
レスリング山岡聖怜と押さえ込み暁千華 お互い「意識してた」対抗戦勃発
21日、マリーゴールドが4・14新宿パッション興行、3・30後楽園ホール大会の対戦カードを発表した。
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後藤智香「泣かないッ、怖い…やめないッ」松本浩代戦 指名され感情爆発
■~マッスルバージャパンpresents 終わりよければすべてパッション!
日時:4月14日(月)18:30
会場:東京・新宿FACE
<シングルマッチ>
松本浩代 vs 後藤智香
奈七永がパッション興行での「松本浩代vs.後藤智香」を発表。後藤に対して奈七永は「まだまだだと思います。だけどパッションだけはなんかね、ある。でかい壁にぶつかっていろんな気づきを」と期待を込める。限られたカード数の中で強敵とのシングル戦が組まれたことに、後藤は感謝しながらも「泣かないッ」「怖い…」「やめないッ」と感情を爆発させた。壁にぶつかりながらも奈七永によってプロレス愛を引き出されてきた後藤が見せた“素”の部分。愛されキャラによる会見は、笑いの中にもジーンとくるものを視聴者に届けている。
奈七永「続いてのカードを発表させていただきます。シングルマッチ、松本浩代vs.後藤智香。後藤智香はまだまだだと思います。だけどパッションだけはなんかね、あるんですよ。で今、今やんなきゃいつやるんだっていつも本人にも言ってるんですけど、松本浩代、強敵ですよ。私とタッグを組んでベルトを巻いたりもしたし、たくさん闘っても来ました。その松本浩代のパッションも感じてほしいし、でかい壁にぶつかってぶつかってぶつかっていろんな気づきを得てほしい。そんな思いもあって、このカードを組みました。よろしくお願いします」
(後藤がポーズを決めながらも感情が溢れる)
奈七永「なんで泣いてんだよ」
後藤「泣いてない」
奈七永「泣いてるだろ」
後藤「泣かない。背番号51番、あっちかこっちかごちかこと(泣き崩れる)…もうパニックです頭の中が」
奈七永「こっちもパニックだよ」
後藤「後藤智香です。なんですか奈七永さん!! 見てください、こんな強い(?)カード。奈七永さんからの愛だと思って、このカードに意味を持ってごちかパッションをぶつけてやりたいと思います。まだまだまだまだって言われ続けて本当にもうまだまだって言われるのももう嫌なんです。やるしかない、そのときが。奈七永さんと対戦をしたパッション注入マッチ、仙台PITからちょっとずつでも成長できていれば。遅いって言われるけどちょっとずつ…うっ(崩れる)」
奈七永「泣かないで」
後藤「泣かないッ!! 泣いてない。私は奈七永さんと出会って、さらにプロレスが好きになりました。だから(と言いながらバックの松本の顔写真を見て)怖いな…怖い顔して」
奈七永「怖いの? やめる、じゃあ?」
後藤「やめない!! やる!! やればできる」
後藤・奈七永「やらなければできない。やってやるぅ!!」
後藤「やるしかねぇ!! 以上です」
奈七永「頼むよ、お前のパッション。ちゃんとこのパッション興行で見せてください」
後藤「はい」
後藤・奈七永「パッショ~ン!!」
後藤「言い忘れました。パッション興行、数少ないカードの中でごちかの試合を組んでくださりありがとうございます。頑張ります」
(対戦カード)~マッスルバージャパンpresents 終わりよければすべてパッション! 4月14日(月)新宿FACE
■~マッスルバージャパンpresents 終わりよければすべてパッション!
