壊れかけたパンダ! 全部脱いだディーノ! 放送事故級連発のDDT10・21両国決戦 全席無料の来年7・15大田区大会も発表に
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主催者発表は「6259人(超満員札止め)」。ソールドアウトではなかったが、新日本プロレスが9800人台で満員マークをつける両国国技館で、この数字が実数なら大したもの。演出のため向正面をビジョンと花道でほぼ潰していたこともあり、会場全体になかなかの入ってる感はありました!
会場観戦したDDT10・21両国大会「両国ピーターパン2018~秋のプロレス文化祭~」。
まず、15:00開始で20:00過ぎ終了。5時間超で、もしも14:00アンダーマッチから観ていたら6時間超。長くなることを予想してたんでボクは15:00本戦から観戦。会場に着くと売店はガラーンとしてました。みんなちゃんとアンダーマッチから観てる、エライ! なんで長時間にしてプロレスへの敷居を高くするんだろうと思う一方で、クオリティに自信をもってやり切るというのも団体の判断ではある。今後にDDTビッグマッチ観戦を検討する方は、映画2本分みるくらいの覚悟で!
プロレス文化祭と銘打たれた大会。この大会の中に、プロレス寄りもあるし、文化祭寄りもある。その点、どっち寄りにも感じさせる試合でリングへの視線を釘付けにしたディーノはさすがにDDTのアイコンだなぁと感じさせた。
プロレス寄りでは「里村明衣子&カサンドラ宮城 vs 赤井沙希&伊藤麻希」をベストバウトに挙げたい。ブログで何度も書いたように、ボクは里村エースのGAEAジャパンが過去に解散となったことで女子プロ当時の限界を感じたファン。里村がいる団体は天下が取れていいはず、くらいの意識で見てた時期があるし、この秋にDDTの後楽園&両国へ足を運んだのも里村きっかけが大きい。
そして里村は両国の観客を感嘆させまくった。鬼の表情と蹴りの威力。なんだこれ、つなぎ技である側転ギロチンでさえ、そのスピードと正確さに歓声が起きる! 伊藤がどこまで立ち向かえるかに注目が集まるはずだった試合だが、ただただ里村が凄い。一方的に叩き潰す側の試合でも、ここまで興奮させるのか。この見事な世界観の現出に思わず涙が出た。
文化祭寄りで「アンドレザ・ジャイアントパンダ vs スーパー・ササダンゴ・マシン」をベストバウトに挙げたい。ササダンゴによるパワポのプレゼンテーションからジャイアント・ササダンゴ登場、そして“スローモーション”までやり切り。笑わせてもらいました。
AbemaTVとサムライで生中継されたが、放送事故級を連発しつつ新抗争も随所に盛り込んだDDT。ここにきて“らしさ”を増した格好で、まだまだ新ファンを獲得する意欲を十分感じさせた大会だった。なお、“投資”として全席無料の来年7・15大田区大会も発表となった。
大会を写真で振り返ります。
全試合結果はこちらを参照のこと。
・ 両国ピーターパン2018~秋のプロレス文化祭~ DDTプロレスリング公式サイト
【第3試合】里村明衣子&カサンドラ宮城 vs 赤井沙希&伊藤麻希
里村に対して握手を求めると見せておいての指立て。伊藤が対抗心をカタチにする。
しかし、伊藤は防戦一方。強烈な蹴りが胸板に。
そして、顔面にまで。
文字通り腰から崩れ落ちる伊藤。
なんとか逆エビで反撃する伊藤。
里村の側転式ギロチンに大歓声。トップレスラーは“つなぎ技”でも観客を魅了できるのだ!
里村にSTFで仕留められた伊藤、それでも試合後に向かっていく。2人に物語の続きはあるのか。
【第6試合】アンドレザ・ジャイアントパンダ vs スーパー・ササダンゴ・マシン
アンドレザ・ジャイアントパンダが両国初登場!
圧力をかけると、まるで空気が抜けたかのように縮む。えっ、みんなジャイアントパンダの生態に興味津々。徐々に膨らんで元の姿に戻る。まるでお尻にファンでも付いていて空気が注入されているかのようだ!?
なすすべなく踏みつけフォールされかけたササダンゴだったが、、、
ジャイアント・ササダンゴマシンが救出に登場。
なんだ、この絵は!
