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過酷19大会式G1クライマックスが5年目で初めて同一会場率6割超 プレーヤーズファースト目指して改革進む 理想は大相撲式!?

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 開催中の新日本プロレス「G1クライマックス」。ドル箱シリーズと選手コンディションの両立が毎年話題になる。

 過酷19大会式になった初年、2015年にはこんなやりとりが団体・マスコミなどでなされた。
・ 2015.08.24 ファンの声に向き合う新日本! 7万人G1来場への御礼とともに、選手のコンディションのための日程・開催地見直しを宣言 プロレス-格闘技 カクトウログ

▼新日本プロレス発信
今回の『G1 CLIMAX』は「極みの夏。」をキャッチフレーズに28日間に渡り、全国各地で19大会を開催、述べ7万人以上という過去最大級の動員人数を記録し、『G1 CLIMAX』25周年という節目を無事に終了することができました。
これもひとえに、応援して頂きましたファンの皆様のお蔭です。

一方で、ファンの皆様からは、長期間に渡る日程と試合数、また連日の移動などによる、選手のコンディションへのご心配も頂いておりました。
今後の『G1 CLIMAX』シリーズにつきましては、選手コンディションに過度の負担の生じない日程、開催地の見直しを図り、開催する所存です。

▼東スポ記事
 団体の集客力が好調なだけに、いわゆる「ドル箱」シリーズで大会数が増えるのは自然の理。ならばレスラーの負担は最小限にする必要がある。A、Bブロックの公式戦が1大会ごとに行われ、シングルマッチの負担を軽減する措置がとられたが、個人的にはそれで十分とは感じられなかった。現に公式戦以外のタッグマッチで負傷する選手もいた。バスが中心となる移動方法も、G1に限っては改善する余地があってもよかったのではないかと思う。

 ある主力選手は期間中「(一歩間違えば)死ぬということをもっとみんな認識したほうがいい」とつぶやいた。感動のフィナーレに水を差すつもりはないが、過酷は美徳ではない。回復した新日本プロレス人気が持続してほしいからこそ、今年のG1は、レスラーたちの限界ラインに近づいていたことを伝えたい。

▼テレ朝実況陣のブログ
間違いなく、記憶に残る25回目のG1だったと思います。
しかし、敢えて生意気を言わせて頂くとするならば、
「日程」に関しては、今後の重要課題だと思います。
あくまで個人的な意見ですが、
今回の日程は、明らかに、プレーヤーズファーストではないと思います。
好調な新日本だからこそ、
ここは、財産である「プロレスラー」の待遇を含めて、
立ち止まって、何がベストなのかを考えてみるべきではないかと思いました。

▼カクトウログ記事
 東スポ記事のように「大会数が増えるのは自然の理。ならばレスラーの負担は最小限にする必要がある」との提言には賛成だ。

 具体案を考えてみる。まずは移動を最小限にしたいし、移動が「ない」のが理想。例えば「札幌2連戦、福岡2連戦、大阪2連戦、後楽園3連戦、両国3連戦」くらいを軸に組むのはどうだろう。首都圏以外の連戦については大箱2連戦が厳しければ「大阪府立+府立第2」といった大小会場のカップリングも有効かと思われる。

 もうひとつは日程の真ん中に1週間程度の休日を設けること。2シリーズ分で開催のイメージ。招聘外国人の滞在費はかさんでしまうが、必要な段階に来ていると思う。ぜひ検討してほしい。

 19大会式になった一方で、選手コンディションのための日程・開催地見直し宣言。以降の開催会場はどう推移したのか。今年までの5年間を検証する。


▼『G1 CLIMAX 25』(2015年度日程)

7月20日(月)15:00開始:北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる 
7月23日(木)18:30開始:静岡・ツインメッセ静岡 
7月24日(金)18:30開始:京都・京都市武道センター
7月25日(土)18:00開始:香川・高松市総合体育館(第一競技場) 
7月26日(日)18:00開始:広島・広島グリーンアリーナ
7月28日(火)18:30開始:大分・別府ビーコンプラザ 
7月29日(水)18:30開始:福岡・福岡国際センター 
8月01日(土)17:00開始:大阪・大阪府立体育会館 
8月02日(日)16:00開始:愛知・愛知県体育館
8月04日(火)18:30開始:宮城・仙台サンプラザホール 
8月05日(水)18:30開始:岩手・岩手産業文化センターアピオ
8月07日(金)18:30開始:静岡・アクトシティ浜松 
8月08日(土)18:30開始:神奈川・横浜文化体育館 
8月09日(日)18:30開始:東京・後楽園ホール
8月11日(火)18:30開始:東京・後楽園ホール 
8月12日(水)18:30開始:東京・後楽園ホール 
8月14日(金)18:30開始:東京・両国国技館 
8月15日(土)18:30開始:東京・両国国技館 
8月16日(日)15:00開始:東京・両国国技館<優勝決定戦>

▼『G1 CLIMAX 26』(2016年度日程)