日時:4月14日(月)18:30
会場:東京・新宿FACE
<ナナモモ☆ファイナル>
高橋奈七永&中西百重vs 山岡聖怜&ビクトリア弓月
弓月「奈七永と2度目のシングルマッチをして、結果として敗れてしまったんですけどそれでもすごく得る物が大きかったと思っていて、でもその反面すごく悔しい思いも大きかったです。だから4/14、ナナモモの相手に名乗りでました」
山岡「まず今回欠場して、たくさんご心配ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。この闘いは当たり前じゃない闘いだと思っています。私は全力でぶつかりにいきたいです」
<シングルマッチ>
松本浩代 vs 後藤智香
<タッグマッチ>
青野未来&高瀬みゆきvs堀田祐美子&叶ミク
青野「私にプロレスの厳しさも楽しさも、そして闘いを教えてくれたのは堀田祐美子選手です。またこうしてリングの上で再開できる事を嬉しく思います」
<パッションファイナル>
高橋奈七永&優宇&MIRAI vs 橋本千紘&水波綾&山下りな
MIRAI「ずっとやりたいなと思ってた選手とか、ずっとずっとやり返したいと思っている選手とか、言葉に出来ないような感情に今なってます。マリーゴールドの選手はすごいって思われるような試合を自分はします!」
長与千種「ロッシー、調子良かったらいつでもやりましょう」まるで直接対決の決意表明
■マリーゴールド MARIGOLD Spring Victory Series 2025
日時:3月30日(日)11:30
会場:東京・後楽園ホール
<ツインスター選手権試合/マリーゴールドvs マーベラス団体対抗戦>
[第4代王者組]高橋奈七永&山岡聖怜
vs.
[挑戦者組]彩羽匠&暁千華
※奈七永&山岡は2度目の防衛戦
Xと伏せられていた奈七永のパートナーは山岡聖怜だった。対抗戦初戦にツインスター王者組が出陣となる。会見では山岡と暁がお互いに「意識していた」ことを告白。レスリング出身・山岡聖怜と『全女式押さえ込み』の暁千華というタマらない図式が浮かび上がった。競り合いあってこその戦火拡大は待ったなし。さらには会見に長与千種が来場する。「ロッシー、調子良かったらいつでもやりましょう」と、まるで直接対決の決意表明をロッシー小川代表に行っていた。
長与千種「みなさん、急にすいません。マーベラスプロレスリング代表、長与千種です。で、先日ですね…先日というか、まぁ数か月前なんですけどね。ロッシー小川にゴハンをご馳走になってですね、『うちの選手が試合を観に行きたいって言ってるんだけどいいかな?』なんて話を聞いてたばっかりだったんですよね。そしたら『あ、いいよ』って言ってくれたんで、そのつもりで行かしたんですけど、その前、すいませんでした。本当に失礼、ごめんなさい。急に申し訳ございませんでした。まさかあんな行動(リングに上がって対戦要求)に出るとは思ってなくて…お前らさ、よくやった。よくやったよ。まさか45年目にしてですね、ロッシー小川率いるマリーゴールドと、私・長与千種率いるマーベラスがですね、闘いを繰り広げるチャンスを…これを選手たちがつくってくれるとは思ってなかったです。で、これが奈七永が…自分は『奈七永』って(呼び捨てで)言っていいよね?」
奈七永「はい」
長与「ありがとッ。奈七永がね、辞める前で本当に、それはもう本当嬉しいこと。だからこそちょっと楽しみにしたいなと思います。そしてなんか(彩羽に)お前言ったよね? 最後はロッシー小川と長与千種の闘いって言わなかったっけ? 代理戦争的なね。まあロッシー、調子良かったらいつでもいいよ。やりましょう。それだけ伝えていきます」
