ロッシー小川代表「うまい人が教えないと」 マリゴ専属コーチに近藤修司
22日、マリーゴールドが都内(住所非公表)で道場開きを行った。
近藤修司「私の命題は、ロッシーさんの頭の中のプロレスを具現化すること」
道場では神主によるお祓いが行われ、レスラーたちも神妙な雰囲気に。



リングの高さは数十センチといったところ。実際のリングよりも低い。天井の高さとの兼ね合い。

ロッシー小川代表の挨拶「本日は猛暑の中ありがとうございます。マリーゴールドが旗揚げして1年2か月が経ちまして、ようやく道場が完成して今、感無量でございます。これからどんどん新しい選手を育成して、選手のスキルを上げていきたいと思いますので、みなさんも(少し声を詰まらせ)末永く見守ってください。お願いします」
林下詩美「本日はお集まりいただいてありがとうございます。新しい道場ができたということで、選手全員とても嬉しく思ってますし、これからたくさん練習もして、どんどんレベルも上げていって、たくさんの人にマリーゴールドをお届けできるように頑張っていきたいと思います。選手一丸で頑張っていけるように、月に1回のちゃんこ鍋パーティーも開催しながら、マリーゴールド、この全員、家族…マリーゴールドの家族全員で1つの鍋を囲んで一丸になって頑張っていきたいと思いますので、みなさんたくさんの応援をよろしくお願いします。ありがとうございました」
マリーゴールド専属コーチを迎えることが伝えられる。
近藤修司「マリーゴールドのコーチに就任いたしました近藤です。よろしくお願いします。私の命題は、ロッシーさんの頭の中のプロレスを具現化することだと思っております。そのためには選手のみなさん、血反吐が出るような練習をしてもらっていこうかなと思っております。選手たちの成長を楽しみに見守ってください。以上です、よろしくお願いします」


ロッシー小川代表「彼はね、プロレス大賞でベストマッチ賞を獲ったことがあるぐらいな」
練習始めとして、基礎トレーニング、スパーリング、試合形式でのリング使用が行われた。


(ロッシー小川代表の囲み取材)
挨拶で万感極まったようにも見えた。
ロッシー「万感っていうかね、やっぱり1年2か月もかかったんで。なかなか道場借りるってもそんなに簡単なことじゃないんで。いろんな近隣の問題、騒音の問題、いろんな問題があって。何十件って見たら中でまここに落ちついたってところなんで。そういう意味ではね、こっからは本当の(マリーゴールドの)スタートかなっていう感じはしますね」
相当大変だった、探すのが。
ロッシー「毎日探してたわけじゃないんで(笑)、(物件が)あって内見してダメ、内見してダメでの繰り返しで。ここはね一発でもう決めたかなっていう感じです。この内装するのに約1か月間かかったんで。実際には5月に探して、6月から着工してみたいな、はい。でも綺麗ね。最初、あの、本当に何もない倉庫だったんで、それから比べたらもう全然見違えるぐらいの綺麗なものが出来上がったかなっていう、はい。