ジャイアントササダンゴがピンチになると、スローモーションモードに移行。ササダンゴも加勢し、罠を顔面に刺すとジャイアントパンダが“流血”という凄惨シーン。
しかし、ジャイアントパンダのプレスがジャイアントササダンゴ&ササダンゴをまとめて圧殺。
お父さんは立派だった! 勝者をファミリーで祝福。
【第7試合】MAO vs 高木三四郎
MAO公認ウェポンとして中邑珍輔が登場。両国で『The Rising Sun』に乗せての合唱、「イヤァオ!」合唱。
高木公認ウェポンとしてベッド・インのかおりさんが登場。
パンダが壊れる!? スペシャルウェポンとしてアンドレザ・ジャイアントパンダがまたも登場。MAOをヘッドバットで蹴散らすが、頭の空気が抜けかけるなど、安定しない。
高木にもヘッドバット。
何か起きたのか、急ぐように引き揚げようとするジャイアントパンダ。花道では首が座らない緊急事態。急いで下着三四郎らセコンドも駆けつける。セコンドは空気の漏れを塞ぐかのように手を伸ばす。
壊れかけるほど限界まで闘い切ったジャイアントパンダに高木が敬礼!
ウェポンの破片をリングいっぱいにぶちまけた両者。生放送で「キ〇ガイ」を連呼!
【第8試合】入江茂弘&石井慧介 vs HARASHIMA&坂口征夫
入江の壮行試合。入場時には一瞬のチームドリフ復活。
【セミファイナル】CIMA vs 竹下幸之介
セコンド介入や凶器使用もあったが、終盤はCIMAが攻めまくりで竹下を撃破。スリリング部門はこの2人が中心にしばらく担当か?
【メインイベント】<王者>男色ディーノ vs 佐々木大輔<挑戦者>
両国で王座挑戦するのは佐々木大輔。
戦前に「私は全力で生き残ろうとする。アンタは殺しにきなさい」としていたディーノ。棺桶で登場、、、
と思いきや、棺桶を開けると佐々木の顔写真。
ディーノは観客席から! 男性客の唇をいつものように奪いながらリングへ。
紙テープでリングが埋まる! ビッグマッチではネタ部門を引き受けてきたことが多いディーノだったが、アイコンとして堂々の両国メイン。
唇を奪いにかかるわ、股間をまさぐるわ、男色殺法が序盤から炸裂。
長机を使ったハードコアな攻めまで重ねたディーノ。
リップロック誤爆でレフェリーがダウン。ディーノ、1枚目脱いだ! リングパンツを宙に舞わせると、、、
シャイニングあてがい。
2枚目、アンダーパンツを脱ぐ。
佐々木を三角絞めにとると、ディーノが不穏な動き。技をかけたまま…3枚目(最後の1枚)を脱いでる!
フ〇チンのディーノ100%状態! 戦前に「アルティメット男色殺法」も予告していたディーノ殺法の究極型。試合後には記者「全裸三角絞めのダメージは?」佐々木「お前、チ〇コこの辺(顔)に当たったことあるか?」とのやりとり。
ギブアップならず。レフェリーから渡されたパンツでイチモツを隠しながら立ち上がったディーノ。(注)股間から見えてる影はパンツです。
パンツで包むようにして股間を隠し、、、
ほうら、見えないでしょう!? (注)股間付近に黒く出ているのはパンツの締め紐です。
パンツを放り投げて再び全裸!
アルティメット男色ドライバーが、、、
炸裂!
見てるだけでオエッとくる押さえ込み。
手をクルクルと回すディーノ。おいおい、それはやめろ!
股間を押さえつつコーナーに登ると、、、
パンツを挟んだまま奇跡のムーンサルト!
反対から見ると全裸状態、いいのかこれ放送して(笑)。しかし、佐々木がかわして自爆。
勝利したのは佐々木。ディーノと心が通い合ったと思いきや、、、
襲撃に逢い、棺桶に入れられるディーノ。
棺桶に閉じ込められたディーノは、リングが解体され観客出しが終わるまでこの状態。
大会中の発表事項。
・ 2019年2月17日両国国技館大会に“女子プロ界のレジェンド”長与千種参戦!
・ D王GP2019出場選手決定/潮﨑、青木、“猛獣”プーマ・キングが参戦!
関連。
・ DDT両国国技館大会。 センダイガールズプロレスリング公式サイト
・ 来年夏のビッグマッチは7月15日、初進出の大田区総合体育館! なんと全席無料!