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佐藤光留

佐藤光留「今日話した人、全員に嫉妬してます」 オリジナルは色褪せない

佐藤光留

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 メジャー3団体行脚と月イチ自主興行の両立を成し遂げた2024年。全日本プロレスの至宝である世界ジュニアへの挑戦を控えつつ、ここのところではジャイアント馬場追善1・31後楽園、天龍プロジェクト2・2新木場などを経た。前回インタビュー(12月8日)以降の話題に対して佐藤光留が語り尽くす14000字をお届けする。
(2日、原宿パイルドライバーにて収録)

バレンタインデーに向け昇り龍? そういうのに鈍感になったら歳を取る方向に動いていく

カクトウログ よろしければクッキー買ってきたんで。

佐藤光留 やったぜ!!

カク いや…コンビニで買ってきただけなんで。

光留 こんなの売ってないでしょ。

カク 原宿駅のコンビニは観光客向けのちょっとしたものも売ってるっていうことに今日気づきました。

光留 ちょっとしたものってコレ、北海道のおみやげ。(もらいながら食品表示ラベルをジロジロ見る光留)でも販売元は東京都だし…ありがとうございます。

カク どうぞどうぞ。

光留 今日は何ですか。新宿に〇〇〇が現れた真相は知りませんよ。(と言いつつ〇〇〇についての話題が長尺でつづくが割愛)

カク お店の公式ツイートが『コチラ東京は夕方にかけて天気が下り坂…?カチョーはバレンタインに向け昇り龍でございます!』と煽っての出勤となりました(この日の「天龍プロジェクト」興行にもかかっている)。バレンタインデーに向け、昇り龍でいきますか。

[パイルドライバー 〒150-0001東京都渋谷区神宮前6-27-8京セラ原宿ビルB1
パイルドライバー(代表:鈴木みのる)
光留は店員の一人を担う]

光留 もうそんな歳じゃない(笑)。バレンタインにプラスの思い出がない。でも原宿で勤務して思うんですけど、そういうのに鈍感になったら歳を取る方向に動いていくと思う。こないだその、無理やり話つなげるわけじゃないですけど、太陽ケア引退試合(馬場追善興行)。いろんなレジェンドの人がいましたけど。いろんなレジェンドの人の話をこう聞き耳立てて聞いてると、やっぱり『プロレスラーという仕事をしてた人』と『プロレスラーという人間だった人』の違いってのはその辺かなって思いますね。

カク ほう。

光留 物事に対する感情の持ち方だったり、執着が出るのが言葉でもあるから。それは感じますね。鈴木(鈴木みのる)さんにやっぱみんなよく言うんスよ「なんであんなに動けるの」って。実際動ける動けないと言ったら、ねえ、サッカーのカズ(三浦知良)はもっと動いているわけだから。だけど『動くためのエネルギーってどこから来るんだろう』っていうところを僕、結構紐解いていった方がみんないいんじゃないかと思う。

カク なるほど。

光留 それがやっぱね『怒り』だったりとか、鈴木さん未だに『モテたい』って言ってきます。僕はもう『嫉妬』がでかいですし。そういう感情って…面倒くさいじゃないですか。そういうエネルギーって若くないと信じてもらえない。なんか「大御所」決めて50代、40代後半、僕らぐらい、僕以上…今年45ですけど。つくれない人は「持ってるのは恥ずかしい」とか言ってモテなくなった自分を正当化しますけど、持ってる人はすごくつくれるんですね。

カク うーん。

光留 今日も天プロ(天龍プロジェクト)の試合で悔しかったですよね。

カク どういうところが。

光留 仙女の2人に(センダイガールズから橋本千紘、DASH・チサコが出場)。

カク 持っていかれた感じでした?

光留 男子選手を投げ切った橋本千紘とか、DASH・チサコもプロレスのレベルの高さを見せつけてましたね。

カク 馬場さんの興行も、高橋奈七永vs.里村明衣子の試合を川田利明さんが誉めるというところで話題にもなりました。

光留 僕ら必死ですよ、あの試合に対する言い訳。京平さん(和田京平レフェリー)が今日「この間のケアの興行も『女子の試合が一番』ってみんな言ってたぞ」って言うから「京平さん違いますよ。女子の試合が一番に見えるように我々は抑えて(試合を)やったんです」って(笑)。「YASSHIさんなんか見てください、ラップしかしてませんよ」って。そう言うのがせいいっぱいで。

カク でもYASSHIさんはキャラに徹してましたよね。

光留 だから、これはプロレスの興行、去年11興行やって思ったんですけど。自分がやっているプロレスがもちろん一番と思うところと、興行として見せるために誰をピックアップしていくかっていうのはちょっとまた別なんです。それを考え始めてから少しプロレスの見方が変わって。これはいい悪いじゃないんです。だけど、そういう見方も今のこのね、カクトウログなんか見ているマニアの人たちは見ても面白いんじゃないかなと(笑)。

