棚橋ひっくり返る 新日本が武藤招聘進める裏でノアがムタvs.中邑実現
30日のノア有明アリーナ大会において元日・日本武道館大会でのビッグカード「グレート・ムタvs.SHINSUKE NAKAMURA」が発表された。興奮冷めやらない中で、一夜明けまでの情報をまとめる。
スペシャルシングルマッチ グレート・ムタvs.SHINSUKE NAKAMURA
■ ノア ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2023
日時:2023年1月1日(祝・日)16:00
会場:東京・日本武道館
※ABEMAにて生配信 https://abema.tv/
<スペシャルシングルマッチ>
グレート・ムタ
vs.
SHINSUKE NAKAMURA(WWE/スマックダウン)
【SHINSUKE NAKAMURAコメント】
WWEスーパースター、SHINSUKE NAKAMURA!
なんだ?夢か?幻か?紛れもない、現実だ!
2023年1月1日元日、日本武道館。SHINSUKE NAKAMURA対グレート・ムタ!
言葉は要らねえな。これは、キセキだ!
・VIPシート 100,000円(1列目:プラ柵内、ガイドブック&ノアグッズ付き)
・ロイヤルシート 50,000円(2列目:プラ柵外最前列)
・アリーナS席 20,000円
・アリーナA席 12,000円
・1階スタンド席 10,000円
・2階スタンドS席 8,000円
・2階スタンドA席 5,000円
※本大会では、レディースシート、エキサイトシート、ソーシャルディスタンスシート、学生シートの販売はございません
※前売・当日料金共通
※車椅子のお客様は1階スタンド席のご購入となります。事前にプロレスリング・ノア公式ホームページからお問合せください。
※未就学児は保護者の膝上にて無料(大人1名につきお子様1名まで)
■チケット発売日
・公式ファンクラブNOAH’s ARK 先行受付/10月31日(月)12:00~11月6日(日)18:00
・WRESTLE UNIVERSE先行販売/11月11日(金)12:00~11月13日(日)18:00
・イープラス電子先行発売/11月11日(金)12:00~11月13日(日)18:00
・一般発売/11月16日(水)12:00~
夏から粘り強く交渉、猪木永眠後にも交渉重ねて10月26日にギリギリ決定
大きな動きは感じられたが、それがノアだけなのか、ノア&新日本に及ぶものなのか。当サイトでは最大限実現への期待を込めたツイートを事前にしていた。
節目はとてつもなく大きい。武藤引退ロードに猪木追悼が重なり、2・21ドームの前日が猪木生誕80年でもある。
掲げる掲げないに関係なく、2大テーマを年明け大会にどう昇華するか。三銃士や新三銃士の絡み含めて、やる側の姿勢を私たちは見届ける。#アントニオ猪木追悼 #njwk17 #MutoFinal #noah_ghc pic.twitter.com/0dE8P5tVNZ
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) October 28, 2022
その後に具体化した情報をキャッチ、当サイトでも会場発表と同時、17:21に「ノアによる粘り強い交渉が実ったものであることは間違いない」とする記事つきツイートをUPさせていただいていた。
【有明アリーナで衝撃走る】
なんとグレート・ムタvs.中邑真輔が決定 ノア元日武道館でビッグカード #noah_ghc #MutoFinal #byebyeMUTA
武藤引退ロードと猪木追悼がクロスする流れの中で・・・ギリギリ間に合った!! pic.twitter.com/9w7XlYY84N
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) October 30, 2022
この決定によりファンは「元日から3日後のイッテンヨン(新日本プロレス1・4東京ドーム大会)にも中邑は出るのか!?」と注目することになる。
当サイトが聞く限り、少なくとも有明アリーナ大会の数日前まで新日本はWWE・中邑サイドと交渉をしていない。この通りであるなら、かつノアが夏からの交渉を実らせたという経緯からすると、新日本イッテンヨンへの中邑参戦は難しいということになる。
東スポが一夜明けで、関係者の談話をまとめている。
〝終生のライバル〟中邑のもたらしたビッグサプライズに棚橋も「控室でモニター見てたんですけど、ひっくり返りましたよ。中邑…。なんかね『棚橋さんズッコケてるんだろうな』っていうコメントが浮かんで来ましたね」と驚きの表情を浮かべていた。
(2022年10月30日 20:26 【ノア】棚橋弘至が武藤敬司の新日本参戦に太鼓判 中邑VSムタ実現には「控室でひっくり返りましたよ」 | 東スポWEB)
関係者の話を総合すると、ノアは武藤の引退決断直後から引退ロードの相手として中邑をリストアップ。当初は折り合いがつかなかったが、7月に会長兼CEOのビンス・マクマホン氏が引退した後の新体制とも粘り強く交渉を続けた。最終的に合意に達したのは今月26日のことで、まさに執念が実った格好だ。
実現に至るには、中邑本人の強い希望と尽力もあった。本紙の取材に応じた中邑は「WWEの中に背中を押してくれる人もいた。奇跡としか言いようがないですよね。もちろん、やりたいと思ってました。誰も踏み入れたことのない領域というか、誰もこじ開けることができなかった扉を開いたわけだから。ハッハッハ…、リアル『Fоrbidden Dооr(禁断の扉)』ですよ」と、歴史的な一歩に胸を張った。
