ジョン・モクスリーがKENTAを襲撃 新日本とAEWが“米国”で初接近
2020年2月の大阪城ホール大会(鈴木みのる戦)以来で新日本プロレスに上がっていなかったジョン・モクスリー。米国ではあるが、1年ぶりに“新日本マット”に登場した。
イッテンヨン モクスリー映像コメント「東京ドームの後に挑戦権利証を持ってるヤツは覚悟しておけ」
時系列で確認しておきたい。イッテンヨンでモクスリーは映像を通じて「東京ドームの後に挑戦権利証を持ってるヤツは覚悟しておけ」とコメントした。
ジョン・モクスリーのメッセージ
「数々の男たちがIWGP USヘビー級王座挑戦権利証を賭けて闘ってきた。誰もが簡単なことだと思ったことだろう。そしてチャンピオンが戻ってこないことを望んでいた。だが新日本プロレス、オレは恐ろしい男だ。ついにオマエたちの前に帰って来るぞ。東京ドームの後に挑戦権利証を持ってるヤツは覚悟しておけ。オレは準備できてるぜ」(1・4東京ドーム/新日本公式)
モクスリーのAEWとの契約は「新日本での試合は日本国内」との条件 それが見直された説が流れる
モクスリーのAEWとの契約は「新日本での試合は日本国内」との条件だったが、最近になって見直されたという話も。
[1/19(火) 日米のリングで頂点に立ったゴールデン☆ラヴァーズ。飯伏対オメガの頂上決戦は実現するか?(三尾圭)]
AEWヘビー級のベルトをオメガに奪われたモクスリーは、今年の1.4で大型スクリーンを通して、新日への復帰を表明。
AEWとの契約では新日本のリングで試合をすることは許可されているが、それは日本国内のリングでという条件付きだ。
その契約内容がここに来て見直されたという話もあり、モクスリーが新日のロサンゼルス道場で挑戦権を持つKENTAを相手にIWGP USヘビー級の防衛戦を行うのではという期待が高まっている。
この一戦がアメリカ国内で実現すれば、AEWと新日の距離も縮まってくるはずだ。
ここでの試合には“乱入”も含まれていた可能性がある。
29日 飯伏幸太が「全面対抗戦をしたい」とツイート・・・新日本とAEWがかつてない接近ムード
29日には飯伏幸太が「全面対抗戦をしたい」とツイート。新日本とAEWがかつてない接近ムードとなっていたばかりだった。
【👊日米決戦でコロナ吹っ飛ばせ👊】
飯伏幸太「全面対抗戦をしたい」 新日本とAEWの間に何が起きてる!?#njpw #aew #ImpactWrestling #飯伏幸太 #ケニー・オメガ
AEWと接近したインパクト・・・キャリス副社長は元新日英語解説者でありケニーの古くからの友人 pic.twitter.com/HjDwJeTMWU
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) January 29, 2021
30日 モクスリーが『NJPW STRONG』配信に出現・・・「東京」という言葉まで口にした
30日配信開始分(米国収録『NJPW STRONG』/収録日は未発表)でモクスリーがKENTAを襲撃した。新日本とAEWが“米国”で初接近。これまではクリス・ジェリコへのお祝いコメント映像に棚橋弘至が登場する程度にとどまっていた。
衝撃! なんと“USヘビー級王者”ジョン・モクスリーが『NJPW STRONG』に出現!
“権利証保持者”KENTAを襲撃…!!
※視聴は新日本プロレスワールドで!
⇒https://t.co/UzU5e8qrDv#njpwSTRONG #njpwworld pic.twitter.com/k54F5qs0bp— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 30, 2021
30日に新日本プロレスワールドで配信された「NJPW STRONG エピソード25」で、IWGP・USヘビー級王者のジョン・モクスリー(35)が電撃登場。挑戦権利証保持者のKENTA(39)を襲撃した。
この日の放送ではKENTAがメインイベントの6人タッグ戦に出場した。チームの敗戦に納得がいかずに試合後のリング上で敵チーム相手に暴行を働いていると、場内が暗転。再び明るくなった瞬間、リング上に姿を現したのは、なんとベルトを肩にかけたモクスリーだった。KENTAはこの日までにUS王座挑戦権利証を5度防衛し、王者のモクスリーは1月4日東京ドーム大会にメッセージVTRを送りつけるなど激突の機運が高まっていた。
KENTAと視殺戦を繰り広げたモクスリーはそのまま襲い掛かり、激しいエルボー合戦を展開。go 2 sleepを切り返すと、デスライダーでマットに叩きつけKENTAをKOしてみせた。
そしてマイクを握ると「KENTA、簡単にベルトが取れると思っていただろ? お前と俺の間に距離があると思っていただろ。でも俺はお前の手には乗らないぜ。俺は青信号にしか興味がない。今この瞬間からお前は俺の手の届くところにいる。お前のUSヘビー級王者になるという夢は悪夢になるんだ」と宣戦布告し退場した。モクスリーのUS王座戦は、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、昨年2月大阪城ホール大会の鈴木みのる戦が最後となっている。ついに新日本マットに姿を現し新展開を迎えたことで、元WWE戦士同士によるUS王座戦は不可避の状況。防衛ロードが再開する日は近そうだ。
(東スポ)
把握してるぞとばかりに、AEW公式ツイッターも反応した。
— All Elite Wrestling (@AEW) January 30, 2021
カメラに向けての言葉の中には「東京」とも。
'I'll see you in Tokyo one of these days, however we gotta get it done, we'll get it done!' – Jon Moxley
Moxley answered your call Kenta! Now let’s run that fade at AEW revolution‼️ 👏🏻#njpwSTRONG pic.twitter.com/4jQyh4dCpc
— chris‼️ (@azianfreshness_) January 30, 2021
30日 ケニー・オメガが飯伏に返答「感動したよ。手をとり、一緒に新しい王国をつくろう」
飯伏コメントの英訳に対してケニー・オメガが30日、返答をツイートした。
新しい神とやらはまだ魂は失ったわけじゃなさそうだな。感動したよ。
お前のために俺が去ったあとの王国で寂しくしてるのか?なんならぶっ壊してやろうか?
俺の手をとり、一緒に新しい王国をつくろう。 https://t.co/pR8zwR5eRi— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) January 30, 2021
急展開過ぎ。新日本はこのあと17:30愛知県体育館大会ゴング。