暁「マーベラス暁千華です。マリーゴールド、二度観戦しましたが、私負ける気全くしてません。私、普通じゃ嫌なんで口だけじゃなくて試合でしっかり証明していきたいと思います。で X、山岡聖怜選手…なんかスーパールーキールーキー言われてなんかアマレス出身か知らないけど、ずっと意識してたし、ずっとやりたいと思ってました。絶対負けたくないんで勝ちます。そして引退控えた高橋奈七永選手といまやれるこのチャンス、絶対逃しません。全女式押さえ込みルールで押さえ込みます。全女押さえ込みで押さえます。押さえ込みます」
奈七永「何回言うんだよ」
暁「押さえ込みます!!」
彩羽「彩羽匠です。前回、新宿でいろいろ言わせてもらったんで、それが自分の気持ちなんですけど、奈七永さんが引退するんで最後に試合したいなと思って。普通に試合するってよりも自分的にはプライドかけてやった方が面白いんじゃないかなって思ったら、結構うちの選手たちが威勢よく行ったんで、まあまああの時点でもうマーベラスの勝ちかなって自分は思ってます。まあそこの場にいなかった選手もいましたし、マリーゴールドあれだけなのかなって。数では負けてるし…って思ってたけど、山岡選手ってこないだいましたっけ? 乗り込んでいったときいた? いなかった。なんでXに選ばれたのかわかりませんけど、自分は奈七永さんと試合ができるチャンスもらったんで、ここでしっかり勝ちに行きたいと思います」
奈七永「背番号18番、山岡聖怜です。私はマリーゴールド対マーベラスの対抗戦が決定したときに(欠場中で)リングに立てなくて本当に悔しかったです。だからこそ、このカードが組まれた意味をしっかり意識してこの試合に挑みます。そして暁千華、私は練習生の頃からうざいほどあなたが目について意識していました。しかもこないだ、お前さ、奈七永さんに丸め込みしてたよね?」
暁「丸め込みしてねえよ」
山岡「押さえ込みしてたよね」
暁「押さえ込みしたよ」
山岡「顔じゃねえんだよ。最後に一言言いたいんですけど。彩羽匠、マリーゴールドなめんなよ」
奈七永「高橋奈七永です。マリーゴールド対マーベラス、始まるということでワクワクしてるんですけど、なんか全女式押さえ込みとかロッシー小川と長与千種の関係性とか、なんか全女の血が流れ込んでいる!! それを感じたら私が燃えないわけがない。だし暁、お前にもなんかそのちょっと、ちょっとだけの血が入り込んでんのかもしれないけど、お前と私は違うんだよ。その違いを教えてやるよ」
彩羽「えっ、これって普通の試合ですかね。普通の試合ですか。2人チャンピオンですよね。タイトルマッチじゃないんですか。え、これ舐められてます、自分たち? 懸けるに値しないって。それとも懸けられない…負けるのが怖くて。そういうことすかね。全て失うの怖いっすか、引退前に」
奈七永「いやうるせえなお前。怖いっていうかさ、怖くねえよ。怖くねえけど、なんでそんなさド新人連れてきて、どこの馬の骨かわかんねえやつにベルト懸けなきゃいけないんだよ。対抗戦だろ、プライドかけてやるよ」
暁「(服を脱ぎはじめ下にコスチュームを着ている)いつでもできるってんだろ!!」
(両チームが揉みあう)
奈七永「小川さん、ベルト懸けましょう」
彩羽「小川さんビビってるんですか。怖いすか」
ロッシー「ビビってないけどさ。一応このね、両チームがそうやって望むんだったら、じゃあタイトルマッチしましょう」
(対戦カード)MARIGOLD Spring Victory Series 2025 3月30日(日)後楽園ホール
■マリーゴールド MARIGOLD Spring Victory Series 2025
日時:3月30日(日)11:30
会場:東京・後楽園ホール
<タッグマッチ>
ハミングバード&リアラvs 咲村良子&橘渚
<タッグマッチ>
ビクトリア弓月&田中きずなvs 瀬戸レア&勇気みなみ
勇気「今回のこのカードは、マリーゴールドの若手勢の存在をもっともっと知らしめていく絶好のチャンスだと思っています。若手の存在をもっと大きくしたいと思っています」
レア「勇気のいう通り、対角に立つ事が多かったんですけど、お互いの技を受けるからこそうまくいくタッグなんじゃないかと思います。自分が弓月ちゃんに勝って、そのベルトに挑戦していいでしょうか?」