カク (笑)。

光留 プロレスの見方も、SNSでいろんな発信ができますけど、発信して正しい正しくないを求めたり、意見がね、どれだけそのいいねがつくとかじゃなくて。自分だけの楽しみっていうものにもう一回焦点を当てて、ほじくり出していったらプロレスって延々楽しめるなぁって。

カク それはあります。

光留 今日なんかは政岡純がよかった。けど男子でいちばん嫉妬したのが児玉裕輔。で最近SNSでバチッときたのが岩本煌史の永田裕志さんに対する『俺はもう一回戦いたいです』、あれはなんか想像力をかき立てられました。

カク 阿部史典選手の永田選手への攻めとか面白かったです。

光留 阿部はでも逆に、面白さは4分の1くらい(笑)。今が停滞期とは言わないですけどタメの時間じゃないかと。面白くないの一言で片づけるというより“想像を超える阿部”を最近見てねぇなと。なんか想像の範囲内。

『闘魂スタイル』ばりに『むーちゃん』とつく商品、あとリング内外での使用に関して特許取ります

カク 前回12月8日にインタビューをしておりまして、全日本の後楽園、そのときから1か月以上経って、なんと佐藤光留選手は全日本プロレスTV認定6人タッグ王座を奪取(青柳優馬&阿部史典&佐藤光留)しました。1月2日に。

光留 「なんと」というほどじゃないです。もう防衛戦もしてるし。(と言いつつもプロレスにおける6人タッグの面白さ談議に大発展。割愛)

カク いえいえ(笑)。その6人タッグを持ったままというか、2月9日・後楽園、世界ジュニアへの挑戦も決まりました。これは『むーちゃん』と言わせなくするということですか。

【1・26幕張メッセにて光留マイク「なぜMUSASHI選手がこの全日本プロレスで花開いたか。それは『むーちゃん』という愛称が思いのほか似合っていたからです。その『むーちゃん』という愛称は誰がつけたんだっけなあ…この佐藤光留だよ。もし佐藤光留の挑戦を断るなら、もう2度と『むーちゃん』とは呼ばせない。あの手この手を使って、社会的制裁だ。もちろん初防衛戦の相手、佐藤光留。この挑戦、受けてくれるよね?」】

光留 はい、特許取ります。

カク 特許(笑)。

光留 『闘魂スタイル』ばりに『むーちゃん』とつく商品、あとリング内外での使用に関して特許取ります。ここまで愛称が浸透したんだから、使わないともうやってられないわけじゃないですか。むーちゃんせーちゃん(MUSASHI&吉岡世紀)なんてもうタッグチーム名にもなってる。それを使ったら僕にお金が入る仕組み。

カク なるほど。それを佐藤選手がチャンピオンになったら(笑)。

光留 あのね、冗談だと思ってると思いますけど、僕と鈴木さん、Tシャツつくるときに特許庁のホームページを確認してる。本当の話ですよ。

カク 腕が違うぞと。

光留 経験が違います(笑)。

カク そこで本気を出してしまう。

光留 いやだって、プロレスってキャラクタービジネスだって言われるんですけど、キャラクターって取ってつけてできるもんじゃない。鈴木さんも『世界一性格の悪い男』とされますけど、横浜高校の後輩が東スポに「大丈夫ですか、本当のことを書いて」って心配の電話をしたっていう(笑)。僕の『変態』っていうのも、僕が19歳のとき、映像を鈴木さんのお母さんがご実家で見ていたらしいんです。一度も会ったことがない、喋ったこともない鈴木さんのお母さんが、それも総合(格闘技)の試合ですよ。「なんかこの人、気持ち悪い」と言った(笑)。

カク (笑)。

光留 それでいろいろあって僕は『変態』と呼ばれ始めた。今日から変態になりますっていうわけじゃなくて、生きててまぁ…変態だったんですよ。考え方もやってることも。だからそれがキャラクターになってただけで、つけたもんじゃない。なったもの。でも、MUSASHI選手は『むーちゃん』と呼ばれるキャラクターだったことを僕が発見したと。あの人の本場はやっぱりみちのくプロレス(岩手県滝沢市出身)だし、でも今は全日本プロレスで選手副会長。そのキャラクターをね、タダで使うかどうかっていうのは。