道場探しのネック、条件は。
ロッシー「条件っていうのはやっぱり一番はね、騒音ですよ。あとは道場の大きさ? あんまり(天井が)低いとリングも組めないし。そういうそうだな。1回ギリギリまでOKで進んだこともあったんだけど、やっぱり最後、騒音でダメだとかっていうね。まあでも、1年2か月かかったんですけど、こうやってできたんで。本当これから始まったのかな、これから始まりですよ」
近藤選手をコーチに迎えた。
ロッシー「彼はね、プロレス大賞でベストマッチ賞(2008年、年間最高試合賞:丸藤正道vs.近藤修司)を獲ったことがあるぐらいな。技巧派なんで、そういう意味では、なんだろ、うまい選手なんで。やっぱりプロレスはうまい人が教えないと、やっぱりね。もう自分、何回か練習してるとこ見たんですけど、ひじょうにあの、なんだろうな、昔ながらの練習じゃないんで。やっぱり強制はしない、みたいな。いろんなやり方を教えてくれる。いろんなやり方があるんだけど、リアリティていうか本当の闘いは教えてくれる。だから別にカタチを教わるわけじゃないんで」
どれぐらいの割合で。もう連日?
ロッシー「まだここは今日からなんで。まあでも我々、実際、道場は週3回ぐらいしか稼働できないんですよ。興行行ったりするから。だから、ま、週1回か2回ぐらいじゃないですかね」
スターダムもミラノコレクションA.T. で「女子プロコーチはドラゴンゲート系」が話題に
(道場の)リング上でみなさんが揃ったのを見て。
ロッシー「うーん、そうですね。もっともっと選手はほしいなっていう思いますね。うん、やっぱり。最強最高軍団になるようなね、人数も必要だし。ま、でもこっからようやく生まれてくるんじゃないですか。だからこれが1か月後、2か月後見てね、あ~ここがよくなったっつったら、やっぱり道場のおかげかもしれないです。ただ今までも練習はしてたんで。道場がないだけで。練習は週に何回もしてるんで。そこはね『ないからできない』とかいうんじゃないんですよ。ただ自由に使えるっていう」
時間の制約がないっていう点では、選手のコミュニケーションとかにも利用ができる。
ロッシー「うん、今まではね、借りても1回3時間ぐらいがいいとこだったんで。ま、それでもまあ、ここもう遠いからね。ここに来たら1日いるような感じになっちゃうでしょ。だからようやく『家』というかね、『城』ができたから。本当はね、ちゃんことかね、毎回つくってね、みんなで同じ釜の飯を食べるじゃないけど、そういうふうにしていきたいなと思いますけど、なかなか今の人たちはそういう習慣がないから、自分たちの好きなもの食べるっていう習慣になってるんで。それは昔のね、いいものは残していけばいいし」
住所非公表ってことですけど、この近隣の人たちの交流とかは。
ロッシー「別に極秘でやるわけじゃないんですけど、まあんまり交流はできるかなぁ? ってとこですね。ま、この前もプロレスバーみたいな近所の人が挨拶に来てくれましたけど」
道場ができたってことで、地方から新しい選手入ってるように寮であるだとかそういうのも。
ロッシー「寮はもう最初からあるんで。(道場の)近くに近くではないけど、寮はあります。だからあと、マイクロバス、トラックとかいろいろもう購入したりして、一個一個ね、もう必要なものを。それ以上言うとおっきな話になっちゃうんで。とにかく必要なものは揃ったのかなっていう。あとは選手の質がね、上がっていかないと、やっぱりね。道場あったから・ないからってんじゃないけど、そこは大事ですよね」
道場がなかったっていうところで、スキル的に難しいところがあった。
ロッシー「いやそんな関係ないですよ。だって練習してるから。道場借りてやってたんで。今までやってないわけじゃないから。それは言い訳になっちゃう、それは違う。それはもうそれぞれのスキルの問題なんで。ただこれがあることによって(時間的な)制限がなくできるっていうとこは(ある)。でもね、道場があるからって練習しないと困るけど。だいたいあるところってしなかったりするんだよね。ないものねだりだからさ」
女子プロレス最大手のスターダムではドラゴンゲート系、ミラノコレクションA.T. がコーチを務めていることが知られている。さらに近藤の就任で「女子プロコーチはドラゴンゲート系」がファン間でも話題に。
ロッシー代表も「やっぱりプロレスはうまい人が教えないと」「何回か練習してるとこ見たんですけど、昔ながらの練習じゃないんで」と期待を寄せた。ロッシー代表からは昭和回帰イメージばかりがクローズアップされるが、そもそもアイドル路線との結びつきという先進性でスターダムを大きくしてきた。
そこにはロッシー代表ならではの温故知新がある。道場開きのみならず、近藤コーチ就任という力強いアプローチを確保。マリーゴールドの団体としての成長が予見された取材だった。

