弓月「少しでもこのベルトに対する想いがあるなら挑戦してこいと私は言いました。レアさんから挑戦表明されましたけど、何も熱意が伝わってこない」
きずな「弓月がシングルのベルト戴冠したり、活躍する所を見ていて自分の事のように嬉しかったし…今回久しぶりに弓月とタッグを組んでもらえたので、弓月の隣は私しかいないんだって言う事を証明するいい機会だと思っています」
<タッグマッチ>
翔月なつみ&後藤智香vs CHIAKI&松井珠紗
CHIAKI「元気か? 人生楽しんでんのかおい、ダークネスレボリューションのオレ達がが羨ましくて羨ましくてしょうがないんじゃないの? 相変わらず暗ぇなお前らよー」
松井「私はもう次に進んでいきたい。3月30日、この後楽園ホールで翔月なつみを直接下して私は、翔月なつみを卒業します」
後藤「なんか小バカにしてるやつら、ほんとにすごいムカつくのでほんとの明るさで対抗したいと思います」
翔月「松井珠紗? 私から卒業したいって言ってダサくなっちゃってねほんと。そんな事考えてる時点で私から離れられてないんですよ」
<6人タッグマッチ>
MIRAI&青野未来&ちゃんよたvs 野崎渚&メガトン&ギガトン
メガトン「今度の後楽園ではそうは問屋が許さねー、こっちにはなーギガトン、野崎様がいる。3人まとめて、ガオー!」
ギガトン「MIRAI? 青野? ちゃんよた…すずめが3羽留まっておるの…お前ら、鉄砲で撃ってやろうか?」
青野「ロッシーさん、私怒ってます。なんですかこのカード、マリーゴールドの後楽園でこのカード…何なんですか? このふざけた奴ら…」
MIRAI「まあ野崎が相手にいるので、野崎はMIRAIの事が大好きで大好きで仕方ないみたいなので、その遊びに付き合いながらも、心折れずにしっかり力の差をみせつけて、勝たなきゃいけないカードだなと思います」
<ユナイテッド・ナショナル選手権試合>
[第2代王者]桜井麻衣
vs.
[挑戦者]山中絵里奈
※桜井麻衣は3度目の防衛戦
山中「プロレスの世界で私の事をご存知の方は少ないかもしれません。私は自分の人生で自分が欲しいと思った物、叶えたいと思った事はすべて実現してきています。私が唯一欲しい物、このユナイテッドナショナルチャンピオンのベルトです」
桜井「マリーゴールドに初参戦したその日にこの白いベルトに挑戦表明してきた意気込みと熱い気持ちは認めてあげますよ。私はね、このベルトに強い想い持った人と闘いたいって思ってるんで、あなたの事よく知らないけど、楽しみにしてます」
<ツインスター選手権試合/マリーゴールドvs マーベラス団体対抗戦>
[第4代王者組]高橋奈七永&山岡聖怜
vs.
[挑戦者組]彩羽匠&暁千華
※奈七永&山岡は2度目の防衛戦
<マリーゴールド・ワールド選手権試合>
[第2代王者]林下詩美
vs.
[挑戦者]ボジラ
※詩美は2度目の防衛戦
ボジラ「詩美、あなたがこの業界でしてきたこと、全ての功績を本当にリスペクトしているよ。この会社を軌道に乗せたのは4人だということを忘れないでほしい。ジュリア、Sareee、あなた、そして私だ。そして誰が残ったかというと、あなたと私。でも問題は、あなたがワールドチャンピオンで、私のものであるはずの赤いベルトを持ち歩いていること。確かにお前はいま赤いベルトを持っているかもしれないが、マリーゴールドの旗揚げ戦で、私がお前から赤いベルトを取り上げたんだ。その意味がわかるかい? 2人ともでかくて強いけど、3月30日に誰が一番強いかわかるよ」
詩美「タイトルマッチを控えボジラとの前哨戦、たくさん闘ってきました。みなさんにはご心配をおかけしているかもしれませんがこんなことで私は折れません。当日はボジラぶん投げて絶対に防衛します」
(乱闘となってボジラがパワーボムの構えだが、林下は丸め込みで返し“3カウント”分押さえ込む。もう勝ったのではないかと主張)