カク これからはタダじゃないぞと。

光留 それはもう佐藤光留とのキャラクターの部分で(相談事項となる)。何でもかんでもその、面白おかしいエンターテインメントでかたづけないでって思いますよ。

カク ちょっとドキドキします。

光留 楽しみですよ闘うの。佐藤光留がそのキャラクターを見抜いてつけた『むーちゃん』という適当な愛称が…なんなら本人も最初びっくりしてた。

カク (笑)。

光留 その愛称が今、追い風になってるわけですから。

カク チャンピオンになった上で『むーちゃん』のプロデュースもやるぐらいの。

有名になった選手はどんどん卒業…いつまでも佐藤光留興行に出てるなんてマズいでしょ

光留 ああ、いいですね。マジでこれカクトウログしか聞いて(書いて)くれないから言うけど、今年の1・4東京ドーム思い返してください。

カク はい。

<第1試合/IWGPジュニアタッグ選手権4WAY東京テラーラダーマッチ>
藤田晃生&ロビー・イーグルスがベルト奪取
※藤田は2024.9.26ハードヒットの逆襲にて光留と時間切れ引き分け

<第6試合/IWGPジュニアヘビー級選手権試合>
エル・デスペラードがベルト奪取
※デスペラードは2023.8.26川崎で光留に勝利

<第9試合/IWGP世界ヘビー級選手権試合>
ザック・セイバーJr.が3度目の防衛に成功
※ザックは2024.6.10後楽園で光留に勝利

光留 佐藤光留とここ1~2年シングルやったやつ。全員チャンピオンですよ。すごくねーですかこれ!!

カク 自分とやると出世するというやつ。

光留 いろんなとこで言ってますけど、そろそろ気づいてほしい(笑)。政岡純はガイア・ホックスとノアのタッグリーグ戦(NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025)に出るでしょ。斎藤拓海なんかだって長渕剛が好きだっていうだけでウチのJEEEP出てたけどノアのLIMIT BREAKに。そういう意味じゃ本人が一番ブレイクしてないと誰かに言われましたけど、僕は僕で違うところでね。

カク 何をおっしゃいますか。でもそれぞれがこう、またステータスを上げて光留プロデュース興行にまた集まれば。

光留 みんなステータスが上がったらギャラも上がるんです、ガハハハ。新木場でそういう選手は1人が限界ですよ。2人も3人も抱えられるかって(笑)。

カク そういう弊害が。

光留 いやいや、みんな有名にはなってほしいです。でも有名になった選手はどんどんどんどん外出てもらって卒業してもらって大丈夫なんです。別に僕、団体をつくってるわけじゃないし、抱えてるわけでもないので。でも、変な話、プロレスラーって湧き水のように出てきますから。綺麗な鳥になって買われていったんだったら、次のドブネズミを探しにいけば死ぬほどいるんで。いつまでも佐藤光留興行に出てんなっていう。

カク ここが定位置じゃないぞと。

光留 全然、全然。佐藤光留興行に出てるなんてマズいでしょ(笑)。ただ、出るとこなくなったとか、もっと試合がしたいとか、どんなきっかけでもいいし。それに僕をもうほんと利用してもらっても全然大丈夫。実際自分もやっぱそうです。いろいろしてもらって、今のところにいますから。

木谷高明オーナーに対する青柳優馬のツイート? 昔からそんなやつなんですよ

カク 全日本の話に戻りますけど、前回その6人タッグの挑戦をするっていう話をしたときに「青柳優馬は今ね『支柱』だ」ということをおっしゃってて。その言葉が印象に残っていたんですけど、この前の木谷高明オーナーに対するツイートがインパクトがありました。

[謝罪とか処分とかもうどうでもいいので黙っててください]

光留 あーあ。昔からそんなやつなんですよ。野村(野村直矢)と青柳がデビューして、野村の方がちょっと先輩だったけど、間近で見て、1回ね、渕さん(渕正信)がいる試合で、新人のまだ青パンでいがぐり坊主ちょっと抜けたぐらいの青柳が場外に落ちた渕さんをリング内で挑発し始めたんですよ。ちょっとおちゃらけた感じで。それ見たときに、野村はいつまでも緊張してるから一切そういう素振りはなかったのに、青柳が先に渕さんをいじり始めた。こいつそういうやつなんだと。若手のときはすごい真面目で、いつも秋山さん(秋山準)にぶん殴られてただけだったのに、意外とこんなやつなんだと思った。だから今回の、正義感とは言わないですけど、彼の中のいい悪いのラインっていうのがやっぱりあったんですよ。

カク はい。

光留 おかしな話なんですよ。俺は誰にも気を使わずに、この世界のプロレス界の頂点のベルトを獲るんだつって言ってる人が、なぜ連盟の話のときに理事にモノを言わないんだと。リング上では、プロレスラーの権力にはちゃんと言えるのに、プロレスラーじゃなくなった瞬間に権力にちゃんと従うっていう人もやっぱり多いと思うんですよ。でもいいものはいいし悪いものは悪いし。そりゃいかんだろってときにはツイートする、青柳はそういう人間なんです。

