6日(木)15時より『BOSJ』一夜明け会見 ドラゴン・リーvs.ウィル・オスプレイJr.王座戦はじめ6・9大阪城追加カードも発表へ
両国国技館から一夜明け。6日(木)15時より会見あり。
・ njpwworld.com 新日本プロレスワールド
新日本プロレスワールドで無料配信となる。このタイミングでドラゴン・リーvs.ウィル・オスプレイIWGPジュニア戦はじめ6・9大阪城追加カードの発表が見込まれる。
両国大会を後半試合主要コメントとともに振り返り。
・ BEST OF THE SUPER Jr.26 東京・両国国技館 <優勝決定戦> | 新日本プロレスリング
■新日本プロレス BEST OF THE SUPER Jr.26
日時:2019年6月5日(水)18:30
会場:東京・両国国技館 観衆7,650人(主催者発表)<第1試合>
●成田蓮
ジョナサン・グレシャム
バンディード
(8分26秒 ロディージャ・ドラゴン→片エビ固め)
海野翔太
ティタン
〇ドラゴン・リー<第2試合>
ロビー・イーグルス
〇エル・ファンタズモ
石森太二
(9分09秒 CRⅡ→片エビ固め)
●SHO
YOH
田口隆祐
【試合後、石森&ファンタズモがIWGPジュニアタッグのベルトを手に取りアピール!イーグルスは一足先にバックスステージへ……。 】<第3試合>
●DOUKI
金丸義信
ザック・セイバーJr.
鈴木みのる
タイチ
(10分34秒 カルマ→片エビ固め)
タイガーマスク
獣神サンダー・ライガー
〇YOSHI-HASHI
矢野通
石井智宏
【試合後、YOSHI-HASHIとザックが睨み合い!タイチは石井を挑発!怒りのライガーと鈴木は場外乱闘! 】<第4試合>
BUSHI
SANADA
〇EVIL
内藤哲也
(10分27秒 マジックキラー→片エビ固め)
●トーア・ヘナーレ
本間朋晃
真壁刀義
飯伏幸太
【EVIL「EVIL&SANADAがIWGPタッグ、次大阪城で挑戦してやるからな。よく覚えとけ! This is EVIL! Everything is EVIL! 全ては………EVILだ!」】<第5試合>
●ブロディ・キング
マーティー・スカル
(10分35秒 レインメーカー→片エビ固め)
ロッキー・ロメロ
〇オカダ・カズチカ
【試合後、ジェリコからオカダへVTRメッセージが……これにIWGPヘビー級王者がマイクアピール! 】
【オカダ「そしてジェリコ、あなたが遊んでるなんて、俺は、全く思ってないからね。アンタに、しっかり、レインメーカーってものを、覚え込ませてやる」】<第6試合 棚橋弘至復帰戦 スペシャルシングルマッチ>
〇ジェイ・ホワイト
(19分16秒 首固め)
●棚橋弘至
【棚橋「でも、ファンの期待感っていうのは、長くは続かないから。今日の両国の応援が、ラストチャンスだったかもしれない。でも、やっと、やっと、やっと、やっとプロレスに、戻ってこれたから。ファンの期待は裏切ってしまったかもしれないけど…(※嗚咽)、よく頑張ってくれた、俺の体。これからも、期待してるから」】<第7試合 IWGP USヘビー級選手権試合>
〇[挑戦者]ジョン・モクスリー
(24分14秒 ダブルアームDDT→エビ固め)
●[第5代王者]ジュース・ロビンソン
※ジュースが4度目の防衛に失敗。モクスリーが新王者となる。
【モクスリー「今夜のこの闘いというのは初めてのリングだったにもかかわらず、自分のホームであるかのように闘うことができた。自由度の高い、自分がやりたいことができたということにもとても感謝している」】<第8試合 「BEST OF THE SUPER Jr.26」優勝決定戦>
●[Aブロック1位] 鷹木信悟
(33分36秒 ストームブレイカー→片エビ固め)
