MIRAI「誉められるのは苦手です」 林下詩美とのワールド戦は嫉妬対決
8日、マリーゴールドが5・24『1周年記念&高橋奈七永引退記念大会』国立代々木競技場第二体育館大会に向けての記者会見を行った。カクトウログによる会見後のMIRAIインタビューとともにお届けする。
会見 MIRAI「同郷(元スターダム所属)の仲間たちがベルトで輝く…すごく悔しかった」
1月3日、大田区総合体育館。リング上では、林下詩美・桜井麻衣・ビクトリア弓月という元スターダム勢が立て続けにシングル王座を戴冠していた。その様子を目にしながら、悔しさを噛みしめるしかなかった。そんなMIRAIが大田区から4か月、マリーゴールド1周年という大舞台で最高峰ワールド王座に挑戦する。決戦直前、魂の申し子の胸の内とは?
マリーゴールド1周年記念&高橋奈七永引退記念大会~Marigold SHINE FOREVER 2025 A Glorious Celebration
2025年5月24日(土)国立代々木競技場第二体育館 2:30PM
<第7試合/マリーゴールド・ワールド選手権試合>
〈王者〉林下詩美 vs 〈挑戦者〉MIRAI
※林下詩美は3度目の防衛戦

MIRAI マリーゴールド魂の申し子、背番号17番、MIRAIです。5月24日、マリーゴールドワールド王座へ挑戦します。このベルト、この闘いへかけるお互いの思いはもう前哨戦の激しさに自分は現れていると思います。なのでぜひみなさん、前哨戦から注目して会場へ見に来てください。そしてWRESTLE UNIVERSEでも見てください。そして絶対に当日、会場に見に来てください。この5月24日の試合がマリーゴールド1周年の記念の大会ということで、この1年間、自分、振り返ってみたんですけど、シングルっていう部分を考えたときに。大事なところで負けて負けて負けて…全然結果を残せていませんでした。今年1月3日の大田区、同郷(元スターダム所属)の仲間たちがベルトを持って輝く姿を自分は会場の隅で見ていました。すごく素敵でかっこよくて、でも、すごくすごく悔しかったです。そのときに、もっと自分の意思を全面に出して闘っていかなければいけないなと、自分自身感じて、そのときに自分って今何がほしいんだろう、何を手にしたいんだろうって考えたときに浮かんだものは赤いベルトでした。そしてその頃すごく悩んでいて、そのときに話を聞いてくれたのは高橋奈七永でした。ときには優しい言葉をかけてくれて、ときには喝を入れてくれて。そして4月の京都の大会で魂にパッションを注入していただいて。魂の涙を拭って、そこに火を灯してくれたパッションにはすごく感謝しています。だから、この大会で自分はベルトを巻く、このワールドベイトを巻く姿を高橋奈七永に見ていてほしいです。そしてこのベルト巻いたら、さっきも会見やっていましたが、自分は対抗戦自信を持って大将として出ていきたいと思ってますし、国内外問わず、いろんな選手と防衛戦を重ねて、ワールド王座なので、MIRAIを、そしてマリーゴールドを世界へ、もっともっと世界へ広めていきたいなと思っています。この闘い2年目のマリーゴールドを引っ張っていくものを決める大切な闘いであると自分は思っているので、この結果次第では残酷な2年目を過ごす可能性もあると思っています。けど、もう追う側は嫌です。林下詩美から見える景色を180°MIRAIが変えます。
林下詩美 第2代ワールドチャンピオンの、クールにロイヤル、そして美しい林下詩美です。私は、MIRAIを意識し始めたのは、前の団体(スターダム)で初めてシングルマッチをしたときだったと思います。それまでMIRAIと同じユニットだった別の人(朱里)とばかりやり合ってきたので、初めてのシングルマッチで当たったとき正直かなり驚きました。私は普段は言いませんが、嫉妬しちゃうタイプなので、私にはスピードがないけど、パワーもあってスピードもあるMIRAI。私は喋るのも苦手だし言葉選びも苦手だけど、まっすぐなMIRAIの言葉。全て嫉妬してますよ。だからこそMIRAIにだけは負けたくない。私は自分で苦手なことたくさんあるけど、それでも私自身は私にしかできない試合、私にしか見せれないことたくさんあると思います。そして今、このワールドのベルト、私が持っています。5月24日・代々木大会ではMIRAIと全てをぶつけ合って、この1年間、感じてきたもの積み上げてきたもの、全てぶつけ合って試合したいと思っています。この日、私たちがどこよりも誰よりもすごい試合をします。楽しみにしていてください。
インタビュー MIRAI「そうなの? 私の方がパワーに嫉妬しているくらいです」
カクトウログ いよいよビッグマッチ、ワールド王座戦に挑みます。このような言い回しは過去に記憶がないんですが、林下選手から「全て嫉妬してますよ」と会見で。MIRAI選手的には「そうだろ!!」だったのか「そうなの?」だったのか。
MIRAI 「そうなの?」ですね。そう思ってもらっていたことが意外でした。嫉妬なんて…ましてやMIRAIに。
カク 逆にMIRAI選手からすると詩美選手のすごさというのは。
MIRAI 私の方が、そのパワーに嫉妬しているくらいです。東女(東京女子プロレス)にいたときは、まわりは自分より小さい人が多かったのでパワー主体でやっていたけど、最初にぶち当たった壁というか、パワーだけじゃ無理だって思って。どうしようって悩んで、スピードとかテクニックの部分も考えて。MIRAIのことをちょっとこの前までは全然見てないみたいだったのに、実はすごい見てくれてるなっていうのは、その部分では感じるし。喋りの面は、まっすぐに伝えて…みたいなこと言ってたけど、それしかできないんで(笑)。だから逆に喋るのもやっぱ林下詩美の方が何10倍もうまいかと。
カク ワールド戦の裏テーマが嫉妬対決。誉められるのはあまりない感覚ですか。
MIRAI はい(笑)。誉められることは苦手です。