カク なるほど。

光留 僕の知り合いに一人、『相手がプロレスラーでもそうじゃなくても権力関係ねぇ』っていう人が原宿の服屋の社長で一人いるんですけど(笑)。

カク (笑)。

光留 敬語は使う。でも別に下だから上だからじゃなくて、肩書きは肩書き、人間は人間…と原宿の服屋の社長が。だから青柳のあれが本当のその人間性、いわゆるキャラクターなんだと。ただ、『変態レスラー』って言ってる僕からすると、やっぱり女子レスラーの匂いはいいなぁと思う。言うなれば新日本プロレスのオーナーと佐藤光留は同じなんだと、みんなにそう思ってほしい(と力説)。

カク はい(笑)。失言問題については、棚橋弘至社長、岡田太郎社長が事実上の謝罪ツイートを出しているのに、「正義感を振りかざすファンの暴走だ」とか「プロレス界にお金を出したオーナーを悪く言うな」とか…違和感を感じる主張も散見されます。

光留 これはもう僕の持論なので、ここからは(記事に)使う使わないはまかせますけど、僕この数年で一番興味が失せたのが「お金」なんですよ。仕事なんで、やっぱ賃金をもらうからやってるんですけど、よくよく考えたらお金ってそんなに重要じゃなくね?…っていう。

カク と言いますと。

光留 自分たちで重要だっていうのをつくり上げただけで「この考え方もいらないな」っていうのを削っていったら、お金よりも面白いものってすんげーたくさんあったんです。お金が一番大事っていう人を否定するわけではない。プロレスラーになる理由の一つで大金持ちになれると思ったからっていう人が、プロレス辞めてお金儲けに必死になる商売始めたっていう人がいるんです。僕はそれ別に、それを不正解だとは思わない。僕の中でお金を持ってるから偉いんだっていうのは、変な話、お金をもらってる人とあげてる人がつくりあげた大いなる幻想を共有してるんだなっていう気がしてきたんですよ。

カク うーん、なるほど。

光留 もちろん大事です。生活していく上で。仮になくなったとして、プロレスはできるじゃないですか(笑)。お金を持ってる人が偉いんだったら、プロ野球選手とプロレスラーが会って絶対に話ししちゃいけません。だってプロレス界で一番もらってる人より、野球で上から100番目の人の方が貰っちゃってます。でもアマチュアスポーツだってすげえ安いです。無人島で暮らすジジイとか見たら負けたなぁなんて思う。

カク はい。

光留 それが、木谷さん、お金を出してオーナーだと。会社だから、企業だから、経営が一番トップに立つっていうのは、そこ大事なことだと思う。トップっていう責任を負ってるだけで、偉いかどうかってまた僕、別のことなのかなと。そういう意味で、お金をもらってる人とあげてる人がつくりあげた大いなる幻想。持ってることがいいことも多々ある。けどそれが一番になってしまったら…。

おすすめで流れてくるOZAWA選手の一言一言に、一切の曇りがなかったんですよ

カク 前回インタビューでノアの佐々木憂流迦談義で盛り上がりました。ノア元日決戦の前。

光留 当日はOZAWAショックで、そっちに話題を取られた。

カク 種類は違えど、彼は彼で『変態』的な。

光留 でも、もっともっと奥の奥に、すごい変態性が全然あると思います。

カク まだあれは氷山の一角ですか。

光留 海面の下にあるものがまだデカいと思います。そこをみんな見たがる。中邑真輔と憂流迦の試合は、お互いの海面の下を掘り起こすことが期待されつつ、山の大きさに圧倒されて中まで見なくて終わったんですよ。プロレスマニア的な言い方をしたら、こっから先より佐々木憂流迦がレスラーとして見られる時間が始まったと思います。楽しみです。

カク 次をね、どういうふうに見せていくかが課題になる。ノアとしてはOZAWAショック景気というか。ここに来る前、ボクはノア八王子大会の中継を見ていたんですが、お客さんも入っていて。

光留 へぇー。

カク ハイスパートなプロレスが主流なところがある中で。

光留 ボクには一切(笑)。

カク ずっと沸かせてナンボみたいなところはあると思うんですけど。OZAWA&遠藤哲哉vs.ガレノ&アレハンドロで、タッチを受けたOZAWA選手が試合佳境でありながら、しばらく見てからゆっくりリングに入って来たんですね。わかっててやってるところが多いんだろうなと。

光留 OZAWA選手に嫉妬するところは、カメラを向けられたときにするあの表情は、一生懸命にしてやろうとかじゃなくて、あれ多分あの人の本性なんです。アレに嘘がない。だからあのOZAWAショックの面白いところは「清宮(海斗)が嘘つきだ」っていう切り口から始まった。

