい。あと3ヶ月。それでダメならコズエンから出てってもらう」。
1・3横浜武道館。白川「月山。ちょっとこれは聞いてほしいんですけども、月山。絶対に勝とう、3カ月で。たむがなんであの言葉を言ったか、私はわかる。言われた月山の気持ちもわかる。私もずっとコズエンで負けてたからすごく、私は一番気持ちがわかってると思う。たむがどんな気持ちで言ったかもわかってる。だから私がするべきこともわかってる。厳しい練習ついてこれる?」月山「…ハイ!」白川「じゃあ私の打撃の練習、ついてきてね。道場以外の練習もついてきてね」。
白川 (一緒に特訓することになった月山和香選手。どのようなことを課題と考えているか?)この前の安城での凱旋大会での試合をセコンドとして見ていたけど、あのメンバーの中であれだけやれているのは進歩の証(あかし)。でも、最近は月山も泣くのが多くなっているから、私も涙もろいけど、私的には月山には勝つまで泣かないでほしい。気持ちの強さをもっと持ったらイケるんじゃないかと。
私も今回の上谷との試合の怪我でめちゃくちゃメンタル強くなって帰ってきたと自分で思っていて、試合に向かうときとかもいま緊張しないし。あれだけのことを乗り越えられたっていうのがあったから。試合を見て感動して泣いちゃうとか、そういう感動の涙はいいけど、勝てないことへの涙は今はちょっと止めとこうよと。涙流す時間があったらひたすら自分を追い込む。私はそれをやってました、欠場中に。だから、同じくらい追い込もうぜ、一緒に。一緒に頑張ろうぜって感じです。
マライア (いずれはスターダムの王座戦を視野?)オフコース!!
白川 マライアはすごいおっきいし、足長いし、UKでは経験を積み切れなかったと思うので、私もそうだけど試合をやっていくといやおうなしにスキルアップしなきゃいけなくなる。試合を重ねていってもっと体を生かしたストロングになってほしい。月山も育てなきゃいけないしマライアも育てなきゃいけないなと感じています。ザイヤはキャリアメチャクチャあるから、ザイヤから学ぶことも多いです。