(2022年10月31日 05:15 中邑真輔が激白!ノアマットで〝奇跡のムタ戦〟実現の舞台裏 | 東スポWEB)
武藤が引退ロードの対戦希望選手の一人として中邑の名前を挙げたことで、武田氏は早い段階からWWEと交渉を開始。だが、当然のごとく他団体出場の壁は高く、交渉は何度も暗礁に乗り上げたという。
そんな折に猪木さんの訃報が流れた。世間には武藤と中邑、共通の師匠が貫いた「猪木イズム」とは何だったのかという記事が数多く配信された。「いろいろなニュースや昔の記事も見て、やっぱりプロレスとは、興行とは、お客さまがビックリするようなこと、喜ぶことをやるものなのだなと。紆余曲折はありましたけど、もう一回(WWEと)話をしてみようと。実現させたい思いがより強まりました」と振り返る。
(2022年10月31日 06:15 【ノア】猪木さんが結びつけた「中邑真輔 vs ムタの夢対決」武田有弘氏が経緯明かす | 東スポWEB)
ノアは夏から粘り強く交渉、猪木永眠後にも交渉を重ねて10月26日にギリギリ決定となった。棚橋弘至の「控室でモニター見てたんですけど、ひっくり返りましたよ。中邑…。なんかね『棚橋さんズッコケてるんだろうな』っていうコメントが浮かんで来ましたね」という言葉が生々しい。
9月26日の会見(棚橋が同席して有明カードを発表)で武藤敬司は「棚橋にノアのリングに来て頂いてノアの武藤敬司を(新日本に上げる価値があるかどうか)査定していただこうかなと思っております」としていた。その謙虚さに不気味なものを感じていたことは当サイトからの配信でもお伝えしていた通り。
月が変わって10月に入り、さらに交渉。新日本が武藤招聘を進めていた裏で、ノアが“やる側の姿勢”を貫徹させ「ムタvs.中邑」を実現させたのだ。
ノアが11月3大会カードを発表。11・10後楽園で5大GHC戦
有明アリーナ大会後に、ノアが11月3大会カードを発表している。11・10後楽園で5大GHC戦が行われる。
■ ノア SUNNY VOYAGE 2022
日時:11月3日(木祝)15:00
会場:静岡・キラメッセぬまづ
<第1試合>
小澤大嗣
vs.
谷口周平
<第2試合>
YO-HEY
ダンテ・レオン
vs.
エクストリーム・タイガー
ニンジャ・マック
<第3試合>
スペル・クレイジー
NOSAWA論外
vs.
矢野安崇
小川良成
<第4試合>
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
ティモシー・サッチャー
小島聡
杉浦貴
vs.
齋藤彰俊
モハメド ヨネ
稲村愛輝
清宮海斗
<第5試合>
Hi69
タダスケ
vs.
アレハンドロ
AMAKUSA
<第6試合>
大原はじめ
近藤修司
征矢学
中嶋勝彦
拳王
vs.
吉岡世起
小峠篤司
稲葉大樹
マサ北宮
丸藤正道
■ ノア GLOBAL2days WRESTLE UNIVERSE presents Global Honored Crown
日時:11月10日(木)18:30
会場:東京・後楽園ホール
<ダークマッチ>
小澤大嗣
矢野安崇
vs.
藤村加偉
稲村愛輝
<第1試合/GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合>
[挑戦者]
大原はじめ
近藤修司
vs.
吉岡世起
小峠篤司
[第51代王者]
※小峠&吉岡が2度目の防衛戦
<第2試合/GHCジュニアヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
ダンテ・レオン
vs.
ニンジャ・マック
[第50代王者]
※ニンジャが初防衛戦
<第3試合/GHCタッグ選手権試合>
[挑戦者]
齋藤彰俊
モハメド ヨネ
vs.
小島聡
杉浦貴
[第62代王者]
※杉浦&小島が2度目の防衛戦
<第4試合/GHCナショナル選手権試合>
[挑戦者]
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
vs.
船木誠勝
[第8代王者]
※船木が7度目の防衛戦
<第5試合/GHCヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
ティモシー・サッチャー
vs.
清宮海斗
[第41代王者]
※清宮が2度目の防衛戦
■ ノア/DRAGONGATE GLOBAL2days WRESTLE UNIVERSE presents GLOBAL DREAM
日時:11月11日(金)18:30
会場:東京・後楽園ホール
<タッグマッチ>
藤原拓磨
AMAKUSA
vs.
タダスケ
シュン・スカイウォーカー
<6人タッグマッチ>
ヨースケ・サンタマリア
小川良成
HAYATA
vs.
このまま市川
神田ヤスシ
望月ススム
※HAYATA欠場のためカード変更予定
<タッグマッチ>
ダンテ・レオン
小峠篤司
vs.
ジェイソン・リー
U-T
<6人タッグマッチ>
YO-HEY
JACKY“FUNKY”KAMEI
Kzy
vs.
NOSAWA論外
堀口元気
斎藤了
<6人タッグマッチ>
藤村加偉
矢野安崇
稲村愛輝
vs.
望月ジュニア
布田龍
菊田円
<10人タッグマッチ>
Hi69
大原はじめ
ディアマンテ
H・Y・O
B×Bハルク
vs.
エクストリーム・タイガー
ニンジャ・マック
ドラゴン・ダイヤ
アレハンドロ
ドラゴン・キッド
<シングルマッチ>
吉岡世起
vs.
YAMATO
<タッグマッチ>
箕浦康太
拳王
vs.
吉岡勇紀
清宮海斗