カク はい。

光留 OZAWA選手の試合前のトラッシュトークですよね。それがSNSやトラッシュトークだけじゃなくて、「みんなが気を使って言わなかったかもしれないけど、俺は嘘をつかないよ」っていうスタンスが、試合とキャラクターにも乗っかってたんですね。

カク なるほど。

光留 だから言ってることの正当性はOZAWAさんの方があった。清宮さんは「言ってることとやってることが違うぞ」っていう切り口でファンの信用を持ってかれたんです。失ってはないと思います、持っていかれただけで。あの日にやっぱビッグウェーブ。さっきの試合の攻防が面白いと思うものだけじゃないものでも持っていったと。あのOZAWA選手の一言一言は流れてくるんですよ。おすすめで流れてくるOZAWA選手の一言一言に、一切の曇りがなかったんですよ。アハハハハ、本当に嫌だったんだろうなっていう。

カク うーん。

光留 下品に映るものかもしれないけれど、ドラマじゃなくてドキュメンタリーとして力を持ってた。真実っていうのは、みんな真実か偽りかっていうものを考えるんですけど、綺麗に見える真実と汚い真実というものがある。あれはね、綺麗に見える真実だったんです。

カク なるほど。

光留 言ってることはめっちゃ汚いですけど。あの純粋に人を嫌いっていう(笑)。純粋さに多くの人が動いたなと。プロレスの中身ももちろんあるかもしれない。でも、原宿の服屋さんを経営してる社長さん、プロレスもされてるんですよ。特に海外でやってるんですよ。たまに映像流れてくるんですけど、チョップとキックと首絞めることしかしてないんです。勝つときはパイルドライバー決めるんですけど、勝てないときにはそれが決まらない。

カク はい。

光留 プロレスの面白さがこういうものだよというのがあったら、それとは違うものを、カウンタービジネスを見せた方が目立つという側面もあるんです。人によっては物足りないから、もう『オスプレイ×2』が面白いって人はいるかもしれない(空中戦に長けた現AEW所属、ウィル・オスプレイ)。で、PRIDEでドン・フライと髙山さん(髙山善廣)がやってた試合は、プロレスやジャンル関係なく燃えたところもあるかもしれない。けど、あの一戦を批判してた総合格闘家もいるんです。あれは勝つための闘い方じゃないと。ショーの闘い方だと。

カク なるほど。

光留 まず目立って、引っかかりをつくるというプロレスがある中で『やらない』っていうことを選択できるOZAWA選手は、ここはちょっと今後脅威ですね。「佐藤光留、ナンボのもんじゃい」と思われているでしょうけれど(笑)。天龍プロジェクトや全日本プロレスに僕がいられるのって、こういうところなんです。今の流行の最先端によって自分のプロレスをブレさせることがない。ちょっと寄ったりもするし、引っ張ったりもするけど、その力加減がレスラーの実力だと思う。高く飛んだりクルクル回ったり、いろんな技をたくさん使えるのがレスラーという考えはないです。

カク (聞き入る)。

光留 誰かも言ってましたよね。100種類の蹴りを練習していきたやつより、1種類の蹴りしか練習してこなかったやつ、僕は怖いです。なるほどなと。

【「一万通りの蹴りを一度だけ練習した者は怖くない。 私が恐れるのは、一つの蹴りを一万回練習した者だ」 ブルース・リー(香港の映画俳優)】

カク 16文と32文という人もいました(ジャイアント馬場の蹴りの代名詞)。

光留 はい。猪木さん(アントニオ猪木の象徴技)だって延髄斬りと卍固めだけ。

カク よくわかりました。

光留 何がわかったんですか。

カク いまOZAWA論を長尺で語ったじゃないですか!!(笑) これが今回記事の中心でもいいかも。

光留 ガッハッハ。人のことを論じるようになったら終わり(と自分を戒める)。

カク でも今日は論じてます。

光留 ちゃんと書いておいてください。「全てに嫉妬してます。今日話した人、全員に嫉妬してます」と(笑)。嫉妬しないレスラーが増えてきました。若くて動けて人気あるって言われても全然、こいつに嫉妬しねぇなって。「へぇ、人気あるんだ」って。

カク はい。

光留 心のどこかで「こいつ実家でプロレスしたことないだろ」と(笑)。

カク それはこの数年って話ですか。

光留 数年。オリジナルかどうかってすごい大事ですよ。これは本当、LINE仲間の鈴木秀樹さんとよく話すんですけど。

カク はい。

光留 今までオリジナルだと思われて、マスコミ全体に祭りあげられて、結局オリジナルだけじゃ上に行けないよっつって(言われたがために)オリジナル部分が削がれて、マスコミのオモチャになって消えていったやつたくさんいるんで。だっせーなと。もっていかれるレスラーも。

