来年2月15日の大阪大会での復帰計画! “ひねりを加えた”バックドロップ秘話! 訃報続報~マサ斎藤の豪快伝説を振り返る
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14日、マサ斎藤が永眠した。
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続報のまとめ。
2016年12月2日の限定“リング復帰”秘話(番外戦にマサ登場)。武藤敬司はノーギャラ参戦だった。
・ マサ斎藤さん、リング復活へかけた情熱秘話…最後までプロレスラーとして燃え続けた人生(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
武藤は、突然のオファーに「マサさんのためなら出ますよ」と即答。ギャラは往復の新幹線代のみ。米国修業時代から慕ってきたマサさんのリングへの情熱にかなえるため実質、ノーギャラで快諾した。
武藤は「『プロレスリング・マスターズ』にも呼びたかったんだよ」。
・ 【Wー1】武藤沈痛 マサ斎藤さんを「『プロレスリング・マスターズ』に呼びたかった」(東スポWeb) – Yahoo!ニュース
最後に2人が会ったのは2016年12月の上井文彦氏(64)のプロデュース興行大阪大会。マサさんを海賊男に扮した武藤が襲撃した。当時を振り返りながら「その時に立ち上がって反撃してきたんだよ。それで『これなら大丈夫だな』と思ったんだけどな…。病気にも勝てると。本当は(武藤がプロデュースする)『プロレスリング・マスターズ』にも呼びたかったんだよ。東京五輪の聖火ランナーを目指してリハビリしてるって話だったしね」とつぶやいた。
来年2月15日の大阪大会での復帰計画があったのだという。
・ マサ斎藤さん壮絶リング秘話 来年2月の復帰目指し懸命のリハビリ(東スポWeb) – Yahoo!ニュース
プロレスラーとしての最期をみとった形の上井氏は「青天のへきれき。マサさんが『リングにもう一回上がりたい』『大阪でやりたい、上井のところに上がりたい』と言うので、今年12月7日と来年2月15日に、大阪の会場を押さえてあったのに…」と言葉を詰まらせた。上井氏によれば、マサさんの生きがいは「リングに上がること」だった。一昨年のリング復帰も入院していたマサさんから「リングに上がりたい」との要望を受けて、準備に奔走して実現させたものだ。
倫子さんが出したコメントにある「更には、来年再びカムバックのチャンスも出て来ました。その為にリハビリに意欲を燃やしていた」(夫人コメント原文ママ)のは来年2月15日の大阪大会出陣を見据えてのこと。「マサさんに12月と来年2月どちらがいいですかと聞いたら『2月がいい、2月なら準備万端でいいよ』と。マサさんはリングのことなら元気になる。そのために上半身のトレーニングを始めていたと聞いてます。ファンに、急激に衰えた体を見せたくないということでしょう」(上井氏)
“ひねりを加えた”バックドロップ秘話。
・ 盟友のカブキ語った マサ斎藤さんがフロリダ時代に編み出した必殺技の秘話(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース
ちょうど40年前の出来事。2人の相性は抜群だった。斎藤さんは近年、「バックドロップにひねりを加えるようになったのは、フロリダで(カブキから)教えてもらった」と証言していたが、カブキは「いや、それはね…」と真相を語った。
「もともとマサさんはひねりを加える技を持っていたんだけど、外国人レスラーは受け身が取れないのでやらなかったらしいんですよ。それが、フロリダで初めてその技を出したんで『マサさん、あれ、いいよ』と言ったら、マサさんは『(相手が)受け身を取れないとやばいんじゃないかな?』と。『そんなの関係ない。やっちゃえ、やっちゃえ』と言って、試合で出すようになりました」
前田日明もコメント。
・ 前田日明氏、75歳で亡くなったマサ斎藤さんへ「マサさんみたいな快男児がいなくなって悲しい」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
マサさんは、1984年4月に米国で仲間のレスラー、ケン・パテラと共に警官に暴行し有罪判決を受け、85年6月から1年半の刑務所生活を送った。「出て来た時、ケン・パテラは体がガリガリになって出てきたけどマサさんは刑務所の中でトレーニングして体キープしていた」と振り返った。さらに日本では、来日中のNFLの選手から侮辱的な言葉を投げかけられ「選手をボコボコにして2人試合出られなくした」との秘話も披露、さらに「リング内でも日本人ってバカにされてボコボコにした」と数々の豪快伝説を懐かしそうに明かしていた。
金沢克彦氏は「酒も飲めないやつは、仕事なんかもできるわけがない!」と言われたんだという。
・ マサさん 金沢克彦オフィシャルブログ「プロレス留年生 ときめいたら不整脈! 」Powered by Ameba
写真は金沢克彦氏のブログより新日本での追悼テンカウントゴングの様子。
ほかマサ斎藤関連。
・ マサ斎藤さん死去で“日本初ヒールユニット”狼軍団が全滅、いやホーガンがいた…金曜8時のプロレスコラム(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
・ 故・マサ斉藤さんの意外なエピソード 「おうちでは『まさのりちゃん』と呼ばれて…」(J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース
昭和プロレス、豪快な時代。そのど真ん中にマサ斎藤はいた。それでいて、レスリング出身なるバックボーンと独特のバックドロップは説得力を感じさせもした。多くの関係者、ファンが斎藤のエピソードを口にしている。改めてご冥福をお祈りします。
>> マサ斎藤 – Wikipedia