「BOSJ」と「WTL」を年末同時開催　日替わり交互大会でファンは大忙し!?

　年末はタッグリーグだけじゃなかった。日替わり交互大会でファンは大忙し!?　6日、新日本プロレスが『WORLD TAG LEAGUE 2020』と『BEST OF THE SUPER Jr.27』が同時開催を発表した。

【お知らせ】
史上初！ なんと『WORLD TAG LEAGUE 2020』と『BEST OF THE SUPER Jr.27』が同時開幕！

ダブル優勝決定戦は12月11日（金）日本武道館！　

※注：出場選手は“大会ごと”に変更となります

☆詳細はコチラ！
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 6, 2020

開幕は11・15愛知県体育館　優勝決定戦12・11日本武道館までの17大会スケジュール

　開幕は11・15愛知県体育館大会。優勝決定戦12・11日本武道館までの17大会というスケジュールとなる。

■『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』の開催スケジュール
※大会ごとに出場する選手が限定となります

【◎WTL/★BOSJ】11月15日（日）愛知・愛知県体育館（ドルフィンズアリーナ）＜開幕戦＞

【◎WTL】11月16日（月）石川・小松市末広体育館（義経アリーナ）

【★BOSJ】11月18日（水）東京・後楽園ホール

【◎WTL】11月19日（木）東京・後楽園ホール

【★BOSJ】11月20日（金）東京・後楽園ホール

【◎WTL】11月22日（日）長野・佐久市総合体育館

【★BOSJ】11月23日（月・祝）群馬・Gメッセ群馬

【◎WTL】11月24日（火）福島・ビッグパレットふくしま

【★BOSJ】11月25日（水）新潟・朱鷺メッセ（新潟コンベンションセンター）

【◎WTL】11月28日（土）神奈川・藤沢市秋葉台文化体育館

【★BOSJ】11月29日（日）東京・後楽園ホール

【◎WTL】11月30日（月）東京・後楽園ホール

【★BOSJ】12月2日（水）大阪・大阪市中央体育館（丸善インテックアリーナ大阪）

【◎WTL】12月4日（金）大分・別府ビーコンプラザ

【★BOSJ】12月5日（土）鹿児島・サンアリーナせんだい

【◎WTL/★BOSJ】12月6日（日）福岡・福岡国際センター＜両リーグ戦最終日＞

【◎WTL/★BOSJ】12月11日（金）東京・日本武道館＜優勝決定戦＞

※各リーグ戦の出場選手と対戦カードは、決定次第発表いたします。

これもまたコロナ禍での副産物!?　G1ブロック別に続くWWE式2グループ進行

　「17大会」は2019年のWTL（16チーム1リーグ）日程と同数。WTLとしては大会数が半分になる。2リーグ制となるのか、1リーグで参加チームが絞られるのかは発表待ち。

　これもまたコロナ禍での副産物!?　主旨は「濃厚接触者を最小限に」ということになるが、「G1」のA・Bブロック別に続く交互日程となった。RAWとSmack Downに分かれてのWWE式2グループ進行、宝塚での組別公演を思わせる。

　ひとつわからないのは、開幕戦からブロック別が貫かれている「G1」と違って開幕戦が「BOSJ」「WTL」ともに実施。何か工夫がされるのかもしれないが、石川大会以降でしか接触最小限が貫かれていないのは気になる。これでは陽性者・発熱者が出てしまうと、愛知接触可能性から「BOSJ」「WTL」ともにストップせざるを得ない!?

　コロナ休業明けの興行に関しては、試合数が少なく2時間半で終わっていくものが増えている。出場選手が限られる一方で、エンターテインメントのパッケージとしては受け入れられていると思われる。コストのかかり方はどうなのだろうか。半数収容となるためコスト半減が理想だが、そういったビジネスモデルの確立も現場は求められている可能性もある。これも広い意味でのコロナ対策とはなる。