僕らがガタガタ練習してると、天龍さんがそれを見て燃えて、歩行器で歩行の練習を始めたときがあった

カク 馬場さん興行(1月31日)の話に戻るというか、天龍さんが「言い方は悪いけど、こういうチャンスは最後かなと思ってリングに上がったから、感無量だったね。(最近の体調は)いいわけないだろう、車椅子に乗っているのに」と。でも今日(2月2日、天龍プロジェクト)は「しばらくはジャンボ(鶴田)や三沢(光晴)の所には行かないつもりなので」と。

光留 いきなり(誕生日の)お祝いの場で他人の死を引き合いに出してくるあたり、天龍源一郎はすげぇなと思いましたよ(笑)。後ろで聞いていてオオッて。

カク ボクも記事で見て。

光留 えっ、「ジャンボや三沢の所には行かないつもり」って書くんですか。

カク (他のネットニュースが)書いてましたよ、ボクは記事で見たんで。

光留 ガッハッハッハ。もっとあんだろうよ。

カク 馬場さん興行では、天龍さんの登場は重要視されていましたね。日テレのテーマじゃなくて一人だけサンダーストームがかかった。全日本プロレスは基本的には出なかったんだけど、天龍さんがいて全日本の色合いがすごいです。

【木原文人アナによる「僕は4回、オファーしたんですけど…。今回は趣旨に賛同していただけず(全日本プロレス参戦は)見送り」との東スポ報道あり】

光留 僕が出てんだから、全日本が出てるでいいんです、フフッ(笑)。声を大にして言いたい。

カク 自分が全日本だと。

光留 リング上で「投げるぞオイッ」って言ったんだから。もう別の会社の社長だったか(笑)。天龍さんは体調ももちろんよくないだろうし。覚えているのが、天龍さんがまだ(リハビリ過程で)歩行器を使っているときに、天プロの会場で。19時開始だった。16時に集合して2時間みっちり練習する時間があった。僕らがガタガタ練習してると、天龍さんがそれを見て燃えて、歩行器で歩行の練習を始めるんです。

カク ほう。

光留 そしたら座って水を飲んだり談笑しているやつが、天龍さんが練習してるってことでいたたまれなくなって、自分も練習しなきゃいけないと急に縄跳び始めたりとか、スクワットを始めたりするんです。現役辞めても人の練習を見てる。試合ももちろん見て、この間も言われてましたよ。「手を抜く試合をしたら俺は許さない」って。それって何で許されないかって、お客さんに失礼とか天龍プロジェクトっていう団体ももちろんあるんですけど「自分が現役だったらこうしてるよ」という人だから。

カク なるほど。

光留 気持ちはまだ現役なんだという。だから車椅子で上がる姿を見られたら、現役の選手としては恥ずかしいと思って、やっぱりお客さんには立って強いところ見せなきゃいけないっていう思いがあるんですよね。僕の穿った見方です。だからもう最後ってしちゃうかもしれないですけど、そう言ってる人はまだ大丈夫です。

カク そう信じたいです。

光留 もう歳取ったからしょうがないじゃん、車椅子でも、テーマ曲は鳴らして…そんな人は魅力ないでしょ(笑)。だから天プロの選手、緊張してますよ。現役の人に言われている感覚。もちろん天龍さんがダメって言ってもお客さんがいいって言ったらいいし。天龍さんがいいって言ってもお客さんがいまいちだなと思ったらいまいち。

(原宿パイルドライバーのお客さん対応を挟む)

光留 もしかしたらプロレス的な人気とか数字を持ってる人よりも、そのプレッシャーに耐えれなかったり、または関係ないって言ってるやつは天プロにはいれないかもしれない。

カク 昔の新日みたいですね。目つけ役がいるみたいな。

光留 本当は、いるんですよ。何だったかな。今日、誰かとパッとその話になったんですけど、昔の大人が僕らの…僕1980年生まれに叱ってくれるって、すごい幸せなことなんだよと言われて「うるせえクソジジイ」って思ったんですよ。先生が生徒に気を使う時代じゃないですか。スポーツ界の鉄拳制裁がダメだった。あれがダメだ。これがダメだって言われますけど、これ逆にスポーツ選手って限界の向こうに行く練習とか試合とか重ねて超人になってくれる。