カク 何をおっしゃいますか。ボクの観戦仲間からは、MIRAI選手はマリーゴールドに来てシュッとしてかわいくなったという評判ですけど。
MIRAI あー、シュッとしたって言われます。痩せたって言われることが多いんですけど、最近は体重が増えてるので、一時期よりかは。
カク 何か意識してボディメイクをしてるんですか。
MIRAI スターダム抜けるぐらいのときに、トレーナーさんが自分の身長とか動き的にこのくらいの体重がいいと思うみたいなのを言ってくれたので、そこに落とそうとしてたんですけど。でもある程度まで行ったところからは、別にそんなに意識せず。
カク ボクの勝手な印象だったかもしんないんですけど、最初に上がったノアの両国(2024年5月4日、WRESTLE MAGIC)。あのときに体のこなし方や受け身の取り方がスターダム時代と違って見えたこともありました。
MIRAI そうですね、跳ね起きとか。
カク ああヘッドスプリング。
MIRAI スターダムでは取り入れてなかったんですけど、でもそういう系も取り入れるようになったから違って見えるのかもしれないです。
カク 自分の見られ方をちょっと変えようみたいな気持ちとかあったんですか。
MIRAI パワーを意識してはきたんですけど、団体も変わった節目で違う部分も取り入れようみたいな気持ちが強く出たからだと思います。
インタビュー MIRAI「某選手のグランドスラム発言? ワールドを獲って受けて立ちます」
カク タッグ戦線での戴冠はあれどシングルでは「大事なところで負けて」という1年、それを回収するようにビッグマッチ、かつ引退する高橋奈七永選手に見せつけられるタイミングでの挑戦でもあります。
MIRAI こみあげるものはあるし、これが必然だったんじゃないかと思っているんです。本当はベルトを獲ったうえで奈七永さんとも試合がしたい。
[奈七永への特別な思い。“最後の会見”の様子をMIRAIはスマホに収めていた]

