今夜だけでもキングオブシコク DO YOU WANNA DANCE TONIGHT?
16日、香川県高松市を拠点とするUDONプロレス(マットプロレス団体)が『初代KOS無差別王座決定トーナメント』高松モンスター大会を行った。
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2023年に5周年を迎えるUDONプロレスとは? 初代KOS無差別王座決定トーナメントとは?
2018年3月3日、香川県高松市プロレスBAR『ジャッジメント』における旗揚げ戦「UDON無限大記念日」からUDONプロレス(ウドン・プロレス)はスタートした。「UDON」は「Universal Dream of Next」の略。
高松市中心で開催するマットプロレスの形態をとりつつ、県外客も駆けつける。マットプロレスは珍しくないジャンルだが、UDONプロレスとしてのこだわったユニット闘争とストーリー性が見どころとなる。
社会人プロレスではあるが、このストーリーに合致するプロ選手も集い、最近では佐々木貴、葛西純、ビオレント・ジャック、藤田あかねといった顔ぶれが参戦している。マスクマンも多く、明かされぬまま有名選手が正体というケースもある。
<トーナメントと今後の予定>
■(今大会)UDONプロレス 初代KOS無差別王座決定トーナメント
日時:7月16日(土)開場18:00 開始19:00
会場:高松モンスター 観衆37人(配信7含む)
<初代KOS(キングオブシコク)無差別王座決定トーナメント出場者>
マ・ルヨシ(香川県出身・香川県在住)
藤田あかね(愛媛県出身)
フェニックスはるぅ(香川県出身・香川県在住)
UDON次郎(香川県出身・香川県在住)
▼ (次回大会)UDONプロレス 選手会興行『UDON文化祭2022 THIS IS UDON』
日時:8月13日(土)開場18:00 開始19:00
会場:高松モンスター
〒760-0052 香川県高松市瓦町2-6-14 瓦町スクエアビルド B1F
会場情報(アクセス)
琴電「瓦町(かわらまち)」駅前
※JR高松駅下車のち琴電乗車(高松築港→瓦町180円)、もしくはJR高松駅からタクシー乗車(約740円~)など
▼ 9月以降に年内数大会を計画
▼ 2023年3月 新木場での旗揚げ5周年大会を折衝中
▼ 2028年3月 後楽園ホールでの旗揚げ10周年大会でマットを敷いて解散興行
大会結果 UDONプロレス 初代KOS無差別王座決定トーナメント 7月16日(土)高松モンスター
<第1試合/決定トーナメント準決勝>
●マ・ルヨシ(ラダーへのブロックバスター)藤田あかね○
※藤田が決勝進出
ここのところセミ・メイン出場が続いていたルヨシ。会場をぶっ壊す宣言で第1試合に登場した。
対するは、最近の参戦が増えている愛媛県(四国)出身、UDONのタッグ王座保持中の藤田あかね。プロミネンス(藤田が所属するユニット)のポーズ。
正攻法で技と気持ちをぶつけ合う試合としてスタートしたが、、、
ルヨシがあえて藤田得意のハードコアマッチに打って出る。ならばと藤田も大量のパイプ椅子をリングに持ち込むが、フェイスクラッシャーで自ら椅子の山に頭を突っ込むことに。
一時はグロッキーとなった藤田だが、ラダー上の攻防を頭突きで制して雪崩式ブレーンバスター。
急所蹴りから底ぶち抜き椅子攻撃。そして、、、
強烈なラダーへのブロックバスターで逆転勝利。
藤田「おい、今日はハードコア用のコスチュームじゃねぇのに仕掛けてきやがって。プロミネンスなめるな!!」。トーナメント決勝に進出した。
<第2試合/決定トーナメント準決勝>
●フェニックスはるぅ(棄権)UDON次郎○
※次郎が決勝進出
マスクの“うどん”をなびかせて次郎が入る。
いつもよりもていねいな入場シーンを見せたあと、はるぅはマットの感触を確かめるように手を置いた。
ゴングが鳴ると、次郎に張り手を一発見舞う。
すぐさまマイクを要求。
はるぅ「この試合・・・棄権します」。
観客「エッ」「なんで」。
はるぅ「実は2人目が(おなかに手をやる)・・・できました」。
観客「わ~」「あ~」「おめでとう」。
次郎「また強くなって帰ってこい!!」。
しばらく、はるぅと観客のコミュニケーションタイムが取られた。
<第3試合>
△ポンデ“ストリート”ライオン(無効試合)千代TENGA△
ポンデがコスチュームを黄色に新調。
千代は那須川天心入場を思わせる躍動感と矢沢永吉をイメージさせるアイテム使いを見せる。
スイッチが完全に入った。
驚異の動体視力で「唄いながらポンデの動きを見切ってかわす」千代。開脚で男たちをいざなう・・・われわれはいったい何を見せられているのだ!?
ついにはポンデを歌唱のパートナーに迎え入れ、平次、はるぅが加わり、、、
全観客と融合していった。3曲熱唱のアリーナツアーへようこそ!!
<セミファイナル>
○O-遍LOW(体固め)ヨシノ・リヴァー●
XはO-遍LOW。
すげ笠と白装束しか見えない。ヨシノの顔に「なにアレ!?」と書いてあった。
姿が見えず大苦戦のヨシノ。「なんでそんなにジャンプできるの!?」
やっとつかまえてOLAP(オラップ)にとらえる。しかし、O-遍LOWは巨体でパワーファイターなのか体勢を入れ替えてヨシノがつぶされてしまう。
セコンド平次が「見えるメガネ」を装着してO-遍LOWをつかまえ、ヨシノがドロップキック。俊敏にO-遍LOWがかわして同士打ち。
「ヨシノさま~見てしまっては」という平次の制止を振りほどいてメガネを手にしたヨシノ。O-遍LOWのどこまでのアレが見えたのか、ヨシノは「ウ☆ギ#&%$&*`=+S>ャバァ~」と絶叫して転倒。
丸め込み勝利したO-遍LOWはフェロモンを放ちつつ立ち去った。
<メインイベント/決定トーナメント決勝>
○UDON次郎(ジロウズクラッシャゲル)藤田あかね●
※次郎が初代四国最強王者となる
いよいよKOSトーナメント決勝。
2試合目でダメージ残る藤田に序盤から次郎はスパート。場外戦でペースを握る。
藤田はこねて・延ばして・切る“うどんムーヴ”を受けてしまう屈辱。
次郎がドロップキック。攻勢を続けたが、、、
藤田もサソリ固めや鉄柵上での頭突きで応戦する。
それでも体力的に優位だった次郎は、ヤマゴェからの、、、
ジロウズクラッシャゲルで勝利。
次郎「あなたの土俵、ハードコアに足を踏み入れなかったのは作戦。でもね、それなしで刺激が足りないんで、ハードコアでやりたいと思った。次はチャンピオンとしてあなたを逆指名させてください」。
藤田「(ハードコアで1試合した後の決勝は)言い訳にはならんから、負けは認める。やっぱりお前はUDONプロレスのエース・・・じゃねえよバ~~カ!! お前は私にハードコアで勝ってからエースを名乗れ」。
初代KOS無差別級王座を次郎が奪取。
そのとき・・・フェニックスはるぅ、藤田あかねは何を語ったのか
第2試合、はるぅのマイクをプレイバック。