苦しくったって悲しくったってリングの中では平気なの コズミックNo.1
3度目の防衛に成功。
中野「ウェルカム・アボード、COSMIC ANGELS! ギリギリ、ギリギリ! COSMIC ANGELSがアーティストのベルト、3度目の防衛に成功しました! 大丈夫? かわいい? ブスじゃない? イヒヒ。ギリギリ、ギリギリのところで、このアーティストのベルトを防衛して、次、4・4横浜武道館でこのアーティストのベルトと、ワンダーのベルトの二冠チャンピオンで横浜を迎えます。そして横浜武道館で ついに白いベルトの初防衛戦、なつぽいと闘います。なつぽい? なーつぅ…」
なつぽい「ペラペラ語ってんじゃねーよ、デブ。COSMIC ANGELSは苦労話が大好きだよね? でもね、そんな苦労話、自慢話になんねーんだよ。たむちゃん、アンタが時間かけて、ロースピードで駆けあがってきた場所、私は宇宙一ハイスピードで駆けあがってやる」
ウナギ「たむさん、私はたむさんがやってくれるってわかってるんで、私も横浜武道館で上谷沙弥という最高においしい、七番勝負の番外編やらせてもらいます。七番勝負ぜんぜん終わらないんですよ。番外編とかはじまっちゃうし、でも必ず何かを掴みに行きます」
白川「私も4・4横浜武道館、ピチピチピーチ姫・渡辺桃さんとシングルです。桃さんが私とのシングル、ぜんぜんやる気出ないとおっしゃいましたけど、今日の結果を踏まえて、少し焦ってやる気出したほうがいいんじゃないでしょうか? 今日、仕留められなかったので、4・4横浜シングル、今日の続きを、熱い試合をお願いします」
中野「私たちも、アナタたちもデリーシャス、ウ~~ンマ!」
こちらのポーズも恒例になる!? カメラマン向けというよりも南側席ファンにとって撮りやすい“ロープ腰かけ”式エンジェルショット。
バックステージ。
――前回の後楽園でウナギが次期挑戦者に向かい「このベルトを取るはそんな簡単じゃない」と言ったところ客席から笑いが漏れた。今日また同じ場所でタイトルマッチをやり、観客の反応も含めて、どうだった?
ウナギ「どうだったんですかね? いやあなんか、タイトルマッチをすればするほど愛着がわいてきて、絶対に離したくないけど、でも絶対がなくて、でもやっぱり、簡単じゃない、私たちがもちろん簡単じゃないのかもしれないけど、このベルトをちゃんと守っていけるように、そしてこのベルトはコズエンのものだよねって思ってもらえるように、全員、納得させます」
――4・4横浜でも対戦する相手からも、ウナギは上谷から「眼中にない」と言われていた、白川は桃から「やる気が起きない」と言われた(会見では「中野たむを除いてこの2人は、お荷物にしか見えていない」との言葉も桃から)。今日闘ってみて手応えは?
白川「う~ん、そうですねえ、まあ、私が知ってる桃さん、私が見てたファンとして見てた桃さんは、全然あんなんじゃないですね。桃さん正直言って最近シングルの勝率悪いなって私も見ていて(思う)。私が闘いたい桃さんはなんかいまの桃さんじゃない。なんかそれがちょっと悲しいですね。でも今日の結果を踏まえて、なんか、スーパーワタナベモモできてくれたらうれしいなと思ってます」
――今日で3度目の防衛。次に防衛すれば、長期政権のない王座だが、とりあえず最多防衛タイになる。中野も持っているV4に並ぶ。次期防衛戦はどのチームとやりたい?
中野「次の大阪(3・28)でユニットトーナメントというのがあるのでそれの最強ユニットとやりたいなと個人的には思ってますけど、どうなんでしょうか。私たちが最強になったらどうなるんでしょうね?」
白川「でもたぶんですけど、最初スターダムのほかの選手、ウチらの持ってるこのアーティストなんてたぶん欲しくないとか、試合したくないとかそんな感じでいってましたけど、試合を重ねるにつれてみんながこの3人が持ってるアーティストのベルトを欲しいと、コズエンから取ったらおいしいんじゃないかって思い始めてるっていう気はしてます、ハイ」
中野「全ユニットから防衛したいなとも思ってます。そうして防衛を重ねていくことで、チャンミナが言ってたように、このベルトを全ユニットからスターダムの全ユニットから防衛しつづけたベルトを取ったらおいしいんじゃないかと思ってもらえるんじゃないですかね」
――(防衛相手にまだなっていないユニットは、アーティスト奪取相手の)大江戸隊か(アーティスト戦では未対決の)ドンナ・デル・モンドか。
中野「そうですね。守ります」
――このベルトはもう自分たちのものだという感覚がだいぶついてきた?
中野「そうですねえ、私にとってはまだまだですね。まだまだ。COSMIC ANGELS色には(染まっていな)。ホントにいろんな人の手垢が付いたベルトですからね、まだベルトちゃんが『ずっとここにいたいよ』とは言ってないような気がする」
配信を観ているファンに向けて改めて「デリーシャス、ウ~~ンマ!」
当サイトでも「やっちゃえコズエンGRAND SLAM」などと応援していたが、アーティスト王座は「最多防衛」に王手、「全ユニット制覇」に前進となった。スターズ相手に2回防衛、3度目はQQ相手に防衛。最多防衛4度まであとひとつ、相手は大江戸隊に決定(3・28大阪大会結果により)。
マイクで笑われたウナギ、お荷物扱いされた白川はここまで悔しさも露わにしてきたが、それをパワーに変えて4・4横浜武道館決戦に突入する。中野含めて、コズエンは個人闘争という点でも大忙し。苦しくったって、悲しくったって、志を同じくする仲間と支え合って迷いなく闘えるリングでは平気だ。
ひとつ印象に残ったシーン。中野のガチな感情が蹴りとなって飛び出し、なつぽいのヒザをつかせる。中野「私はアンタのもっと先を行く」
「フンッ」とでも発しそうでいてカワイイままの顔が中野らしさでもある。
「中野たむの戦場はリングだけでなく花道やSNS、売店も含みます。365日言葉で発信し続ける寄り添うプロレスです」とファンに教えていただいてたのは、コズエン結成よりもずっと前のこと。最初は“アイドル出身”合体での探り合いのところもあったと思うが、気がつくとアーティスト王座戦線を軸にいい感じでチームの成長物語をファンと共有している。チームと個人の両方で存在感を発揮して、コズミックエンジェルズはNo.1ユニットへの歩みを進めていく。
待ってられるほど余裕ないから先行くけど!
でも上谷さ、きみ、自分が思ってるよりずっと強いよ。もっと2人の時間が欲しいな。 https://t.co/pdIG7EXoeR
— 中野たむ Tam Nakano (@tmtmtmx) March 27, 2021
大切な物は守り抜く。
何言われても、守り抜く。たむさん
ウナギ
応援してくれるみんな今日もありがとう。
本当に一人じゃ取れないベルトただ私としての今日の目標は達成できなかったから
嬉しいけど大満足って言えない複雑な気分。
乗り越えないといけない壁が沢山あるの。最高だね#STARDOM pic.twitter.com/jYYOm4hZGy
— 白川未奈 Mina Shirakawa (@MinaShirakawa) March 26, 2021
当たり前なんかじゃない
今この時を私は必死に守りたい。
ありがとうございました。 pic.twitter.com/UTKL7kW1sB— ウナギ・サヤカ🐯🦊🦖 (@unapi0902) March 26, 2021