リングと最前列の距離が話題に　日本武道館に存在する6メートルルール

　13日、ノアが『DESTINATION 2024』日本武道館大会を開催した。大会がSNSでも話題になる中で、複数ツイートが「リングと最前列の距離」を指摘した。

武田有弘取締役「日本武道館は鉄柵から最前列まで6m離さないといけないルールがあります」

　指摘は「リングと最前列客席が離れすぎ」というもの。この話題について13日、サイバーファイト武田有弘取締役が「日本武道館は鉄柵から最前まで6m離さないといけないルールがあります」とINSTAGRAMのストーリーにUPしている。

　近年のリングサイド観客席ショットをカクトウログのフォルダからふり返る。

2022年3月1日、新日本プロレス日本武道館。

2023年1月1日、ノア日本武道館。

2024年5月6日、ALL TOGETHER日本武道館。

　いつもの光景であり、特にメディアからは発信されていない。これまでファンも何かのルールが存在するんだろうと静視していた。今回はたまたまレギュラー観戦組以外の方から話題にした面もあったのだろうが、武田取締役も念のための発信を行ったものと思われる。

　コロナ禍を挟むことでプロレス界の観戦習慣は後退し、配信の整備もそれを加速したように思える。そんな中で当サイトでは「こんなに詰めかけた」という意味で観客席の様子を取り上げることが多いが、それでもかつての記憶を持つファンから「全く入っていない」という指摘をいただく。このあたりは難しい問題だが、読者にもご意見をいただきながらお伝えを続けさせていただきたい。

　なお、13日の首都圏興行合戦はノア武道館4196人、マリーゴールド両国国技館3058人となった。新日本プロレス以外でこれだけの会場観戦者が出る日はそうそうないし、健闘した数字である。

（大会結果）ノア ABEMA presents DESTINATION 2024 7月13日（土）日本武道館

■ノア ABEMA presents DESTINATION 2024
日時：7月13日（土）15:00
会場：東京・日本武道館　観衆観衆4196人（主催者発表）
※ABEMA PPV ONLINE LIVEにて独占生中継

＜第1試合・3WAYタッグマッチ／15分1本勝負＞
ニンジャ・マック　宮脇純太　VS　〇アレハンドロ　クリストバル　VS　大原はじめ　●スペル・クレイジー
※8分48秒　空回弾 → 片エビ固め

＜第2試合・6人タッグマッチ／20分1本勝負＞
杉浦貴　藤田和之　●谷口周平
　9分55秒　ジャンピングDDT → 片エビ固め
マサ北宮　〇征矢学　稲葉大樹

＜第3試合・6人タッグマッチ／20分1本勝負＞
近藤修司　〇Eita　AKIRA
　12分00秒　Imperial Uno → 片エビ固め
小川良成　大岩陵平　●大和田侑

＜第4試合・シングルマッチ／30分1本勝負＞
〇拳王
　12分05秒　炎輪 → 片エビ固め
●永田裕志（新日本プロレス）

＜第5試合　GLG FINAL・6人タッグマッチ／30分1本勝負＞
〇ジェイク・リー　YO-HEY　タダスケ
　13分44秒　FBS → 体固め
ジャック・モリス　アンソニー・グリーン　●LJ・クリアリー

＜第6試合・世界ヘビー級選手権試合／30分1本勝負＞
●（第33代王者）齋藤彰俊
　15分00秒　豪腕ラリアット → 片エビ固め
〇（挑戦者）潮崎豪
※彰俊が4度目の防衛に失敗。潮崎が第34代王者になる

＜第7試合・GHCナショナル選手権試合／60分1本勝負＞
●（第11代王者）HAYATA
　12分05秒　スリーパーホールド → レフェリーストップ
〇（挑戦者）佐々木憂流迦（挑戦者）
※HAYATAが初防衛に失敗。佐々木憂流迦が第12代王者になる

＜第8試合・GHCジュニアヘビー級選手権試合／60分1本勝負＞
●（第54王者）ダガ
　16分21秒　変型十字架固め
〇（挑戦者）AMAKUSA（挑戦者）
※ダガが8度目の防衛に失敗。AMAKUSAが第55代王者になる

＜第9試合・LUCHA LIBREスペシャルタッグマッチ／30分1本勝負＞
〇イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.　ガレノ・デル・マル
　13分43秒　ワグナードライバー → 片エビ固め
ドラゴン・ベイン　●アルファ・ウルフ

＜第10試合　ダブルメインイベント1・スペシャルシングルマッチ／60分1本勝負＞
●丸藤正道
　25分27秒　スタイルズクラッシュ → エビ固め
〇AJスタイルズ（WWE）

＜第11試合　ダブルメインイベント2・GHCヘビー級選手権試合／60分1本勝負＞
（第45代王者）清宮海斗
　25分31秒　変型シャイニングウィザード → 片エビ固め
（挑戦者）YOICHI
※清宮が2度目の防衛に成功

ノアの夏祭典「ABEMA presents N-1 VICTORY 2024」全公式戦日程が決定

【ABEMA presents N-1 VICTORY 2024概要】

■ 出場選手がAブロック、Bブロックに分かれ、GHC選手権ルールに基づき、30分1本勝負で公式戦を行います。
■ 勝ち・不戦勝…2点　　負け・不戦敗…0点　　あらゆる引き分け…1点
■ 8月4日 神奈川・横浜武道館大会から8月25日 愛知・名古屋国際会議場大会まで公式戦を行います。
■ 9月1日大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場大会にてAブロック、Bブロックの1位選手による優勝決定戦を行います。
※ 最多得点者が複数の場合は、直接対決の勝敗で優勝戦進出者を決定します。
※ 直接対決が引き分けの場合は、優勝戦進出者決定戦を行います。

【ABEMA presents N-1 VICTORY 2024出場選手】

＜Aブロック＞
清宮海斗（2年ぶり4回目の出場）
潮崎豪（3年連続5回目の出場／2023年優勝者）
マサ北宮（6年連続6回目の出場）
大岩陵平（新日本プロレス／初出場）
ジャック・モリス（3年連続3回目の出場）
ドラゴン・ベイン（初出場）
ルイス・マンテ（DRAGONGATE／初出場）
ジョシュ・ブリッグス（NXT／初出場）

＜Bブロック＞
拳王（6年連続6回目の出場）
征矢学（2年連続4回目の出場）
佐々木憂流迦（初出場）
稲村愛輝（2年連続3回目の出場）
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.（3年連続4回目の出場）
アルファ・ウルフ（初出場）
タイタス・アレクサンダー（初出場）
タビオン・ハイツ（NXT／初出場）

【ABEMA presents N-1 VICTORY 2024公式戦日程】