
【投票】上谷沙弥vs.中野たむ敗者引退マッチ。あなたの結末予想は?
いよいよ横浜アリーナでの敗者引退マッチが迫った。スターダム4・27横浜アリーナ「上谷沙弥vs.中野たむ」あなたの結末予想は?
(ツイッター投票)スターダム4・27横浜アリーナ「上谷沙弥vs.中野たむ」敗者引退マッチ。あなたの結末予想は?
25日(金)24時頃までツイッター上で受付。
スターダム4・27横浜アリーナ「上谷沙弥vs.中野たむ」敗者引退マッチ。あなたの結末予想は?#stardom #カク投票
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) April 24, 2025
ラスト前哨戦での全マイク&コメントはこちらで。
【ラスト前哨戦マイク&コメント📝】
中野たむ「やっと普通の人間になれた」 幸せの継続懸けて敗者引退マッチへ#上谷沙弥 #中野たむ #stardom
3日後に向けて後楽園で交わされた言葉。上谷「プロレスが私から消えたら何が残るっていう言うんだよ!! 消えるのは中野たむ pic.twitter.com/9XD3tOnUiz
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玖麗さやかの「シンデレラの願い」がカギを握る説も!? 展開予想あれこれ
■スターダム ALL STAR GRAND QUEENDOM 2025
日時:4月27日(日)15:00 ※第0試合は14:00
会場:神奈川・横浜アリーナ
<ワールド・オブ・スターダム選手権試合/完全決着敗者引退特別ルール>
《王者》上谷沙弥(H.A.T.E.) vs 《挑戦者》中野たむ(フリー/COSMIC ANGELS)
この状況で、ファンも発想自由に展開をアレコレ考えていることだろう。
スターダムでは、今春のシンデレラトーナメントを玖麗さやか(中野と同じCOSMIC ANGELS)が制している。中野が負けた場合であっても玖麗が「シンデレラの願い」を発動すれば引退回避となるのではとの説もある。とはいえ願いの範疇は「挑戦したいベルトの指定」が通説であり、とんでもない発動があればファンも気持ちが離れてしまう。
8日の会見では、中野があらゆる逃げ道を封じていた。中野「(岡田太郎社長に対して)ノーセコンドルールと、もう一つ必ず誓ってください。後日改めての引退試合なし、引退ロードなし、セレモニーもなし。負けたら即引退。その瞬間、この世界から完全に消える。上谷、永遠にさようなら」。無理くり考えると、セコンド介入ありで上谷勝利となり、試合後の検証で「セコンド介入が認められたため敗者引退は取り消し」となって引退回避という可能性もある。
引退が想像できないトップ選手同士ゆえに、約束通りに敗者引退が決行されるとバッドエンドなのだ。それでいて「決着なし」や「(あらゆる展開による)引退なし」になっても“団体の信頼失墜”という意味でバッドエンドかもしれない。プロレス界で稀に見る究極戦だ。
なお、プロレス界には“半年後に引退撤回”の例もある。2000年4月7日『橋本真也34歳、小川直也に負けたら即引退!スペシャル』東京ドーム。敗れて引退した橋本に対して復帰嘆願運動が起こり、109万7千440羽の折り鶴が集まることで2000年10月9日に橋本が復帰した。ちなみに当時、弟と一緒に運動を牽引した米川宝さん(当時中学2年生)は現在テレ朝で『新日ちゃんぴおん!』担当プロデューサー。
引退説はどこから来ているのか。中野たむ「打ち上げ花火って一瞬だからきれい…そういうプロレス人生を送りたい」
今回の一戦にあたって、根強いのが中野引退覚悟説だ。怪我による欠場期間がありながらも女子プロレス大賞を得た2023年。この際に引退も考えつつも回避。その経緯を振り返りつつ、2024年末に中野が進退について語っている。
「自分の体がどうなってもいい。もし半年後にヒザが動かなくなったとしても、それでもいいと思っている。長くはできないと思います。無茶ばかりするし。短くても大きな花を咲かせて終わりたいですね。残り半年しかなかったとしても、1年でも」
「長くやりたいと思ったことは1回もない。いつも辞めたい、辞めるって言っていて(笑)。周りからも『長くは続かない』『すぐ辞める』って言われたんですが、体が丈夫なのかなあ、しぶとくやってますね。(中略)打ち上げ花火って一瞬だからきれいじゃないですか。私はそういうプロレス人生を送りたいと思っている。短くても、たくさんの人の心にトラウマを残すような選手として(笑)」
わずか4か月後ではあるが、まるで発言を伏線ともするように敗者引退マッチに中野が臨む。一方で、24日の後楽園ホールで中野は「やっと普通の人間になれた気がしてます。今人生で一番幸せです…この幸せをなくしたくない」とした。引退を引き延ばしてでもリベンジしたい相手・上谷と、横浜アリーナで対峙する。
ネット上を検索していると、ずいぶんと早い2017年にも「打ち上げ花火」を使っていることに気づく。
[2017-07-16 打ち上げ花火みたいに | 中野たむ official blog]
上谷戦うんぬんは抜きにしても、「長さ」より「きれい」をずっと欲している。中野たむの生き方はそこから来ており、だからこそ輝きつづけているのだ。