カク あえて即復帰要求をすると!? 年末以降、自身の思いを外に出されているように見受けられますが、そういう姿勢が挑戦にたどり着いたのでしょうか。
MIRAI はい、昔だったら「赤に行きたいな、でもボジラ(との挑戦者決定戦)に負けてるしな」みたいな感じで止まるだろうから。でもそれでも行こうみたいなのは「やっぱり気持ち出していこう」っていうところからですね。あと奈七永さんがみんなのことを気にしているような方なので「大丈夫?」って声をかけてくださったり。どんな話をしたかはナイショですが。
カク ワールド一本のところではありますが、なんと他のタイトル戦に挑戦する、有名っぽい選手が。
MIRAI はい(笑)。
カク マリーゴールドに入りましたが、今日の会見でグランドスラムを口にしていました。
MIRAI 最初の入団会見から口にしていますね。MIRAIがワールドを獲って受けて立ちますよ。スターダムのときは、だいたい言われるのが、「麻優さんに似ている」「小波さんに似ている」どっちかをよく言われてました(笑)。
カク 後楽園での奈七永選手vs.岩谷選手の一戦は御覧になっていた。
MIRAI ひとつ前の試合だったので、ダメージ回復させつつバックステージのモニターで。MIRAIの目標にする試合というか、やられても立ち上がって、それでお客さんもガンバレってなって、一緒に闘っているみたいな。リング上だけでお客さん置いてかれてる試合とかあるじゃないですか。そういうのがなくて、お客さんも引き込んで一緒に闘ってる感じがすごくするので。でもめちゃくちゃゾンビじゃないですか(笑)。
カク はい、確かに。
MIRAI 自分の目標をする試合をやってる選手って感じしますね。この前の試合は特に。
カク 当日応援するMIRAI選手のファンにメッセージをください。
MIRAI いつも期待させていいところで負けちゃうから、そこはごめんなさいなんですけど…でも今回こそは何があっても絶対にワールドベルトをもぎ取るので、ぜひ会場に来て声援で一緒に闘ってほしい。MIRAIがワールドベルトを巻く姿を見に来てほしい。そして、これからもついてきてほしいです。
カク (通りがかったビクトリア弓月に)どうですか、このまっすぐさ。
弓月 MIRAIさん…ちょっとズルいですね(笑)。
[10日の大阪大会でも前哨戦。この日はMIRAI組が勝利となるが両者とも「やり足りない」。5・24代々木に向けて林下とMIRAIが健闘を誓い合った]

(全対戦カード)5月24日(土)国立代々木競技場第二体育館
■マリーゴールド1周年記念&高橋奈七永引退記念大会~Marigold SHINE FOREVER 2025 A Glorious Celebration
日時:5月24日(土)14:30
会場:国立代々木競技場第二体育館
※レッスルユニバースPPVで独占生中継
PPV情報 5月13日(火)12:00~販売予定
[マリーゴールド・『マッスルバージャパンpresents マリーゴールド1周年記念大会 SHINE FOREVER 2025 〜A Glorious Celebration!〜』 | 生配信・見逃し配信 | WRESTLE UNIVERSE]
・通常価格 4,400円
・レッスルユニバース会員 3,200円
<第1試合/心希デビュー戦>
心希 vs 桜井麻衣

<第2試合/8人タッグマッチ>
ちゃんよた&山中絵里奈&咲村良子&橘渚
vs
野崎渚&松井珠紗&CHIAKI&メガトン

<第3試合/天麗皇希復帰戦>
天麗皇希&田中きずなvs 後藤智香&勇気みなみ

<第4試合/団体対抗戦5対5イルミネーションマッチ>
翔月なつみ&石川奈青&ハミングバード&瀬戸レア&南小桃 vs 川畑梨瑚&Maria&宝山愛&暁千華&彩芽蒼空

<第5試合/団体対抗戦>
山岡聖怜 vs 彩羽匠

<第6試合/スーパーフライ級選手権試合>
〈王者〉ビクトリア弓月vs 〈挑戦者〉岩谷麻優
※ビクトリア弓月は4度目の防衛戦

<第7試合/マリーゴールド・ワールド選手権試合>
〈王者〉林下詩美 vs 〈挑戦者〉MIRAI
※林下詩美は3度目の防衛戦

<第8試合/高橋奈七永引退試合〜forever Passion〜>
高橋奈七永 vs 青野未来
















