まばたき禁止で突き進むスターダム 両国3月2連戦へのカウントダウン
1日、スターダムが後楽園ホール大会を開催した。コメント言い回しは公式サイトに合わせています。
(画像は加工せずご利用いただくぶんには、選手ご本人はもちろん、ファンSNSについてもご自由にどうぞ)
大会結果 スターダム 2月1日(火)後楽園ホール
■ スターダム
日時:2月1日(火)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆656人(コロナ対策限定人数/主催者発表)
<第1試合/シングルマッチ>
〇鹿島沙希
8分26秒 起死回生
●羽南
キモオタ必見!? フューチャー王者の羽南を足蹴にする鹿島。新コスが素敵です。
🔷羽南を起死回生で下した鹿島沙希の勝利のコメント。
「NEWコス!以上!」 pic.twitter.com/mP1XFjSkYu
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) February 1, 2022
<第2試合/8人タッグマッチ>
●レディ・C
上谷沙弥
林下詩美
AZM
11分5秒 ダイビング・ボディプレス→片エビ固め
向後桃
葉月
〇コグマ
岩谷麻優
カクトウログの配信で視聴者から意見がありましたが、向後桃は声が通りやすいのもよかったのではないかと。確かに「声も含めてのかわいらしさ」があるのは強みだ。
向後桃が用意した秘密兵器とは、情報漏洩 桃メガホン‼️🍑📣
あの"謎の女性"の正体をバラす‼️#STARDOM pic.twitter.com/qmiAnIn28j
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) February 1, 2022
<第3試合/タッグマッチ>
〇白川未奈
ウナギ・サヤカ
12分52秒 グラマラス・コレクションMINA
●テクラ
ジュリア
1・29名古屋、そしてこの日は中野たむ・桜井まい・月山和香が体調不良欠場。コズエンからの出場はウナギ・サヤカと白川未奈となったが、期待された「やりたいこと」表明はもちろん、、、
2人だからできること。ミナクマとウナクマがゴッデス挑戦表明!!#コズエン #白川未奈 #ウナギ・サヤカ #stardom #スターダム pic.twitter.com/XGiODP2fHb
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) February 1, 2022
DDMに勝利した白川未奈とウナギ・サヤカが、FWC葉月&コグマのゴッデス王座に挑戦表明‼️#STARDOM pic.twitter.com/Pnu9l7PJuY
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) February 1, 2022
週プロファン投票における2021年末「好きなプロレスラー」での女子プロレスラーで5本の指に入った白川とウナギ。試合運びからパフォーマンスまで万全で、後楽園に一体感。ここまでノシ上がってきたわけで、ゴッデス表明も歓迎ムードだった。
みなウナ
約1年前同じ後楽園ホールで
ゴッデスに挑戦表明した時、パラパラの拍手と冷たい空気を感じた。
悔しかったからよく覚えてる。でも昨日
重なり合った拍手の音聞こえて
正直めちゃくちゃ嬉しかった。
1年前より今。
そしてこれからも。想像を越えて楽しませちゃうからさ#STARDOM pic.twitter.com/aGkQsolphA
— 白川未奈 Mina Shirakawa (@MinaShirakawa) February 2, 2022
<第4試合/8人タッグマッチ>
フキゲンです★
●吏南
琉悪夏
渡辺桃
14分43秒 JPコースター→片エビ固め
MIRAI
〇ひめか
舞華
朱里
1・29名古屋に続き、プロミネンス勢が登場。DDM(朱里&テクラ)vs.プロミネンス(世羅りさ&藤田あかね)の機運が高まる。
プロミネンスが再びスターダム後楽園ホールに現れる‼️#STARDOM pic.twitter.com/tqpYC89wH6
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) February 1, 2022
🔷再びスターダムのリングに現れたプロミネンスのコメント。
世羅「次の後楽園ホールで試合決まったんで来た甲斐がありましたよ。
スターダムに乗り込んでるからにはスターダムのルールで。」 pic.twitter.com/PhMVLnanzO— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) February 1, 2022
🔷再びプロミネンスと相対したDonna del Mondoの試合後コメント。
ジュリア「スターダムに乗り込んできたっていうことは、私が原因なのかな。
今こうやって仲間が私にはいる。奴ら、両国前にぶっ潰します。」 pic.twitter.com/K8IQGK5U6Q— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) February 1, 2022
<第5試合/ハイスピード選手権試合>
[挑戦者]
△なつぽい
30分00秒 時間切れ引き分け
△スターライト・キッド
[第21代王者]
※キッドが5度目の防衛に成功
ハイスピード戦で30分フルタイムの大スペクタクル。
メインイベントは壮絶な試合の後、30分フルタイムドロー‼️#STARDOM pic.twitter.com/xyRFJjoHjE
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) February 1, 2022
それでいて、なつぽいは次のステップ、白ベルト戦を口にする。
なつぽいは上谷沙弥の白いベルトへの挑戦を表明‼️#STARDOM pic.twitter.com/U8MzyKmOaa
