小川良成が現役引退 ノアジュニア戦線を牽引するも頸部の負傷により決断
高い技術のみならず、常に殻を破ろうとする小川良成の闘いには何度も唸らされた。ノアの支柱であり、清宮海斗らの指導者。13日、ノアより小川の現役引退が発表された。
ジュニア戦線を牽引してきたが、頸部の負傷により決断となった。公式発表にて「小川選手本人の強い希望により、引退会見や引退セレモニーなども行いません」とされている。
(ノア公式)小川良成選手 引退のお知らせ
いつもプロレスリング・ノアへのご声援・ご支援をいただき、誠にありがとうございます。
このたび、NOAH所属小川良成選手が現役引退を決断されましたことをご報告いたします。
小川良成選手は、1985年全日本プロレスでのデビュー以来40年近くの現役生活で、GHCヘビー級をはじめ、GHCタッグ、GHCジュニアヘビー級、GHCジュニアタッグほか数々の栄冠を手にするなど第一線で活躍されてこられました。
近年はNOAHジュニアの中心に位置するだけでなく、技術面でもNOAHの支柱的な存在でした。
しかし、頸部の負傷により今後現役を続ける事が難しいと判断されたため、小川選手ご本人からのお申し出により現役を引退されることとなりました。
小川選手へのこれまでのご支援・ご声援に対し、心より御礼申し上げます。
なお現役生活は引退されますが、日常生活等は心配なく過ごす事ができますので、ファンの皆さまにおかれましては、ご安心くださいますようお願いいたします。
また、小川選手本人の強い希望により、引退会見や引退セレモニーなども行いませんので、悪しからずご了承のほどあわせてお願い申し上げます。
2020年、テレビ番組『アメトーーク!』にて博多大吉さんが「デビュー35年、見た目変わらず」と紹介
小川というと、コンディションの維持が強みのひとつ。2020年にはテレビ番組『アメトーーク!』にて、博多大吉さんから「デビュー35年、見た目変わらず」と紹介された。
[テレ朝のアメトーークで、大吉さんが小川良成選手を紹介!! いつもありがとうございます!!🙇]
テレ朝のアメトーークで、大吉さんが小川良成選手を紹介!!
いつとありがとうございます!!🙇#noah_ghc#アメトーーク#小川良成#博多大吉 pic.twitter.com/xg4t3ZenHk— プロレスリング・ノア |PRO WRESTLING NOAH (@noah_ghc) May 7, 2020
小川良成の略歴。全日本プロレスで1985年9月3日にデビュー
小川良成の略歴(Wikipediaより抜粋)。
小川 良成(おがわ よしなり)
茨城県北相馬郡取手町(現在の取手市)出身、血液型B型。
1984年に全日本プロレスに入門。1985年9月3日、岩手県宮古市の宮古駅前サンプラザ駐車場特設リングの笹崎伸司戦でデビューした。天龍源一郎の付き人を務め、その流れで1987年には天龍同盟入りを果たす。
1992年10月、横浜文化体育館で世界ジュニアヘビー級王座に初挑戦。王者渕正信に敗退。
1995年9月、日本武道館で世界ジュニアヘビー級王座に挑戦(4回目)。王者ダニー・クロファットに勝利し念願の初タイトル獲得。
2000年、プロレスリング・ノアの旗揚げに参加。2002年4月に秋山を破り、ジュニアウェイトの選手として初めてGHCヘビー級王者(第3代)になった。
2020年1月4日、後楽園ホールにおいてGHCジュニア王者のHAYATAを破り、第41代王者となる。同王座が創設されて約18年後の初戴冠であった。
2024年8月13日、ノアが小川の現役引退を発表。