カク はい。

光留 自分の限界の先って、自分で行けるやつなんていないんですよ、基本的に。だから鉄拳制裁されて、非合理的な練習を煽られて、うわぁぁぁぁぁぁぁってでかい声出して、ちょっとだけ一瞬見たことない世界に行く。これが成長なんだと。今それをやってくれる人がいたら犯罪になったんですよ。どんどんどんどんスポーツのレベルは下がっていく。成績は伸びるかもしれないけどレベルは下がっていく。

カク うーん。

光留 それでプロスポーツ選手ってマナーもしっかりしろと言われる。目付け役、怖い鬼軍曹がいなくなってから落ちていくところもある。そういう意味ではさっきの青柳なんかは、別に理不尽なことは言わないし自分ができないことも言わない。だけど厳しいですから。教えられる側は怖いと思います。

カク 指導内容とか練習方法とか現代ナイズされてるけど、厳しさも維持されてる感じですかね、青柳選手とかは。

光留 と思います。実際僕、練習見てるわけじゃないですが。僕の知ってる原宿の服屋の社長さんなんかは、店員に接する方法がやっぱ昭和なんです(笑)。

カク いえいえ愛想よくされてるじゃないですか(笑)。

光留 「買わねぇんなら帰れ」って言う服屋は令和でここだけですよ。

カク そんなシーンはボクは幸運にも見たことないです。

光留 俺めっちゃ見てる(笑)。天プロの厳しいのは、やっぱり天龍さんの顔に泥とかそういう問題じゃなくて、実質的に目が怖い。昭和の人はね、視界がね280度ぐらいある(笑)。

鈴木さんの言葉の意味がわかった。生み出してないやつの試合が一番って言われてると悔しいですもん

カク 佐藤選手がツイート…昨日だったかな。

[佐藤光留の「1番良い時」っていつなんだろ]

カク これは発端は。

光留 里村さんの発言。あと格闘技の選手に多いんですよね。落ちていく姿を見せたくないと。その感覚が僕には全くわからないですよ。いい時期がなかったから(笑)。

カク いえいえ(笑)。

光留 格闘技もよくて3勝2敗とか、やった今年は勝ち越したみたいな。プロレスだってベルトや勲章はありましたけど、プロレスをやって勝ち越した年なんか1回もないんじゃないかなぁ。何をもって一番いいときだったかなんてわかんないし。僕は、仕事がなくなっていくサマもプロレスラーはかっこよさというか。もうダメだって思った、本当にもうダメだと思ったときの人間しか出せない何かっていうのはあると思うし。自分もそういうときって思ったことあるし。需要がなくなったら終わりだっていう。仕組みはわかるんですけど、そんな理屈だけでやっぱ人の人生は。

カク そこはちょっと考えることがあったっていう。

光留 ちょっとありました。本当に単純に、まず俺の一番いい時期って、これから来るとしたら何を持って一番いい時期って言っただろうと思って。少なくとも今まで胸を張って「これが一番いい時期」って言える瞬間がねぇだろって。自分が〇〇年をいい時期だったって言ったら納得してもらえるというのもないし、世界ジュニアやIWGPやGHCを獲ったときかというと「ベルトが一番いい」に過ぎないし。

カク まあでも飯伏選手(飯伏幸太)とやったとき(2024年12月)に、以前の対戦のDDTでの飯伏戦勝利(KO-D無差別級挑戦を獲得した試合、2010年)を思い起こされて、それはそのときの“一番”だったと感じられたところはありましたよね。で、今度はなんか飯伏選手が自分らしさを取り戻すために頼ってくださったところもあったと思います。

光留 踏み台。僕けっこう踏み台としてはいいレスラーですよ(笑)。いつでも役立つ。高級な踏み台です。

カク 昨年は1か月間にメジャー3団体出場もありましたし。

光留 ああ…週プロに揶揄された。

カク 揶揄されたんですか。

光留 選手名鑑に、1か月で新日・全日・ノアに全て出たら特に話題にならなかったって。

カク エーッ。

光留 すごくないですか(笑)。

カク あとは、プロレス大賞MVPをその後に獲るザック選手ともシングルやってますしね。2024年、いろいろありましたね。

光留 でも鈴木さんがいつも言ってる、「ベストバウトは昨日の試合」っていう意味がよくわかりました。生み出してないやつの試合が一番って言われてると悔しいですもん。

カク 見る方もそうですからね。もっと面白い試合を更新したいから見に行きたいし。馬場さん興行の「里村明衣子vs.高橋奈七永」もそうですし。それを見れる、出会うから楽しい。

光留 嫉妬しますよね。里村さんもすごいですけど、神取さん(神取忍)がいなかったら、ミスター女子プロレスは奈七永さんについてると思います。怪物です。

カク ありがとうございます。今日のインタビューは…どうまとめていいかアイディアが全然出てこないです。

光留 ねぇ、これは難しい。いろんな話をしている。

カク (でも)これがね…すごいいい話をしたかのようにまとまるんです。

光留 ガハハハッ。

カク それが腕の見せ所です(と自分にプレッシャーをかける)。ノアが面白くなったじゃないですか。ブッカーが誰とか公表されているわけじゃないですが、見てる側からすると、ヨシタツと拳王の存在は大きいんじゃないかなと(推測してしまう)。