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) February 1, 2022
なつぽい「ハイスピードは今も言った通り、何回もやりたい、何回でもキッちゃんと闘いたい。でも、私はすっごくほしいベルトがある。上谷沙弥ちゃんが持ってる白いベルトに挑戦したい!」
上谷がベルトを持って登場。
なつぽい「上谷沙弥ちゃん、なんか言うことある?」
上谷は「実は、この前目撃した女…」
上谷はリングに入り、なつぽいの顔を覗き込むが、なにも言わず退場。
なつぽい「なによ? え、違うよ違うよ違うよ違うよ。白いベルト、挑戦するから! ね!」
AZMの対戦表明に呼応して、キッドは次期ハイスピードで迎撃を予告する。次回後楽園でのアーティスト戦まで宣言。
AZMがスターライト・キッドの持つハイスピード王座の次期挑戦者に名乗り‼️#STARDOM pic.twitter.com/BRV6eBLCgs
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スターライト・キッドは、次回後楽園ホール大会で #YoungOED でのアーティスト王座への挑戦を要求‼️#STARDOM pic.twitter.com/6C63aFZm7L
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) February 1, 2022
🔷なつぽいとのハイスピード王座戦は時間切れ引き分けとなったスターライト・キッド試合後コメント。
「ハイスピード30分時間切れ引き分けってどういうことだよ。
(次期挑戦者に名乗りあげたAZMに対して)Eternal foe、その技で沈めてやるよ。」 pic.twitter.com/JWA70HjTXw— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) February 1, 2022
🔷舞台出演から復帰し、ハイスピード王座戦を終え、上谷沙弥の持つ白いベルトに挑戦表明したなつぽいのコメント。
「きっちゃんとの試合はほんとに楽しい。
戦いはまだまだ続くと思ってます。
でも私はやっぱり白いベルトがほんっっとに巻きたい。」 pic.twitter.com/IsS2WrpqmW— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) February 1, 2022
常識破りの高速回転で攻め続けるが・・・リング上は高速成長と表裏一体
当面の浮上カード。
※正式決定ではありません。
2月21日(月)18:30後楽園
・舞ひめぽい(舞華、ひめか、なつぽい)vs.YoungOED(キッド、琉悪夏、吏南)アーティスト戦
・DDM(朱里&テクラ)vs.プロミネンス(世羅りさ&藤田あかね)2月23日(水祝)16:00アオーレ長岡
・上谷沙弥vs.なつぽいワンダー戦
・コグマ&葉月vs.白川未奈&ウナギ・サヤカ ゴッデス戦
・キッドvs.AZM ハイスピード戦3月26日(土)17:00両国国技館
・朱里vs.ジュリア ワールド戦3月27日(日)14:00両国国技館
・「朱里/ジュリア」勝者vs.岩谷麻優 ワールド戦
引き分けでベルト奪取できなかったなつぽいが違うシングルベルトへの挑戦を表明するというのは、これまでのプロレス頭ではなかなかついていけない。とはいえ、ポスターに上谷が入ったアオーレ長岡で挑戦するには、このタイミングで名乗るべしと考えたのだろう。
言葉と行動で対戦要求が多発されるスターダム。常識破りなまでの高速回転で攻め続ける。今年に入って「言葉力」(コメントの必要性)が一部で話題となったが、言葉力を過剰なまでに駆使してとことん飽きさせないのがスターダム。それでいて“全部を言わない上谷”というのもトンチがきいている。
プロレスは存在感の奪い合いなのであるが、それをやり切りたくてしょうがないという姿勢が各選手に渦巻いている。ここに遠慮深い日本人思考はない。そして言葉が一人歩きしているわけではなく、もちろん試合内容があるからこそ。
2021年には舞華が赤ベルトに2度挑戦し、上谷が赤にも白にも挑戦した。昨秋以降にウナギが2度、白に挑戦。選手によって言われやすい・言われにくいキャラもあるが、最初はとやかく言われがち。だけれども選手たちは試合内容で跳ね返してくるたくましさがある。リング上は高速成長と表裏一体なのだ。
今回の後楽園でも白川&ウナギのゴッデス挑戦が歓迎ムードだったわけだが、現段階で舞華、上谷、ウナギの主要ベルト挑戦資格に異論はないだろう。
プロレスにはベビーとヒールがあるが、「これは自分のプロレス観と違うかも」「これは気持ちとしてわかるぅ~」という二面性も常にある。刺激されることも、ついていけないことも、どっちもあっていい。好きなものはこだわってしまうのであって、プロレスファンは脳内ディスカッションを欠かさない。だからここで書いているような話も切り取られるとおかしくなるし、字数が限られたSNSではエスカレートもする。
観ている側がこうなのだから、やる側の決断や覚悟も相当なものだろう。ジャンルにおける革命はいつも、ギリギリなところを攻めることで達成されるのだ。乗り越えるモチベーションを持つ選手たちによって、まばたき禁止で突き進むスターダム。
両国3月2連戦へのカウントダウンは始まったばかりだ。見てろよ!!
ファン予想大本命!? スターダムOBのカイリ・セイン(宝城カイリ)が砂時計のサイン
上谷劇場に登場する白い服の女性。ファン予想で大本命と目されるカイリ・セイン(宝城カイリ)が砂時計のサイン。
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— KAIRI /カイリ⚓️ (@KAIRI_official) February 2, 2022
匂わせにも思えるが、スターダム上陸はあるか!?