〇[Bブロック1位]ウィル・オスプレイ
※オスプレイが3年ぶり2度目のBOSJ制覇。
【オスプレイ「俺にはもう一つ欲しいものができた。それはもちろん、IWGPジュニアヘビー級のベルトだ。ドラゴン・リー、それは君が持ってるね。君のことは大好きだけど、君が俺の一番欲しいものを持っているから、俺は君に挑戦しなきゃいけない。『DOMINION』、大阪城ホールで彼に挑戦したい。“ドラゴン・スレイヤー”という異名の通り、2匹目の龍を狩りに行く」
鷹木「ジュニアとかヘビーとか枠に収めんのやめてくれねえか。6.9大阪城ホールでは俺の相手にはヘビー級の相手を! ヘビー級の相手とシングルを組んでくれ」】
いやはや盛り上がりました! 会場にて観戦。
ファンからの“IWGP戦線復帰は早すぎ”というニュアンスのSNSコメントを煽りVで断固否定した棚橋、躍動して万雷の「ゴーエース」コールを浴びる。されど、棚橋がやるような丸め込み技をジェイの方が繰り出し、棚橋は復帰戦で屈辱の敗戦となった。動きは悪くなかったし仕上げてきていたように見えたが、ジェイによる波状攻撃にはスキなし。これでIWGP戦線からは遠のき、コメントでは“ラストチャンスでの敗退”というニュアンスも残した棚橋。今後の言動に注目が集まる。
ジョン・モクスリーはジーンズではなくショートパンツで登場。トップロープ上のジュース・ロビンソンを場外に突き落としたり、マット上でもジュースを投げっぱなしにしたりと破天荒なファイトで度肝を抜いた。「自由度の高い、自分がやりたいことができた」というコメントからも、本人の満足ぶりが伺える。短髪黒髪にしたジュースにとってもベストバウトと言える試合となった。
BOSJ決勝となったメイン。“イギリスと日本を股にかける”ウィル・オスプレイと“団体を股にかけて闘ってきた”鷹木信悟。2人のプロレスマスターの試合が凄くならないわけがない。両者とも“攻めも受けもうまい”ことも、この試合を高めたことの一つ。ケニー・オメガらが抜けた後の台頭組とみられてきたオスプレイ(マイクで日本移住も発表)が大きな結果を残した。
試合後には鷹木が“対ヘビー級戦線”を宣言しているが、もともと全日本プロレスの『チャンピオン・カーニバル』に昨年出たくらいなのだ。G1クライマックスへの出場も期待されるとともに、高橋ヒロム欠場の“ロスインゴのJr.枠”というきっかけで新日本参戦となったわけであるから、ヒロム復帰後のポジション取りにも準備!?
ジュニア立役者ヒロムの登場有無については、団体に近い関係者ほど厳しい言い方はできないと思うが、こう考えるのが真っ当ではないかと思う。
・ 両国国技館でのBOSJ決勝を制したのはウィル・オスプレイ! 英国から日本へ引っ越し宣言 高橋ヒロムは姿を現さず ? 週刊ファイト
大会にミソをつけたところがあったとしたら、11か月に渡って欠場している高橋ヒロムが登場しなかったことだろう。3日の23:12にヒロムは「ナオル NAORU」「JUNE.5.2019」の文字が入ったツイートをした。一夜明けで新日本プロレスがぬいぐるみ「もちねこ」シリーズとしての「ナオル」を発表し、「あのツイートはナオル発売告知だったのか」とも思わせる内容ではあった。とはいえ新日ジュニア立役者のヒロムに“治る”と言わせて大会を煽る手法には行き過ぎを感じざるを得ない。
会場の入りとしては2階ソールドアウト。1階マス席は7割程度の入りに見えたが、新日本は1マスに4人入れるので、2人ずつ入れるバージョンにすれば満員になった(もちろんどちらで発売するかは新日本の判断になるが)。あらかじめカードが出せない状況かつ平日開催としては大健闘だろう。
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