7月18日(月)15:00~ 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる <開幕戦>
7月22日(金)18:30~ 東京・後楽園ホール
7月23日(土)18:30~ 東京・町田市立総合体育館
7月24日(日)18:30~ 東京・後楽園ホール
7月25日(月)18:30~ 福島・ビッグパレットふくしま
7月27日(水)18:30~ 長野・ビッグハット
7月28日(木)18:30~ 埼玉・所沢市民体育館
7月30日(土)18:00~ 愛知・愛知県体育館
7月31日(日)16:00~ 岐阜・岐阜産業会館
8月01日(月)19:00~ 香川・高松市総合体育館
8月03日(水)18:30~ 鹿児島・鹿児島アリーナ
8月04日(木)18:30~ 福岡・福岡市民体育館
8月06日(土)17:00~ 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
8月07日(日)16:00~ 静岡・アクトシティ浜松
8月08日(月)18:30~ 神奈川・横浜文化体育館
8月10日(水)18:30~ 山形・山形市総合スポーツセンター
8月12日(金)18:30~ 東京・両国国技館
8月13日(土)18:30~ 東京・両国国技館
8月14日(日)15:00~ 東京・両国国技館 <優勝決定戦>

▼『G1 CLIMAX 27』(2017年度日程)

7月17日(月・祝) 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる <開幕戦> 
7月20日(木) 東京・後楽園ホール
7月21日(金) 東京・後楽園ホール
7月22日(土) 東京・後楽園ホール

7月23日(日) 東京・町田市立総合体育館
7月25日(火) 福島・ビックパレットふくしま
7月26日(水) 宮城・仙台サンプラザホール
7月27日(木) 新潟・アオーレ長岡
7月29日(土) 愛知・愛知県体育館
7月30日(日) 岐阜・岐阜産業会館
8月01日(火) 鹿児島・鹿児島アリーナ
8月02日(水) 福岡・福岡市民体育館
8月04日(金) 愛媛・アイテムえひめ
8月05日(土) 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
8月06日(日) 静岡・アクトシティ浜松
8月08日(火) 神奈川・横浜文化体育館
8月11日(金・祝)東京・両国国技館
8月12日(土) 東京・両国国技館
8月13日(日) 東京・両国国技館 <優勝決定戦>

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▼『G1 CLIMAX 28』(2018年度日程)

7月14日(土)東京・大田区総合体育館 <開幕戦>
7月15日(日)東京・大田区総合体育館

7月16日(月)北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
7月19日(木)東京・後楽園ホール
7月20日(金)東京・後楽園ホール
7月21日(土)東京・後楽園ホール

7月22日(日)東京・エスフォルタアリーナ八王子
7月26日(木)新潟・アオーレ長岡
7月27日(金)静岡・アクトシティ浜松
7月28日(土)愛知・愛知県体育館
7月30日(月)香川・高松市総合体育館・第1競技場
8月01日(水)鹿児島・鹿児島アリーナ
8月02日(木)福岡・福岡市民体育館
8月04日(土)大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
8月05日(日)大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)

8月08日(水)神奈川・横浜文化体育館
8月10日(金)東京・日本武道館
8月11日(土)東京・日本武道館
8月12日(日)東京・日本武道館 <優勝決定戦>

▼『G1 CLIMAX 29』(2019年度日程)

7月06日(土)(現地時間)アメリカ・アメリカン・エアラインズ・センター(テキサス州ダラス)<開幕戦>
7月13日(土)東京・大田区総合体育館
7月14日(日)東京・大田区総合体育館

7月15日(月・祝)北海道・北海道立体育センター 北海きたえーる
7月18日(木)東京・後楽園ホール
7月19日(金)東京・後楽園ホール
7月20日(土)東京・後楽園ホール

7月24日(水)広島・広島サンプラザホール
7月27日(土)愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
7月28日(日)愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)

7月30日(火)香川・高松市総合体育館・第1競技場
8月01日(木)福岡・福岡市民体育館
8月03日(土)大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
8月04日(日)大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)

8月07日(水)静岡・浜松アリーナ
8月08日(木)神奈川・横浜文化体育館
8月10日(土)東京・日本武道館
8月11日(日・祝)東京・日本武道館
8月12日(月・休)東京・日本武道館<優勝決定戦>


 当ブログでも『例えば「札幌2連戦、福岡2連戦、大阪2連戦、後楽園3連戦、両国3連戦」くらいを軸に組むのはどうだろう』と2015年に提案していたわけだが、2019年の日程では『大田区2連戦、後楽園3連戦、愛知県体2連戦、大阪府立2連戦、武道館3連戦』が組まれた。

 数字で検証してみる。

 19大会式G1クライマックスが5年目で初めて同一会場率6割超!

 2016年には同一都道府県連戦率で維持だったものの移動距離の面で2015年よりも過酷化していた。新日本の発信に疑念を持たざるを得なかったものだが、中長期的にしっかりと改善してきたところが素晴らしい。業界の盟主として、プレーヤーズファーストを目指した改革を進めたことになる。

 90年代の新日本プロレスには両国国技館7連戦というのもあった。理想は大相撲にて同一会場で15日間行われる「場所」式だろうが、そこまでいかなくとも同一会場率は維持してほしいところ。「近くに来てほしい」という地方ファンからすると歓迎できないかもしれないが、集客が安定してきたからこそできる取り組みでもあるのだ。

 

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