50周年イヤーG1は日本人vs.外国人究極戦/シリーズ動員は対昨年1.7倍
18日、新日本プロレスが『G1 CLIMAX 32』優勝決定戦を日本武道館で開催した。主要トピックスのまとめ。
大会結果 新日本プロレス G1 CLIMAX 32 8月18日(木)東京・日本武道館
■ 新日本プロレス G1 CLIMAX 32
日時:8月18日(木)18:00
会場:東京・日本武道館 観衆6,716人(主催者発表)
<第1試合>
●ディック東郷
SHO
高橋裕二郎
EVIL
7分22秒 DIRECT DRIVE→片エビ固め
〇YOH
YOSHI-HASHI
石井智宏
後藤洋央紀
<第2試合>
●ロイス・アイザックス
トム・ローラー
10分31秒 トーピード→片エビ固め
バッド・デュード・ティト
〇ジョナ
<第3試合>
チェーズ・オーエンズ
バッドラック・ファレ
●ジュース・ロビンソン
6分01秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド→片エビ固め
アーロン・ヘナーレ
グレート-O-カーン
〇ジェフ・コブ
<第4試合>
〇タイチ
ザック・セイバーJr.
ランス・アーチャー
8分01秒 横綱式カチ上げエルボー→体固め
●BUSHI
SANADA
内藤哲也
アーチャー「ジャパン! シーユー、、、またね」
アーチャー「ジャパン! シーユー、、、またね」
この日は鈴木軍として闘った。G1ありがとう、アーチャー!!#G1CLIMAX32 #G1FINAL#njpw #新日本プロレス pic.twitter.com/QCBBsXAsSr
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) August 18, 2022
<第5試合>
〇エル・ファンタズモ
KENTA
8分39秒 首固め
高橋ヒロム
●鷹木信悟
<第6試合>
ドク・ギャローズ
●カール・アンダーソン
10分03秒 ハイフライフロー→片エビ固め
デビッド・フィンレー
〇棚橋弘至
※棚橋がアンダーソンにNEVER王座挑戦をアピール
<第7試合>
●石森太二
ジェイ・ホワイト
9分30秒 スモールパッケージホールド
〇KUSHIDA
タマ・トンガ
※タマがIWGP世界ヘビー級ベルトを掲げてジェイへの挑戦をアピール
<第8試合/「G1 CLIMAX 32」ファイナルトーナメント決勝戦>
●[Dブロック1位]ウィル・オスプレイ
33分53秒 レインメーカー→体固め
〇[Aブロック1位]オカダ・カズチカ
※オカダが『G1』2連覇&4度目の制覇
※オカダは挑戦権利証防衛義務の撤廃、G1覇者としての1・4ドームでのIWGP世界ヘビー挑戦を要求
応援はオスプレイに集中、、、
G1優勝決定戦のカードが決定!!
オカダ・カズチカ OKADA(A)
🆚
ウィル・オスプレイ OSPREAY(D)#G1CLIMAX32 #njpw #新日本プロレスあなたの📣応援選手(cheer) 👑勝利予想(winner prediction)は?
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) August 17, 2022
オスプレイ株がまた上がる!!
G1決勝。試合には敗れるも、まさしくオスプレイ祭り。ジェットコースターのような抑揚とハードな技で観客ドッカンドッカン。その背中に万雷の拍手が注がれた。
禁断の扉、そして武道館。オスプレイの存在感、爆上がり🔥🔥🔥#ウィル・オスプレイ#G1CLIMAX32 #G1FINAL#njpw #新日本プロレス pic.twitter.com/VVcahlNgzg
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) August 18, 2022
新日本プロレスの歴史には日本人対決もありつつ、「日本人vs.外国人」が燦然と輝いている。この日のオスプレイは唯一のG1制覇外国人ケニー・オメガの得意技であるVトリガーや片翼の天使(成功には至らず)まで放つ。AJスタイルばりのスタイルズ・クラッシュ、棚橋弘至のハイフライフロー想起のダイビングボディプレスをも繰り出した。オカダもまた、ここ最近のフィニッシュムーヴである延髄斬り、卍固め風のキャッチからのエメラルドフロウジョンで対抗。50周年イヤーG1は日本人vs.外国人究極戦となった。
コロナ明け加速!! G1動員4.8万は目標に届かずも対昨年1.7倍を記録
コロナ明けも加速した。G1シリーズ動員4.8万は目標(5万)に届かずも対昨年1.7倍となった。
G1CLIMAX32 応援ありがとうございました!心より御礼申し上げます。
ご来場者は、昨年の2.8万名を大きく超え【4.8万名(目標達成率96%)】となりました。
この熱と勢いを絶やさず、50周年の集大成1.4ドームに満員のお客様をお迎えできるよう、全社一丸となって取り組んでまいります。#G1FINAL pic.twitter.com/K3T59Bkkqp
— 大張高己/Takami Ohbari (@TAKAMIOHBARI) August 18, 2022
優勝決定戦の数字も昨年の3,861人を大きく上回る6,716人となった。
3年ぶり夏G1はオカダ2連覇で幕。まだまだかもだが、アリーナ、1階スタンドまで埋まる。
波打つ手拍子も最高。これがG1だーーーーーっ🔥🔥🔥#G1CLIMAX32 #G1FINAL#njpw #新日本プロレス pic.twitter.com/A8qwpNGKii
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) August 18, 2022
単日イッテンヨンへと原点回帰!! 年始ダブルドームは3年間でいったんピリオド
来年はシングルドームへと原点回帰となる。大会途中で1・4、1・5の大会が発表となった。2019~2021年始における1・4&5のダブルドームにピリオドが打たれ、単日イッテンヨンへと戻される。
来年はシングルドームで原点回帰だ!!
2023年1月4日(水)『WRESTLE KINGDOM 17』東京ドーム!
1月5日(木)『NEW YEAR DASH!!』大田区総合体育館大会!#njwk17 #njdash #G1CLIMAX32 #G1FINAL#njpw #新日本プロレス pic.twitter.com/7024rzMy1j
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) August 18, 2022
2023年
1月4日(水)『WRESTLE KINGDOM 17』東京ドーム
1月5日(木)『NEW YEAR DASH!!』大田区総合体育館大会
2019年のダブルドームこそ“2冠の統一”で盛り上がったが、その後はしっくりこなかったのも事実だ。もちろん新日本としてはダブルドーム再びという気概だろうが、イッテンヨン単日の方が年間最大興行として際立つことでストーリーラインはつくりやすくなるのではなかろうか。