光留 でもいろんなところに行って言われるのが、「ノアは凄い。ヨシタツに試合をさせないことで価値を上げた」と。それは確かにいいアイディアなんですごいと思うんですけど、ヨシタツ本人はどう思ってるんだろうなと(笑)。プロレスのどういう試合をしたらいいのか、どういう興行をしたらいいのかとすっごく考えるんだけど、昔、甲本ヒロトが「バンドの良しあしって『組んでみてやってみようよ』でジャン!!とやったときに、よかったらそれでいいじゃん」って…それに近いものがある。ヨシタツのこういう使い方をしたら? というのももちろんある。ただ結局それも専門家が見て「ヨシタツに試合させない方がいいな」とか「あいつはこのタイミングに出てきてこの技で」とかじゃなくて、漠然と何もわかんない人が見たときに面白いって思われるものが本当に面白い。一番ヨシタツにとって邪魔なものは試合だったっていう(笑)。

カク (笑)。

光留 タツボーイウォッチャーとしては、ちょっとたまらない結果ですけど。だからヨシタツをウチの興行で使うのはちょっと面白い。絶対に選手としては、何かの入場で見たんですけど、マジでメジャー感ゼロだった。まだ新日本に帰って来たときとか全日本に出たときは、まだアメリカのメジャー感がちょっとあったんです。完全に消えて、なんか本当に、地方の街のインディレスラー。けど、そうなったヨシタツの試合をちょっと見たいし、僕、体感でやっぱヨシタツと去年11月やったやつとか、ちょっとなんかやっぱヨシタツと試合させたら佐藤光留一番だなって(笑)思わす何かがありましたね。

カク 何がどう転ぶかわからない。

光留 そうですね、何がどう転ぶかわからない。いい方にばっかり転がすのも物足りなくなるし、やっぱり悪い方にだったら立ち行かなくはなるし、お金が大事じゃないって言ってもお金は要ります(笑)。

カク 2024年は月イチ自主興行でやりましたけれども、2025年は数回やる要領でしょうか。

光留 あのね、最近「今度、興行をこういうのでやろうと思うんですけど、どうですかね」って聞かれることが増えた(笑)。

カク プロデュースする人にアドバイスする側。

光留 それで、まあ正直な話、するところにはしますけど、なんで金も払わねえのに意見もらえると思ってるんだと思って、腹立つんで「知らない」って答えるところが多分にあります(笑)。正直な話。

カク (笑)。

光留 道案内はしますよ。でもこれがいい悪いをやる前から僕が判断しちゃったら、これ僕の興行ですよ。そういうの聞かれるようになった。自分のやりたいことは自分の興行でやります。今年もなんやかんやで…

 2月 JEEEP

 3月 実家プロレスにつづく新アイディア

 4月 できれば2つ

 8月 川崎やりたい

 9月くらい 望月彩単身結婚披露宴&合コンプロレス

カク 書いちゃっても大丈夫ですか。

光留 大丈夫ですよ。みなさん見に来てね♡ 今年のJEEEPは初心に立ち返って…40人来ちゃったんです去年。さすがにちょっと多くて面白くない。あれは見れない人がいるから面白いんで。告知はするんスけど、日にちはほんと数日前ぐらいで告知してやろうと。

カク 本当に見に来るなと?

光留 なんかたくさんの人が見に来るって良いことなんですけど、選ばれた人間しか見に来れなかったっていう面白さ。意地が悪いんですけど。

カク バランスがね。

光留 バランスです。

カク (12月に行った深夜興行)新宿FACEもね、たくさん見に来てほしいけど、希少価値もあった方がいいし。

光留 思いますよ。

(ここでTシャツを購入して精算)

カク 3・9名古屋の『ふたばぷろれす』への意気込みはありますか。

【DIVA presents ふたばぷろれす
プロレスで名古屋から東北地方に元気と愛を 3・9ふたばプロレス旗揚げ
日時:3月9日(日)12:00
会場:枇杷島スポーツセンター
佐藤光留 vs.伊東優作】

光留 伊東優作とのシングル。怖いです。何考えてるかわかんない。

カク わかんない!?

光留 人はいいらしいです。僕もそうですけど、世間に『変態』って言われることは勝ちじゃないかって言われるんですよ。タコ(伊東のニックネームは『狂蛸』)って言われることは、それは生物として正しいのかって(笑)。

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